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記事 20件
  • 今具体的にすべきは部屋の模様替えである(1,784字)

    2019-02-28 06:00  
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  • [Q&A]映画「ROMA ローマ」についてどう思うか?(1,443字)

    2019-02-27 06:00  
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    [質問]
    映画「ROMA ローマ」のアルフォンソ・キュアロンがアカデミー賞の監督賞に輝きました。第86回で同賞に輝いた「ゼロ・グラビティ」(2013)に続き、2度目の受賞です。Netflixがつくったことも話題のひとつです。ハックルさんは、今回のアカデミー賞についてどのような感想を持ちましたか?
    [回答]
    監督賞はハリウッドのマンネリ化を防ぎ新しい境地を切り開いた監督に与えられる傾向があるのですが、その意味で、今回の受賞はまことに相応しいとしかいいようがないと思います。キュアロン監督は映画というものの地平を切り開く文字通りの開拓者です。それは映画を愛し抜き、研究し抜いたからこその成果です。はっきりいって映画の変態です。ですが映画の変態こそ、監督賞に相応しい存在です。その意味で、すごく真っ当な受賞だったと思います。
    [質問]
    わたしはイラスト関係の仕事をしています。同時に数社の仕事を並行して

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  • 人は歯磨きチューブを目指すべき(1,784字)

    2019-02-26 06:00  
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    人が生きる意味とは何か?
    一つは、美しさのゆえ、にだと思う。
    パズルのピースがハマると、気持ちいい。これは誰でもそうだ。誰でも、ものがぴったり収まると気持ちいいし、美しいと思う。
    人生もこれに似ている。人生がぴったり収まると、人は美しいと思う。
    しかし、ぴったり収まらない人生は、美しくなくて気持ち悪い。だから、ぴったりと収まった人生を目指すのだ。美しい人生を目指すのである。だから生きるのだ。
    では、美しい人生とは何か?
    ぴったり収まった人生とは何か?
    それは、生を燃焼させる、ということである。生きるために与えられたピースを、燃やし尽くすことだ。
    人が、老衰で死ぬことを美しいと思い、また憧れるのも、そのためである。経緯はいろいろあるにせよ、最後の一滴まで搾り尽くすように使い果たした命というのは、なんともいえず美しい。
    それは、搾り尽くした歯磨きチューブのようなものだ。搾り尽くした歯磨きチュー

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  • 人生とはなんだろう?(1,768字)

    2019-02-25 06:00  
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    50歳にして娘が生まれたときに思ったのは、「人間というのは実に偶然に生まれる」ということだ。それは「運命」と呼ぶのに相応しい。ほんのちょっとタイミングが狂えば、生まれてこなかった。一億の精子の中から選ばれたたった一つが、その命だ。その意味で、命はどんなものでも奇跡であり、どんな命でも運命なのである。
    アルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』という映画が、今、Netflixで公開中だ。これはぜひみなさんにも見てほしい。命というものの偶然性について、深く考えさせられる。
    この映画にはいろいろ印象的なシーンがあるが、取り分け深い感慨を覚えたのが出産シーンだ。同じキュロアン監督の『トゥモロー・ワールド』という映画にも出産シーンがあるから、監督にとっては出産は非常に重要なモチーフなのだろう。ぼくもつい先日、自分の娘の出産に立ち会ったばかりなので、その神秘性は確かに描くに値すると思った。特に

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  • 映画『ファースト・マン』を見て実感したこれからのコンテンツは文脈の読み解きが不可欠になるということ(2,155字)

    2019-02-22 06:00  
    noteで新しく有料の定期購読型マガジンを始めました。タイトルは『文脈ノート』です。その名の通り「文脈」についての記事を発信していきます。
    文脈ノート
    ところで、「文脈」とは何か?
    それは「コンテンツを成り立たせている背景」のことです。そのコンテンツが作られた理由や来歴のことです。そういうものの総称を、ここでは文脈と呼びます。
    今、文脈がとても重要になっています。
    先日『ファースト・マン』という映画を見たのですが、これなどは顧客に文脈を読み解いてもらうことを前提にして成立していました。予備知識なしに見ても、何かを感じることはできますが、面白さの神髄を味わうことはできません。その前提となる文脈を認識してから見た方が――つまりネタバレをしてから見た方が、絶対に面白いのです。
    『ファースト・マン』は、NASAの宇宙飛行士、ニール・アームストロングを描いた伝記映画です。ただし、今の若い日本人には、

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  • 明日のライティング術:第16回(1,878字)

    2019-02-21 06:00  
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    続いては、三の「類似」である。
    人は、あるものから何かを連想するとき、それと似たものを連想する傾向がある。なぜかといえば、「似ている」というのは人間にとってきわめて重要な概念だからだ。
    まだ科学が発達していない頃、人間は食べ物を探す際、それが毒か否かを判断しなければならなかった。あるいは、食物以外の危機に出くわしたときにも、それが危険かどうかを判断しなければならなかった。
    例えば、人間が初めて虎に出くわしたとき、虎はもちろん危険な動物だから、逃げなければならない。知らないものに対して警戒するということはあるにせよ、もし虎が「自分が知っている危険な動物に似ている」という状況があれば、そのセンサーはさらに敏感に作動することになる。
    もしライオンの危険性をよく知る人物が生まれて初めて虎に出くわしたなら、間違いなく「危険だ」と判断でき、いち早く逃げられるだろう。なぜなら、虎とライオンはとても似てい

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  • [Q&A]上司にモヤモヤしたときどう対処すればいいか?(1,854字)

    2019-02-20 06:00  
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    [質問]
    時間のない時に限って、上司は無理な変更を申し付けます。意味がない変更ではないので仕方がないのですが、もっと早く言えるチャンスはあったのは事実です。その時は気がつかなかったのでしょう。ギリギリになってひらめいたのでしょう。上司ってこういうものだと思います。でも、なにかモヤモヤが残ってしまいます。これくらいのことなので、お酒で憂さを晴らす気にはなれません。こういう時は、どう考えたらいいのでしょうか?
    [回答]
    そうですね。無理な変更にモヤモヤするというのは、本質的には変更そのものに対するアレルギーもあるのでしょう。
    ぼくが出版社にいたときも、そういう人が何人もいました。そして、そういう人を見ることで、「ぼく自身は変更に全く抵抗がないのだな」ということにも気づかされたのです。むしろ、変更に抵抗を示されることに抵抗を感じました。ですので、出版社にいたときも、それがトラブルの原因になったく

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  • これからどう生きたらいいのか?:第57回(1,731字)

    2019-02-19 06:00  
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    人間社会は、稲作によって大きく変化した。
    最も大きく変化したのは、「よく知らない人と日常的に接するようになったこと」だ。何万人もが暮らす都市にいると、知らない人と薄いつながりを持つということが当たり前になった。そしてそれは、それまで30人未満で暮らしていた社会とは大きく異なるものだった。
    そこで、人間社会には「知らない人と共に暮らすための道具」が必要になった。そうして発明されたのが「法律」だった。法律は、知らない人同士でもできるだけトラブルが起きないように暮らすには最適のツールだった。それ以外にも、マナーや常識、またそれらを包括した「文化」そのものも、都市が形成された段階で、知らない人との関係が上手く築けるようなものに変化した。それらはいずれも都市で暮らすためには不可欠なものだった。
    ところが、インターネットの登場によってそれが大きく変わった。何が変わったかといえば、人間関係のあり方が大き

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  • お金をかけずにたった三ヶ月で知的生産性を爆発的に飛躍させる方法:その12(1,893字)

    2019-02-18 06:00  
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    語彙力を上げるにはどうすればいいか?
    それには一つ、安価で簡単な方法がある。それは、「辞書をサーフィンする」というものだ。辞書に出てくる言葉を数珠つなぎに調べていく。それをサーフィン――つまり一つの遊びとして楽しむのだ。
    これは、有料の電子辞書でももちろんできるのだが、ネットにある無料の辞書でも充分できる。例えば「Weblio」という無料のネット辞書で、手始めに「語彙」という言葉を調べてみる。
    すると、そこにはいろいろな記述がある。それを読むだけでも面白いのだが、その中に「体系」という言葉へのリンクがある。
    そこで、今度は「体系」のページを開いてみる。すると、そこにもまたいろいろな記述があり、それを読み込んでいくと、今度は「哲学的」という言葉を見つけられる。
    そこで、今度は「哲学的」のページを開く。すると、そこに「論議」という言葉を見つけられる。
    この言葉を見たら、「そういえば『論議』と『

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  • 川上量生さんが降格した件について(1,969字)

    2019-02-15 06:00  
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    ぼくと川上さんはそれなりに古いつき合いだ。
    ぼくがまだ『もしドラ』を出す前のはてなダイアリーで暴れていた時代に、彼もはてなダイアリーで日記を書いていてそれが縁で会いに来てくれた。
    それでぼくは、川上さんにまだゲラになる前のワープロに書いた『もしドラ』の原稿をプリントアウトして渡し、読んでもらった。ちゃんと読んでもらったかどうかは分からないけど、彼はそれをちっとも評価しなかった。それよりもハックルさんのブログの方が面白いと言った。そして、その後で『もしドラ』がミリオンセラーになった。
    川上さんは、ブロマガができるときにぼくに声をかけてくれた。2012年のことだ。その後も、秋元さんとの対談を実現させて、ぼくのブロマガの読者を増やしてくれた。そんなふうに、川上さんはぼくをだいぶ評価してくれた。結婚式にも呼んでくれた。
    しかし何年か前から、川上さんとは交流がない。もう川上さんにネットで言及してもら

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