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ぼくは、仕事柄出版業界の方々とおつき合いする機会が多いのだが、彼らの中には今、ある独特の雰囲気、空気というが生まれている。ちょっとした風向きの変化が起きているのだ。
それは、彼らがこれまでの「ヒット狙い」から「ホームラン狙い」にシフトしつつある――ということだ。今回は、そのことについて書いてみたい。
出版業界は今、嵐の前の静けさだ。
それは、来るべき(あるいは来つつある)「電子書籍」の時代に、ビジネスのやり方を変えざるを得ないのは分かっているのだが、しかし今はまだ「紙」の本が売れているため、大胆に移行することもできない。そのため、いつ移行するかという機会を見計らい、虎視眈々となっているのである。
今、出版業界の人々はこう思っている。
――紙の本の売上げは、確実に下がる。しかも大きく下がる。だから、これまでのようなビジネスのやり方は続けられない。新しいビジネスに移行しなければならない。
しかしながら、今
それは、彼らがこれまでの「ヒット狙い」から「ホームラン狙い」にシフトしつつある――ということだ。今回は、そのことについて書いてみたい。
出版業界は今、嵐の前の静けさだ。
それは、来るべき(あるいは来つつある)「電子書籍」の時代に、ビジネスのやり方を変えざるを得ないのは分かっているのだが、しかし今はまだ「紙」の本が売れているため、大胆に移行することもできない。そのため、いつ移行するかという機会を見計らい、虎視眈々となっているのである。
今、出版業界の人々はこう思っている。
――紙の本の売上げは、確実に下がる。しかも大きく下がる。だから、これまでのようなビジネスのやり方は続けられない。新しいビジネスに移行しなければならない。
しかしながら、今
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私はよほどじゃないと紙の本は買わないです。今は、西尾維新の悲鳴伝以外は全く買いません。
というか、買えないんだと気づきました。
紙は場所をとるので存在自体が空間コストを使って損した気分になります。
また、地震火事津波などで物理的にダメになっちゅうものですし、持ち運びも不便なので、電子書籍になってない本は読まないことにしました。
中古屋に売るのも手間、
捨てるのも、うちのゴミ捨て場が捨てることができる時間が短く、夜型なのでちょうど寝ている時間で、捨てるためには徹夜しなければならないという環境のせい、かもしれません。
本とか物とか、捨てると、胸がスーッとして気分がいいので、本当は、買って読んで捨てたいんですけどね。
なお、中古屋に売るのは、お金を得るためではなく、中古屋でしか買わない人の目に停まってほしいからです。
私もKindleを持ってますが結局、その場ですぐ読みたい時以外は紙の本を買ってしまいます。
紙の方が圧倒的に一覧性、検索性に優れていると感じてしまって。
電子書籍はまどろっこしくもどかしく時間がもったいなく感じてしまい、せっかちな読者の私まだ苦手です。
岩崎夏海(著者)
>>1
ぼくも蔵書は少なくなりました。
今は飾るための本と、昔はお世話になっていたために捨てられない、辞書の類が残っているだけです。
岩崎夏海(著者)
>>3
電子版は積ん読率がさらに高まるということはあると思います。
録画して見ないテレビ番組もそうですか、部屋のスペースを圧迫しないという安心感が、いつまでも読ませないことにつながるんですよね。