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八段坂奮闘記3 vol.17
2016-11-11 15:00110ptいよいよ明日12時からは雀王決定戦最終日!http://live.nicovideo.jp/watch/lv280748917日本プロ麻雀協会チャンネルにて終日無料でご覧いただけますhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv281273738雀王決定戦ダイジェストは今晩21:00(録画)より放映されます。お楽しみに~さて何を切りますか? 打、ヘッド固定のくっつき待ちが最強と信じていた時代が僕にもありました。13種39枚、テンパイの受け入れ枚数だけなら確かに打が最強です。平面の何切るならそれが正解でも構いません。しかしこの状況は違いますよね?こうすると 11種32枚、打よりも受け入れ枚数は少し減ってしまいます。リーチに押し返す場合は好形テンパイ率を重視せよ打は 打は しかし2面以上のテンパイに限っていえば打が打を逆転します。リーチのめくりあいは勝率重視、待ちが多い方が -
八段坂奮闘記3 vol.16
2016-11-10 15:00110pt(牌図A)あのリーチに7pの危険度がどれほどのものかといえば通常の宣言牌の筋よりも比較的高めといえましょう。これは説明不要かと思います。カウンティングの大切さについては当ブログで何度もお話しているかと思います。特に終盤、この技術の差が明暗を分けるといっても過言ではありません。カンチャン待ちを疑うならカウントせよ! この場合、8pは場に全て見えていました。つまり懸念されていたカンチャン待ちの可能性はありません。(牌図A)の時点でカウント済みであれば、4pを仕掛けて打7pと勝負出来たわけです。これは8pのカウントが1巡遅れて一瞬テンパイに取り損なったA級ミスでした。天鳳は時間制限があります。少ない時間で正着打を導き出すためにはカウンティングの技術向上は必須、3枚打たれた時点から意識しておきましょう。洞察力の大切さ数牌のカンが入ったときは周りの動向も気にしましょう。これは北家が7pをカンして2m -
八段坂奮闘記3 vol.15
2016-11-08 15:00110ptプロ公式戦と鳳凰卓の大きなギャップは仕掛けの質にある。どちらが良いとか悪いとかいう話ではなく、打ち手の打牌選択傾向の話です。例えば上家の仕掛けは發ポンからのカン4sチー打東でした。巡目が早いとはいえ、カンチャン残りで役牌を仕掛け始めたということは――・2フーローでテンパイこれはリャンシャンテンですので愚形残りでも仕掛ける人も多いでしょう。・ドラ2以上内蔵ドラがだとして、これも仕掛けるかと思います。ではこれがドラ無しだとして、ここから發を仕掛けるかといえば――
プロの公式戦で仕掛ける人はほぼ皆無で鳳凰卓だとかなり多くの人が仕掛けるようなイメージです。誤解のないよう念を押して言っておきたいのですが仕掛けるのが良いとか、仕掛けない方が良いとかいう話ではありません。だだ天鳳においては仕掛けの評価を見直すこと。自分のイメージよりもワンランク下くらいの評価にしたほうがうまくいくと思う。仕掛けが多いのは -
八段坂奮闘記3 vol.14
2016-11-05 12:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv279906403雀王決定戦3日目、開催中です!(牌図A)打9mのダマテンです。このような微妙な手牌ではハーフウェイに取ることが多い。ハーフウェイ = 押しと引きの中間 ということです。何事も無ければ渋々ダマテンで勝負を続行します。しかし今回は一人ぼっちのラス目対面が2連続無筋で進撃気配です。こうなってくると天鳳では親が勝つも良し、ラス目が勝つもまた良しです。よってここは打2s。迷うことなく迂回を選択します。(牌図B)更に進撃を続ける対面、ここで上家から出た6mは鳴いてテンパイに取るのが普通です。しかしこれを仕掛けてテンパイに取ると、何か良くない未来予想図が見えてきませんか?しかも5mと7mはリーチに対する安全牌候補NO.1、NO.27mは筋であり、5mはリーチ宣言の字牌を挟んだマタギ筋です。※参照記事 システマチックベタ -
八段坂奮闘記3 vol.13
2016-11-04 15:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv279906403明日は雀王決定戦3日目12:00スタートです。実況:松嶋 桃、柚花 ゆうり 解説:来賀 友志、多井 隆晴、仲林 圭これまでのポイントはこちらです。 応援よろしくお願いします!!ここで西をポン。仕掛けるとアガリ速度は格段に上がりますので悪い仕掛けではありません。むしろ基本はポンなのですが――巡目によってはドラ3sと赤5mの両使い。または門前リーチを狙ってみるのはいかがでしょう? こうしてくっついたら打7p、さらに5mにくっつけば打西。この巡目であれば、まだまだ門前リーチだって十分に見込めます。速度を遅らせると打点が上がるアガリまでの分岐は無数にあります。毎回最速のアガリだけを目指してはこの感覚はつかめません。時と場合に応じて違う選択肢も試してみましょう。特にトップ率が低く、改善したいと思っている方におすすめし -
八段坂奮闘記3 vol.12
2016-11-01 15:05110pt本日より第17回モンド杯放映開始です! ※参照記事17時からはマーチャオ川崎におります。お時間のある方は是非!先月は酷かったな・・・・今月は少しづつ修正していこうと思います。ここからのアガリは少し難しいかといったところ。 ならばベタオリ? いやここから対面に対してベタオリを開始しては、両脇からリーチが入った時に困るかもしれない。対面が安そうだったので―― あ・・・・こういう打牌は普段からやっているはず。放銃したから 軽率だったかー! と反省するのではなく、ホンイツのヒントがあったかどうかを後で確認するようにしています。白ポンがこのタイミング。4巡目、何も動きがない場況で初牌のドラ1pよりも、2枚切れの發を残したということは――形が既に決まっているということでしょうね。2フロー目はポン打。では2シャン時の手牌の再現をしてみましょう。if 安手だとしたら
既に形が決まっていたとした -
八段坂奮闘記3 vol.11
2016-10-31 15:00110pt終盤の3人無筋は要チェック例えばこの9pは他3人に対して無筋の牌です。序中盤はダマテンのケアはしませんが、終盤のこういった情報は要チェックです。対面の4pは自分に対して、南家に対して、北家に対しても無筋です。終盤の3人456無筋は要チェック先程の9pとは無筋の質が違います。果たしてこの4pが非テンパイから放たれるものなのでしょうか?※八段坂奮闘記は鳳凰卓向けの考え方を提案しています海底です。これを切るか切らないかと判断する前に対面は絶対にテンパイしている という前提を外してはいけません。この前提抜きに打牌を判断するのはただの甘えです。考察します。数ある無筋の中で4sだけは通りそうですね。あの巡目に北家から打たれた4s if 4-7s待ちだとしたら?役がなくても仕掛けて形式テンパイに受けそうです。ということで残る濃厚な無筋は――3-6m 4-7m 2-5p 3-6p 5-8p 5-8s致命傷 -
八段坂奮闘記3 vol.10
2016-10-30 15:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv280050172本日の生放送は先週に引き続き、雀王決定戦の感想戦をやります。お楽しみに~。さてみなさんは何を切りますか? 理由も添えて考えてみてください。基本は5ブロック打法。カンチャンを払うかトイツ落としです。基本をしっかり理解した上で、ここは応用の6ブロック打法です。この巡目であれば――最速テンパイを狙うのではなく打点を狙う7sを引けば南のトイツ落とし。字牌が刻子になればカンチャン落とし。両面が埋まったら・・・その場合はカンチャン落としのほうが多いかな?手役、打点狙いの天秤にかけるといった感覚です。門前進行狙い、序盤の選択において6ブロック打法はよく使います。仕掛けるつもりがあるなら5ブロック打法は徹底するただし仕掛ける気があるのなら5ブロック打法、カンチャンを払ってください。門前の完全イーシャンテンより仕掛けの完全イ -
八段坂奮闘記3 vol.9
2016-10-27 12:00110ptこのあたりから完全に縦を意識します。3者から打たれている3s。2s、4sあたりはかなり縦引きの狙い目となります。浮いてるドラを使い切ることを考えたら、縦系の手役狙いがベストかと。このように全然うまくいかないこともしばしばですが元よりアガリも打点もさほど期待できない手と考えれば割と諦めもつくものです。牌理的には打7pですが、これも縦を意識すると打7s。横伸びよりも縦に期待。そう考えると重なりや鳴きやすさの優劣で7pを残しそうですよね?これも縦。真っ直ぐ進めてもアガりにくそうかつドラが浮いている牌姿では、このように積極的に狙っていきます。この選択のメリットは、このようにうまくいかなかった時でも比較的安全度の高い牌を手の内に残しておけることです。先制は難しそう、打点が期待できない、ドラが浮いているような手牌なら攻防一体、思い切って縦を狙ってみるのもひとつの手段かと思います。縦を狙う感覚は「ダメ元 -
八段坂奮闘記3 vol.8
2016-10-26 15:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv279894117本日の対局希望者は13名でした。sandiris あたし疲れた cloowdo抽選の結果、本日の対局者(敬称略)はこの3名です。よろしくお願いします!残り400点の上家が3フーロー。リーチがかけられないとあらば、なりふり構わず来そうな状況ですね。4枚になってから加カン。4sを手出し、更に4pを手出しです。 打 → ツモ →打打テンパイから打待ち変え。あまり深くは考えませんでしたが、大体こんなところだろうと。深く考える必要はないと思ったのは、安そうだし、自分がアガれそうだからです。対戦相手をリスペクト6p引きカンチャン変化だったか・・・ この放銃にも反省点はありますが他の反省材料は、4-7sが簡単に脇から打たれるだろうと思ってしまったことです。確かに自分の河を見るとソーズの染めにも見えなくない。ラス目の現物待
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