今日は21:00～特南ライブ配信をやる予定です。テンパイからオリる判断は、麻雀打ちにとって非常に難しく思えます。・テンパイからは大体押したほうが得だって幼少の頃から教わっているアガリの権利を放棄するというのは、かなり損な行為です。従って、覚えたての頃はこのように教わることも多くなるのではないかと思います。・ネガティブよりもポジティブのほうが勝ちやすいこれもざっくりとした見解ですが、見えない何かに怯えるよりも目の前にあるテンパイを優先すべきケースのほうが多いのも間違いありません。火力がもの足りないですし、２－５ｓが４枚見えですがそれでも打５ｍで追っかけリーチのほうが若干良さげです。少しでもマシな選択を積み重ねること自信のある待ちじゃなければ・・・　とか自分が圧倒的に優位な立場でなければ勝負できないようではダメなのです。牌譜絶対リーチというわけではなく、リーチのほうが若干有利という判断がポイン

今日の牌譜添削はKさんです。麻雀で新しい知識を得ると色々試してみたくなるものです。優先順位を考える事勉強熱心なのにちっとも上達しない人は新しい知識を常に優先順位の上位に置きかえるような傾向がありますね。最も重要な判断材料は何なのか？つまりどんな時でも基本が一番大事ということです。親リーチ相手に愚形１３００テンパイです。基本を問われれば勝負せずですよね。もちろん勝負することもありますが――もしも　２ｐが宣言牌だから３ｐは若干通りやすいので勝負したと考えたのなら、それは判断の優先順位が間違っていると言わざるを得ません。あの２ｐは手牌の関連牌である可能性は高いです。手牌の関連牌かつ、３ｐ放銃になるパターンは無視できるほど少なくないと思います。正直クリックミスかと思いましたが――どうやら違うみたいです。この形のリャンシャンテンでリーチに対して全ツするのは、明らかに基本から外れています。トップを競う

もしも高校野球児に「甲子園に行きたい！」と相談を受けたらどうしますか？　夢を後押ししますか？　それとも反対しますか？自分の意見に従わせたいとき、自分の主張を通したいときに「統計」や「データ」を使う人が多いです。例えば――全国の高校の数は４８００校、各開催５０校が出場できるとしたら甲子園の出場確率は約１％です。確率が低いので止めておきなさい。こんな風に説得されたとして納得する人がいるでしょうか？数字自体は間違っていないのですが、違和感を感じる人のほうが多いでしょう。正確な数字を知りたければ母集団の選別は必須そう、地方の山村にある野球部員が９人しかいない高校と甲子園出場歴多数、私立名門の強豪校が同じ確率のわけがないのです。チートイツの出現率は2.5%だから狙わないほうが良い。と説得されたら違和感を感じるでしょう。その数字は選別されていない全体の数字だからです。当たり前ですが道中０トイツの牌姿が

今日の牌譜添削はSさんです。何度か添削させていただきましたが以前よりもたいぶ見違えたのではないでしょうか？今日はもう少し細かくチェックしていきたいと思います。雀頭が無い牌姿ではのを引っ張りましょう。＋の受けと考えるのです。というわけで完全孤立のを切るのが基本です。ただしターツ不足の場合は、ターツの種としてターツになりやすい完全孤立牌を残すこともあります。雀頭の無い牌姿なのでを残しましたが、受けの良さは　＞　　＞　　ですのでこの場合はを切ります。でもこれは形の認識というよりも無意識のうちに外側の牌を通そうとする、Sさんの悪い癖だと思います。との危険度比較よりも、大事な大事なことがあるのです。４ｍではなく４ｓを切りましょう。この巡目に４ｓを打っておくと将来３ｓ待ちになった時の出アガリ率に差が出ます。そこまで差がつくか――　といえば大差にはなりませんが４ｍを残す価値も４ｓ残す価値も、自分にとって

牌譜今日の記事は、実戦でもよくありそうな反射の読みを解説します。他家の押しは超有力情報になるかも親リーチに今にも手詰まりしそうな手牌です。ｼﾇｰｼﾇｰ現在西家が頑張ってますね。はよ刺され　これが超有力情報になるかもしれません。きました！！　超有力情報です！この瞬間を待っていました。感動して涙を流しても良い局面だと思います。さて、何が超有力情報だと思いますか？　みなさんも１度考えてみてください。超危険牌後の現物手出しは、手牌の関連牌であるケースが圧倒的に多いもちろん浮き牌であるケースもありますがこの場合は６ｍを先に切っているので、浮き牌である可能性はゼロです（断言）ということは、西家の手牌にある関連牌は何でしょうか？５ｍがトイツだったケース、５ｍ６ｍとターツだったケース５ｍ絡みのメンツがあるケース。この有力情報を元にベタオリチョイスすると同じワンチャンスなら、現物のワンチャンスよりも無筋のワ

http://live.nicovideo.jp/watch/lv318436800本日は20:00～「熱狂！Mリーグ」　最終回です残念ながら、目標を達成することはできませんでしたので今回で打ちきりです。来期はまた別の事を考えたいと思います。過去放送は　youtube　のほうでご覧いただけます。Mリーグのレギュラーシーズンが終了しました。個人的には　凄く面白かった　です麻雀を通じてヒューマンドラマを観ていた感覚ですね。きっと「続きが気になって仕方ない」という視聴者の方も多かったのではないでしょうか？牌譜←クリックすると牌譜を見ることができます負ければ今シーズン敗退確定というオーラス。下家の滝沢プロは２副露目のポン打以降全てツモ切り。イーシャンテンでも全くおかしくないが、鳴かれる可能性がある牌がスルーされる毎に、テンパイ確率も徐々に上がってきたかというところです。一刻も早くリーチをかけたいは

牌譜オーラスの親番、トップまで６０００点差です。門前リーチだと届かない可能性があるので、中が出たら仕掛けて小三元を狙います。西家の打った３巡目の２ｐと５巡目の２ｐにラグが入ったんですよ。点数状況的に北家が仕掛ける可能性が無いので――西家のポンラグと確信し、門前リーチを諦めてここから仕掛けました。ちょっとズルい読み方ですが、こういう事態にもすばやく反応し、状況に応じてアドリブを利かせることも大事です。牌譜事前準備を徹底せよたとえばこの状況であれば、東家（下家）から出た９ｐは南家（対面）に鳴かれないようにポンしてインターセプトしてやろうとか南家（対面）から出た８ｓは絶対にポンしますよね？　トイトイ狙い？　いやいやｗ　オーラスですから、ポンして打９ｐのインターセプト狙いです。牌譜事前準備を徹底せよ事前準備は枚数のカウンティングからです。お、５ｍがこれで４枚見えましたね？　ということはですよ――放

渋谷アベマズは多井隆晴の４連勝、１０連続連対含む大活躍で、ファイナルステージへの進出をほぼ確実なものにした。多井隆晴の強さとは？こう質問された時、麻雀番組的には選手の特徴を掻い摘んで、例えば――攻めが強い　　　だとか守備が強い　　　だとか読みが鋭い　　　だとかメンタルが強い　だとかといったように紹介するのがベターであろう。でもね、麻雀が本当に強い人は、誰一人として例外なく――攻めが強く、守備も強く、読みが鋭く、メンタルも強いものなのです。麻雀の強さは総合力ですから！今日の記事は、そんな多井の総合力をほんの少しだけ紹介したいと思います。　

牌譜誰が切ったかわからないけど、手役確定の仕掛けにドラポンが入った瞬間です。ペンチャン外しが入って――をチーして打でした。ここで問題です。Q・上家の待ちを当ててくださいみなさんも１度考えてから読み進めてくださいね～正解は　わからない　です。意地悪な質問でしたか？　でも聡明な読者ならこう答えるでしょう。待ちを当てるのが読みの本質ではない　散々このブロマガで言ってきたことです。チー出しの跨ぎ筋は危険　これは説明するまでもないでしょう。しかしこのような仕掛けが入った瞬間、最低でも３つのパターンは思い浮かべてください。１・チー出しの跨ぎが危険なケース　　チー　→　打両面待ちだけではなく、跨ぎのカンチャン、シャンポン等も候補です。２・くっつきテンパイのケース　　チー　→　打チーが、食い伸ばしになるパターンですね。３・愚形フォローのケース　　チー　→　打こういったケースも十分考えられます。まずこの３つ

牌譜手出しツモ切りは覚えておくことが大事なのではなくその情報を有効活用させることが大事なのです。例えば東家の河を見てください。あれがマンズのホンイツに見える人はまだまだ修行が足りません。マンズが危ないは間違いないですが同じくらい危険度が高い牌はとです。絶対に覚えておく手出しは、ターツ落としとポンして打った牌例えば４巡目のが手出しだったとしたら、６巡目のが手出しだったとしたら、両面ターツ落としですのでホンイツ率が高まると思います。ポンするまで引っ張ったは何でしょうか？単純な浮き牌だったら、他の牌を残しそうなので関連牌がありそうです。というわけで、東家がホンイツじゃないのならこのプッシュ、十分見合う勝負になるのではないかと思います。ホンイツだったら渋々切りリーチですかねー東家のが関連牌だとしたら、とを既に切っているので、４枚目の残りが濃厚でしょうか？　だとしたらの危険度は高いのですが打点的に十