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  • パワーポイントで作る企画書のデザインを美しくみせるための7つのポイント

    2009-06-26 10:54  
    108pt

    はじめに
    パワーポイントというのは、今や企画書作成用ツールとしてビジネスになくてはならない存在になった感があります。ぼく自身も、本業は企画者なので、これまで数え切れないくらいの企画書をパワーポイントで書いてきました。
    そんな中で、最も気をつけ、また力を入れてきたのが「デザイン」でした。内容もさることながら、見た目の美しさや、読んでみたくなるような構成・演出、読みやすさなどに、何よりこだわってきました。
    なぜかといえば、企画書というのは、多くの場合、まず手に取ってもらうまでに大きなハードルがあるからです。その次に、実際に見て読んでもらうまでにまた大きなハードルがあります。
    企画書というのは、書いたら必ず読まれるというものではありません。むしろ多くの企画書は、ほとんど読まれない運命にあります。なぜかといえば、企画書というのはたいていいくつも提出されるからです。一つの案件に対し、10個も20個も提出される。しかもそれは、大きな案件になればなるほど増えていきます。大きな予算の仕事ほど、多くのライバルがそこに集うのです。
    そうしてたくさんの企画書が提出される中で、クライアントというのは、それらの全てに目を通すわけではありません。なぜかといえば、彼らはとても忙しいからです。しかもそれは、大きな案件に関わる人ほど、またその中で大きな決定権を持つ人ほど、そういう傾向にあります。なぜなら、大きな案件に関わる人ほど、また大きな決定権を持つ人ほど、多くの仕事に追われているからです。そのため、数え切れないほど提出されるそれらの企画書を、いちいち精読している暇がないのです。
    つまり企画書というのは、皮肉なことに、一番読んでもらいたい人ほど、一番読んでもらえない傾向にあるのです。彼らはたいてい、いくつもある企画書の表紙をざっと眺めるだけで、ほとんど手に取りません。あるいは、興味を引かれて手に取ったとしても、中をパラパラとめくるだけで、じっくり読み込むなどということは、やっぱり滅多にありません。
    ぼくはこれまで、そういう場面に何度も遭遇してきました。そういう光景を何度も目にしてきました。自分の書いた企画書が、読んでもらえないのはもちろんのこと、手に取ってさえもらえないという屈辱や敗北感を、何度となく味わってきたのです。
    そうした中で、いつしか企画書にとって最も大切なのは、まずは「手に取ってもらうこと」ではないかと考えるようになりました。その次に、パラパラとめくってもらうだけではなく、「じっくり読み込んでもらうこと」だと考えるようになったのです。内容は、それらのプロセスがあって初めて取りざたされるのです。いくら素晴らしい内容の企画書でも、手に取ってもらえなければ話になりません。
    そして、それらを果たすうえで(手に取ってもらったり読んでもらったりするうえで)最も重要なのが、企画書の美しさ――つまりデザインだと考えるようになりました。なぜなら、いくつもの企画書が並んでいる場合、まず手に取ってみようと思うのは、デザインの美しい企画書だからです。また手に取った後も、パラパラとめくるだけではなく、じっくり読み込んでみようと思わされるのは、やっぱりデザインの美しい企画書です。読みやすさや、読んでみたいと思わされる構成や演出が、読んでもらえるかどうかを決定づけるのです。
    それに気づいたぼくは、以来、企画書を作成する際には、デザインの美しさというものに何よりこだわるようになりました。そして、まずは手に取ってみたくなるようなデザイン、次に読んでみたくなるような構成や演出にすることを心がけるようになったのです。
    そうすることで、これまで見向きもされなかった企画書は、手に取ってもらえるようになりました。またパラパラと読み流されていた企画書は、じっくりと読み込んでもらえるようになったのです。
    そのことによって、実際に採用される企画書というのも、また増えていきました。もちろん、採用されるかどうかの最後の決め手は内容の良し悪しにありますが、それ以前に、見てもらえなかったり読んでもらえなかったりすることでチャンスを逃す、といった事態はほとんどなくなったのです。
    そこでここでは、そんなぼくがこれまで培ってきた、企画書のデザインを美しくするための7つのテクニックをご紹介します。これらは、手に取ってもらったりじっくり読み込んでもらうために効果的であるのみならず、美術やデザインを勉強した人でなくても簡単に使えるよう、汎用性を持った、手間の少ないものにもなるよう心がけています。
    ですので、なるべく多くの方々に読んで頂いて、活用して頂けたら嬉しく思います。
     

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