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九段坂奮闘記・281~289戦目
2015-04-02 12:00110ptこの巡目に門前進行中の3人相手に無筋を持つな!(牌図A)と、口が酸っぱくなるほど言ってきました。本来5pを先に切って安全度の高い9sを持つのですが、超勝負手ならリスクに見合うと思います。ここは目一杯!Q・あのー、これは1/2くらいで放銃しそうですが??A・勝負手なら・・・って、これは流石に見合わないか~?ま、通ったけどね。3人相手に無筋は持つな!といったじゃないですか。この3sはドラ――打点を下げてまで先切りすることはありませんが、東が鳴ければ打点は下がりません。3人に安全な1m、これが完全に安全そうな牌でなければ持つ価値はありません。このタイミング・・・リリースするとしたら今、もうここしかない!超勝負手ならドラを持つリスクに見合うのですが(牌図A)との違いはドラをホールドしたとしてもテンパイの受け入れが広がるわけではないということです。一歩タイミングを間違えれば暴走ですが、好走とは紙一重 -
九段坂奮闘記・277戦目~280戦目
2015-03-31 12:00110pt麻雀家庭教師のお申込みは本日締切となります。若干名空きがございますので、興味がある方は是非お試しになってください。Q・あれ?これは打8sでは?フルスイングはどうしたのですか?A・(ΦωΦ)フフフ… 真のフルスイングとは――トイツには手をかけず、この変化も視野に入れるということです。フルスイングして3900では少し火力不足ですよね?ラス目下家のドラ役牌ポンです。これに対して牌を絞るのは当たり前としてラス目下家の親でドラが2m、そのカン2mを払ったあとに8sのポンでした。少し早そうに見えますよね?絞ることによって2着目、3着目が得してしまいますがその両者と20000点近くリードしていることそしてこの程度の牌姿なら、絞ったほうが少しマシだと思います。この点数状況になると話はまた変わってきます。ラス目のリーチを受けてこの牌姿、ここは「うわ、嫌だな・・・」と思うよりも「お、釣れた!」くらいに考えまし -
九段坂奮闘記・275~276戦目
2015-03-30 12:00110pt「序盤の仕掛け判断」読んでいただけましたでしょうか?この9p、仕掛けようが仕掛けまいがそれはどっちだっていいんですよ(牌図A)(牌図A)でルートが分岐します。それぞれのルートにまた分岐があり、そのまた分岐からのルートにetc・・・があることでしょう。例えばこの分岐。上家のリーチ一発目、何も考えずに手拍子で南を合わせてしまう人は最初から鳴かないルートを選択したほうが良いのではないか?という話です。リーチを受けた瞬間、この手牌の価値は紙クズ同然となります。その認識ができていればリーチ者以外の危険牌である4mを先切り、ベタオリルートへと向かうでしょう。これができないのなら、もう少しアガリやすいように東から仕掛けるとか、門前リーチを狙ってみるとか、そういった選択のコンビネーションをお勧めします。ペン3pで曲げる気がないのならここで外します。しかし5mか・・・自分で複数枚使っている受けになる可能性も -
九段坂奮闘記・271~274戦目
2015-03-29 12:00110ptこのような牌姿でペンチャンを払う人が多いです。雀頭のない暗刻があるベッドレス形、特に役有りの牌姿では――愚形の部分も引きの3面張!と考えるとどうでしょう?それに加え――役有り牌姿、愚形を恐ることなかれ!です。1巡につき自ツモ1回しか昇格抽選を受けられない門前良形と1巡につき上家の河含め2回昇格抽選を受けられる副露可能な愚形。そう考えると門前限定の良形も、副露可能な愚形もイーシャンテン時は互角に近いと考えて良いかと思います。牌効率だと問答無用で打8p、しかしここは9mを切ります。マンズのくっつきテンパイは逃しますが、5p、9s縦引きの3色が残ります。そしてこうなったら禁断の赤5p切りリーチなんてどうでしょう?自分の河にヒントが少なければ少ないほど効果的です。や、8p切ったんですけどね・・・牌効率なら打6m、しかしそれは効率の良い打牌選択とはいえません(牌図A)打6mとして2pを仕掛ける。これ -
九段坂奮闘記・268~270戦目
2015-03-26 12:00110ptこの1sをチーする人は、重大な手役を見落としています。これは緑一色の4シャンテンです。緑一色www と草を生やす人もよーく考えて見てください。鳴いてチンイツ狙いも3シャンテンです。牌が限定される分、難易度は緑一色の方がかなり高いですが「お試し緑一色セット」一式がもう手の内に揃っているのです!こんなチャンスは中々ありません。値段はチンイツの4倍とあらば、ここはひとつ狙ってみてはいかがでしょう。Q・ あれ??A・ だって・・・發が・・・いくらソーズ下の手応えが良さそうだからといっても、ここは3s一択です。これはクリミスではなく自分の意志で選びました。なぜかというと――この時、僕の脳内では ツモこの牌姿になっていたからですね。ツッコミどころは色々あるでしょうけどだからカン2sも69mも、チーテンに取る気満々でした。3色ドラ3テンパイのつもり、これに気づいたのは牌譜を見直している最中のこと。はい、 -
九段坂奮闘記・264~267戦目
2015-03-25 12:00110ptこれを7s単騎で曲げてやろうか真剣に悩みました。景色は良い、しかし打点を下げてまでその待ちにする価値はあるのだろうか?いや単騎でアガったらカッコイイ?などと邪な考えが頭をよぎり、考えがまとまらぬ内ダマテンにしてしまいました。みなさーん!これが世間一般的にいう「豆ダマ」というやつでーす!一体何待ちになれば満足するというのだろうか?5s?6p?それとも中とか南とか?それらを引く可能性が4/34だとしても毎ツモ11%程度です。手変わりを待つ間、先制リーチのメリットを放棄しているのです。打点アップがあるならまだしも、大体はリーチ有利だというこを認識しましょう。微妙な点差のオーラスです。ここで注目してもらいたいのは点差だけではなくトップ目の点数です。トップ目は31100点、そして東家の動向も要チェック。もちろんダマテンです。東家は残り2巡、そこそこ濃い河からテンパイでもおかしくない河から、小考後手出 -
九段坂奮闘記・262、263戦目とロッソの話
2015-03-24 12:00110pt -
九段坂奮闘記・258~261戦目
2015-03-21 12:00110ptこの牌姿から9mツモ。これだと9mをツモ切る人もかなりいるのではないでしょうか? ツモしかしながら、この牌姿からツモがこうだったり―― ツモ この牌姿からツモがこうだったりすると9mを切る人が激減するのではないかと思います。全く同じ牌姿なのに?でもこれはよくわかります。いかに道中、この未来予想図を思い浮かべられるか?という構想力の話です。こうした成功例を積み重ねることによって構想力は育つものだと思います。「最速テンパイ=最強」というわけではありません。狙うべき手は狙わなければ、たとえアガったとしても期待ポイントを数ポイント損失することになるのです。チートイツのイーシャンテンに固定して打7s。それも悪くはないですが、僕の推奨はここでドラの發切りです。ドラに依存しなくても、チートイツテンパイならリーチによって打点アップ。そしてうまく鳴ければチンイツへ。このような未来予想図も考えたくはないですか -
九段坂奮闘記・254~257戦目
2015-03-20 12:00渋川「木原、おまえは守備が雑なんだよ!」あれは3ヶ月前、渋川先生に麻雀家庭教師をしてもらった時のお言葉でした。正直「渋川先生、ちょっと序盤から守備よりすぎやしませんか?」と思いましたが渋川先生のアドバイスを、自分なりにアレンジして取り入れているつもりです。超序盤は手なり目一杯は今まで通り、手牌にもよりますが5~6巡目あたりくらいから中盤以降は何を切るか?というよりも誰に対して何を残すか?ということを意識して選択するということです。例えばここでは打1pが普通です。しかし1番放銃してはいけないラス目対面に対しての現物、上家には将来安全になりそうな1pを残し、全員に無筋である8pを払います。若干の受け入れロスよりも、将来のリスク回避効率を意識した残し方。超序盤から字牌を溜め込む必要はないと思いますが、中盤に差し掛かる頃からここでも意識するのは将来のリスク回避効率。3人に対する無筋を今のうちに切っ -
九段坂奮闘記・250~253戦目
2015-03-19 12:00110pt現在イーシャンテンです。基本的にシャンテン数を下げるチーは御法度とされています。鳴きの条件とは――一・アガリやすくなっている二・打点が門前進行時と変わらない、またはそれ以上また、仕掛けてシャンテン数を下げる場合は――一・飛躍的にアガリやすくなっている二・飛躍的に打点が上がる三・アガりやすくなり、打点が門前とあまり変わらないこのどれかに該当することです。あ、形式テンパイとかブラフはまた別の話ですよ。この仕掛けは高め安めはありますが三・アガりやすくなり、打点が門前とあまり変わらない。に該当するといっていいでしょう。もちろん時と場合によって求めるものは違います。点数に大幅な変化の無い状況では鳴きの条件、意識してやりましょう。ドラ2の手牌です。仕掛けるとすればホンイツホンイツ仕掛けなら2翻役が付くので打点は落ちません。門前限定の手牌と仕掛けが利く手牌、同じシャンテン数なら、河からもシャンテン数を上
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