• このエントリーをはてなブックマークに追加
生きるとは何か?:その8(1,530字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

生きるとは何か?:その8(1,530字)

2021-11-02 06:00
    生きるとは何か?
    つまるところ、それは「生きるという感覚が起こる現象」のことだ。人間個人の中で、「生きる」という感覚が現象として起きている。それが生きているということそのものだ。

    だから、生きるという感覚は物理的な存在にすぎない。我々は物理的な現象として意識を芽生えさせ、その中で「生きている」という感覚を得ている。だから、物理的現象が終われば、その感覚も収束する。それがすなわち死である。死も一つの現象だ。

    これは、現代物理学や医学生理学などから証明されつつある。人間の意識を司る物理運動の存在はほぼ見つかっている。今後それがどこまで解明されるかは分からないが、しかし少なくとも命や意識、魂の神秘というのは今現在ですでに存在しない。我々は今後、「自分は物理的現象なのだ」という現実を受け入れて生きていかなければならない。

    その上で、その物理現象の中に宿る「神秘的な生きるという意識」をも認識していか
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。