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これからの時代は……というよりいつの時代も、「面倒くさいこと」をすることが、他者から求められ、社会の中で生きていくことのよすがになると思う。あるいは、面倒くさいことを恒常的に、定期的にできるようなシステムが作れれば、一つの大きなビジネスになるだろう。
先頃、NHKで宮崎駿監督を追ったドキュメンタリーが放送された。
プロフェッショナル仕事の流儀 宮崎駿スペシャル 「風立ちぬ」1000日の記録
http://www.nhk.or.jp/professional/2013/0826/
その中で印象的だったのは、映画を作っている最中の宮崎駿監督が、「ああ、面倒くさい、面倒くさい」と念仏のように唱えていたことだ。
ぼくは、これが「風立ちぬ」のヒットの要因だと確信した。宮崎駿監督が面倒くさいことだと認識し、なおかつそれを口に出して周知していった先に、大きなヒットが待っていたのだ。面倒くささは、ヒットには欠かせな
先頃、NHKで宮崎駿監督を追ったドキュメンタリーが放送された。
プロフェッショナル仕事の流儀 宮崎駿スペシャル 「風立ちぬ」1000日の記録
http://www.nhk.or.jp/professional/2013/0826/
その中で印象的だったのは、映画を作っている最中の宮崎駿監督が、「ああ、面倒くさい、面倒くさい」と念仏のように唱えていたことだ。
ぼくは、これが「風立ちぬ」のヒットの要因だと確信した。宮崎駿監督が面倒くさいことだと認識し、なおかつそれを口に出して周知していった先に、大きなヒットが待っていたのだ。面倒くささは、ヒットには欠かせな
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なぜ優れたクリエーターでも駄作を時々作ってしまうのかと以前から考えていたのですが、
全てその煉獄を通り抜けるのが本当に面倒くさかったからと考えると面白いです。
ティム・バートンの才能が枯渇したとかじゃなくて
「名声を得て、もう煉獄に行くのメンドくさい」のかなとか。
素人の世界の創作でも(例えば結婚式の余興ビデオとかでも)、
いざオリジナルで何か作るとなると、進行の邪魔をするのは「センスないって思われたらヤだなあ」とか
自分の心に渦巻くものに向き合う面倒くささだなあと感じます。
あとヒュー・グラントが80年代の元売れっ子ミュージシャンを演じる恋愛映画「ラブソングができるまで」で
ヒューが曲を長い間書かない理由を聞かれて「あんなメンドくさいことはもうできないんだよう!」と言うシーンを
思い出しました。ヒュー、切実だった(笑)
ハックルさんの記事とsiba9さんのコメント、なるほどそうだなーと思いました