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[質問]
岸田首相とバイデン大統領の会談がありました。いよいよアメリカの戦争に日本が駆り出されるのか、と思いました。
岩崎さんはどう思われますか?
[回答]
ロシアがウクライナに侵攻して以降(あるいは水面下ではその前から)こうした「動き」は起きていました(それがいよいよ目立ってきています)。その「動き」とは、「擬似的に近代社会を取り戻す」ということで、逆に言うと「新社会を阻む」ということです。
「近代社会」は「戦争の時代」でした。戦争が社会の最も巨大な関心事で、その主役は政治家でした。
しかし「新社会」の最大の関心事は「経済」で、主役は言うまでもなく経営者です。そのため、戦争や政治家の影は20世紀の後半からこっち、薄くなるばかりでした。
そうしていよいよ近代が終わりかけ、世界のあちこちで近代のシステムが破壊されるようになりました。それに危機感を覚えた政治家に代表される「近代の役者」たちが、
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