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ブルックリン物語 #24 I’m Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter 「手紙でも書こう」
2016-09-22 18:00ハワイのフアンドレイジングコンサートの前の晩、八神純子さんと二人でカラカウア通りでご飯したときのこと。
「大村雅朗さんのお墓にご挨拶に行ったのよ」
八神さんが不意におっしゃった。
「本当ですか? 僕も前から行きたいと思っていたのだけれどついつい行きそびれてしまって」
「今度Senri さんにお寺の住所をメールで入れておくわね」
「ありがとうございます。助かります」
大村さんと八神さんはヤマハ時代から縁がある。僕も『Avec』で出会ってから『Olympic』『 1234』など、数多くの作品を一緒に作っている。アレンジャーと作詞作曲者+歌手として。松田聖子さんのアルバムに僕を紹介してくれたのも大村さんだし、彼は僕の音楽の兄貴であり尊敬する兄貴であった。
その大村さんが亡くなって久しいけれど、僕はどこかでそれを受け入れられずにいた。お墓参りなど関係者に調べてもらえればすぐにでもできたはずなの
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