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適正チェック2
2016-12-21 15:00110ptモンド杯 #8 予選第8戦 石橋 × 蛯原 × 木原 × 前田 以下の日程で放映中です! 本日はマーチャオ川崎店、今年最後の外出です(笑)お時間のある方は是非!昨日の記事の続きです。Q1・点数状況による押し引き判断が甘いQ2・場をよく見ていないQ3・一度押したら止まらないQ4・他人の捨て牌に興味がないQ1~Q4の診断結果、どれもダメダメのように見えますね。しかし今一度昨日の記事を見直してみてください。どれも致命的といったほどの選択ではありません。この役牌をどうするか。「鉄」とか「アルミホイル」とかいう人はよくいますがこの西を仕掛けるか?仕掛けないか? は、実はたいした問題ではないのです(牌図A)仕掛けると必ずしも守備力が下がるわけではない手牌が短くなってしまうと将来の放銃リスクは増えます。しかし相手のアガリを未然に防ぐのも立派な守備、放銃リスクを減らすことだけが守備ではないのです。手役を確 -
適正チェック
2016-12-20 15:00110pt<a href=本日の対局希望者は7名でした。抽選の結果対局者は――あたし疲れた 伊咲 まぁがりん(敬称略)です。よろしくお願いします!
今日はちょっとした適性検査をしたいと思います。どの問題にも深く考えず、パッと答えを出してみてくださいQ1・何を切りますか?切る牌が決まってから読み進めるようにして下さい。1sを選んだあなたは、点数状況による押し引き判断が甘い可能性があります。ここは天鳳の特上卓です。仮に6段のポイント配分ですと――トップ7500円獲得 2着3500円獲得 3着 0 4着12000円損失このようなレートで打っているのと同じです。上の点差と獲得できるポイント、下の点差と損失するポイント、それぞれ何点差で何ポイントでしょう? そのように考えられると押し引きの判断も変わってくるのではないかと思います。続いてはこの局面、 -
特南の歩き方
2016-12-19 15:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv285251831鳳南の歩き方 生放送version は明日火曜日21:00~です。URL http://tenhou.net/0/?C33950428ロビー番号 33950428参加資格・7段R2000以上のIDをお持ちの方エントリーフォームからお申し込みください。当選者は明日の記事にて発表します!
特南の歩き方index基本その83 序盤目一杯の法則この巡目でこの牌姿(牌図A)十分アガリは見込めると思います。十分アガリが見込めると思ったら基本は序盤目一杯です。特上卓でしたら何の工夫もいりません。たとえトップ目だとしても同じことです。もちろんアガリ目が薄そうな牌姿ではスリムに受けることもあるでしょう。そのそもアガリ目が薄いと感じているなら、この点数状況で役牌は仕掛けないですよね?テンパイを逃すリスクも軽くありません。序盤目 -
自分だけが勝ちたいわけではない
2016-12-18 12:00110pt絶対に勝ちたい勝負というのがあると思います。そんな時どのような気持ちで勝負に挑むようにしていますか?勝ちたい気持ちだけは他の人には絶対に負けません!対局開始前のインタビューある若手プロが宣言した言葉に少しだけ違和感を感じました。「絶対に勝ちたい!」という意気込みのあらわれであることは十分伝わる。しかしこれから対戦する相手の気持ちを少しでも考えたことがあるのだろうか。麻雀をやってきて嬉しかったこと、賞賛を受け名誉に思ったこと。麻雀をやってきて悔しかったこと、批判を浴び屈辱を受けたこと。親しい麻雀仲間や麻雀関係で知り合った縁者はどれくらいいるのか。お世話になっている先輩や慕ってくれている後輩はどれくらいいるのか。対戦相手がどのような経緯で麻雀を覚え、どのような人達と卓を囲んできたのか。また、対戦相手の勝利を願っている人はどれくらいいるのか。よほど親しい間柄でもない限り、対戦相手の対局に挑むまで -
九段坂奮闘記4 vol.9
2016-12-17 12:00110pt判断の優先順位は点数状況と牌姿今回の戦略のアップデート予定はこちら。通りそうな牌を切って粘ろうとせず点数状況△ 牌姿△ 以下なら徹底して完全にベタオリすること。東3局トップ目の親リーチ。ラス目とはいえ3着目とは超僅差。点数状況的には△ 牌姿的にはドラドラですが、巡目が早いことを加味しても△。ここは打2sで粘らず、徹底的にオリるようにするということ。そのかわり点数状況が○、牌姿が○なら猛烈プッシュ!(牌図A)放銃即死の局面ですが、牌姿は仕掛けも利くイーシャンテン。ここは打9pと迂回せずに打8mとすること。見るからにマンズは危険そうですが現状は3着目です。A・この局でツモられて終了するリスクB・次の局で手が入らず負けてしまうリスク8mで放銃するリスクを負って、AやBのリスクを回避すること。危険度よりもあくまで点数状況と牌姿による判断を優先するようにするということです。西家はノーテン濃厚、だとし -
九段坂奮闘記4 vol.8
2016-12-16 15:00110pt前回の九段坂奮闘記から14半荘打っている。その内訳が――1-2-4-7というわけで一気に降段近くまでポイントが減ってしまった。12/16 | 牌譜 | 鳳南喰赤 |http://tenhou.net/0/?log=2016121602gm-00a9-0000-c5df10b0&tw=23位 C:【罪歌】(-33.0) D:ぎん★ぎん(+10.0) A:いたヒロ(-49.0) B:愛内里菜(+72.0)今日は最後に打ったこの牌譜を元に今ある問題点の傾向と対策を考えていきたいと思います。
東1局親のカンは8巡目、イーシャンテン以上と見ていいでしょう。親の安全牌はそこそこ保有しているので無邪気にアンカンしているのですが――下家の仕掛けは6巡目にカンチャンチー。打点とシャンテン数は不明ですが、ドラが2つとも中張牌で1枚も見えていない。とすると、この牌姿ではどうだろうか?東2局リーチ判断。優劣は微妙 -
決定戦敗戦記
2016-12-15 16:20雀王決定戦19回戦(全20回戦)南4局オーラス親番。トータルトップは鈴木たろう。18回戦までのポイント差は165ポイント。たろうは現状箱を割っている。この半荘トップ目である角谷との点差は約20000点。つまりこの手を6000オールで仕上げられたら、トータルで一気にたろうと40ポイント差以内。つまり十分射程圏内まで詰め寄ることができるということだ。タイトル戦の決勝は今まで何度も何度も負けてきた。その負けパターンの多くが前半でビハンンドを負い、取り戻そうと無茶をして自滅するパターンだった。普段の麻雀だってそう。たとえ東場に大きくビハインドを負ったとしても――オーラスまでにマンガン圏内の差をキープできれば可能性は十分残る。最後まで諦めない姿勢とは――しゃにむにあがこうとする姿勢ではなく、最後まで条件を残そうとする姿勢だと思う。負けを挽回するため明らかに分の悪い勝負を繰り返すことはこのあと来るかも -
特南の歩き方 12月14日分
2016-12-14 15:00110pt特南の歩き方index基本中の基本 シンプルイズベストシンプルイズベストとは、必要な牌を残して不要な牌を切るということです。自分にとって必要な牌とは―― それを見極めるにはしっかりイメージを描くことです。「んー・・こうなったらいいなー」というイメージをしっかりと!絶好のツモです。イメージができていれば打牌はひとつ!ピンズの形がのならを切りそうですが、この形ならですよね?序盤は多少のテンパイロスには目を瞑りましょう。嬉しいテンパイ以外の受け入れは拒否したって良いのです。3s1枚程度のテンパイロスなら――ということです。この巡目ならピンズに手をかけたっていいと思いますよ~。打9mですね。1sを打ってもいいくらいです。この時点で狙いは一目瞭然。しっかりイメージしてくださいよ。イメージが描けていれば1sはツモ切りできるはずです。おそらく静止画で「何切る?」を出題されたら正解できる範囲の問題だと思い -
特南の歩き方
2016-12-13 15:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv284525927本日の対局希望者は10名でした。抽選の結果――sat-chan 乾紗凪 フレイザード (敬称略)対局者はこの3名です。よろしくお願いします!特南の歩き方index基本その245 門前のヘッド候補は2つに絞れ何を切りますか? 瞬時に思いつかない人はこのように考えましょう。この手のヘッド候補はです。ポンを考えないのなら、ヘッドの候補は2つまでに絞るよう考えてみてください。 そうするとこの3つの比較です。これだと両面になる分打が優秀ですね。この手牌のようにポンを考えるのなら打としても構わないです。門前進行の場合、シャンテン数を上げる抽選は1巡につきツモ番一回だけですので。コツを覚えたら簡単です。 の比較で――打が良いですね。両面が選べない場合は――1番良いと思われるカンチャンを固定してみましょう。ペンチャ -
九段坂奮闘記4 vol.7
2016-12-12 15:00110pt本日はマーチャオ千葉店です。お時間のある方は是非! ドラ南1局北家 2着と5700点差、34000点のトップ目 勝利条件はトップを獲ること。 3着目(22900点)南家のリーチを受けて何を切りますか?ちなみには両面ターツ落とし、少しチートイツっぽく見えなくもありません。雀王角谷の選択は打でした。特別受けに自信が持てそうな場況でもありません。みなさんはこれ打てますか? まだ粘るとしても初牌のではないですかね?2着以下が無意味な勝負。全員が確実に狙ってくるとすればこのリードは決して大きくない。ならばこのリーチは、捲られるピンチではなく突き放すチャンスと考えよう。余裕のある内にリスクを負って、将来確実にやってくるリスクを軽減させよう作戦。角谷雀王の意図はこうだったはずです。いや、それにしても・・・や、僕は打たないけどね(笑)ご存知の方も多いと思いますが、角谷雀王は当ブロマガ会員です。社交辞令かも
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