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記事 31件
  • 5ブロック+1打法 (5ブロックプラスワン打法)

    2019-05-21 12:00  
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     ドラ何を切りますか? とその前に、この牌姿は何ブロックでしょうか?     分解すると6ブロックになります。プラスの孤立が1牌です。麻雀のアガリ形は5ブロック、つまりどこかのブロックは不要ということになります。打点アップの種を大事にせよみなさんもドラは大事にするじゃないですか。なぜ大事にするかといえば、使えれば打点が上がるからでしょう。 ドラここから打とする人も一旦考えてみましょう。この牌姿ならばは、使えれば打点が上がる牌ではないでしょうか?他家にとってドラはかもしれませんが使えれば打点が上がるは、自分にとってドラも同然なのです。よってここは自分だけのドラであるを残してペンチャンを払います。このブログマガジンで何度も書いてきましたがとても大事なことは言い方を変えて何度でも話すスタイルです。     現状6ブロックなので1つのブロックを払って打点アップの種、自分だけのドラである孤立のを残す
  • 目を鍛え、判断を鍛える

    2019-05-20 14:00  
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    牌譜上家から出た赤5mをチーしてテンパイに取るかどうかの分岐点(牌図A)この問題をパッと見で即答できる人はよっぽど目が良いか、なにも考えていないだけの人だと思う。え、ちょっと待って汗となるのが、普通の人なのだ。でも実戦ではなるべく早く判断しなくてはならない。普通の人でもそれができるためには――目を鍛える = カウンティングの能力を鍛える ということ黒髭危機一髪理論的な話です。通っている筋をカウントするのではなく、通っていない筋をカウントしましょう。南家の通した2sによって、ソーズは残り1筋ですね。ここで残り1筋の3sが通りました。つまりソーズ全滅のお知らせですね。このように道中から、残りの穴をカウンティングしていくのです。3mが4枚見えましたー。マンズの残りは後1筋ですね。(牌図A)にもどります。実はあの5mは4枚目の5mです。つまりマンズ全滅のお知らせということ、残っているのはピンズだけ
  • フリテン受けを残すプロセス

    2019-05-19 13:00  
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    上家のリーチ、切り順に若干の違和感を感じますよね?(牌図A)今日はこのような、違和感が残るような切り順に関する考察の話をします。このように完全孤立の数牌を打った後――こう来ると、たとえドラじゃなくても6mは手元に残すじゃないですかーその結果がフリテンチーです。対面の打8mからのツモの流れなんとなーくですが、後引きだったことが予想できるのではないでしょうか?また、このように8mをトイツ固定した後も――こうくると打5m、6-9mのフリテン受けが残るブロックになりそうです。・孤立牌を打った後、後引きでフリテンターツ・トイツ固定の後に、後引きでフリテンターツフリテン受けになってしまうケースはターツの種を後から引いたケースがほとんどです。  カンチャンターツの選択です。打としたら―― ツモ 打ダイレクトに裏目のを引いてフリテン受けのピンズ両面ターツを残すケースもあるでしょう。この場合は→とターツを払
  • 特南の歩き方 牌譜添削version

    2019-05-18 15:00  
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    今日の牌譜添削はBJさんです。BJさんは決定機では手堅い選択が多いものの、決定機以前は割と強気な選択が多いです。決定機 = リーチを受けた後の選択決定機以前 = リーチを受ける以前の選択必ずしも悪い選択というわけではないのですが先制テンパイが難しそうな手牌は、もう少し工夫してみてはいかがでしょう?例えばこんな牌姿です。ちょっと厳しそうな感じがしますよね?3トイツから始めるチートイツ僕はこれ、チートイツに決め打っちゃいそうですねーここまでで3人無筋の孤立牌はすべて捨てている感じです。 OUT →   IN といった構えになってます。もちろん、チートイツのほうがテンパイしにくいですしアガリの可能性も減ると思います。しかしこのように考えて見てください。A・アガリ率20%の手牌 → アガリ率15%に下げるB・アガリ率10%の手牌 → アガリ率5%に下げるAの場合はそこそこアガリが見込めるので他家の
  • 敢えて〇〇しないこと

    2019-05-17 12:00  
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    牌譜テンパイ受け入れマックスは打です。しかしここは打として、好形テンパイ受け入れMAXに構えるのがセオリーです。 こうなると 受け入れMAX=好形テンパイ受け入れMAX となるので打。これが基本フォームですが、敢えて打としないケースも考えて見ましょう。 ツモこれなら手役という強い理由がありますので、をツモ切りたくなりますね。が全見えで、が強く見えるケースはを払いそう。ソーズ受けが相当強く見えるようであれば、をツモ切ることもありますがいづれの場合も 何となく―― ちょっと良さげ――程度の理由では、敢えて基本フォームを無視する明確な理由とはなりません。が若干よさそうだから―― とを切ってリーチする人。確かにとの比較ならのほうが良さげです。しかしこの手牌は――タンヤオですのでこっちでリーチです。この程度の場況では敢えて基本フォーム外す強い理由とはならないのです。何を打つのが基本か? と問われると
  • 新八段坂奮闘記2 vol.7

    2019-05-16 12:00  
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    牌譜東家がをポンしてを打った瞬間です。ラス目で打点の欲しい状況からといった良ブロックを、この巡目から仕掛けているということは――他家を警戒しすぎても損をする鳳凰卓の平均副露率は35%を超えています。これは巷にある東風戦のフリー雀荘に匹敵するくらいの高い副露率です。 しかし鳳凰卓の副露傾向を考えると―― (牌図A)一旦を勝負して、テンパイしたら更にドラを勝負も辞さずの構えが良いと思います。同じ赤有りでも面子によっては別ゲームMリーグでいえば、石橋、園田、小林以外のMリーガーは副露率が3割以下それどころか、半数以上ものMリーガーは副露率が20%の前半以下なのです。そういった副露率が低いステージで、あの巡目にから副露された場合ドラが浮いている時点で手牌の価値がかなり下がると考えたほうが良いでしょう。ちなみに東家のポンはこの牌姿からでした。良し悪しは別として僕の副露率は35%弱なのですが、これは間
  • 受けを意識する

    2019-05-15 14:00  
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    今日は21:00~ 特南ライブ配信 をやる予定です。牌譜早い巡目とはいえ、この状況は非常事態と考えるべきです。せっかくの親番ですが、流れてしまうことは覚悟しなくてはなりません。受けを意識したら敢えて鳴かれそうな牌を選択するここから完璧に受けることは難しいと思います。ならばここは、少しでもヒントを増やす工夫をしてみましょう対1人マークなら絞り、対複数マークなら鳴かせるもちろん鳴かれるリスクはありますが、横移動率を高めるリターン相手の門前を崩すリターン、この2つを合わせてリスクは上回りそうですね。ここは何を切りますかね? 選択肢が多すぎて難しいのですか7mあたりを打っておくのが無難だったでしょうか。といったように――結果的に良かったですが、これは失敗作です。もっとはっきり受けを意識できていたら、このような結果にはならないはずなのです。この手は完全に諦めるわけではありませんがここから受けを意識す
  • 特南の歩き方 牌譜添削version

    2019-05-14 12:00  
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    今日の牌譜添削はM・Aさんです。M・Aさんはまず、序盤の押し引きを鍛えましょう。安全牌が1枚しかありません。巡目も早いし、ならば―― といったところでしょう。序盤の押し引きは基本ゼンツorベタオリで安全牌が無いから押すというのはある意味正しいです。しかし正確な解釈は、避けきれないならアガリに賭けたほうがマシということです。アガリの価値も乏しく、しかもアガリに遠いなら安全牌が無く、避けきれなさそうでも一生懸命ベタオリしたほうがマシなのです。ベタオリ時の未来は1・リーチ者のツモアガリ2・ベタオリ失敗による放銃3・他家によるリーチ者への放銃です。最悪は2番のケースですが、最悪だけを回避するために渋々押すのは最善の選択とはいえません。一番良いのは3番ですね。自分が安全牌を開拓すると、3番の可能性も低くなるこれは本当に大事なことです。我慢比べで先に根を上げてはいけないのです。これはアガリの価値が高そ
  • リーグ戦の話

    2019-05-13 12:00  
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    土曜日、日曜日は雀王戦A2リーグ第2節、第3節でした。その中で印象深かった選択をひとつ。いや、痛恨のミスをひとつ紹介します。初日の2回戦。オーラスをトップ目で迎え2着の南家とは12000点差、3着の東家は27000点差でした。流局間際、僕はノーテンだったのですがテンパイしていた2着目南家が、ダマテンで1300をアガリました。天鳳なら当然アガるのですが、協会ルールのリーグ戦なら見逃がしからの、あわよくばテンパイノーテンで僕と点差を詰めてもう1局狙い。流局間際だけに、そうする人もいるのではないだろうか?とは思いつつも、決定戦ではあるまいしリーグ戦だからなぁ・・・・アガリの選択も別に悪いとは思わない。打ち手のタイプに依るところなのかもしれない。僕は見逃すけど――その日の最終半荘、南3局まで僕はトップ目でした。親番の無い2着目には、先ほどの2回戦で2着確定アガリを選択した人。点差は10700点でし
  • 特南の歩き方 牌譜添削version

    2019-05-12 12:00  
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    今日の牌譜添削はTさんです。麻雀を始めてまだ1年半とのことでした。野球であればボールの握り方、ゴルフであればグリップの握り方初心者の内から変な癖がついていては、上達の妨げになると思います。今日はTさんの変な癖を矯正したいと思います。特上卓の牌譜添削や家庭教師をしていて、最も多い変な癖とは何でしょうか?カンチャン嫌い症候群 ですかね。Tさんも間違いなく患っています。雀頭が確定してないカンチャンは3面受け大事なことなので何度でも言いますよ。この牌姿は雀頭が未確定です。のカンチャン部分で、の3面受けになっていると考えましょう。 この3面受け、良い受けだなーと思うじゃないですか。それと同じ感覚でカンチャンを残すということです。もちろん、この3面受けを拒否してまで残したい牌があれば残すこともあります。この場合のは、それほどまでに残したい牌でしょうか?雀頭が確定してないカンチャンは3面受け全く同じ理由