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記事 18件
  • [Q&A]よく聞く音楽は?(1,051字)

    2018-01-31 06:00  
    110pt
    [質問]
    ハックルさんが気分を盛り上げるために聴くのはどんな音楽ですか?
    [回答]
    盛り上げるために音楽を聞くことはほとんどないですね。その意味では気分の盛り上がりを求めていないのだと思います。
    音楽は、ベッドでゲームをするときに聞いています。よく聞くのは小椋佳です。80年代、90年代の音楽もよく聞きますね。
    最近買ったのは、安室奈美恵「Don't wanna cry」、Winkの「淋しい熱帯魚」、岡本真夜の「TOMORROW」、Donna Summerの「On the Radio」、池田聡の「モノクローム・ヴィーナス」、Dead or Aliveの「You Spin Me Round」などです。ふと聞いて懐かしいなと思う曲は買うようにしています。iTunesで買ってiPhoneで聞いています。こうしてみると今の音楽はほとんど聞かないし知らないですね。
    [質問]
    自分の不注意で失敗してしま

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  • これからどう生きたらいいのか?:第6回(1,690字)

    2018-01-30 06:00  
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    これから勉強を楽に、楽しく続けていくためには、好奇心が欠かせない。なぜなら、好奇心があるといろいろなことに興味が持て、自然と勉強ができるようになるからだ。勉強をすること自体が苦ではなくなり、自らを間断なく成長させていくことができるようになる。
    では、好奇心を持つためにはどうすればいいか?
    それには、ちょっとしたコツがある。
    まずは、「好奇心とは何か?」ということの本質を知ることだ。
    好奇心の本質とは「謎」である。人間は、謎に弱い。謎に無条件に魅力を感じる。謎に自然と好奇心を抱くようにできているのだ。
    これには理由がある。人間には、もともと強い不安がある。それは、生きていくために必要な機能だ。不安があるから、外敵から遠ざかったり、失敗を繰り返さないようにしたりする。人間は、長い歳月の中で、この不安とともに生きてきた。
    ところが、そんなふうに不安が重要すぎるあまり、思わぬ副産物が生まれることと

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  • ローマ史とセザンヌを勉強する方法(1,861字)

    2018-01-29 06:00  
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    2
    ぼくはローマ史とセザンヌを専門的に勉強したわけではない。したわけではないが、この二つの大いなる魅力の片鱗についてなら、多少ではあるが分かっているつもりだ。
    そこで今日は、ローマ史とセザンヌについて考えてみたい。
    まずローマ史についてだが、ぼくが離婚して落ち込み、心機一転小説家を目指していた頃、一人で孤独だったのでいつも本を読むことでそれを癒やしていた。しかしお金がなかったから、いつも近所の古本屋に行って面白そうな本を見つけては、ずっと家で読んでいたのだ。
    当時は、暖房代もなかったから、冬になると風呂を入れ、その中でひたすら本を読み続けていた。風呂場というのが一番暖房代がかからなかったし、健康にも良かったので一石二鳥だった。
    さて、そんな時代にぼくは塩野七生さんの『ローマ人の物語』を読んだ。はじめはカエサルへの興味からだった。カエサルというのがどういう人物かに興味があったのだ。
    ちょうど文学

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  • 現代ビジネスのヒントは中世のお大尽向けの商売の中にある(1,905字)

    2018-01-26 06:00  
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    私たちは今、大きな価値の転換点に立っている。アベノミクスでお金は市中にあふれ出たが、その使い道がない状態だ。
    それで、基本的には株にお金が集中している。昨年の株高はほとんどそれが原因だろう。
    あるいは、首都圏の不動産価格が値上がりしているのも、ほとんどそれが原因だ。
    お金が市中にあふれれば、お金そのものの価値は低まるので、人はそれで何かを買おうとする。そうすると、経済が活発になって景気が回復するはずなのだが、しかし今は、残念ながらお金があっても買おうとするものが少ない。なぜなら、多くの人の生活はお金なしでもほとんど満たされているからだ。それで、欲望の総量が少なくなり、商品が売れないのである。
    そういう時代に、注目されているのが「中世のお大尽向けの商売」だ。中世のお大尽も、やっぱりお金は大量にあって、もう買いたいものはなくなっていた。そうしたときにでも、商売人はなんとか彼らの財布をこじあけよ

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  • なぜ勉強するのか?:その5(2,116字)

    2018-01-25 06:00  
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    なぜ地理を勉強する必要があるでしょうか?
    これについて、疑問に思う人はとても少ないでしょう。なぜなら、地理というのは我々の生活に欠かせないものだからです。特に「地図」は、もはや手放すことができません。一説によると、スマホのアプリで一番使われているのはGoogle マップとのことです。
    そんなふうに、 ほとんどの人は教わるまでもなく、地理の重要さを知っています。
    ただ、地図の重要さは知っていても、それ以外の重要さを知らない人は多いのではないでしょうか。地図以外の地理、例えば地形や地質や地名を知っていても、それが生活に直結するわけではないので、すぐには役立たないからです。
    おかげで、「なぜ地理を習うのか?」と疑問に思う人も少なくありません。
    ところが、地理というのは、実はこれからの世の中を生きる上で、非常に重要な役割を担っています。なぜならば、人間やこの世界そのものを理解するのに、この上なく重

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  • [Q&A]瞑想をするときの雑念について(1,223字)

    2018-01-24 06:00  
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    [質問]
    ほとんど英語力がない人に対して、ビジネス会話ができるくらいの英語力を効率的に身に付けるよう指導しなければならない場合、どのように、どんな風に学習を進めますか?
    [回答]
    それはやっぱり、お金を払って英会話スクールに行かせるしかないのではないでしょうか。英語を指導するというのは、需要も大きい仕事だと思うので、プロに頼むのが結局費用対効果が高います。
    ただ、本当にやろうと思ったらアメリカ支社を作って、現地に住むのが一番かとは思います。
    [質問]
    最近、人の目を見て話すことが出来ません。元々、人と目を合わすのが苦手でしたが、最近ますますひどくなっています。家族にすらそうなっています。目とは言いません。せめて顔だけでも見て話すようにしたいのですが、どうしたらいいでしょうか?
    [回答]
    これは諦めてください。ぼくも、もうずっと人の目を見て話していませんが、特に支障はないですよ。
    ただ、振り

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  • これからどう生きたらいいのか?:第5回(1,915字)

    2018-01-23 06:00  
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    これからの時代は、一生勉強が必要である。
    それは、「答えの出ていない問題」を解くためだ。
    そして、「答えの出ていない問題」を解くためには、「好奇心」が欠かせない。
    ところが、現代は好奇心を持つ人が少ない。むしろ多くの人が、大人になるまでに好奇心を失う。
    なぜか?
    それは、好奇心には「敵」がいるからだ。
    好奇心を持つことを妨害する人々が、世の中にはたくさんいるのである。
    それは、大きく分けて三種類いる。
    好奇心には、いうなれば「三人の敵」がいるのだ。
    では、好奇心の「三人の敵」とは誰か?
    一人目は「大人」である。
    大人は、好奇心を敵視している。特に、子供が好奇心を持つことをとても嫌う。
    それには、いくつかの理由がある。そのうちの最も代表的なものが、答えづらかったり、答えられなかったりする――ということだ。
    例えば、多くの子供は「自分はどのようにして生まれてきたのか?」あるいは「人はどのように

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  • これから価値のある文章(1,906字)

    2018-01-22 06:00  
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    ぼくは「これからどう生きるか?」というのを今でもよく考える。
    そのときに、「自分の一番得意なことを活かそう」というのは、やっぱり必然的に考える。
    では、自分の一番得意なこととは何か?
    それは、一番は「文章を書くこと」ではないかと思う。ぼくは、文章を書くことに、これまでの人生の中でも最もたくさんの時間を費やしてきた。
    ただ、昨今は文章がビジネスにしにくくなりつつある。というのも、コンピューターの進歩で、文章というもののシステムも解明されつつあり、その大部分が自動化されるような状況で、ただ単に書くだけでは価値がなくなってきたからだ。そこでは、単に情報として価値があるとか、読んでいて面白いということを超えた価値が必要とされている。
    では、単なる情報ではなく、また読んで面白いだけでもなく、価値がある情報とは何か?
    それは、今は大きく三つあると思う。
    それは、「伝えたくなる」「役立つ」「気づきを与え

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  • 新しい知識の身につけ方(1,709字)

    2018-01-19 06:00  
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    ぼくは今、映像を勉強している。本格的に勉強し始めて、もう4年くらいになる。
    さすがに4年も勉強していると、いろいろ分かってくる。それに、50歳近くになってからの勉強なので、「勉強とは何か?」ということも分かってくる。
    そこで今日は、映像におけるぼくのこれまでの勉強を概観してみたい。
    映像の勉強は、まずは成り行きから始めた。それほど思い入れがあって始めたわけではなかったが、始めてみると面白く、どんどん深みにハマっていった。
    振り返ってみると、ぼくはこれまでの人生の中で、いろんな勉強を始めたり、また終わらせたりしている。
    例えば、5年くらい前に陶器集めにハマったことがあった。本をたくさん買って勉強し、陶器市を回って安い名品を買いあさったりした。
    それは1年くらい続いたが、いつの間にか終わった。それ以上興味が持続しなかったからだ。
    またあるときは、不動産にハマった。不動産のことをいろいろと勉強し

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  • なぜ勉強するのか?:その4(2,1250字)

    2018-01-18 06:00  
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    「今、歴史を勉強する意味の第三」は、「歴史の流れを読むこと」です。
    歴史を知るようになると、そこに大きく二つの特徴を見て取ることができます。
    第一の特徴は「歴史は繰り返す」ということ。以前にもあったことが、繰り返し起きたりします。
    例えば、「今、歴史を勉強する意味の第二」で述べたように、「少子化」というのは今回が初めておきた事象ではありません。古代ローマでも同じことが起きていました。
    また、今、インターネットが普及したおかげで、古いメディアであるテレビが苦境に立たされていますが、これは過去にも同じような事例があります。それは、テレビが普及したときに、古いメディアであったラジオが苦境に立たされたのです。
    そういうふうに、歴史を知ると「今起きている事象」が「過去に起きたできごと」と似ているのを発見することがあります。そうしたときに、過去におきたできごとを詳しく調べることで、今起きている事象の問

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