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【Mリーグ】四暗刻単騎は予想できたか?
2020-03-06 17:30110pt牌譜トップ目勝又プロの親リーチに対して3着目黒沢プロが一発目でをプッシュしたシーンです。この押しのレンジ(範囲)について考えて見ましょう。Mリーグはアガリ止めがない勝又プロにアガリでも南4局は継続します。そう考えると2着目と26000点も離れている(着順アップが難しい)3着目ラス目と14600点差(放銃すると着順ダウンが現実的)の点数状況において、この攻撃的プッシュは相当違和感を感じると思います。おかしいと思ったらノーチャンスを疑え!たとえばこの状況であれば、場に1枚切れのです。黒沢プロが暗刻なら、両面待ちに当たることはないので苦渋のプッシュという選択肢もあるかもしれません。次巡黒沢プロはの手出しでした。ああ、やっぱり暗刻だったんだなー・・・ ちょっと待て!!勝又プロに対してはド無筋です。ということは押してる??いや、そんな馬鹿な。じゃあもしかしたら4枚持ちなのかもしれないですねーここで黒 -
【Mリーグ】他家の評価で打牌は変わる
2020-03-04 12:00110pt雀力スカウター 渋川難波対人ゲームにおいて他家の評価は大事である。相手の評価が変われば自分の打牌選択だって変わってくるからだ。例えばこの局面、トップ目親の3巡目の仕掛けオタ風1鳴きを他の3人はどう評価するだろうか?Q・ぶ、ブラフとか?いかに園田の副露レンジが広いとはいえ、3巡目にこの点差の親が安全牌候補のをポンしてブラフな訳がないでしょうよ。とは全員が思っているはず。ブラフでライバル朝倉プロの足を止めたいかといえばそれも違う。なにせ朝倉プロは箱下1万点、深海の底に沈んでいるからだ。園田プロが最優先すべきは、トップでこの半荘を終える事に他ならない。他家3人は、園田プロの打点レンジは7700~12000クラス、しかもオタ風のポンからだとそう遠くはないと予測していると思う。そんな中、ここで魚谷プロが放ってきたリーチのレンジを一緒に考えて見ようじゃないか。役有りの手牌、例えばピンフドラ1程度で、待 -
【Mリーグ】レギュラーシーズン終盤とセミファイナルへ向けての懸念
2020-03-02 12:00110ptMリーグレギュラーシーズンも残りわずかセミファイナル進出を賭けた残留争いも非常に盛り上がってきましたね。ドリブンズ、パイレーツは残り4戦、3月3日の直接対決は必見ですね。3月9日の最終戦は、ドリブンズの試合がありパイレーツの試合がないので、パイレーツは若干不利でしょうか。途中敗退システムは首位チームにかなり有利今日のブロマガは途中敗退システムについての懸念です。ドリブンズ、パイレーツは残り4半荘セミファイナル進出に向けて死力の限りを尽くすでしょう。これは第7期天鳳名人戦、第7節終了時のスコアです。第8節で下位2名が敗退ですので当然6、7、8位に人は第9節進出へ向けて頑張るわけです。4位、5位にいる人は微妙ですね。うっかり連ラスでも喰らおうものなら残留争いに巻き込まれてしまいます。本来優勝を目指すなら首位の独歩さんに対してこそ厳しく打つべきなのですが目標がそれぞれ違うため、独歩さんの逃げ切り -
【Mリーグ】至極のベタオリチョイス
2020-03-01 14:00牌譜2軒リーチに挟まれた園田プロ。さて、何を切りますか?もももワンチャンスです。ぐぬぬ・・・難しいですね。園田プロの選択は、神回避の結果となりました。一体なぜだったのか? このシーンだけを切り取って考えても、その理由はわからないと思います。Mリーグをライブで視聴している人もおそらく解説者にだって園田プロの思考は拾えないでしょう。思考のプロセスは点ではなく線でつなぐように別に園田プロの読みが至高過ぎて、解説者や視聴者には理解出来ない、といった訳ではないですよ。ただ、1シーン1シーンを切り取ってしか見ることのできない視聴者と、4人分を同時に見なくてはならない解説者とずっと盤面と睨めっこしながら、少しでもヒントになる情報はないかと常に目を光らせている対局者とでは、読みの精度が変わってくるのも当然です。では解説しましょう。朝倉プロはのトイツ落としでした。対局者がこのような有力情報を見逃すはずがあり -
現役麻雀プロがガチで天鳳位を目指すブログマガジンが選ぶ 2019Mリーガー神7 その7
2020-02-26 12:00110pt -
【Mリーグ】欺く男と騙されない男
2020-02-25 12:00110pt役牌×2トイツのイーシャンテン。さて、どうやってマンガンに仕上げてやろうか? と、思うじゃないですか。ところが多井プロは役牌を仕掛けると、早々にドラを切り――ソーズの染めに見せかけつつも3副露の2000点をアガったのだ(牌図A)おそらく多井プロはこうした仕掛けを少しずつ増やすことによって――早い仕掛け=高打点 といったような自分の仕掛けに対する対戦相手のイメージを変えたいと考えているのではないでしょうか?Mリーグ全てが放送対局、同じ対戦相手と複数回戦うようなステージでは、イメージ戦略も大事になってくるでしょう。先日の動画で紹介したように、石橋プロがやっているような遠い仕掛けも、イメージ戦略の一環だと思います。東1局東家、多井プロは2巡目にを仕掛けてこのチャンス手。この日、この瞬間のために(牌図A)のような手組をしているのかもしれません。さて、何を切りますか?勝負手こそ丁寧に打て!ここでを打 -
【Mリーグ】抑止しないのも守備の内
2020-02-21 12:00110pt -
現役麻雀プロがガチで天鳳位を目指すブログマガジンが選ぶ 2019Mリーガー神7 その6
2020-02-18 12:00110pt -
【Mリーグ】門前高打点に寄ってしまう理由
2020-02-15 15:00110pt朝倉プロはをポンすると。ピンズのホンイツには向かわずテンパイを取りました。が2枚切れ、マンガンは難しい。松本プロの河等テンパイに取ったほうが良さげな判断材料は豊富に落ちています。このアガリが結果的に松本プロ内川プロの大物手を未然に防ぐファインプレイとなりました。今のMリーグにはこうしたファインプレイが少ないのでは?確かに大物手が飛び交うMリーグの舞台で、安手で手を狭めてしまうことに過大なリスクを感じてしまう気持ちもわかります。自分から1枚もドラが見えていない状況。朝倉プロはここでテンパイを外す選択をしました。紙一重でを捉えられなかった結果――黒沢プロの大物手を被弾してしまいます。朝倉プロが即リーチを打った世界線を検証してみましょう。は2枚切れです(牌図A)このイーシャンテンであれば、黒沢プロは親とはいえ間違いなく迂回すると思います。(牌図A)で打と迂回した場合、ここで詰みになりそうです。( -
現役麻雀プロがガチで天鳳位を目指すブログマガジンが選ぶ 2019Mリーガー神7 その5
2020-02-14 14:30110pt
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