南２局南家、２着目で迎えた村上選手は――この配牌からオタ風を残し役牌の孤立を切り出していく。役牌を重ねても嬉しくないので他家に鳴かれる前に――　という役牌の先切りだがこの手ではたとえ門前テンパイしたとしても、魅力のある手にはならず点数状況的にも役牌を重ね、シンプルにアガリを目指したとしても悪くない局面のはずです。アガリの評価、アガリの意識村上選手は他家のアガリを防ぐ意識アガリの自体の評価が若干低いような気がします。こちらは意識高い系雀士、小林選手の選択。７巡目、両面チーから入った役牌バックのイーシャンテン。１枚切れとはいえを親リーチに勝負します。現物のトイツ落としでお茶を濁す人も多いのではないかと思います。簡単にアガっているように見えますが同じようにアガリが拾えるMリーガーはそういないと思います。意識高い系雀士、小林選手はチーから発進。これも唯一無二の仕掛けかもしれませんね。親番、村上選手

オーラス、アガリトップの点数状況で東城選手が１枚切れのを打ったシーンです。アガリトップ時の役牌は重いこの牌姿ならにがくっついて新たな両面ターツを逃すよりも、役牌重なりを逃す方が痛いような気がします。同じくオーラス、アガリ競争の局面で東城選手は――役牌のトイツ落としを敢行します。全好形確定＋タンヤオ確定の牌姿ならわかるけどこの牌姿ならを打つのはわかりますが――これだとかを打ちそう。は選択肢に挙がらなそうです。役無しテンパイです。どうしますか？東城選手はだいぶキレイ好きな感じがします。Mリーグランキング下位者に共通して言えることですがアガリトップの局面は泥臭く行くべしオーラスは待ちの良さとか形を重視するのではなくぶっちゃけもうただの絵合わせでいいのです。渋川選手の１巡目チーがこちらです。正直　汚い　形の良い仕掛けとはいえませんね。でもこれでいいと思うんですよ。をリリースして三色の種である役牌の

東４局、赤２のチャンス手。２着から４着までは僅差の点数状況です。何切る的な模範解答は打ですが、松ヶ瀬選手の選択は――打でした。おそらくこう受けたら直近で打たれるはスルーしそうな気がします。６ブロックに受けたというわけではなく、松ヶ瀬選手の感覚では　５ブロック＋安全牌×２打法　ということなのでしょう。　ポン僕だったら魚谷選手から打たれたをポンして3900点のテンパイだったでしょう。松ヶ瀬選手はを落としながら超ド級の門前テンパイにテンパイに仕上がります。松ヶ瀬選手は何でもない手は繊細に勝負手は振り切って攻めるのが得意な印象があります。松ヶ瀬選手がをスルーしたシーンです。このスルーは「勝負手を振り切って」というよりも相手にソーズの染めであることがバレたくないという意識が強いのだと思います。繊細さは松ヶ瀬選手のストロングポイントかもしれませんが、繊細さの度が過ぎるとウィークポイントにもなり得るので

南３局、２巡目の親リーチを受けてたろう選手は――初牌のを選択。魚谷選手と松ヶ瀬選手の河を見てほしい。魚谷選手はベタオリに見えるでしょう。道中トイツ落としたは内川選手の風牌です。もしも魚谷選手がかがトイツならトイツ落としはではなくかを選びますよね？松ヶ瀬選手は暗刻落としから中筋の、初牌の、そして現物のをツモ切りです。粘っているようには全く見えませんね。もしも松ヶ瀬選手がかがトイツなら少なくとも初牌のよりも、、になりそうです。内川選手のチートイツは全く読めませんし18000放銃は不幸としか言いようがないと思います。しかし魚谷選手、松ヶ瀬選手がやを持っている可能性は少ないと予想できないでしょうか？とすれば単騎にも当たらなそうシャンポン待ちも否定され、両面待ちにしか当たらない１枚通れば２枚通るを選びそうだなと思いました。たろう選手は「打とする手もあったんだけど――」と前置きしたうえで、打、打の選択

仲林選手はチートイツのイーシャンテン。ここで比較的良さげなを引いてくると――をホールドして打とします。チートイツイーシャンテンの受け入れはMAX３種９枚。チートイツ以外の有効牌をカウントすると例えばソーズのホンイツも視野に入れるとしたら――、、、が暗刻になる可能性ツモも合わせると、５種１１枚になります。実際山にはが３枚あり仲林選手はを重ねて見事テンパイした訳ですが――松本選手のマンズ部分がであってもおかしくありませんし黒沢選手の手牌なら、まだが手牌に残っていても不思議ではありません。伊達選手のが完全孤立牌だとしたら→の切り順になる可能性もあるはずです。場況はどこまで信用すべきか？場況はあくまで〇〇と××の比較なら〇〇のほうがいいよね～　という程度の情報です。例えばこの牌姿であればチートイツに決め打って良いでしょう。場況的に、よりもが優秀であるからしてを残します。という判断ならOKだと思いま

【裏3ツモられ遭遇率】改訂版データ。同卓選手に裏3をツモられた局数÷同卓選手にリーチツモで和了られた局数を集計。＝相手にリーチをかけられツモられた時に裏3以上に巻き込まれた割合を集計しました。裏ドラに恵まれない園田選手、気休めながら割合ではほんの僅か上位に上がります。 https://t.co/IAaO3i56zz pic.twitter.com/zJNr8rAHc8
― Mリーグ成績速報（非公式） (@mleague_results) January 15, 2023
裏ドラをめくる瞬間――　それは技術介入が一切無い、完全なる運ゲーの時間。「乗ったぜ！」「乗らなかったわ・・・・」こんなク〇ゲーで、結果も大きく変わってしまうようなドキドキ抽選タイムだからこのように、裏ドラが乗った回数にフォーカスを当てたデータにも興味が持たれるのでしょう。でもね、正直僕はこういうの嫌いです。裏ドラのデータを出すと、必ずと言っていいほど――　

南1局、堀選手が単騎待ちをツモったシーンです。で、出たｗこのアガリ拒否の是非を問う前に堀選手のストロングポイントってなんだと思いますか？堀選手は強気だよね～ちょっと惜しいですね。ヒントは直近のブロマガにたくさん書いてあります。相手がノーテン時に強気な選択が多い例えばこの局面、アガリを拒否したとしても相手がノーテンならばチャンスは多いと予想できます。リスクが小さいうちに積極的にリスクを負うアガリ牌を見逃したり、ツモアガリを拒否する未来には当然リスクがあり、堀選手も承知の上ですがこの巡目（リスク小）この素材（リターンミドル）であれば、リスクを負っても構わない判断したわけですね。堀さんがチートイの上がり拒否してメンホンに受け変えたのは妥当なプレイですか？ 上がらないならテンパイ拒否してソーズトイツを外した方がメンホン に向かいやすいのではないかと思ったのですが…
ツモアガリを拒否したのは６巡目だ

　東1局東家、伊達選手がをツモ切ったシーンです。手牌の伸びとタンヤオを考えれば切りですよね？
打も有力な選択肢ですが、MIN7700点のシャンポンリーチも捨てがたく思います。というわけで、打はどうでしょうか？、引きは自然にタンヤオ移行裏目の引きは、フリテンの三面受けを残します。少なくとも打の牌姿と比べて打の牌姿のほうが完全に勝っています。ではなぜ、伊達選手がをツモ切ったと思いますか？　

南２局、伊達選手がドラを切って単騎でリーチしたシーンです。このドラを――堀選手がポンしてドラ３のテンパイ。近藤選手にもテンパイが入ります。（牌図A）トップ目であること、ドラポン含む２軒テンパイ濃厚な局面であることを考えると打になりそうですね。瑠美選手にもテンパイが入ります。３人がマンガンテンパイという白熱した状況で――再び近藤選手にもテンパイが入ります。伊達選手の9巡目手出しに注目してください。スライドとか、などが、すべて否定されるような河ですね。つまりあのは――重ねたい候補の１つだったのではないかと近藤選手の選択はでした。苦渋の選択でしたが、堀選手にソーズ待ちは大本線ですので伊達選手のリーチを読めばが良いのではないかと思います。堀選手の視点です。おそらく堀選手は伊達選手がチートイツの可能性が高いことを予測していたと思います。無筋のを切り飛ばして勝負していますからね。それでもここで堀選手が

昨日のコラボのワンシーンです。みなさんは第一打に何を選びますか？正解は、ドラから切ります。ここでドラを選べなかった人は３つくらい誤解していることがあると思います。