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5月20日の十段坂
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5月20日の十段坂

2014-06-13 12:00

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    何切りますか?両面信者ならp切り1択でしょう。しかしこの手は――

    コードネーム・昭和
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    コードネーム・学生
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    そうです。打点効率的には3色を狙ったほうがよいのです。
    昭和、平成関係なく手役狙いの局面ですね。ということでここは当然――

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    今回はピンズを払いました。ここで僕がターツ選択に迷った時に使う。
    隣牌枚数理論」を説明したいと思います。
    隣牌枚数理論――とは?

    その名の通り受けになっている牌の隣の牌の枚数を基準にするということです。

    例えば二萬四萬二索四索、どちらを払うのか?自分の手の内の牌を含めて

    二萬
    四萬が3枚見え、二索四索が5枚見えだとしたら
    より多く隣の牌が見えているカン3sの方を残すということです。ではこの場合――

    7p2枚、9p2枚に対して、7s2枚、9s4枚です。ということは隣牌枚数差でカン8sを残すということです。34s払いも考えましたが、5s引きテンパイ時を考えますと――

    七萬八萬九萬七筒九筒四索六索六索七索七索八索九索九索 ツモ五索
    これでは打点の差がありすぎるので却下しました。

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    「世界3大気持ちいい入り目」といわれる、
    3面張の真ん中が赤で埋まるリーチ。
    このリーチが未だかつて敗れたことはありません!

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    敗北を知った・・・

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    これはいっとこーなー

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    この点差の相手からリーチ。ぐぬぬ・・・
    競技麻雀なら秒でぶっ放すところだが、ここは天鳳です。

    落ち着け・・・戦うべき相手はヤツではない。

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    あ、ちょっとイラっとしました。
    でも結果はどうあれ、もう少し押した方が良かったかもしれませんね。

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    や、全然イラっとしないっす!やっぱり押さなくて良かった・・・
    とも思いません。あの巡目、東場なら天鳳でもプッシュかました方がいいと思います。

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    このリーチは無筋即撤退予定も、これはツイた!!
    これでトップをまくり
    次局ラス目から3着目への親マンガン横移動で終了のラッキートップでした。


    05/20 | 牌譜 | 鳳南喰赤 |
    http://tenhou.net/0/?log=2014052015gm-00a9-0000-74e485fa&tw=1
    1 B:【罪歌】(+48.0) C:リサさま(+18.0) D:kojimon9(-55.0) A:確認事項(-11.0)

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    こう入ったら迷う人はいないと思います。
    しかし36
    pが入ったら、打sと勝負を保留にする人はいるのではないでしょうか?

    トップ目ならまだしも、5200テンパイで
    あの河の
    にドラのひとつも勝負できなければ麻雀勝てませんよ!

    「1回も放銃していないのにラスだったよ~」

    そんな愚痴はよく耳にしますが、麻雀は基本アガらないと勝てませんし
    結果「放銃しなかったからよし!」というものではないでしょう?

    結果と過程は別物です。結果は100%運で、過程は100%実力ということ。
    結果だけを見て「オレは悪くないのに負けた」みたいなことをどうしていえましょうか?

    もちろんどうしようもないケースはあるでしょう。
    でも勝負するに
    見合うチャンスをフイにしてはいませんか?

    先ずはそういったところから検討し直してみるのをオススメします。

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    ここからの展開は最悪でした。まずマンガン親かぶりから始まり

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    とっぷめくばーるからーの

    3bfe6017bbf84a73dbbddc70cacfcade8e80106f

    更に親リーチ。押せばそこそこアガリはありそうだが打点が足りない。
    トップ獲り麻雀では、親に決定打を入れられないためにも、これを押すことは結構あるのですが

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    天鳳では打点的に見合わないと思いました。
    全ツなら
    ・・・あの4sを捉えられていたかもしれませんね。

    こうして簡単にオリてしまって、3着目が放銃でもしないかなーと
    淡い期待をしていても、その期待通りにならないのが鳳凰卓の特徴です。

    手組や仕掛けは若干拙いメンツでも
    ベタオリは本当にシビアです。そこだけはキッチリ、しっかりとやってきますね。

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    そしてとっぷめくばーる

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    これは行きましょう!やってやります!

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    白バックのドラ1には全く興味なし!思い切って!

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    結果はトップ目リーチに撤退も、ようやく望み通りの横移動。
    ラス目だからといって、何でも押せばいいってものではありません。

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    オーラスです。先制は曲げたくて仕方ないのですがここはヤミテンにします。
    ツモって裏1で2着です。この巡目ならそのリターン、狙ってみたいところですが――

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    自分がリーチした場合、この点差であれば上家は全ツ、下家はベタオリしてしまうでしょう。ドラが見えているこの状況、下家は親とはいえあまり高くはなさそうです。

    この半荘でラスを引かないためには、上家のアガリを阻止すること以外にも
    自分のアガリももちろんですが、下家のアガリにも期待したほうが良いでしょう。

    「リーチ」と言ってしまうことによって、
    下家のアガリ確率も下げないようにするためのダマテンです。こうした横移動の可能性を下げるのは自分にとって損ですよね?

    ラス回避パターンを高めるため、自分の選択によって他家の選択がどうなるか?
    そういったことまで予測し、判断することも必要かと思います。

    せめてトップ目の親と12000点差以内、ツモ裏1トップということであれば
    「曲げるリスクに見合ったリターンがある」といえたかもしれませんね。


    05/20 | 牌譜 | 鳳南喰赤 |
    http://tenhou.net/0/?log=2014052017gm-00a9-0000-0cacf4ba&tw=2
    3 C:【罪歌】(-19.0) D:ぇるぇる(+47.0) A:鈴屋内五曲(+7.0) B:ナズ星@杏杏軍團(-35.0)

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