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あしたの編集者:その2「これからの時代に必要な編集者としての自覚」(1,754字)
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あしたの編集者:その2「これからの時代に必要な編集者としての自覚」(1,754字)

2016-06-23 06:00
    これからの編集者は、作家からお願いされる人にならなければならない。編集者がイニシアチブを握って、もらうのではなく、与える人にならなくてはならない。
    そのために最も必要なのが、与える人としての「自覚」だろう。

    ぼくが、作家を志していたときに知って、今でも心に残っている言葉がある。それは作家についての心構えなのだが、そのまま、今の編集者にも当てはまる。
    その言葉とは、次のようなものだ。

    「作家というのは、『もう読む本がなくなった』というところまで、既存の本を読み尽くさなければならない。その上で、読みたい本がなくなったから、仕方なく自分で書く。そういう心持ちがだいじである」

    編集者にも、これと同じ心構えが必要だろう。まず何よりも、「もう世の中には自分が読みたい本が一冊もない」という心境を獲得することが必要となってくるのだ。その上で、「読みたい本を読むためには、他人に任せていられないから、仕方なく自分で作る
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