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記事 22件
  • 最近、食について考えていること(2,063字)

    2018-11-30 06:00  
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    最近、食についてずっと考えている。というのも、食というのは考えれば考えるほど難しいからだ。そして、難しいからこそ考えがいもある。
    まず難しいのは、食についての混沌とした状況だ。「混沌とした状況」というのは、ぼくにとって「健康に良く美味しい食べ物」というのは、だいたい安価なのである。これは一体どういうわけなのか?
    今、スーパーに行くとリンゴがたくさん売られているが、高価なリンゴほど甘い。ところが、ぼくにとってリンゴは甘ければ甘いほど美味しくない。そしてもちろん、健康にも良くない。健康に一番いいのは一番甘くないリンゴで、それがぼくにとっては一番美味しいのだが、なんと一番安いのである。
    肉もそうだ。肉の中で一番健康に良く、しかもぼくにとって美味しいのは鶏の胸肉なのだが、それが一番安い。逆に、健康に悪く、しかもぼくにとって美味しくない牛の霜降り肉が、なんと一番高価なのだ。これは一体どうしたことなの

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  • 明日のライティング術:第5回(2,279字)

    2018-11-29 06:00  
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    ライティングにおいてはオチが重要だ。
    そしてオチをつけるためには、書き手が「伝えたいこと」を持っておく必要がある。
    「伝えたいこと」というのは、詰まるところ「情報」のことだ。それも、読む人が知らないであろう情報である。
    だから、書く上でのポイントとなるのは「情報を得ること」だ。普段から、質の高い情報を定期的・継続的に収集しておく必要がある。そういう、いわゆる「情報収集能力」が求められる。
    では、情報収集能力はどうすれば養われるのか?
    今日は、そのことについて見ていきたい。
    ただ、これについてはそう難しく考える必要がない。というのも、情報収集には古今東西、確立された基本の方法があるからだ。そしてそれは、ここであらためて述べるまでもないくらい当たり前のことだ。
    何かというと、「ニュース」である。ニュースに触れるということだ。特にテキストのニュースを読むということだ。それが、あらゆる情報収集の基

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  • [Q&A]大阪万博についてどう思いますか?(1,429字)

    2018-11-28 06:00  
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    [質問]
    ハックルさんのライターゼミの講義内容をまとめた以下のサイトの文章を読みました。
    岩崎夏海が言う「文章を劇的に磨くたった一つの確実な方法」とは
    >>虚構であり不変である日本語の使い方の手本となる作品は世の中にいくつかあり、
    >>文章を劇的に磨くたった一つの確実な方法はそうした作品の写経である 
    ここで書かれている「そうした作品」の具体例を教えていただけないでしょうか?
    [回答]
    ぼくが例としてあげたのは、筒井康隆著『馬の首風雲録』、ガルシア・マルケス、著鼓訳『百年の孤独』、マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳『ゴッド・ファーザー』、村上春樹『かえるくん、東京を救う』です。
    いずれも翻訳文学に強い影響を受けて書かれた作品か、翻訳文学そのものです。
    つまり、他言語を日本語に訳した文章の中にこそ、普遍的な日本語の手本となる文章が宿るということなんです。

    馬の首風雲録

    百年の孤独

    ゴッド

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  • これからどう生きたらいいのか?:第47回(1,899字)

    2018-11-27 06:00  
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    我々は今、待ったなしの競争社会に生きている。本来は共存することが本質のはずなのに、弱肉強食で相手を蹴落とすことを厭わないような生き方を選択している。
    なぜか?
    それは、教育の力としかいいようがない。幼い頃から競争を是とする生き方をするようそれとはなしに強いられてきたので、もはやそれを疑えなくなっているのだ。
    では、競争を是とする生き方を強いられた場所はどこか?
    そういう教育を受けさせられたところはどこか?
    ここまでいったら、もはや説明するまでもないだろう。それは学校である。学校こそが、我々に競争意識を植えつけ、それを疑えなくさせた犯人だ。学校こそが、現代の競争社会を生み出しているのである。
    学校は、200年より前の世界にも存在したが、当たり前ではなかった。学校が当たり前の存在として定着するようになったのは、だいたい200年くらい前のことだ。ヨーロッパで産業革命や大航海時代がひと段落し、アメ

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  • 『ボヘミアン・ラプソディ』が大傑作となった真の理由(1,927字)

    2018-11-26 06:00  
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  • 気持ち良く生きていくためにはどうすればいいか?(1,871字)

    2018-11-23 06:00  
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    人は、どうすれば気持ち良く生きていけるのか?今回は、そのことを考えてみたい。そもそも、気持ち良く生きるとは何か?それは、自分に人生の決定権があるということだ。言い方を変えると「自由」だ。人は、縛られていないほど気持ち良く生きられる。自由なほどに気持ち良い。では、どうすれば自由になれるか?それは、ここからが少し矛盾するのだが、社会的責任を果たしたとき――である。社会的責任を果たせば果たすほど、人の自由度は増す。では、社会的責任を果たすとは何か?それは、他者に貢献するということだ。他者の総体である社会に貢献するということである。例えば、道を作る。その道のおかげで、多くの人の移動が楽になった。これは、大きな社会貢献だ。そのため、自由度がぐんと増す。できることの範囲がぐっと広がる。このように、人間にとって「自由」と「責任」とはセットである。これは人間だけではなく、あらゆる動物にとってもそうだろう。

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  • 明日のライティング術:第4回(1,938字)

    2018-11-22 06:00  
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    ライティングにおいては、オチが重要である。オチがなくてはならない。
    そのため、まずは「オチがない状況を避ける方法」について見てきた。それは「逆算」だ。最初にオチを設定して、そこから逆算して前文を構成すれば、オチのない話というのは周到に避けられる。
    ところで、ここであらためて「オチとは何か?」ということについて考えてみたい。
    ここまで、それは「話のポイント」だと説明した。つまり、「筆者の言いたい」ことである。筆者に言いたいことがなければ、ライティングは成立しない。なぜなら、言いたいことがない文章を、ほとんどの人は「読みたくない」と思うからだ。そして読みたい人がいなければ、文章を書く意味は極端に薄れてしまう。とりわけプロにおいては、その価値を無にしてしまう。
    だから、言いたいことがあるというのは重ね重ね重要なのだが、ここではさらに一歩踏み込んで、「言いたいこととは何か?」ということを考えてみた

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  • [Q&A]ワクワクするとは具体的にどうすればいいのか?(2,681字)

    2018-11-21 06:00  
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    [質問]
    月曜日のメルマガ、ワクワクすることを100%に、というのはなんとなく分かります。しかしながら仕事であれば、あまり楽しくないこともあると思うのです。ハックルさんのおっしゃる好きなことをする、というのは、ルーチンワークやクレーム対応なども楽しくするという意味でしょうか? それとも不満がある仕事よりも、自分が好きな仕事ができるような位置にシフトしていく、という意味でしょうか? 教えていただければ幸いです。
    [回答]
    これはいつかはもっと長く書かなければならないと思うのですが、ぼくが会社員だったらたとえば嫌な会議はボイコットします。嫌な人づきあいもボイコットします。そういうふうに、クビになるギリギリまでの間合いを計りながら、嫌なことをボイコットしていくのです。当然、ものすごい軋轢が生まれるでしょう。しかしその軋轢を経ない限り、新しい何かは生まれないと思うのです。
    組織に所属していると、当

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  • これからどう生きたらいいのか?:第46回(2,497字)

    2018-11-20 06:00  
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    「お金とは何か?」ということの三つ目の定義は「種」である。
    お金は「種」だ。言い方を変えると「きっかけ」である。
    お金とは、そもそも信用を見える化・具現化したものなのだが、それを道具として用いる場合、「種」として使うのがもっと効果的なのである。
    では、「種」とは何か?
    それは、「社会を駆動させるきっかけ」のことである。
    人間社会は、実はきわめて不安定な「きっかけ」によって成り立っている。きわめて淡い駆動力で走っている。
    そのきっかけ=駆動力は何かというと、「モチベーション」だ。
    「モチベーション」は、人類を存続させるためのたった一つのエネルギーである。もし人類がモチベーションを失えば、たちまち絶滅してしまうだろう。
    では、モチベーションとは何か?
    それは、「欲望」と言い換えて差し支えない。
    人間にはそもそも、三大欲求といわれる食欲・性欲・睡眠欲をはじめとして、幸せになりたい・競争に勝ちたい

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  • 今、動き出すべきとき(2,229字)

    2018-11-19 06:00  
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    先日、中学・高校の同窓会へ行ったのだが、そこで同級生と話していると、彼の中学生の息子が学校へ行かないという。それでぼくは「それはきわめて真っ当な選択なのでは? むしろ誇るべきだよ」と言った。すると驚いたことに(というと失礼だが)、その同級生(男性)も「おれもそう思う」と言った。ただ、「でも奥さんがやっぱり心配して、息子に学校に行くように言うんだよなあ」とも言っていた。
    その日は中学・高校の同窓会で、すなわち話している相手は中学・高校の同級生だったのだが、普通の人とは共有できないかと思っていたぼくの感覚を共有できたので驚いた。まだまだこの感覚を共有できる人は少ないかと思っていたのだ。実際、彼の奥さんはまだそれを共有できていない。
    しかしよくよく考えてみると、彼とぼくは同じ中学・高校で、すなわち同じ中学・高校体験をしていた(彼の奥さんは違う)。そして今、ぼくらはあの体験を懐かしく思い出しつつも

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