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令和日本経済の行方:その32(1,666字)
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令和日本経済の行方:その32(1,666字)

2023-02-07 06:00
    新しい時代が来ると新しい「移動」が起こる。

    明治維新のときは、なんといっても鉄道だった。このメルマガでもさんざん書いてきたが、鉄道こそが明治維新を成功させた陰の、そして真の立役者だ。鉄道の圧倒的な迫力に直に触れることができたからこそ、当時の日本人は西洋文化を受け入れることができた。それが、近代化そのものを促進もしたのだ。

    では、戦後に起きた「移動」の変化はなんだろう?
    大きく2つあって、1つは新幹線。もう1つはモータリゼーションである。

    終戦当時、明治の鉄道はすでに全国に行き渡っており、これ以上のイノベーションを起こしにくくなっていた。ぼくが今でも感慨深く思い出すのは、ぼくが子供の頃(1970年代)、住んでいた高幡不動という駅から新宿駅まで特急で「30分」かかったことだ。それが今はどうなっているかというと、なんと「30分」なのである。50年間、1分も短くなっていない。

    それほど、鉄道は当時
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