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未来はもちろんどうなるか予測がつかないところもあるが、しかし予測がつくところもある。その「予測がつく未来」のうち、「日本が沈没する」というのはまず間違いのないところだろう。それも、ぼくはここ15年のうちに沈没すると思っている。
その沈没がどのような形になるかまでは分からないが、規模としては、少なくとも明治維新や第二次大戦敗戦クラスになるだろう。その意味で、「3度目の沈没」なのである。
ただ、逆にいうと日本という国は、沈没した後も継続する。その意味では、変にしぶといところがある。
それでも、大きな痛みは伴うだろう。例えば、それ以前の社会が持っていたシステムの3割は崩壊する。従って、そのシステムに従事していた人たちも沈没してしまう。生き残るのは、残りの7割といったところだ。
実際、江戸から明治に変わるとき、日本人の3割が沈没した。敗戦したときも、日本人の3割が沈没した。そして、約10数年後の2
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