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ぼくは今53歳だが、ここ10年はほとんど「歴史の勉強」をしてきたと思う。それは、ぼくにとって歴史は知らないことが多いし、それに伴って発見も多いので、とても楽しいからだ。
一方で、歴史を知ることは今の生活に役立つということもある。物事の道理への理解が深まるから、推察や推理が得意になり、判断を間違えにくくなる。そして、予想も当たるようになる。
「予想」は、おそらく現代において最も重要な能力だと思う。なぜかというと、現代では事実やデータの価値が下がったからだ。インターネットで簡単に調べられるようになった。おかげで、「予想」の価値が相対的に上がったのだ。
ところで、話は飛ぶが、先日、妻の友人に子供が生まれた。今2ヶ月くらいなのだが、眠れなくて苦労しているという。SNSで、彼女がそうつぶやいていた。
それを見て、「なんで彼女はジーナ式をしないのだろう?」と思った。「思った」と言うより、理由は分かって
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他に書くところがないからここに書くんだけど、最近フェルメールの牛乳を注ぐ女の魅力の謎に少し迫ることが出来た。牛乳を注ぐ行為は男が精液を女の膣にそそぐことにどこか似ているんだ。それほど液体を注いで容器に満たす行為には、さまざまなイメージを喚起する力があるんだ
岩崎夏海(著者)
>>1
そういうメタファーがあるかもしれませんね。ただ、西洋絵画で牛乳はあまり一般的なモチーフではなかったようです。その意味では、意図していたというよりフェルメールが見つけ出した。あるいは偶然そう描いた、と考えた方が自然でしょうね。