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六つ目の情報革命は「インターネット」である。
インターネットが世の中を最も大きく変えた部分は、これまでは限定されていた「情報発信者」の立場を、誰にでも開放したことだ。
世界中のあらゆる人が、全世界に向けて情報を発信できるようになった。それによって、情報を発信できる人とできない人との間の格差がなくなり、世の中はますますフラットになったのである。
この情報革命によって一番不利益を被ったのは、いうまでもなくこれまで「情報発信者」として圧倒的に有利な立場にあった「マスコミ」だ。新聞社、出版社、ラジオ局、テレビ局、そのどれもがビジネス的に手痛い打撃を被った。
しかし一方、これまで情報を発信したくとも手段がなかった多くの人にとって、インターネットは福音となった。そうして、情報を発信する人の数が桁違いに増えたのである。
この「情報発信者が桁違いに増えた」ことによって、世の中は大きく変わった。その変わった
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