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リーグ戦の思い出
2020-12-21 18:00110pt3着目で迎えたオーラス、トップは遥か彼方で親番2着とはマンガンツモでギリひっくり返る状況だった。自分は高めタンヤオイーペーコーのイーシャンテンとはいってもという頼りの厳しい素材。この局で終わりだと思うと突っ込むしかない、と思った。なにせラス目は箱を割って、3万点近く離れているのだから。 ポン ドラ16000―― ラス目の仕掛けに初牌ので放銃した。順位点と素点含めて32ポイントの損失、いや違う、それだけじゃない※最終節開始前のスコア 13位以下が降級この時のラス目は現雀王である 矢島亨最終節に同卓で熾烈な残留争いをする相手だった。失ったのは32ポイントではなく対矢島と換算すると64ポイントの得失点差なのだ。スコアは額面通りの差ではない2000点差と5000点差では逆転できる条件、選択する手段がかなり違ってくる。2000点差なら仕掛けることが出来る役牌も5000点差では仕掛けることが出来ない -
Q&A
2020-12-20 12:00110ptQ・先制愚形リーチはドラ待ちでも打った方がいいですか? ピンズがちょっと良さそうなのでテンパイ外しのほうが若干良さそうな気がします。まあでも互角くらいでしょうか?Q・ホンイツはやりすぎですか?2000点アガるでもまだ勝算あるがもちろん8000の方が嬉しい。勝負を後回しにするかどうかの問題 打点を門前リーチに求めるかそれともホンイツに求めるかの比較だと思います。第1打はで良いですが、ここはを切りたいですね。ホンイツにするなら役牌+赤でマンガンですから役牌の孤立は価値が低そうです。次ツモでピンズかマンズの両面が出来たら打で門前リーチ狙い、引けたソーズによってはホンイツも残す。あの巡目にが鳴けたら打としてホンイツへ向います。Q・対面と上家にも危なすぎてケイテンのチーを取らなかった これは無理そうですね。ノーテン罰符も痛いですが放銃して次局に本場と供託が消えてしまうのも痛すぎます。Q・2mも危ない -
ⓝSuphx学ぶ危険度の比較
2020-12-19 12:00110pt
このたびSuphxは天鳳でプレーを再開させていただくことになりました。教師あり学習と強化学習のアルゴリズムを用いて明日(12/18)よりスタートします。天鳳のあたたかいご支援と、これからまた天鳳でご一緒するみなさんに心より感謝いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
― Suphx (Super Phoenix) (@MSuphx) December 17, 2020
なんとⓝSuphxがプレーを再開しています。教師ありの学習 ← とても興味深いですね。 今日の記事は上のような牌姿で安全牌が1枚しかないから渋々プッシュ!と考える人におすすめです。対面のリーチに1牌切り番です。何を切りますか?ⓝSuphxがの選択は打が先に切られているのでは比較的安全度が高いということですね。との比較ですが両方ともカンチャン待ちは無さそうです。ならばペンチャン待ちの差分打のほうが安全では? と思うじゃな -
【Mリーグ】コバゴーのバランス
2020-12-18 13:00110pt下家の沢崎プロがリーチ。小林プロは上家から打たれたをチーして一発を消し、形式テンパイが取れますが――小林プロの選択はスルー。ちょっと意外でした。コレハマダアガリガネラエルノデ確かに、場に1枚切れのは言わずもがなもリーチ者の現物かつ、場況的に良さげな牌です。小林剛は打点が低いのか?そのようなイメージが付いてますが平均打点は6449点と、そこそこ高いです。※参照 Mリーグ成績速報むしろ1000点、2000点も積極的にアガリに向かう割に、この平均打点ということはマンガンクラスのアガリも積極的に狙っているということですね。お、狙い通りをチーしてテンパイに――と思いきや、チーしてテンパイ取らずの打でした。オヤノヒサトプロガイヨウナカワデオシテイタノデなるほど、沢崎プロのリーチだけではなく寿人プロにもが切りづらくてこう受けたということですね。あああああああイヤ、テンパイニトレタノデナイスツモデスネそ、 -
【雀魂】天鳳位との遭遇
2020-12-17 12:00110pt下家のプレイヤーは・・・・そう、天鳳位だ(以下太と表記)ヤツには直対でポイント運搬している記憶しかない。お、と思ったが、ラス率の差がえげつないぃぃぃぃ一矢報いたわ・・・ でも通算は明らか負けてるよねwというわけで 天鳳の敵を雀魂で討つ やりましょう!その前に告知を なんとW天鳳位の思考が聞けるYoutubeチャンネルがあるらしいぞ? 興味がある方は是非!太はチーして打、を切ってあるのに間に1牌を挟んでなおを引っ張ったということは――のターツが残っている そう、誰しもがそう読む。ちなみに僕もこの時まではそう思っていた。お次のシーンはツモ切りだった。この情報でわかることは――のターツが残っていない だ解説すると、もしもと残っているならは必ず空切りするからだ。なぜならそうしたほうが単純な両面ターツ落としに見えるだろう。ピンズの染めに移行したようにも見せることができるからだ。そうとも限らないじゃな -
Q&A 作戦ミスは後のリスクを高める
2020-12-16 12:00110ptQ・放銃さえしなければほぼラスらないポジション これを考えながら12巡目僕は切って放銃しました そこまでアガりそうな手配じゃないから我慢した方がよさそう で回りながらケイテンもとれるかも それでも体が勝手に動きました こんな勝手な動きでいつも損してます 例えば序盤で手拍子で字牌切ってアガれなくなることも多々あります このような染み付いたパターンからなんとか脱出したい どうすればいいでしょうか? お答えしましょう。この局に限っていえば明らかに道中が悪いです。序盤の作戦ミスは後のリスクを高めるまずこの牌姿を見てどのような作戦を立てましたか?門前リーチですか? タンヤオですか? ピンズの一通ですか?僕ならこれはホンイツです。はぁ? と思うかもしれませんがガチです!だってこれはまともにアガれそうにないじゃないですかだから比較的安全度の高い字牌を保有できる手役を狙うのです、ここでは将来全員に危険そう -
新八段坂奮闘記3 vol.19
2020-12-15 12:00110pt昨日 守備意識とは何か という記事を書いた。書いたということは当然自分も意識してるということです。スリムにするのも守備意識のひとつアガリやすさ重視も守備意識のひとつ危険牌先切りも守備意識の一つ天鳳を長いこと打ってて、今までもずっとこうした選択を取り入れようとしてきたのですがどうもうまくいかない。それどころか逆に成績が悪化する始末でした。たとえばこの選択。打点に全振りしてを残しここからピンズを切っていたような時期もありました。打点を意識したら打点のほうに寄せすぎた打点を意識したらホンイツしか狙わなくなるアガリやすさを意識したらホンイツを全く狙わなくなるそうじゃなくて――両極端な選択ではなく中庸な選択を意識するここでは一旦を切りますが次の巡目くらいはソーズがうまく鳴けたらホンイツへこの巡目はどうだろうか? まだ間に合うような気がする・・・ けど――アドリブを利かせ!極端にどちらかに寄せるのでは -
多井最強位の話
2020-12-14 17:00最強戦ファイナルの決勝、オーラスのシーンです。全員が優勝を狙っているという前提で考察しましょう。下家の新井プロは多井プロからの5200直撃、あるいはハネマンツモ条件。ドラ含みのカンチャンターツを払っていることから、おそらくマンズの染め手が本線。対面の井上プロは国士無双狙いからのベタオリをしている模様、次局に期待といったところか。上家の本田プロはチーからのトイツ落とし、タンヤオっぽいですね。残りの牌姿はマンズとソーズで多く構成されているのではないかと予想できます。が4枚切れです。新井プロはピンズを持っていない。井上プロも後からピンズを引かされた可能性はあるがほぼ持っていない。本田プロも大体マンズかソーズでしょう。つまりピンズ待ちは、どちらに受けたとしても絶好の受けに見えますね。見た目の枚数は3対3、完全に互角です。さて、みなさんはどちらの待ちでテンパイに受けますか?多井プロの選択は打でした。 -
【Mリーグ】守備意識とは何か
2020-12-13 12:00110pt小林プロの選択です。この牌姿からをチー、タンヤオに向かいます。スリムにするのも守備意識のひとつ秀逸なのはこの選択。下家から打たれたをスルーしてを引くと目一杯に構えずにを切りました。シャンテン数の数だけ安全牌を持つこれがコバゴーシステムですね。こうしてスリムにしておくと、安全度の高い牌を持ちながら進行できるのはもちろんのこと手出しをしても進行速度が読みにくいですしもしも待ちになった時は強い待ちになるのが利点です。ドラを引いてやを手出ししつつで「マンガン」と言われた日には発狂したくなりますね。朝倉プロの選択。引いてきたドラを――アガリやすさ重視も守備意識のひとつこれはなかなか真似できないのではないでしょうか?マンガンチャンスを放棄して2000点のテンパイですからね。しかもあの場でもし裏目を引いたとしたら――アンチ共の怒号に、メンヘラが加速してしまうのは間違いありません。全体的に速度感がありそう -
真面目過ぎると損をする?
2020-12-12 12:00110pt今日の記事は別にエールというわけではなくただ自分が書きたくなったから書いただけのものです。何のことかわからない人はゴメンなさい。麻雀の強者って、今までなまじ勝っているものだから自分の感じたことが絶対に正しいと思いがちなんだよね。でもいつか強烈なダウンスイングが来るとそれが勘違いだったということがハッキリとわかってしまう。誰しもがそう、僕だってそう稀にメチャクチャ鈍感な人だけ勘違いを続けるわけだけどそういう人は幸せだよね。羨ましいわ。麻雀の強さとは相対的な強さ対人ゲームだから「相対的に強い」っていうのはあるよね。初心者だらけの卓に放り込まれたら僕だってガチで圧勝しますわ。降段前の半荘、間違ってトップ獲った人の視点で牌譜を全部みたけど、七段R2100のプレイヤーでも普通に強かった。降段した半荘も、トップの人は非の打ちどころはなかった。ツイていて偶々粗が出なかっただけかもしれないけれど鳳凰卓は相
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