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Vol.496 結城浩/文章を客観的に見る/リモートで教えているとぶっきらぼうに/大学一年、目標が定まらない/厳しい環境と成長する環境/
2021-09-28 07:00220ptVol.496 結城浩/文章を客観的に見る/リモートで教えているとぶっきらぼうに/大学一年、目標が定まらない/厳しい環境と成長する環境/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2021年9月28日 Vol.496
目次
自分の文章を客観的に見るにはどうするか - 文章を書く心がけ
攻めの睡眠 - ショート
リモートで教えていると、どうしてもぶっきらぼうな感じになってしまう - 教えるときの心がけ
理由 - ショート
大学一年生、目標が定まらず、継続した努力もできず、自分がこれからどう学べばいいのかわからない - 学ぶための心がけ
駅の階段 - ショート
厳しい環境と成長する環境
はじめに
結城浩です。
いつもご愛読ありがとうございます。
今回は、読み物のあいだに「ショート」というごく短い文章をいくつか挟んでみました。
Instagramのリール(Reels)、TikTok、それにYouTubeショート(YouTube Shorts)などからの発想です。
* * *
それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
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Vol.495 結城浩/私設図書館を作るなら/作業ログが教えてくれること/好きなことが得意じゃない/院に行きたいけど周りは就活/再発見の発想法/
2021-09-21 07:00220ptVol.495 結城浩/私設図書館を作るなら/作業ログが教えてくれること/好きなことが得意じゃない/院に行きたいけど周りは就活/再発見の発想法/
結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2021年9月21日 Vol.495
目次
私設図書館を作るなら、どんなコンセプトにしたいか
作業ログが教えてくれること - 仕事の心がけ
好きなことが得意じゃないとわかったけれど
大学三年生、院に行きたいけれど周囲が就活しているので不安 - 人生を歩む
BYOD - 再発見の発想法
はじめに
結城浩です。
いつもご愛読ありがとうございます。
『数学ガール』を「解剖」した話。
2021年5月の結城メルマガVol.477で「『数学ガール』を解剖する」という話題をご紹介しました。東北大学の高村博之先生が行った令和3年度基礎ゼミ 21「『数学ガール』を解剖する」は、結城が書いた『数学ガール』を学生さんが読み、さまざまな観点から分析&発表をするというものです。
◆東北大学の基礎ゼミ「『数学ガール』を解剖する」のシラバス
先日、結城あてに高村先生が受講者の感想集を送ってくださいました! 私信なので残念ながら公開はできませんけれど、非常におもしろく、また私自身がたくさん教えられる内容を含んでおり、思わず夢中になって読み通しました。
このような素敵な「基礎ゼミ」を開講してくださった、高村博之先生ならびに、受講なさって感想を送ってくださった学生さんたちに深く感謝します。
「『数学ガール』を解剖する」は、東北大学の1年次に開講される「基礎ゼミ」の一つで、受講生は文学部・教育学部・経済学部・医学部などに所属する多様な方々(24人)でした。24人はかなり多く、人気の基礎ゼミだったとのことです。
◆東北大学基礎ゼミhttp://www2.he.tohoku.ac.jp/center/keiji/info/r3_kiso_syllabus.pdf
ゼミの内容は、数学・教育・認知科学・文学・デザインならびに学際的な視点で『数学ガール』を読み、そこで得られた知見を発表するというものです。結城に送られてきたのは受講生さん各人が1〜2ページにまとめてくださった感想集です(もちろんその受講生さんの承諾と協力を得て送られたものです)。
多様な観点からじっくりと半年取り組んだゼミの後に、受講生さん各人によって書かれた、こんな感想集を読めるなんて『数学ガール』の作者として「この上ないごちそう」をいただいたような喜びです!!光栄なことですね。
この基礎ゼミ「『数学ガール』を解剖する」を担当してくださった東北大の高村先生は、公立はこだて未来大にいらしたときには、講演集『数学ガールの誕生』のもとになった講演を企画してくださいました。
◆講演集『数学ガールの誕生』https://birth.hyuki.net/
そのきっかけは、高村先生の学生さんがコミック版『数学ガール』を卒業研究のテーマに選んだことにありました。
◆卒業研究に使われたコミック版『数学ガール』https://www.amazon.co.jp/dp/B07V9X7JXQ/?tag=hyuki-22
何度も書いていることですが、「数学ガール」シリーズを書き始めたきっかけはWebに公開した短いワンシーンでした。図書館でミルカさんと「僕」が回転について話すシーンを描いた「ミルカさん」という文章です。
◆ミルカさんhttps://www.hyuki.com/story/miruka.html
長さにしたら1000文字にも満たない、400字詰め原稿用紙で二枚と少し。2004年に書いたそんなちょっとした文章が、十数年後にはこんなに大きな広がりを見せるなんて、本当に驚きと感謝でいっぱいになります。
ちなみにこの「ミルカさん」という文章、いま読み返して気付いたのですが、「数学ガール」シリーズで重要な役割を果たす《対話》と《二つの世界》というテーマがちゃんと織り込まれていますね!
さまざまな出会いに深く感謝します。
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Mond(モンド)の話。
Mondは新しくできたサービスで、サイトに寄せられた「問い」に対して、さまざまな分野の回答者が「答え」を書くというものです。
結城も回答者の一人としていくつか「答え」を書いています。お時間があるときに見ていただければ感謝です。
◆いいラブレターを書く方法を教えてください|Mondhttps://mond.how/topics/sh4q14yio8bgxbg/sk0cd9b9ak5o97c
◆子どもの頃に受けて良かったと思う教育は、どういったものがありますか?|Mondhttps://mond.how/topics/ftqxqez5g91vulm/j1cxq17wliiibo8
◆何か作品・サービス・論文を作っている際中は楽しいと感じますか、それとも苦痛ですか?|Mondhttps://mond.how/topics/4vznvcknr1n0lyg/d2or9wo2wbzc9bs
◆結城浩|Mondhttps://mond.how/hyuki
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それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
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Vol.494 結城浩/大学数学のノートの取り方/浪人生が勉強に向かうテンションを上げるコツ/他の人と比較してしまう悩みからの脱却/Gmailのバックアップ/
2021-09-14 07:00220ptVol.494 結城浩/大学数学のノートの取り方/浪人生が勉強に向かうテンションを上げるコツ/他の人と比較してしまう悩みからの脱却/Gmailのバックアップ/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2021年9月14日 Vol.494
目次
Gmailのバックアップ
大学数学のノートの取り方 - 学ぶときの心がけ
浪人生が勉強に向かうテンションを上げるためのコツ - 学ぶときの心がけ
他の人と比較してしまう悩みからの脱却
はじめに
結城浩です。
いつもご愛読ありがとうございます。
最近のマイブームは《着手》です。
結城はいろんなプロジェクトを行っています。勉強をしたり、本を書いたり、多種多様な活動をしています。
でも、そのすべてがすぐ成果物になるわけではありません。〆切がすぐ近くにあれば「やるっきゃない」のですが、長期的なプロジェクトはついつい後回しになり、放置状態になりがち。
最近はそこから脱却すべく《着手》に取り組んでいるのです。
《着手は進捗の第一歩》
《着手なくして進捗なし》
《着手こそが進捗》
《着手した自分をほめよう》
そんなスローガンを毎日のようにとなえ、とにかく問答無用。何も考えずに《着手》するのです。
これ、意外に有効なのですよ。ぜひあなたもトライしてみてください。
「結城浩のメール日記」にも《着手》の話題を書きました。
◆進捗を「着手ベース」で考えるhttps://diary.hyuki.net/p/20210828
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それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
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Vol.493 結城浩/自分なりに学び、発表して楽しむために/人前で緊張/読解力を身につける/三十歳からの自己実現/
2021-09-07 07:00220ptVol.493 結城浩/自分なりに学び、発表して楽しむために/人前で緊張/読解力を身につける/三十歳からの自己実現/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2021年9月7日 Vol.493
目次
人前に出ると緊張してしまいます
本を読んで読解力を付けたいが、読解力が低いので本が読めない - 学ぶときの心がけ
「古今和歌集を読む」で再確認する「自分なりに学び、発表して楽しむための工夫」
紆余曲折で中学教員一年目、三十歳からの自己実現をどうすればいいのか
はじめに
結城浩です。
いつもご愛読ありがとうございます。
気がつけば9月になっていました。2021年の約3分の2が過ぎたんですね……びっくりです。
結城は毎日あいかわらず淡々と勉強したり本を書いたりしています。
来週には、今年三冊目となる本の初校ゲラがやってくる予定です。7月にこつこつと進めていた作業がまとまったものです。この本については、出版社からアナウンスできる情報が出次第、Twitterや結城メルマガでも告知したいと思っています。
現在書き進めているのは今年四冊目となる(かもしれない)本です。まだ第1章を書いている途中なので、どんなふうに着地するかはまだわかりません。早くまとめてレビューアさんに送りたいと思っているのですけれど。
そんな淡々と進む毎日で「結城浩のメール日記」というメールを無料配信しています。日記といいつつ、最近は月に数回という少ない頻度になっています。特に有益な情報があるというわけではなく、まったりした日々をお伝えするという主旨のものです。この「結城浩のメール日記」はニュースレター発行サービスであるSubstack(サブスタック)で配信しています。もしもよろしければご購読ください(無料です)。
◆結城浩のメール日記https://diary.hyuki.net/
「結城浩のメール日記」を始めたのは約一年前。過去のメールはWebでも読めますが、月ごとにまとめたPDFをダウンロードして読むこともできます。もしもご興味があるなら、こちらからダウンロードできます(無料)。
◆結城浩のメール日記(PDFのダウンロード)https://mm.hyuki.net/m/m2e7fe2241e08/hashtag/2288448
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それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
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