ハックルベリーに会いに行く
トヨタ生産方式について考える:その25(1,727字)
工場における小さな変化とは何か?
それは、実際には無数にある。たとえ毎日同じルーティンワークをしていたとしても、昨日と完全に同じということはありえない。そこには少なからず、昨日とは違う変化がある。
毎日同じルーティンワークをしていると、そういう何かしらの変化に気づける。これが、毎日「違うこと」をしていると、全てが変化するため、微細な変化は埋没し、気づけないのである。
そんなふうに、工場においては「毎日同じルーティンワークをする」ということが気づきの土台になる。ところで、毎日同じことをすることを「日常」という。工場は、生産が日常になっている。だからこそ、諸々の小さな変化に気づける。それが、働く人の大きな成長を促すのだ。
ただし、そこには落とし穴もある。それは、人々がルーティンワークに溺れ、思考を停止してしまうことだ。
面白いことに、人間にはルーティンワークにはまり込むと、思考停止して何も考え
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