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ジャーナリストの伊藤詩織氏が、元TBS記者の山口敬之氏から性行為を強要されたとして慰謝料1100万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、12月18日に東京地裁は山口氏に慰謝料など330万円の支払いを命じる判決を下した。伊藤氏の勝訴となり、山口氏が即日控訴した。今回は、この事件について書いてみたい。
ぼくは前々から思っていたのだが、現代においてセックスはどんどん難しくなっている。なぜならセックスというのは、本質的に非道徳的なものなのだが、現代では道徳的であることが過剰に要求され、もはやセックスそのものが否定されるようになっているからだ。
厳密にいうと、セックスの道徳的な部分だけが称揚され、セックスの非道徳的な部分はあたかも初めから価値などなかったかのように蔑ろにされている。しかしそれは本質的なセックスではない。
具体的にいうと、セックスにはある種の暴力性が必ず伴う。暴力こそがセックスの重要な一部を
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百年の孤独の序盤にでてくるエピソードですが、セックスと殺人がセットで語られてますね。
岩崎先生しか書けない記事。
コピペして手帳に貼って写経します。笑。