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先週の金曜日に京都にある龍谷大学の服部圭郎先生の授業とゼミでお話しさせていただく機会を得た。授業はzoomだったがゼミは教室で行われ、学生のみなさんと対話する機会も持てた。
そのときに感じたのは、みんなあまり「お金」のことに関して考えていないのではないだろうか?――ということだった。質疑応答などもあったのだが、みんな仕事のことは話してもお金のことは話さない。「ブラック企業に入りたくない」とは思っているようだが、「お金をたくさんもらいたい」とはあまり考えていないようなのだ。
「もらえるに越したことはない」くらいが彼らの実感だろう。もちろん、お金のとらえ方は人によって大きな差があるのだが、全体的に受けた印象として、お金のことを考えたり話したりするのはみっともないし、はしたないと考えているようだった。あるいは、お金よりももっと何か重要なことがあると考えているようでもあった。
さらにいえば、彼らは
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