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記事 20件
  • 身も蓋もなさの効用と弊害について(2,195字)

    2016-01-29 06:00  
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    近頃、交際相手の子供(連れ子)を殺すという事件が増えている。
    先日も、とある男性が、交際相手である女性の3歳の男の子を殴り殺したという事件がニュースになった。
    逮捕の男“ガンつけられ頭きた”3歳児死亡
    こういうニュースを見て、ぼくが思うのは、 

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  • 教養論その22「言語能力における『構成力』とは何か?(後編)」(1,981字)

    2016-01-28 06:00  
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    前回は、言語能力における構成力とは何か――ということを見てきた。
    それは、詰まるところ「相手に伝えたいこと(ゴール)を明確にし、そこからの逆算で言葉全体を構成すること」である。話の構成の下手な人は、この「ゴール設定」ができていないため、構成ができていない。そうして、いわゆる「オチ」のない話になってしまうのだ。

    では、そうした構成力はどうすれば養われるのか?
    言語能力における構成力を養う一番のコツは、まずは言語の構成の「基本形」というものを把握することである。その型を知るということなのだ。

    では、言語能力における「型」とは何か?
    それは、「オチ」を活かすための「フリ」を、しっかり作るということに尽きるのである。


    先述したように、話の構成というものはまずはゴールを設定するところが始める。それは「オチ」を決めるということでもある。
    そして、オチを決めたら今度はそこから逆算して「フリ」を決

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  • [Q&A]罪悪感に苛まれたときどうすればいいのか?(1,418字)

    2016-01-27 06:00  
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    [質問]若い頃の血の気か多い時期人生の不条理に納得いかず「他者に負けたくない精神」のようなものも強く、また、常識に欠けていたところもあったかと思います。「若気の至り」と言えば、それまでですが、今、思えば、「失礼な事や態度をしてしまったかもな」と、罪悪感に苛まれたりするのですが、どうしたらいいですかね?[回答]一人ひとり、謝りにいくのがいいと思います。それから、成長し、変化するのが最大の謝罪ではないでしょうか。[質問]気付いたら37歳になりました。いまは会社勤めですが、この生活を定年まで続けるのはとても無理と思い今後、独立の道を探っていきたいと思っています。俗に言う人生の折り返し地点を迎え、これからどういう振る舞いをしようかと色々と悩んでいます。ハックルさんの経験を通じて37歳の時に有益だった振る舞いや心持ち、経験しておいて良かったこと、行って良かった場所など(もしくはしておけばよかったとい

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  • 世界的なプロダクトを生み出す日本の美的感覚:その3(2,187字)

    2016-01-26 06:00  
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    ここからは、日本固有の美が生まれた前提条件をさらに詳しく見ていきたい。
    まずは、日本の国土の「有限性」――つまり「狭さ」について。
    日本は、いわゆる大陸ではなく島国である。しかも縦に長い(細い)ので、どんな場所からでも二日も歩き続ければ海に出る。
    そして海は、そこで生きる人に「境界」というものを意識させる。その境界に日常的に接していると、人は「自分たちは外部からは隔絶された環境の中で、独特の文化を育んでいる」という意識を育ませる。
    これが、島国は島国でも「大陸から遠く離れた絶海の孤島」では、こうはならなかっただろう。というのも、日本は島国でありながら、同時に「大陸に近い」という特徴を持つ。境界である海の、そのちょっと先にはもう大陸がある。中国地方や九州からは、晴れた日には遠くに中国大陸や朝鮮半島を見通すことができる。そうして実際、これらの国々とは有史以来頻繁に交流もしてきた。
    そのため日本

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  • バス事故について(2,075字)

    2016-01-25 06:00  
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    格安ツアーバスの事故が起きた原因は、小泉内閣時代の規制緩和でバス事業への参入が容易になった結果、過当競争が起きて価格が下落し、その分従業員の給料も下がって運転手の質を担保できなくなったのが一つとされている。格安ツアーのバス会社は、運転手が過酷な条件で働かざるをえない文字通りのブラック企業だ。そういう場合、普通なら過労で本人が死ぬだけだが、バスの場合は乗客をも巻き込んで大惨事につながってしまう。
    こういう事故が起きると、テレビのコメンテーターは安易に「行き過ぎた規制緩和は良くない」などと口にするわけだが、彼らが見落としているのはバスの運賃が安くなったことによってどれだけの人が恩恵を被ったかということである。どれだけお金がない人の移動が楽になったか。ぼくが若い頃は、遠出というのはほとんど電車しか選択肢がなかったのでとてもお金がかかった。しかし今の若い人は、日本全国どこへでもバスで行ける。バスは

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  • アメリカで受けるというのはどういうことなのか?(2,190字)

    2016-01-22 06:00  
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    「もしドラ」をアメリカで出すにはどうすればいいのか?――ということを年明けから考えている。
    まず、前提として「もしドラ」そのものの英訳というのは、結局出版契約してくれる出版社が現れなかった。ダイヤモンド社が簡単に英訳したものをエージェントに持ち込んでくれたのだが、上手くいかなかった。
    詳細な理由は聞いていないが、おそらく「高校野球」というところに難色を示したのだろう。というのも、まず高校野球という文化をアメリカ人が理解できないということもあるが、それ以上にアメリカ人にとって野球は「ナショナルパスタイム」といわれるほど誇りに思っているものなので、日本で行われている野球にあまり興味を持てない――というところがあるのだ。
    たとえていうなら、韓国で行われている相撲の全国高校大会に、日本人がなかなか興味を抱けないのと似ている。ソウルのとある高校が相撲の韓国チャンピオンになるためドラッカーを使ってチー

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  • 教養論その21「言語能力における『構成力』とは何か?(前編)」(2,125字)

    2016-01-21 06:00  
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    言語能力における「構成力」とは何か?
    言語というのは、言うまでもなく「単語の連なり」によって形成される。だから、いくら「単語」を知っていても、それだけでは「言語能力」があるとはいえない。言語能力には、その単語を「構成する力」も含まれているのだ。
    そしてこの構成力というのは、言語能力においては最も重要な能力でもある。
    というのも、たとえ単語を数多く知らなくとも、構成力が巧みであれば、多くの人から「言語能力がある」と見なされるからだ。
    その意味で、言語能力における「構成力」の役割は、「単語を知っている」ということよりずっと大きい。単語を数多く知っているが構成力に欠ける人と、単語を知らなくとも構成力に長けている人とでは、「言語能力」という観点から見ると、圧倒的に後者に分があるのだ。
    この「構成力」というのは、いわゆる「地頭」というものに通じる。
    例えば、言葉を料理人の包丁にたとえると、いい包丁を

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  • [Q&A]気まずい沈黙にどう対処すればいいか?(1,759字)

    2016-01-20 06:00  
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    [質問]
    今、働いてる職場の休憩室がせまく、しかも異性の比率が多く、二人きりになったりしたときに、「別に気にしなくてもいい」「思い込み」と言われればそれまでですが、沈黙が辛く気まずいのが耐えられず「何か喋らなきゃ」観念がどこからともなく沸いてきます。何か「沈黙」による「気まずさ」への対処法はありますか?
    [回答]
    「自分は沈黙に耐えられるんだ」と自己暗示をかけることです。ぼくも以前は沈黙を気まずく思っていましたが、自己暗示に成功してから沈黙が恐くなくなりました。沈黙が恐くなくなると、非常に気が楽です。
    [質問]
    質問の回答で、見る目を養うために器にこることをオススメされていて、古伊万里に興味を持ちました。月に二度くらい近くで骨董市をやってる事が分かったので行ってみようかと思います。調べてみると贋作も多いようで、古伊万里の本は読んでみようと思うのですが、上手に買えるアドバイスがありましたら教

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  • 世界的なプロダクトを生み出す日本の美的感覚:その2(1,682字)

    2016-01-19 06:00  
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     この他にも、さらに二つの地理的条件が、「日本固有の美的感覚」を育んだり「日本的な美」を生み出したりすることと深い相関関係にある。
     一つは、「天変地異が多い」ということ。地震や火山、津波、台風などがその代表だが、大雨による土砂崩れや、乾燥による火事などにも見舞われる。日本の気候はとにかくころころと移ろいやすく、変化による被害を避けられない。
     そこで日本人は、そうした変化に対抗するのではなく、むしろ順応するような文化を築き上げてきた。代表的なのは、その住居に対する考え方である。日本人は、建造物を「永続するもの」とは考えず、むしろ「使い捨てるもの」と考える。そのため、手軽で簡便な建築工法が発達し、そういう家での住まい方を洗練させてきた。
     その象徴ともいえるのが、伊勢神宮の「遷宮」という有り様である。伊勢神宮は、原則的に二〇年おきに社殿を作り替える。これは、建築というのは天変地異に際して壊

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  • ベッキー氏とSMAPについて(2,149字)

    2016-01-18 06:00  
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    読者の方からのお便りで、「最近時事問題についての言及が少ない」とのご指摘をいただいた。それで、月曜日はなるべく時事問題について書く日としていきたい。月曜日はニコ生もあるので、時事問題のいくつかは放送でも掘り下げるつもりだ。
    まず「ベッキー氏問題」について。
    ぼくは、「性」については比較的アバンギャルドな考えの持ち主かもしれない。ニコ生でもたびたび言及してきたが、現代においては一人のパートナーとしか性交渉を持たないということには無理があると思っている。だから、男も女も浮気をするべき……とまではいわないが、しかしながら「しても仕方ない」という考えだ。
    それゆえ、ベッキー氏と川谷絵音氏との関係についても、「さもありなん」という感慨しか抱かなかった。ただ、川谷氏の妻への態度には、相手への気遣いが欠けていたところがあったのだと思う。
    というのも、若い頃、ぼくの周囲には複数の相手と性交渉を持っている人

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