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学問というのは、最初は歴史から始まりました。
世界中のさまざまな集落や村落の中で、歴史がくり返し語られ、そこから自然と「学べる」ということが分かってきたのです。
歴史から学べたのは、「過去の過ちをくり返さない」ということです。例えば、過去の大雪のときに狩りに出て、村人が何人か死ぬなど甚大な被害を被った。そうした歴史があれば、そこから学んで大雪の日には狩りに出ないようにすることができました。
そんなふうに、歴史がくり返し語られる中で、やがてそこから「雪の日には狩りに出ない」などの「教訓」が生まれ始めたのです。
そうした教訓は、人々を大いに教化しました。その教訓に学んだ人々は、さまざまな利益を被ったのです。
それをくり返すうちに、人々はやがて「もっと歴史から学ぼう」と考えるようになりました。歴史からもっと多くを引き出したいと考えるようになるのです。
そうして人々は、やがてそこからあるものを積極
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