• このエントリーをはてなブックマークに追加
「明日、ママがいない」問題に見る、「子供」の価値が混迷する時代(2,878字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

「明日、ママがいない」問題に見る、「子供」の価値が混迷する時代(2,878字)

2014-01-23 06:00
  • 1
最近、日本テレビで放送が始まった「明日、ママがいない」というドラマをめぐって、大きな議論が巻き起こっている。それは、恵まれない子供を受け入れる養護施設の描き方が、現実とかけ離れていているからだ。そのため、差別を助長すると危惧した多くの人々が、ドラマでの描き方に反対の声を上げている。

ところで、そうした声とは別に、このような議論が巻き起こる背景には、現代の日本人が直面する「子供の価値をどうとらえるか」ということが混迷している状況があるように思う。
そこで今日は、そのことについて書いてみたい。


この世を決定する最も大きな概念の一つに「価値」というものがある。人間は、「価値観の奴隷」ともいえるほど、価値観に行動を縛られる。
人間の行動のほとんどは、その人の「価値観」によって決定づけられる。価値観に比べると、衝動だったり無意識といったものが行動に及ぼす影響はほんの僅かだ。

そんな重要な「価値」を生み出す要因
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

素晴らしい分析です!
人が生きてるのは、将来のわずかな人たちのための実験、テストのようなもので、それまでに技術を進めて知識のデータベースを増やして、生き残れず死ぬとしても、記録・分析されていけば、意味があるんだろうなぁと思っています。というか、
生きてる意味がわからない、という方には、あなたの人生も未来のための実験だよ、と言ってます。

No.1 131ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。