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記事 30件
  • 九段坂奮闘記・84~89戦目

    2015-06-20 12:00  
    110pt
    本日は雀王戦Aリーグ第4節です。第5節は連日対局となっておりまして明日21日12:00~スリアロチャンネルの方で放映されます。お楽しみに~♪後付けっぽい仕掛けとは?たとえば南家の仕掛け、7sポン→打9s 3pチー打5m。これだけの情報ではわからないのですがマンズの両面を5m→4mの順で払う。この情報はあのターツがダブルメンツではない可能性を示唆しています。 赤アリ麻雀では赤5m受けを残したり、赤5mを使い切るためにあのターツがダブルメンツなら4m→5mの切り順になるのが普通です。加えて東家の3mに反応がなかったことからあのあたりのターツは持っていないか、完成していることがわかります。それに加えて点数状況も大事な読みの要素です。まだ南1局とはいえ点数が欲しいはずのダンラスの仕掛けです。役牌がドラ、ダンラスが少し仕掛け始めただけでバックの可能性は頭に入れておかねばなりません。ひとつの情報だけで
  • 牌譜添削

    2015-06-19 12:00  
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    麻雀家庭教師の一環でやっている牌譜添削今回は受講者さんの了承を得てブログマガジンの記事にしたいと思います。添削牌譜その1東1局東家3巡目の選択です。牌効率では打8m。しかしドラのない手牌でペン3pを埋めたとしても全く面白くありません。あわよくば8mの重なり、タンヤオチートイツやタンピンを目指して少しでも両面候補を残す、打点も見た一打だと思いました。なるほどー。僕はこの4mを仕掛けませんが(牌図A)これを仕掛ける or 仕掛けない の選択は特に問題ではありません。仕掛ける=速度重視 この選択の最大のメリットは、他家がアガリに至る前に封殺してしまうこと。明らかにアガりやすくなる仕掛けは大体OKです。仕掛けたら仕掛けたあとの対応、こちらの方が重要度は遥かに上。こうなると厳しいですね。打点的に見合わないので「どこまで押して良いものか?」微妙な判断となるでしょう。また手牌を構成する牌が中張牌しかない
  • 九段坂奮闘記・80~83戦目

    2015-06-18 12:00  
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    本日はマーチャオ北千住店に17時~います!お時間ある方は是非お願いします南3局、この点数状況で考え得る有益な戦略とは?ラス目とは現在16600点差、そのラス目に親番はありません。逆にいえば嫌なこととは何でしょう?もちろんラス目のアガリが1番嫌ですね。親が連荘して局数が増えることも好ましくありません。対面に放銃はどうでしょうか?対面の仕掛けはドラの7sを先に切って、9pチー打7mでした。仮に3900を放銃したとしてもラス目とは12700差でオーラスの親番を迎えます。1、2着率は下がりますが、1番嫌な事を回避することによってラス率も下がります。もちろん自分のアガリが一番良い結果ですが、それが現状遠いのならば――放銃してしまったほうがマシ――とまではいいませんが、放銃したとしてもまあ良しといったところだと思います。この選択のポイントは3つ・オーラスは自分が親で局続行の選択権があるということ・放銃
  • 九段坂奮闘記・76~79戦目

    2015-06-17 12:00  
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    ネット麻雀でも一緒です。画面から出る情報は時として有力なヒントとなり得ます。たとえばこの局面。下家3翻確定の仕掛けに対しての対応。この6pツモ切りの瞬間です。時間にして1秒もないのですがホンの少しの間。わざと間を作ったにしては出来過ぎなくらいのタイミング。その間の正体とは――「躊躇」ですね。この場合は他家にケアして迷った可能性は無さそうです。ほぼ自分の手牌に関連する「躊躇」と思って間違いないでしょう。両面待ちなら迷うことはない、単騎の受けを6pで迷うことはない。とすればカンチャンの受け選択かシャンポンの受け選択で迷ったということ。3pが打たれているので246pで悩んだ可能性は無い。だとすればカン7pか8pシャンポンで躊躇した可能性、この8pは大本命ですね。これは1点読みというわけではありません。「読み」とはあくまで可能性の比較ということです。単純両面待ちが47p以外否定された河情報、加えて
  • 九段坂奮闘記・72~75戦目

    2015-06-16 12:00  
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    上家の、カッコつけてカンチャンで鳴く人もよーく考えてください。これは両面で鳴かなければダメなパターンです。は自分から4枚見えなのです。と副露してを残しておいたほうが後に無筋を引いた時にを切りやすいですよね? 上家から出るをドラがなら両面でチー、ドラがならカンチャンでチーです。これはパターンを記憶するのではありません。鳴いた後の牌姿をそれぞれ瞬時に思い浮かべ比較するのです。難しい?いや、これは訓練すればできるようになります。プラスアルファ事前の準備ですね。前もってどう鳴くか考えておけば短い考慮時間でも間違うことはありませんよね?初牌の字牌単騎(牌図A)打点は十分ですが早い巡目であれば早い巡目であるほど曲げたほうがいいような気がします。嫌だな~と思いつつも、何だかんだで頼るのは字牌なんですよね。これは3mが4枚見えなので4mを打てますが、そうじゃなかったらあの捨て牌の切り順でも23赤5mと赤を
  • 九段坂奮闘記・69~71戦目

    2015-06-15 12:00  
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    カンの選択でも紹介しましたが、早い巡目の役有りは積極的にカンです。1牌でも有効牌を引く抽選機会を多く受けたいし、一刻も早く――ドラは見ておきたいですよね?こうなった時のドラの有無で仕掛け判断は大きく変わってきますから。もちろんリスクはあります。リスクを恐れるがあまり、自分とって大きなリターンを放棄すること――たとえばこの選択、天鳳では催促するかのようにリーチボタンが光ります。赤1の先制両面リーチ、何も悪くありません。ただ悪くないからといって、そこで満足してしまうと一撃ゲームEND、こういう未来は望めません。先に挙げたアンカンの選択も、このチンイツ狙いにしても成功例を積み重ねていかなければ自分の中で手応えとして残りません。失敗を恐れず小さくないリターンは積極的に狙ってみましょう!その上で自分の戦略に取り込むかどうかを判断してみてはいかがでしょうか?チーが1回ですのでハイテイは西家の自分です。
  • 九段坂奮闘記・64~68戦目

    2015-06-14 12:00  
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    対面の先制リーチを受けて上記の手牌(牌図A)あまりやる気がない時は同じ現物でも4pを抜きます。東家、西家に対する将来の対応のためです。でもこの時は巡目が早い、まだやる気もあったということで南を切りました。のほほーんと打っていると大事なサインを見落とします。東家の一発目は無筋3s、2発目は無筋8pでした。あのサインをチェックできていたら(牌図A)で南を切ったとしてもここでは北を打たずに東家の反撃に備え打4pとしておいたほうが良いでしょう。こうなると上級者も中級者も打牌選択は一緒です。前巡に打4pと出来ていた人は、この場をより安全に凌ぐことができるでしょう。この場面だけに注目して「上級者といっても自分と打牌選択は変わらない」と思う中級者は多いです。「何切る?」などでも「上級者と同じ解答だから実力差はあまりない」と思う中級者もいることはいるでしょう。決定機の選択は一緒でも決定機に至るまでの過程が
  • 九段坂奮闘記・60~63戦目

    2015-06-13 12:00  
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    東1局、僕はダマテンにしてしまいます。ドラは中、下家の早い両面チー。西家に北家は無条件下ならほぼ打つであろう4-7s。ここで1000点拾ってもまあ良し。手替わりは6pだけではなく赤3種。Q・それでは西家、北家が4ー7sを切っていなかったら?A・その時は抑止効果に期待してリーチです。この場合は抑止しないほうが良いのではないかという判断で――A・ほらね?意外と手変わったりするものだろう?Q・放銃してまんがな・・・Q・今回もダマテンでしたね。A・これは親を警戒してのダマテンだね。来ると思うな~Q・その根拠は?A・序盤に3~7の牌が出たあとに字牌の手出しは、何らかの手役を狙っているとき以外は割と形が整っている時が多いんだよね。この場合は3pの後に中の手出しだ。A・ほら来た!(゚∀゚) この瞬間は大チャンスゾーンだ!Q・だいぶ遅いですけどね・・・でもこれは点数状況、打点との兼ね合いが大きいですよね?
  • 抽選ゲームの醍醐味

    2015-06-12 12:00  
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    天鳳ランキングツールというサイトがあります。天鳳ランキングサイトとは違ったアプローチの個人データを検索することができるのです。試しに僕のIDで検索してみます。※若干誤差があり。これは曜日別の成績一覧。平均順位を見るとMAX 土曜日 2.356 MIN 月曜日 2.427これは時間帯別の成績一覧。平均順位を見るとMAX 12:00 2.25 MIN 20:00 2.574 では月曜日や20:00に打つのを避けて、土曜日や12:00に打つようにしよう!といった戦略は成り立つのか?といえば、おそらくはそうはなりません。しかしながらこう考える人が多いのも事実。これは験を担ぐといった発想に近いものがありますね。※参照記事・プロスポーツ選手がしている意外な験担ぎ>全く意味がない完全なオカルト。>それをしたからといって勝率が変わるわけではない。と馬鹿にする人いますか?僕はそう思わないです。それをすること
  • 九段坂奮闘記2・55~59戦目

    2015-06-11 12:00  
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    オーラス同点トップ目です(牌図A)ここはなりふり構わず行きましょう!アガリだけを追求する局面、1牌でも多くツモ機会があったほうが有利というものです。この点数状況で恐るべきリスクとは、他人の打点を上げることではありません。抽選の機会を放棄し、アガリを逃すリスクを恐れましょう。(牌図A)時点での有効牌は、こう考えるとそう少なくないはずです。ポン材を得ることも速度アップの有効な手段です。たとえ相手のリーチを受けて、自分がリャンシャンテンであったとしても積極的に抽選を受けに行く。それくらい全力でアガリに向かっても許されるのではないかと思います。北家のリーチ。チーが2回入っているので、このままだとハイテイは北家です。毎局毎局ハイテイは誰なのか、終盤に考えるクセをつけましょう。何も仕掛けが入らなければハイテイは南家。これを起点にチーが1回でハイテイ西家、そこからアンカンが入ってハイテイ南家・・・といっ