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記事 30件
  • 新八段坂奮闘記3 vol.42

    2024-04-20 12:00  
    50pt
    天鳳、鳳凰卓での打数も7863戦になる。実は僕の順位分布、天鳳民のくせに7500戦くらいまで3着よりも4着のほうが多かったのだ。3着の数が4着の数を上回ったのはほんの数か月前、つい最近の出来事だったのです。※参照記事・牌譜添削 手組の意識改革昔は僕も参照記事にあるNさんのようにもっと直線的な手組をしていた(+もっと押してたけどw)何度も何度も試行錯誤し、色んなプレイヤーの模倣を繰り返して、今のような打ち方に落ち着いたのだ。少しは天鳳が上達したのだろうか?それとも対戦相手の影響? いや、ただの気のせい?真相は未だわからないけど・・・残り800点、親番なしで迎えた南2局。3着目まで18600点差なら52001300-2600で点差を詰めても何とかなるかもしれない。でも今回は一撃逆転を狙ったほうが良い。1局のアガリ率が25%だとしても2局連続でアガリが発生する確率は約6%複数回のアガリで逆転を狙
  • 【Mリーグ】ネガティブな思い込み

    2024-04-19 12:00  
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    園田選手が即リーチしたシーンです。打でテンパイを外すMリーガーも多そうですが5200点の先制リーチ、打ったほうが良さそうです。堀選手から出たを――ポンしてテンパイに取ります。鳴かないMリーガーもいると思います。堀選手の大チャンス手を未然に防ぐアガリでした。佐々木選手のリーチ宣言牌を――チーしてアガリをものにします。多井選手の親リーチに対して――3連続無筋を勝負、追いついてリーチ一発ツモでハネマン、多井選手のチャンス手を潰します。自然な選択にも見えますが躊躇するプレイヤーも数多くいるはずです。自分のアガリによって相手のアガリを防ぐ 
  • 牌譜添削 天鳳七段 手組の意識改革

    2024-04-18 12:00  
    50pt
    最近行き詰まっている印象があり、打牌に迷いがあります。終盤の押し引きでは特にそう感じています。 客観的に牌譜を見ていただいて、私の強みや弱みを理解したいと思い、添削をお願いした次第です。
    今日の牌譜添削は十段達成経験もあるNさんです。健全な押し引きは健全な手組からそもそも難しい押し引きは熟練者がやっても悩みますし、難しいと思います。しかしNさんは――難しい押し引きになる状況を自ら作っている傾向があるのではないかと思いますというわけで添削します。添削というか僕からの提案です。この手牌の評価はどれくらいですか?7巡目、赤無しドラ無し役無しのリャンシャンテン、僕の中では相当評価が低い牌姿です。僕ならは切らないですね。どちらかのペンチャンを外します。評価が低い手牌でペンチャンを外す基準はどちらのほうが埋まりそうか? ではなく――たとえば親を警戒するならが現物だからソーズのペンチャンを残す西家、北家を警戒するなら、が現物だからピンズのペンチャンを残すといった感じです。こうなったらリーチでしょう。しかし、こうなるのを避けるように打つこともできます。 
  • 【Mリーグ】現実と欲望の間

    2024-04-17 12:00  
    50pt
    浅見選手がを切ったシーンです。くっつきに何ら魅力を感じないのでイーシャンテンに受けた方が良いと思います。松本選手のリーチを受けてオタ風のをスルー自風のもスルーします。点数状況的に、松本選手のリーチには向かいづらいですね。スルーは良いと思うのですが――なぜか2枚目のから発進します。特に状況が良くなったわけでもないのに??親番でドラ2のチャンス手です。浅見選手は打、僕は切りですね。ホンイツ狙いは悪くないと思うのですが――ポンから発進します。何ともアガリ率が低そうな仕掛けではないですか?競技麻雀打ちは赤有りが苦手?赤無しの競技麻雀に不慣れなプレイヤーは、高打点のファインプレイもありますがその反面、アガリを逃してしまって他家の高打点成就を許してしまうケースも多いですみなさんも心当たりはありませんか?浅見選手がを切ったシーンです。これは引きでも引きでもリーチを打つ構えです。好形リーチを目指すなら打が
  • 【Mリーグ】4/15のセミファイナル

    2024-04-16 17:00  
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    渋川選手の手牌進行です。のトイツ落としが既に目立っていますね。更に追い打ちをかけるようにドラ含みのカンチャンターツ落としです。以上のことを踏まえて何を切りますか?渋川選手の選択はでした。 
  • 【Mリーグ】熱量の話

    2024-04-15 17:00  
    50pt
    亜樹選手がを切ったシーンです。形の定まっていない良い手で目一杯に組むこれは良い構えですね。トップ目ということでかを打って安全牌を抱える人も多いですが――親番で勝負手、1手進んだ後の形が安全牌残しと比較して素晴らしいと思います。上家からリーチを受けとるやないけ!目一杯に組む&プッシュはワンセットになることが多いです。6巡目の打ちは覚悟の構え以前の亜樹選手には見られなかったプレイですよね。亜樹選手がをスルーしたシーンです。 
  • 熱量の差

    2024-04-14 12:00  
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    ※今日の記事は過去記事再掲です個人戦なら○○だけど、チーム戦だと××だよねという解説に違和感を感じます。選手は常に勝利条件を満たすために戦うもの累積したポイントは自分が積み重ねたポイントだろうと、他人が作ったポイントだろうと全く関係なく与えられた素材、置かれている状況の中で、勝利条件を満たす最適解を捻りだすのが選手の仕事でしょう。※2022年4月4日第1試合終了時残り5試合、サクラナイツはほぼ負けなしです。ABAMASも相当有利なポイント状況といえますね。麻雀格闘倶楽部、パイレーツフェニックスは、1着順差でも変わり得るポイント差そして風林火山だけは他のチームと少し違う。ラス即敗退のリスクが現実的にあるポイントでした。オーラス、勝又選手にチャンス手のテンパイが入る。2着の朝倉選手と13700点差でマンガン直撃、ハネマンツモ条件で2着まで1着の日向選手と18000点差で倍満ツモでトップといった
  • 牌譜添削 天鳳七段

    2024-04-13 12:00  
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    今日の牌譜添削はKさんです。鳳凰卓では力量不足を感じていて――私自身が考えている改善点としては、打点意識が足りないことが挙げられます。
    とのことです。確かに僕とKさんとはプレイスタイルが全然違うような気がします。Kさんは特上卓では勝ち組で、特上落ちしても苦も無く鳳凰卓に戻ってこれる実力はあると思います。麻雀は4人でやるゲーム打点意識というよりも、まずこの話からしましょう。ドラ雀頭のチャンス手です。Kさんは何も考えずに打とするでしょう。僕なら何も考えずはツモ切りしますね。をツモ切っても裏目は出にくいドラの2枚です。をチーして打でテンパイです。のトイツ落としも入っている・・・特別手役を狙っているわけでもない・・・これは相手からすると相当テンパイに見えるんですよ。たぶんKさんも、この仕掛けを受けたなら「テンパイしていてもおかしくない・・」と読むでしょう。チーして打が傷になってしまう残しておくメリットが少ないのせいでが打たれにくくなると思いませんか?牌譜を見直す機会があったら相手が何を打ってくるかも研究してみて下さい。たぶん、対面のアガリは偶然ではないと思います。もちろん、出る時は出ます。でも特上卓よりも出る頻度は確実に下がります。をチーして打のかわりにをチーして打にしてみたらどうでしょう?全く待ちに関係ないを止めてくれるかもしれませんよ。このような赤もドラも手役も無い手牌点数状況的にも、アガリ逃しよりも失点が痛いですね。 
  • 【Mリーグ】オールドセオリー

    2024-04-12 15:30  
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    伊達選手のリーチを受けて瑠美選手が役有りテンパイをダマテンにしたシーンです。瑠美選手はダマテンのままをプッシュします。供託2000点の1本場ですから1300点でも3600点の加点になります。は数ある危険牌の1つであり、危険度はそれほど高くないので、ダマテンでも押し優位です。自信の無い待ちでリーチは打たないという麻雀打ちのオールドセオリーがあります。一見、正しいことを言っているようにも見えますが―― 
  • 【Mリーグ】南3局の戦略的思考

    2024-04-11 12:00  
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    南3局、ラス目の親番テンパイしていた小林選手の選択です。3着目高宮選手のリーチを受けて最終手番に持ってきたは超危険牌です。ノーテンで局を流してしまうとラス目でオーラスを迎えることになりますから――当然、押すものだと思いましたが小林選手はテンパイを崩し、オリを選択してしました。仮にが放銃にならず、テンパイを維持できたとしても、ラス率は50%近くあります。では、ノーテンで親を流してしまった場合小林選手の最終着順率は、どれくらい下がると思いますか?