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記事 4件
  • Vol.038 結城浩/ニコニコチャンネル/電子書籍を作るツール/出版社が企画を選ぶ基準/

    2012-12-18 07:00  
    216pt
    結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2012年12月18日 Vol.038
    はじめに - 結城浩のニコニコチャンネルが始まります!
    こんにちは、結城浩です。 いつも結城メルマガをご愛読くださり、ありがとうございます。
    このたび、2012年12月20日より、 結城メルマガを「ニコニコチャンネル」のブロマガ機能からも配信できるように なりますのでお知らせいたします。
    ニコニコチャンネルとまぐまぐ!
    これまで結城メルマガは、 メルマガ配信の老舗である「まぐまぐ!」からの配信のみでした。 これからは「ニコニコチャンネル」と「まぐまぐ!」からの二系統になります。
     ◆結城浩の「コミュニケーションの心がけ」(ニコニコチャンネル)  http://ch.nicovideo.jp/channel/hyuki  ※ページにアクセスできるのは2012年12月20日からです。
     ◆結城浩の「コミュニケーションの心がけ」(まぐまぐ!)  http://www.mag2.com/m/0001491850.html
    ニコニコチャンネルというのは、ニコニコ動画の関連サービスで、 ブログ+メルマガ+動画+生放送などのサービスを複合的に配信できるものです。 結城メルマガはこのうちの「ブログ+メルマガ」の部分を主に使うことになります。
    メルマガの内容は同一です
    ニコニコチャンネル経由であっても、まぐまぐ!経由であっても 結城メルマガの内容は料金も内容も同一ですので、 両方をご購読なさる必要はありません。ご注意ください。
    ただし、ニコニコチャンネルでは、結城メルマガの内容を、 ブログ(Web)で読んだり、epub形式で読むことが可能になります。
    発表の関係で、今週だけ日程がずれてしまいますが、 来週からは、ニコニコチャンネルとまぐまぐ!で 同一内容が同じ時刻に配信されます(毎週火曜日午前7時)。
    動画や生放送もするの?
    ニコニコチャンネルには動画を配信したり、生放送を行ったりする機能もあります。 何かおもしろいアイディアがあったらこちらも利用していきたいと思いますが、 まだ検討中の段階です。
    ニコニコチャンネルでは携帯電話の決済が使えます
    まぐまぐ!では決済方法が主にクレジットカードとなっており、 クレジットカードを持たない方のご購読が難しい状況でした。 しかし、ニコニコチャンネルでは以下の決済方法があります。
    クレジットカード払い
    ドコモケータイ払い
    auかんたん決済
    ソフトバンクまとめて支払
    ですから、クレジットカードを持たない方でも、 携帯電話の決済方法を使ってご購読が可能になります。 ニコニコチャンネルの料金支払いについて、 正確な説明は以下をご参照ください。
     ◆有料チャンネルの料金支払方法(ニコニコチャンネル)  http://faq.nicovideo.jp/EokpControl?&tid=12603&event=FE0006
    まとめ
    整理すると、以下のようになります。
     ◆ニコニコチャンネル経由  http://ch.nicovideo.jp/channel/hyuki  価格:毎月840円(税込)  発行:毎週火曜日  形式:メール、Web、epub  決済:クレジットカード、携帯キャリア各社
     ◆まぐまぐ!経由  http://www.mag2.com/m/0001491850.html  価格:毎月840円(税込)  形式:メール、epub(2012年12月開始予定)  発行:毎週火曜日  決済:クレジットカード
    ニコニコチャンネルについてのお知らせは以上です。 それでは、今回のメルマガを始めましょう!
    目次
    はじめに - 結城浩のニコニコチャンネルが始まります!
    本を書く心がけ - 電子書籍を作るAozoraEpub3, ReVIEW, pandoc
    Q&A - 出版社が企画を選ぶ基準について
    次回予告 - 文章を書く心がけ - Web連載『数学ガールの秘密ノート』で気づいたこと
     
  • Vol.036 結城浩/数学文章作法「たったひとつの伝えたいこと」/Kindleで本を出しました/

    2012-12-04 07:00  
    216pt
    結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2012年12月4日 Vol.036
    結城クイズ
    これは有名な(そしてちょっと恐い)クイズです。
    ある微生物1匹は、1時間経つと2匹に分裂します。 空のビーカーに1匹入れたところ、 24時間後にビーカーはいっぱいになりました。 それでは空のビーカーに2匹入れてスタートしたら、 ビーカーがいっぱいになるのは何時間後ですか。
    はじめに - 2025年の私たちの生活は? − 書籍『ワーク・シフト』
    おはようございます。いつも結城メルマガのご愛読をありがとうございます。
    最近ずっと『ワーク・シフト』という本を読んでいます。 いまちょうど半分くらいまで読みました。 この本は2025年になったとき、 私たちはどんな職業生活を送っているだろうかということを書いた本です。
    結城はあまりこういう本は買わないのですが、 ふと立ち寄った書店でベストセラーになっていたので、 手にとって読み始めてしまったのです。
    そして、非常に心ひかれるものを感じました。内容もさることながら、 もっとも心ひかれたのは「物語を使って説明されている」という形式です。 といっても『数学ガール』のように全編が物語というわけではなく、 未来の生活の一シーンを切り取って、パターンごとに描いているのですが。
    第2章のジルは2025年のある日、分刻みの忙しい生活を送っていました。 メールやネットに追い立てられ、 じっくりと自分の能力を磨く学びの時間を取れません。
    第3章のローハンは脳外科医、アモンは有能なフリープログラマでした。 彼らは専門性を生かし、世界を相手に仕事をしていました。 しかし、人と直接に接する機会はほとんどなく、 コンピュータのスイッチを切ったらひとりぼっちになります。
    第4章のブリアナとアンドレは先進国に生まれながら、 グローバル化する人材市場から取り残されてしまいます。 これまでは生まれた「物理的な場所」が経済的な繁栄を決める主要因だったのですが、 未来は「才能とやる気と人脈」が主要因になります。
    ……と書いていくと暗い物語のようですが、そればかりではありません。
    第5章のミゲルは、高度な問題解決のために世界中の多様なチームとやりとりをします。 ひとりひとりが他人との競争することを目的とした時代から、 他の人の多様性を認め、逆にそれを生かして 協力するという時代へ移る(可能性がある)ことを示唆します。
    第6章のジョンとスーザンはボランティアとして定期的に遠い国の手助けをします。 彼らの子供たちは学校に通っていませんが、 一日数時間ネットで在宅学習し、残りは両親と共に援助活動を手伝います。 彼らは仕事・社会奉仕・育児・地域活動のバランスを取ろうとしています。 会社の給与は高くないけれど、時間の裁量の幅が広いために、 社会奉仕や育児にも多くの時間を割けるのです。 彼らはどのようなことに自分の人生を使うかを主体的に選ぼうとしています。
    第7章のシュイ・リーは、ミニ起業家です。どこの会社にも勤めず、 自分のビジネスをします。自分が夢中になれる対象を仕事にする人が増え、 テクノロジーや社会の変化がそのようなミニ起業家を後押しします。 お金を儲けることを主に据えるのではなく、 自分の創造性を発揮する仕事を求めて生きる人たちです。
    ここで描かれている物語は、とっぴょうしもない未来像ではなく、 現在もあちこちでその萌芽が見られるようなワークスタイルですよね。 『ワーク・シフト』の本の中では、2025年の生活が「どんな要因によって」 そうなるのかを考えています。それを「五つの要因」としてまとめています。 五つの要因というのは以下のものです。
    テクノロジーの進化
    グローバル化の進展
    人口構成の変化と長寿化
    社会の変化
    エネルギー・環境問題の深刻化
    そして、そのような要因が導こうとしている未来に立ち向かうために、 ワークスタイルを「シフト」させる必要があるのでは、と述べます。 それが「三つのシフト」です。
    三つのシフトというのは以下のもの。
    「ゼネラリスト」から「連続スペシャリスト」へのシフト
    「孤独な競争」から「協力して起こすイノベーション」へのシフト
    「大量消費」から「情熱を傾けられる経験」へのシフト
    五つの要因と三つのシフトは、 いってみればいずれも「どこかで聞いたことはあるなあ」という気がしますが、 このように改めて並べてみて、さらに物語を通してその情景を見ると、 自分の未来、子供の未来についても考えさせられます。
    自分や子供は2025年の時代に……
    どんな道具立てを使い(テクノロジーの進化)、
    どこの国の人を相手にして(グローバル化の進展)、
    何歳くらいまで(人口構成の変化と長寿化)、
    どんな人たちとともに(社会の変化)、
    何を制約条件として(エネルギー・環境問題の深刻化)、
    ……働くのだろうか。
    一つ一つの物語が、 『ワーク・シフト』の述べる五つの要因と三つのシフトをわかりやすく描いています。 『ワーク・シフト』は「未来の仕事」という内容を考えさせられる本であり、 それと同時に「物語を使って実感させる」形式を考えさせられる本でもあります。
     ◆『ワーク・シフト』(Kindle版)  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009DFJE9Q/hyuki-mm-22/
     ◆『ワーク・シフト』(単行本)  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833420163/hyuki-mm-22/
    さて、本の紹介はこれくらいにして、いつものメルマガを始めましょう!
    目次
    結城クイズ
    はじめに - 2025年の私たちの生活は? − 書籍『ワーク・シフト』
    本を書く心がけ - Kindleダイレクト・パブリッシングで本を出しました
    数学文章作法 - 第8章「たった一つの伝えたいこと」「参考文献」
    結城クイズの答え
    次回予告 - 手書きノートのスナップショット(8)
     
  • Vol.035 結城浩/結城浩セミナー(7)/Kindle Paperwhite/ソーシャルな学び/

    2012-11-27 07:00  
    216pt
    結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2012年11月27日 Vol.035
    結城クイズ
    「価格を1割引きして、それを1割増し」したのと、 「価格を1割増しして、それから1割引き」したのでは、どちらが安い?
    はじめに - Kindle Paperwhite
    おはようございます。結城です。 いつも結城メルマガをご愛読ありがとうございます。
    先週の結城メルマガでKindleダイレクト・パブリッシングの話を書きました。 遅ればせながら結城もKindle Paperwhiteを入手して使っています。
    ずいぶん前に6インチKindle Keyboardを買ったのですが、 結局あまり使わずにほったらかしになりました。 文字が読みにくいことと、E Inkのちらつきが気になったことが原因です。
    それに比べて今回のKindle Paperwhiteはちょっと違いますね。
    バックライトが付いていて暗いところでも大丈夫なこと、
    文字がずいぶん綺麗になったこと、
    それから何よりE Ink特有の画面の書き換えがずいぶん少なくなったこと。
    この三点がまず目に付きました。 画面の綺麗さだけなら、iPhone 5のほうがずっと綺麗なのですが、 Kindle Paperwhiteの方が「本」に近い感触はあります。 Twitterに切り替えることができないからかもしれません。
    ただ、やはり自炊したPDFを読むのにはちょっとつらいようです。 うまく余白をカットして調整すればいいのかもしれませんが、 それだけの手間をかけるんだったら、iPhone 5で読んでしまいます。
    ともあれ、Kindle Paperwhiteを ふだん持ち歩くのか、枕元にぽんと置いておくかはわかりませんが、 しばらく使ってみようと思います。
    実は調査を兼ねて(というか単純に勢いがついてしまって)、 Kindle Fire HDとNexus 7も前後して注文してしまいました。 タブレットっぽいものをそんなに買ってどうするという気もしますが、 いつも買い物が後手後手に回るのでたまにはいいでしょう。
    さて、それでは今回の結城メルマガを始めます!
    目次
    結城クイズ
    はじめに - Kindle Paperwhite
    教えるときの心がけ - ソーシャルな学び
    特別企画 - 結城浩セミナー/プレビュー版(7)
    結城クイズの答え
    次回予告 - 数学文章作法「たったひとつの伝えたいこと」
     
  • Vol.034 結城浩/著者が本を売るKindleダイレクト・パブリッシング/

    2012-11-20 07:00  
    216pt
    結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2012年11月20日 Vol.034
    結城クイズ
    仲間はずれが一つあります。どれでしょうか。
     天  地  扉  背  舌  耳  帯  溝  角
    はじめに
    おはようございます。結城浩です。 いつも結城メルマガをご愛読いただき、ありがとうございます。
    なんだかずいぶん寒くなってきましたね。 特に朝晩が冷え込みます。
    今回は「Kindleダイレクト・パブリッシング」のお話をお送りいたします。
    目次
    結城クイズ
    はじめに
    本を書く心がけ - Kindleダイレクト・パブリッシングについて
    結城クイズの答え
    次回予告 - 結城浩セミナー/プレビュー版(7)