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記事 20件
  • ラグビーの話の最終回(2,052字)

    2019-06-28 06:00  
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    長かったラグビーの話も最終回となります。
    さて、そんなふうにぼくの校技大会は、多少のトラブルはありながらも、見事「キャプテンとして優勝」という結果で幕を閉じた。
    そうしてぼくは、「ぼくにもBのようにラグビー部から誘いが来たらどうしよう」と戦々恐々とした。
    ぼくにもラグビー部から誘いが来て、野球同好会の先輩だったBのようにその誘いに乗ってしまい、ラグビー部に転部してみんなからバカにされ、いじめられて体調を崩し、学校に来られなくなったらどうしよう?
    しかし、そんな誘いはどこからも来なかった。ラグビー部キャプテンのYは、もちろんつき合いはその後も続いたが、ぼくをラグビー部に誘うなどということは最後までなかった。
    そうしてぼくは高校三年生になった。高校三年生になって、予想はしていたもののやはりそうかと思わされたのは、Bが同学年になったということだ。
    一学年上だったBは、ラグビー部に入ったのをきっか

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  • 子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第8回(1,815字)

    2019-06-27 06:00  
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    機械に奪われない仕事とは何か?その答えは、実は簡単である。今奪われつつある仕事の、逆を考えればいい。今奪われつつある仕事の特徴は、次の三つだ。一、ミスが許されない二、疲れていてはできない(体力や精神力を必要とする)三、大量にこなす必要があるだから、その逆を考えると、こうなる。一、ミスが許される(むしろ推奨される)二、疲れていてもできる(体力や精神力を必要としない)三、大量にこなす必要がないこの三つの要素を兼ね備えた仕事が、これからの時代には重要となってくる。では、上の三つの特徴を兼ね備えた仕事とは何か?ここで一つ、答えから先に言おう。それは「経営」である。これからの時代に失われない仕事の代表は、「経営」なのである。経営が、これからの時代の仕事の中心となっていくのだ。なぜなら、経営は上の要素を三つとも兼ね備えているからだ。ミスが許され、疲れてもでき、大量にこなす必要がない。むしろ、ミスが推奨

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  • [Q&A]吉本興業の闇営業について(2,088字)

    2019-06-26 06:00  
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    [質問]
    ちょっと高めの志望校、ちょっと高めの就職先。どうしてもカッコつけたい年頃というものがあります。多くの人はいつか現実と折り合いをつけることになります。そこで質問です。現実とのいい折り合いのつけ方について教えてください。
    [回答]
    人間は、未来に対して明るい希望を持っていないと幸せになることができません。ですが、現実というのはどうしても暗い局面が出てきます。それと折り合いをつけるには、そういう暗い側面は切り捨てていくしかないと思います。
    例えば、ガンで余命幾ばくもない。そういうときには、なかなか幸せを感じられないかも知れません。
    しかし、そういうときでも、例えば何かの工作をして、その完成を楽しみにするとか、調べ物をして、新しい知識を身につけることを楽しみにするとか、そういう未来に対しての明るい希望を持つことはできると思います。そして、それに対して幸せを感じていく。それが、現実とのいい

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  • お金をかけずにたった三ヶ月で知的生産性を爆発的に飛躍させる方法:その27(1,854字)

    2019-06-25 06:00  
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    パソコンにメモリという概念がある。メモリは、さまざまなことを一時的に処理する空間だ。
    例えば、立ち上げたアプリが動くのがメモリという空間である。そのため、アプリをたくさん立ち上げていると、メモリを食ってしまい、動作が遅くなる。動作が遅くなると、例えばワープロで字を打っていても、変換されるスピードが遅くなったりして、作業効率がとたんに下がる。
    だから、アプリというのはたとえメモリに多少の余裕があっても、なるべく同時には立ち上げない方がいい。使い終わったら、その都度閉じるのがいいのである。そうすることで、作業効率は少しずつでも上がっていく。
    この「少し」というのが、けっしてバカにできはない。「塵も積もれば山となる」で、時間が経てば立つほど大きな違いとなって現れる。生産性の大きな違いとなって現れるのだ。だから、メモリというのはなるべく解放しておくに越したことはない。
    部屋の作業スペースも、このメ

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  • 最初で最後の表彰式(1,917字)

    2019-06-24 06:00  
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    Uはみんなに担がれ保健室に運ばれていった。
    ぼくは、とてもではないがその列には参加できなかった。運ばれるUを遠巻きに眺めるだけだった。
    それでも、彼の状態が気になって仕方なかった。それで10分後くらいに、こっそりと保健室へ行った。そうして、保健の先生に「頭痛がする」と嘘をついて、薬をもらって仮眠室で寝かせてもらった。そこにUも寝かせられているから、彼の様子を確かめようとしたのだ。
    そうして仮眠室に入ると、Uは確かにそこにいた。しかし、残念ながら彼の顔は見えなかった。ベッドにはカーテンがあって、それが閉まっていたからだ。
    それでぼくは、少し離れたベッドのところに入り、やっぱりカーテンを閉めて待機した。そうして、どれくらい待ったであろうか。ほんの5分ほどだったと思う。保健の先生が仮眠室に入ってきて、Uのベッドのカーテンを開ける音が聞こえた。それでぼくは、耳を澄まして注目した。
    すると、保健の先

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  • ラグビーの話の続きです(1,834字)

    2019-06-21 06:00  
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    高校時代のできごとを書いているうちに、すっかり長くなってしまった。最初はほんの数回で終わると思ったが、思いのほか続いている。自分でも気づかなかったが、実は書きたいことが多かったのだ。
    書いていて思ったのは、これは事実ではあるものの、一つの小説でもあるということ。そして小説というのは、「何を書くか」ということより「どう書くか」ということの方が重要ということだ。「語ることそのもの」より「語り方の角度」が大切なのだ。そのことがよく分かった。
    以前、Q&Aコーナーで「どうしたら取るに足らないことでも面白く語れるか」といった趣旨のご質問をいただいたが、それにあらためて答えるとするならば、やはり「面白がり方」を習熟させる、ということになる。高校時代の取るに足らないエピソードでも、そこにユニークな「面白がり方の角度」を見出せれば、面白がることができる。また、その面白さを他人に語ることができる。
    高校2年

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  • 子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第7回(1,710字)

    2019-06-20 06:00  
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    今、仕事がなくなろうとしている。ロボットやAIに奪われ、人の社会参加や、経済活動や、生きがいを見つける場所が失われようとしている。
    では、それはどのように失われようとしているのか?
    どんな仕事から奪われていくのか?
    すでに失われた仕事として象徴的なものの一つが、駅の改札員である。駅で切符にハサミを入れたり、回収したりする仕事だ。今やそれは、ほとんどが機械に置き換わった。
    また、次第に失われつつある仕事に、お金の計算がある。昔は、銀行員や会社の経理など、お金の計算を仕事とする人がとても多かった。大企業だと、昔は何十人もがただ計算をするためだけに雇われていた。
    しかし今や、計算のほとんどはコンピューターの仕事となった。そのため、銀行員や会社の経理部員は、その数をどんどんと減らしている。完全になくなったわけではないが、最盛時の数分の一になった。あるいは、経理はほとんどコンピューターに任せていると

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  • [Q&A]山里亮太氏と蒼井優氏の結婚についてどう思いますか?(2,201字)

    2019-06-19 06:00  
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    [質問]
    ちょっと前のことになりますが、山里さんと蒼井優さんの結婚には驚かされました。
    とは言っても山里さんの本を読んでいたので、彼には努力の人というイメージがあり、分からなくはないカップルでした。
    ハックルさんはこの結婚や周りの人の反応をどう見ましたか?
    [回答]
    そうですね。この結婚についてはぼく自身もいろいろな思いを抱きました。
    まず、「上手くいってほしい」と思いました。というのは、根底に「上手くいかないのではないか」という疑問があるからです。
    それは、「女性は誰でも山里氏のようなモテない男性が好きではないはず」という強い疑念があるからです。ぼくは、「女性は堅実性より空虚であっても華やかな、夢見る乙女の妄想を具現化してくれるような男が好きなはず」と思っています。そういう思いが強く内面化しているのは自覚しているため、偏見かもしれないとは思いつつも、やっぱりそう思ってしまいます。
    ですの

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  • お金をかけずにたった三ヶ月で知的生産性を爆発的に飛躍させる方法:その26(1,775字)

    2019-06-18 06:00  
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    記憶というのは、空間と深い結びつきがある。空間――取り分け幼い頃に住んでいた「家」というのは、記憶の最も深いところにしまい込まれるために、生涯忘れない。
    多くの人が、住んでいた家の細部に至るまでありありと記憶している。また、頭の中で空想すると、その空想の中の家をも自由に歩き回ることができる。
    そのため、その家の記憶(空間の記憶)を利用して、たくさんのことを暗記するという方法が開発された。これは「空間記憶術」とか「場所法」などといわれるが、覚えたいものを自分の頭の中の部屋に結びつけるという記憶テクニックである。
    例えば、覚えたい英単語を記憶の中の家に置いていく。玄関の所には○○、台所には××、寝室には△△といった具合に、覚えたいものを家のさまざまな場所と紐付けていく。
    そうすることで、人間の記憶力は飛躍的に高まる。覚えたいことの数を、飛躍的に増やせるのだ。
    そんなふうに、記憶と空間というのは

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  • 自分が好きなものの見つけ方・個性の持ち方(1,638字)

    2019-06-17 06:00  
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    人は、人とのつながりの中で生きている。
    人には、何か基盤となる「よりどころ」が必要だ。よって立つ足場が必要である。
    その足場は、「幼い頃に母親から愛された」という事実によってできる場合が多い。ただし、その愛は「正しい愛」でなければならない。
    「正しい愛」とは、無償の愛だ。見返りなしに子供を愛するような態度でなければならない。
    しかし、多くの親は、たいてい子供に見返りを求める。自分が愛する代わりに、子供にも自分を愛してほしいと望む。そういう「有償の愛」を求める。「等価交換の愛」である。
    等価交換の愛を注ぐ母親は、子供がちょっとでも気に食わないことをすると、「損した」という気分になる。だから、子供に駆け引きを仕掛ける。
    「そういうことするの、お母さん嫌いだな」
    この一言は、かなり重い。この言葉は催眠効果が高く、従ってサブリミナルに効いてくる。
    そうなると、子供はお母さんに支配されるようになる。

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