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今、ドラッカー学会のOさんのお招きで、長崎県の壱岐市に来ている。
壱岐市というのは、壱岐島という島にある。福岡からジョットフォイルという船で1時間くらいのところだ。自然が豊かで、特に水が美味しいため、それを活かした焼酎が名物だ。その名も「壱岐焼酎」という。
壱岐焼酎は麦焼酎だが、米麹をブレンドして作る。島には七つの酒蔵があり、各蔵には訪れた人が試飲できる施設もあったりするが、その試飲が面白い。
ぼくは、壱岐に来るのは2回目で、前回「壱岐の蔵酒造」というところを訪れ、そこでさまざまな焼酎を試飲させてもらった。それらはとても美味しかったが、焼酎以上に印象に残ったのは、そこで焼酎に使う「水」を試飲できたことだ。この水がとても美味しかった。それで、焼酎が美味しいのもこれがあってのことなのだなと、深く納得させられたのである。
ところで、壱岐に来たのはOさんが主催する勉強会に参加するためだ。そこでは主
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