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記事 20件
  • 2019年を振り返る(1,926字)

    2019-12-27 06:00  
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    2019年がもうすぐ終わろうとしている。みなさんはどのような年だったであろうか? ぼくにとっては去年に引き続き今年もまた激動の年であった。そのことを簡単に振り返ってみたい。
    まず昨年の12月に子供が生まれて、年が明けてから本格的な子育てが始まった。最初は手探りだったが、仕事をしてなかったこともあって、すぐに子供中心の生活に切り替えられた。
    ところが、その子供がどんどんと変わっていった。最初は寝返りさえ打てなかったのが、寝返りを打つようになり、「寝返り返り」ができるようになり、ずりばいが始まって、やがてつかまり立ちも始まった。今でははいはいをしている。
    はじめは大人しい子かとも思ったが、今では家で暴れている。好奇心が旺盛で、とにかく暇を持て余しているのだ。そのため、外に連れて行けとうるさい。外に連れて行くととても喜ぶ。
    食欲も、最初はなかったように思ったが、やがて好奇心による食欲が芽生え、な

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  • 子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第33回(1,496字)

    2019-12-26 06:00  
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    イノベーションを起こすためにはプロトタイプ思考が必要となる。そしてプロトタイプ思考を鍛えるためには、「建築の感度」と「生活の感度」を高めることが肝だ。
    では、どうすれば建築の感度と生活の感度を高めることができるのか?
    ところで、「建築の感度」と「生活の感度」は、それぞれ次のように言い換えることができる。それは「空間の感度」と「時間の感度」だ。
    「建築に習熟する」というのは、いうまでもなく「空間に習熟する」ことだ。
    一方、「生活」というのは基本的には日々の営みを指すが、そこでは「時間感覚」が絶対的に必要になる。例えば、洗濯をするときには「その服を次に着るのはいつか」ということが重要になる。あるいは料理をするとき、「それを食べるのはいつか」ということを勘案しなければならない。
    そんなふうに、そこには必ず何らかのタイムラグが生じる。人は、今だけを生きることは不可能だ。短期的にしろ長期的にしろ、必

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  • [Q&A]今年読んでおすすめの本は?(1,580字)

    2019-12-25 06:00  
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    [質問]
    月に何冊くらい書籍を読みますか?
    また、どんなジャンルが好きですか?
    今年読んだ本でおススメのものをいくつか教えて下さい。
    [回答]
    今は月におそらく10冊くらいでないでしょうか。好きなジャンルはビジネス書ですね。新しい知識を得られる本が好きです。今年というか、最近読んで良かったのが『イノベーターズ』『サードドア』『PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』などですかね。
    [質問]
    MaaSについてどう思いますか?
    [回答]
    MaaSが日本に与えるインパクトは本当に大きいと思います。それは、日本の不動産市場に巨大なインパクトを与えるからです。MaaSが発達すると「駅前」という概念が大幅に薄らぐでしょう。今、日本の不動産は駅からどれくらいの距離にあるかということでほとんどの価格が決定されているので、これが大幅に崩されることになるのです。
    それに変わって、

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  • 映画のサンプリングについて研究する:その5「『フォレスト・ガンプ』がサンプリングした映画」(2,011字)

    2019-12-24 06:00  
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    『フォレスト・ガンプ』の中で、ダンとフォレストはニューヨークの道を渡る。このとき、タクシーに轢かれそうになったダンが「I’m walking here!」と怒るのだが、このシーンにはサンプリングした元ネタがある。それは『真夜中のカーボーイ』だ。1969年の作品で、ジョン・ヴォイトとダスティン・ホフマンの二人が主演している。
    『真夜中のカーボーイ』では、ニューヨークの横断歩道を二人が渡ろうとするシーンがある。そのとき、タクシーが突っ込んでくるのだが、それに轢かれそうになったダスティン・ホフマンが「I'm walking here!」と怒るのである。

    このシーンはとても有名になった。なぜかといえば、これは見ると一目瞭然なのだが、そもそも印象的ではある。強烈に惹かれるところがある。ただ、これも話の筋とは関係ない。単にタクシーに轢かれそうになっただけで、それ以前のストーリーとは関わりがないし、そ

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  • 現代は議論が「2周」ずれる(1,593字)

    2019-12-23 06:00  
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    10年先のことを考えると、社会が今と比べて大きく変わっているということは異論のないところだろう。だから、そこに向けて動き出すべきだと思うのだが、多くの人はむしろ過去にしがみついて生きている。今にアジャストすることすらできていない。だから、議論が1周ではなく2周ずれる結果となっている。そのため議論が成立しない。
    例えば、今だって学歴社会はこれまでのような形では成立していない。大学に入れば就職は約束されているが、そこで入れるのは未来がない企業ばかりだ。例えば日本の一部上場メーカーには入れるかもしれないが、そうした企業が10年後には今の形で生き残っているとは思えない。だから、今でも就職のために大学に行く必要は厳密にはない。
    これは未来においてはもっとそうで、そもそも日本の一部上場メーカーはもう潰れているから、大学に入る意味はますますなくなる。それ以前に、そもそも日本の大学が優位性を失っているだろ

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  • 伊藤氏と山口氏が二人とも不幸になることの意味(1,717字)

    2019-12-20 06:00  
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    ジャーナリストの伊藤詩織氏が、元TBS記者の山口敬之氏から性行為を強要されたとして慰謝料1100万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、12月18日に東京地裁は山口氏に慰謝料など330万円の支払いを命じる判決を下した。伊藤氏の勝訴となり、山口氏が即日控訴した。今回は、この事件について書いてみたい。
    ぼくは前々から思っていたのだが、現代においてセックスはどんどん難しくなっている。なぜならセックスというのは、本質的に非道徳的なものなのだが、現代では道徳的であることが過剰に要求され、もはやセックスそのものが否定されるようになっているからだ。
    厳密にいうと、セックスの道徳的な部分だけが称揚され、セックスの非道徳的な部分はあたかも初めから価値などなかったかのように蔑ろにされている。しかしそれは本質的なセックスではない。
    具体的にいうと、セックスにはある種の暴力性が必ず伴う。暴力こそがセックスの重要な一部を

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  • 子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第32回(1,743字)

    2019-12-19 06:00  
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    イノベーションを起こすための考え方として、「プロトタイプ思考」は欠かせない。「まずは何か作ってみる」というフットワークの軽さがないと、イノベーションは起こせない。
    なぜなら、プロトタイプ思考は失敗を許し、そこから適切なフィードバックを得ることができる。そうして、アイデアを効率的に洗練させられる。すると、それを元にすぐれたイノベーションが生み出されるからだ。
    だから、そこではいかにプロトタイプ思考の「壁」を取り除き、試作品を作りやすくする環境を作るかということが重要になってくる。
    その「環境」とは、大きく四つある。それは「材料」「工具」「収納場所」「作業場」だ。今回は、そのうちの「収納場所」と「作業場」について見ていきたい。
    まず「収納場所」というのは、文字通り材料や工具を「収納」しておく「場所」のことだ。これがなぜ重要かといえば、収納場所が遠かったり使いにくかったりすると、プロトタイプ思考

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  • [Q&A]YouTubeでどのような内容の番組を作ればいいか?(2,790字)

    2019-12-18 06:00  
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    [質問]
    来年、2020年はYouTubeに積極的にコミットしていこうと思っております。
    1年間で100本くらい動画を上げられたらいいなと思っているのですが、まだ内容がざっくりとしか決まっておりません。
    もし岩崎さんが1年間で100本動画を上げるとした場合どのような内容、作戦で動画を上げていきますか?
    岩崎さんのYouTubeチャンネルも動かしていただきたいです。
    [回答]
    やるなら100本ではなく毎日投稿を目指した方がいいです。つまり年間365本。そして、そこから逆算して動画を作っていきます。
    1本の長さは、10分前後にしたい。そうしたら、必然的にトークものしかありません。そうでないと量産できないからです。そこで、毎日10分くらいしゃべり、それをほとんど未編集で流すという方法に帰結します。
    YouTubeの最大の利点は、そのフィードバック性にあります。流したものの結果がすぐに出る。そうし

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  • 映画のサンプリングについて研究する:その4「最初の意識的なサンプリング映画としての『フォレスト・ガンプ』」(1,799字)

    2019-12-17 06:00  
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    夢というものは、現実を再構成して新しい物語にする。だから、それは現実がベースになっていながら、現実とは少し違っている。また、そのベースとなる現実も、あくまでも自分の見た現実、つまり「印象」によるものだから、本物の現実とは少し異なる。
    そういうふうに、夢は現実をベースとしながら現実とは少し異なった様相を示す。映画におけるサンプリングは、これと似たような構造を取る。まず元ネタというものが現実として存在するが、それを見たときの印象をもとに後世の人間が再現するから、元ネタ(現実)とは少し違ったものになる。モノマネ芸人が、元ネタを模倣しながらも特徴を誇張するなどアレンジを加えるために、元ネタとは異なってくるのとよく似ている。
    そして不思議なことに、モノマネというものは元ネタと少し違っていた方が似ていると感じる。それと同じでサンプリングも、元ネタと少し異なっていた方が、かえって元ネタの存在を強く我々に

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  • 自分はどこにいるのか?(1,642字)

    2019-12-16 06:00  
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    東京にいると生活がなんとなく記号的になってくる。記号的というのは例えば家から会社までの道のりというものがあって単純にそのルートを覚えてそれを往復するだけになる。そうして今自分がどこにいるかということを全体的な視点の中で考えなくなる。自分が世界のどこからどこへどのように移動しているかということが意識されなくなる。
    それはコンビニに行くときもそうだ。コンビニの極度にカスタマイズされた陳列棚を見ているとそれがあたかも当たり前のようにそこにあるかのように錯覚する。それがどこからどう来たかという来歴に想いを馳せなくなる。表層に目を奪われてその構造に思いが至らなくなる。東京は便利さやサービスを突き詰めているのでそういう感覚が極度に強まっていくのだ。
    そうして感性が鈍くなる。糸島に来てまだ一ヶ月しか経っていないがそのことを感じるようになった。糸島に来ると自然と移動距離が長くなる。そうして知らない場所に行

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