• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 14件
  • 「いまDC、聴きに行くよ!」

    2018-03-30 08:00  
    さっきニュースクール時代の先輩のドラマーの方から「いまDC、聴きに行くよ!」とメールが。よし! 頑張るぞ。1時間後にリハ開始。ぴはマネージャーさんとDC散歩中です。
  • ハーレルヤ、ハーレルヤ

    2017-12-16 09:12  
    今年もメサイヤの日がやってくる。ハーレルヤ、ハーレルヤ、楽しい季節の大事な催し。リンカンセンターにて。休憩時間なんと元クラスメイトのマシューと遭遇。マシューは東京出身。インターナショナルスクールからニュースクールへ。一気に時間が学生に戻る。
  • ブルックリン物語 #44 水星の逆行する月に乙女座はどう動けばいいか? 前編

    2017-09-07 18:00  
    220pt
    「Senri、予定を間違える人が急増する水星の逆行が8月13日から乙女座でスタートします。この水星は9月1日にしし座に戻ったのち、5日に逆行を終えます」 
    こんなテキストがNYの友人から入る。そうか。僕が9月6日生まれの乙女座だからだ。ため息混じりにスクリーンを閉じ、予定より早くラガーデイア空港に車が着きそうでホッとして外を見渡した。よかった。まずは逆行の影響なしに無事に空港に着いた。
    今回の旅は全くのプライベート旅行で、ニュースクールで同期だったドラマーでありシンガーソングライターのミッチの結婚式に出席するためオレゴン州、ポートランドを目指す。ぴも一緒だ。
    初夏にぴがケアドッグの審査をパスしたので、ワシントンDC「ブルーズアレー」への旅あたりから、乗り物に乗るのにお金がかからなくなった。彼女が僕と一緒に生活行動を共にしてくれることによって、僕の精神的なバランスが一定に保たれているのだとい
  • 9番目の音のCDがでますよ

    2017-09-06 10:07  
    今まだ外でも9番目の音のCDがでますよ帰宅後リンクするね今すぐ知りたい人はtwitter かfb か ぴの耳より情報へ
  • ぴの耳より情報 (9/6) 今日は何の日?

    2017-09-06 10:00  
    こんにちは、ぴーすです。
    今日は何の日でしょう? 黒 (9・6)の日?  
    さあて、今日はお知らせが5つありますよ。
    1) ぴーすからの「突然の贈り物」動画がアップされています。動画のタブをクリックしてみてくださいね。

    2) 『9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学』に登場するスタンダードナンバーがCDになります。アルバムタイトルは『9番目の音を探して 大江千里のジャズ案内』(CD2枚組・4,000円+税)。「ワルツ・フォー・デビー」「セント・トーマス」「星影のステラ」など全23曲。なんと、大江千里の朗読トラックや書き下ろしエッセイも収録!! 
    https://goo.gl/mxuQQm
    ジャズの音を手にいれるために切磋琢磨したニュースクールの日々。見失いかけた夢へ導いてくれたのが、ポップで王道のスタンダートナンバーでした(詳しくは本を読んでくださいね)。
    https:/
  • 今発売中のもの

    2017-07-18 15:07  
    今発売中のものですがこんな感じで掲載されています。ニュースクールはちなみ2年ではなく4年制ですね。
  • ブルックリンでジャズを耕す (3) A♭ TAX RETURN 前編

    2017-05-18 18:00  
    220pt
    アメリカにも日本の確定申告のようなタックスリターンという申告の時期が、毎年年明けにやってくる。 小さな会社のCEOとしては一年で一番緊張する時期である。今年は仕事量も多かったが結局$7,000.00ほどの大赤字だった。
    「収入自体は非常にいい感じなんですよ。5年目にして好調です。要するにかかりすぎた経費というのは交際費(外食費)です」
    ここ数年、PND RECORDSのTAXをやってもらっている会計士は こう言って笑う。「そりゃ、僕自身も僕に関わる人も楽しんで仕事したいですからね。ツアー先でもNYでもけっこうな回数、外へ食べに行きますもんね。贅沢しすぎちゃったかな?」
    「それは必要経費です。じゃないとクリエイティブな発想は生まれないです。支出を緊縮するとか一切考えないでください。それ以上に本筋の音楽を頑張ればいいわけだから」
    「それはそうだ。なるほど(自分に都合いい部分だけを拡大し頷きながら……)」
    お金のことを抜きに僕の「第二の人生に於けるジャズ」は語れない。日本では最初の大学生であった23歳でデビューし、25歳の時に3枚目のアルバムでブレイクし、オリコン上位に入る。その後キャリアに若干の浮き沈みはあったものの、総じてお金に頓着せずに音楽に集中できた恵まれた環境だった。
    しかし第二の人生、ニュースクール時代の「ジャズ山のお猿さん」は、正真正銘の一学生だ。最初の大学の時みたいに親が授業料を出してくれているわけでもなく、自分でハンドルせねばならない。恐ろしい勢いでお金は減る。生きて行く上で当たり前に必要な「お金」をどう捻出しセーブするか。日本の銀行に若干ある貯金を、なるたけ当てにせず減らさない。それはこの先のクライシス、いざという時のためにとっておく。印税も使わない。学生生活4年半はツアーをやるとかアルバムを出すとか全くないので、無生産(無収入)状態だ。もしも万が一何か曲依頼の仕事が来たら学校の宿題の間に全力でやろう。でも書く仕事はすぐには入金がない。早くても1年後だ。現金がモノをいうアメリカ生活では、銀行の残高がいる。まずは日本の銀行から数年困らないだけの額を移動させねばならなかった。

     A♭ TAX RETURN  前編 お金に関する腐心。もしや音楽人生を組み立て直す自分にとって、これは前向きな新しいビジネスの始まりかもしれない。そう思った。学びによって無形の財産を体や頭の中に入れていく過程に於いて、内面は充実すれど学費などの支出は底なし沼。おしなべての経費を節減しつつも必要最小限の経費をどこで厭わないようにするか。心のPROFIT AND LOSS(利益と損失)を管理し、数年後にいかに意味のあるものに変えてゆくか。自分への投資と管理の「飴と鞭」。「ジャズをやるのはいいですよ。しかし今の収入の、下手すると100倍違う生活になるんですよ?」心配そうにそう当時マネージャーに言われ「なんて不穏なことを言うのだ。誰もやったことがない名曲や名録音や名パフォーマンスを生み出せば、お金は後からついて来る」そう言い返したいのをぐっと奥歯で噛み締めたものだが、いざ学費の領収書に直面すると想像していたよりシビアな額で生々しい。このぬるぬるしたお金の現実をどうやったら陽転させることができるのか? 人生の再構築は「これ」にかかっている、と思った。ニュースクールの同期の友人はレストランや楽器店でバイトをしたり家庭教師をしたり、それ相応に生産している。僕も最初の大学時代はやった。英語やクラシックピアノを教えたり郵便局や工事現場で働いたり。月10万以上の収入があった。これを音楽資源にしていた。だからデビューに際して事務所に所属した途端、育成アーテイストという形になり収入がほぼ5分の1になったのだから困った。レコードを買うのも電車に乗るのも細かく事務所にレシートを出して、なるだけ必要経費で賄えるよう苦心した。
    アーテイストとしてオリコン上位を連発していた時でさえ、「大切なのはいい曲を書いていいライブをやることで、副業とか不動産とか絶対にやっちゃいけないよ。その時点で本筋が衰える」「せこい税金対策とかもダメだ。きちんと税金を払うからこそ心が晴れて余裕が生まれるのだから」と音楽のメンターに諭された。諸説あるだろう。が、全身全霊で音楽に取り組む結果がお金を生む。僕の仕事の流儀だった。
    アメリカにわたる直前は、自分史上バブルの頂点だった。自己レーベルを作り、ソニーの中にいながらしてインデイペンデント感覚で仕事をするようになったこの頃、バブル時期のごっそり入ってごっそり出てゆく生活よりも財は膨らんでいた。200平米のアパートに住み、タクシーを天井知らずに使い、夕食を毎晩外で食べ、ワインのボトルを開け、海外へ自由に行き、服やCD、機材や家具、車も赴くまま買い揃える。そんな日本経済を潤わせる支出の多い生活を、地に足をつけた堅実生活に戻す。切り替えるのだ。ある種の人間再構築。
    もし想像力がなければ沈没する。習慣とは恐ろしいもので「時間を節約する為にタクシーに乗る」「気分転換が必要なので海外旅行する」など「都合のいい理由」を見つけ出すには十分すぎる懐の大人47歳。どこかの国で災害があれば募金をポンと出し、通帳の残高など見たこともない。自分のやるべき音楽に没頭し、最高の作品を作ればお金はあとからついて来るというセオリー(思い込み)がどこかにあった。
    できるか?
     
  • ブルックリン物語 #18 My Favorite Things 「私のお気に入り」

    2016-08-11 18:00  
    220pt
    忙しいと口にすると心を亡くす。慌ただしいなどというと心はなおさら荒れてゆく。わかっているつもりなのだが、立て込んでくるとさすがにメールの返事やFBのリアクションは鈍ってくる。つい最近友達から「久しぶりにFBに記事Postしてたね。少しは落ち着いた?」とメッセージがきた。今時SNSの普及でどこにいても人の生活を覗くことができる。毎日投稿していた人がしなくなると、そりゃ何かあったかむちゃくちゃ忙しいのだとすぐわかる。もろバレだったのだ。反省。少しは深呼吸でもして外に出よう。というわけで今朝は、『Answer July』の配送しがてらユニオンスクエア界隈をうろうろすることにする。
    13丁目にある僕が卒業したニュースクールの校舎を過ぎ北へ数ブロック歩くと、17丁目の角を右折すれば左手に「ふたご」はある。店の前で従業員らしきメキシカンの男性が、二人でじゃれ合いながら楽しそうに掃除をしている。 もしかしたらランチはやってないのかな? ドアを開ける。お店の中には一目見て日本人駐在員だとわかるご夫婦が休日モードで焼肉を楽しまれている。よかった。案内されるまま深々としたソファ席に腰を下ろす。座ると対面のウインドーに肉を焼く時に使うプラチナトックのライブラリーが目に入る。明治神宮のお神酒じゃないけれど、常連、サポーターに敬意を表しているのだなということが伺える。なんだか店の雰囲気はオシャレなダイニングといった感じだ。
    とりあえず、急に口が日本で慣れ親しんだ焼肉モードになっていたので(どんな口だ?)、メニューを手にできた喜びで思わず自然と笑みがこぼれる。何にしよっかな?
    ふたごでやってらっしゃるから「ふたご」分かりやすい。店の厨房側の壁一面に描かれたふたご経営者のポートレート。焼肉の聖地、大阪・鶴橋で焼肉店を営むお母さんのもとに双子が誕生。そんな彼らが始めた「ふたご」は現在日本と海外あわせて40軒はあって、ふたごで世界中の厨房を点々と回っているらしい。
    早速オーダーしてみよう。
    「$19のカルビランチをいただきたいのですが、がっつり食べたいので追加の9ドルのカルビお願いできますか?」
    「うちのランチは召し上がったことありますか? こんな感じになっておりますけれども。(とメニューの中のランチのページを指差す)もしよろしかったら召し上がって見て、それでも足りなかったらその時に追加された方がよろしいのではと思うのですが?」
    なんだかとてもこなれていてありがたいのだけれど、焼肉新幹線モードの出鼻をくじかれたようで、ちょっぴり低速運転で悔しい。でも的確なサジェスチョンだ。
    「あ、わかりました。じゃあ、キムチの盛り合わせだけでも先に追加で頼んでおこうかな」
    「えーと、そちらもランチボックスのお写真ご覧くださったらわかると思うんですけれど、ボックスに既に入っておりますんでまずはそちらをお試しになって、それでもということであればその時にお考えになっては……」
    「了解です!」
    これでいいのだ。流れに乗っかるのが大事。とにかく大阪焼肉は目の前なのだ。
    ほどなくボックスがやってきた。中を物色してみるとサウザンドドレッシングがかかったサラダ、牛すじと大根の煮込み、それにあったあった、キムチのプチ盛り合わせコーナー(カクテキ、キムチ)&ナムル、炊きたてご飯の上にはマリネドされたフライドチキンまで、そして生カルビとしいたけと玉ねぎとパセリ。なるほど、これはお試しになってからでも遅くない立派なラインナップだ。
     
  • ブルックリン物語 #16 “Willow Weep For Me” 柳よ泣いておくれ

    2016-07-28 19:00  
    220pt
    夕方、バケツをひっくり返したような夕立があった。
    携帯のアラートが「Flood, Flood! (洪水)」と慌ただしく知らせる。
    パラパラ空から霰(あられ)が降るような音がして、デッキを打ち付けたかと思うと、開けっ放しにしていた窓を閉めて歩くうちに、窓の外は一気に水槽のような状態になった。
    中華レストランの駐車場に向かう諦めた顔の運転手たちが、天の恵みを浴びて空を見つめている。車道にはノロノロ運転の車が渋滞し、一気に点けたヘッドライトの明かりが左右に情けなく揺れている。
    このようなゲリラ豪雨が最近NYにも頻繁にやってくる。
    瞬間に降る雨の量が半端じゃないので、街の弱い構造が一気にむき出し出しになる。古い地下鉄のA、 E 、Cラインの構内に流れ込んだ水は、しばらくそこが通れないほど溢れたり、天井から水がポタポタ落ちてホームが分断されたり。とにかくひどい。
    途方にくれ全身ずぶ濡れになって平気で歩く人。買い物袋を頭からかぶり肩を抱き雨宿りにひょこひょこ駆け込む人。それらをあざ笑うように、雨はそこらじゅうにハネを豪快に上げて、隠れても隠れてもどこまでも追いかけてくる。まるで魔物のように。
    地下鉄の中で張り裂けんばかりの大声で泣きだす子供に遭遇することがあるが、まさにあの感じ。人前ならば親は自分を叱れないだろうという読みのもとに、とことんまで声を張り上げてみる。周りはみんなそれに気がついていて知らんぷり。平静を装っていることがまた彼の泣き声にスイッチを入れる。今日の雨もそんな利かん坊の体(てい)だ。
    さあさあ、みんなうろつき慌てふためくが良い。
    いったんスイッチが入ったらこの雨は止まらないよ。
    僕は普段から傘を使わない人なので、雨が降ると我慢強くどこかの軒先で雨宿りするか、意を決してずぶ濡れパターンで飛び出して行くかのどっちかになる。
    15丁目9アベニューのシェードに溜まった水が、雨宿りをしている人の目の前にザバッと落ちてくると「おおお」と一斉に声が上がる。街路樹の葉っぱは表も裏もなくシャワーで洗われ、枝の周りをぐるぐる回る。まるで「雨花火」だ。車道の隅には流れ着いた水が排水できずに渦を巻き、「にわか池」を作る。カッパを着て、その中を勇敢にざぶざぶ歩いている人もいる。諦めにも似た気持ち。しかしニューヨーカーは大げさで滑稽なこの雨を、どこか待ち望んで楽しんでいる風情がある。

    思い出したことがある。
     
  • 涙ちよちょぎれ

    2016-07-08 06:15  
    ALBUMの中のMischievious Mouse のシーン。ニュー
    スクールの後輩や同級生がいっぱい
    駆けつけて歌ってくれました。涙ちょちょぎれです。
    ありがとう。