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記事 153件
  • Vol.626 結城浩/すぐに書こう。忘れてしまう前に/関心と行動/式と値/価値観は多次元ベクトル

    2024-03-26 07:00  
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    Vol.626 結城浩/すぐに書こう。忘れてしまう前に/関心と行動/式と値/価値観は多次元ベクトル結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年3月26日 Vol.626
    はじめに
    おはようございます、結城浩です。
    春という季節のせいか、眠くてしかたがありません。
    ちゃんと眠っているのに、起きた後すでに眠いです……
    まさにこの「とてもねむい」Tシャツと同じ気持ち……
    ◆「とてもねむい」Tシャツ(画像)
    ◆「とてもねむい」Tシャツ(スズリ)https://suzuri.jp/hyuki0000/14030301/t-shirt/m/white
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    半額セールの話。
    『プログラマの数学 第2版』をはじめとするIT書籍の電子版が2024年4月1日まで50%オフになっていますのでご紹介します。よろしければどうぞ!
    ◆『プログラマの数学 第2版』Kindle版https://amzn.to/4csOCGq
    ◆『Java言語で学ぶデザインパターン入門 第3版』Kindle版https://amzn.to/3IRq9gs
    ◆『C言語プログラミングレッスン入門編 第3版』Kindle版https://amzn.to/3PCfUjT
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    Threadsの話。
    Meta社が運営しているSNSであるThreads(スレッズ)のアカウントを、MastodonをはじめとするFediverseからフォローできるようになったようです(ベータ版)。ただし、Threadsのユーザ側が「フェディバースでシェア」という設定を行う必要があります。
    ◆Threads has entered the fediverse - Engineering at Meta(Threads公式の記事)https://engineering.fb.com/2024/03/21/networking-traffic/threads-has-entered-the-fediverse/
    ◆Threadsがfediverseへの統合機能をベータ版として提供開始(gihyo.jpの記事)https://gihyo.jp/article/2024/03/threads-fediverse
    さっそく結城のThreadsアカウントも「フェディバースでシェア」の設定を行いました。結城のThreadsアカウントは @hyuki.social ですので、Threadsのサーバ名をつけて @hyuki.social@threads.net というIDでMastodonなどからフォローすることができます。
    ただ、現時点では結城はThreadsでの投稿とMastodonの投稿で大差がありませんので、わざわざMastodon側からThreadsにある結城のアカウントをフォローする意味があるかどうかは微妙です。Mastodon側からは結城のMastodonアカウントをフォローすればいいからです。
    ◆結城浩のThreads(@hyuki.social@threads.net)https://www.threads.net/@hyuki.social/
    ◆結城浩のMastodon(@hyuki@social.hyuki.net)https://social.hyuki.net/@hyuki
    今回のThreadsのFediverse対応がうれしいのは「Threadsにのみアカウントを持っているユーザを、Mastodonをメインに使っているユーザがフォローしたい」というケースでしょうね。
    それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    自分の関心はどんな行動に反映されるか - 結城浩の談話室
    式と値について(evalの意義)
    確定申告をめぐって
    すぐに書こう。あっというまに忘れてしまうから。 - 文章を書く心がけ
    価値観について - 心の健康
     
  • Vol.624 結城浩/一年前、本の執筆開始に考えていたこと/対話で引き出されてくるもの/Audible/結城メルマガ12年/

    2024-03-12 07:00  
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    Vol.624 結城浩/一年前、本の執筆開始に考えていたこと/対話で引き出されてくるもの/Audible/結城メルマガ12年/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年3月12日 Vol.624
    はじめに
    おはようございます、結城浩です。
    新刊『群論への第一歩』の話。
    『群論への第一歩』が刊行され、SNSなどではたくさんの方々がご感想を投稿してくださっています。ありがとうございます! アマゾンのカスタマーレビューも書かれていました。はげみになります!
    ◆『群論への第一歩』アマゾンカスタマーレビューhttps://amzn.to/49LkBQp
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    『群論への第一歩』のレビューアもしてくださった、なかけんさんが関連動画を作ってくださいました。第6章に出てくる正6面体(立方体)をさまざまな軸で回転させる動画です。書籍では表現しにくいところをわざわざ補ってくださいました。ありがとうございます!
    ◆「群論への第一歩」正6面体群:たんたんと立方体を回転していきますhttps://youtu.be/lQ7hgWJXMAM
    なかけんさんは、数学の過去問の解き方や数学の考え方を解説していく「なかけんの数学ノート」というWebサイトを運営していらっしゃいます。
    ◆なかけんの数学ノートhttps://math.nakaken88.com/
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    知的生産に関わる本を書いていらっしゃる倉下忠憲さんは、Scrapboxで『群論への第一歩』の読書記録を書いてくださっています。一般の読者さんがどんなふうに読んでいるかを読めるのは貴重な体験ですね。ありがとうございます!
    ◆『群論への第一歩』「第1章 集合」ノート - 倉下忠憲の発想工房https://bit.ly/3uVGDRn
    * * *
    群論の本が完売? と驚きの投稿をしてくださったのは、ブックファースト新宿店さんです。ジャンル担当者さんもびっくりなさったとのこと。本を読者さんに届ける大切なお仕事、いつもありがとうございます!
    ◆群論の本が完売? - ブックファースト新宿店https://twitter.com/book1stshinjuku/status/1765958168411242676
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    この他にもたくさんの方々が、感想や応援の投稿をしてくださっています。ぜんぶを紹介できなくてごめんなさい。感謝しております!
    ◆結城浩『群論への第一歩』公式ページhttps://www.hyuki.com/group/
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    甘いミニトマトの話。
    先日スーパーで、サラダに入れるミニトマトを買いました。特に何も意識しないで、並んでいたものを買ったんです。でも帰ってきて食べたところ、びっくりするくらい甘くて美味しかったので、捨てたパッケージをわざわざ拾ってブランドを確認しました。
    和歌山県産の「王糖姫(おとひめ)」というブランドで、糖度が高いみたい。まんまるじゃなくてちょっと細長い形をしています。
    ミニトマトのブランドなんて気にしたことなかったんですが、今回はブランド名まで覚えてしまいました。次回スーパーに行ったときにはブランドを意識しようと思いました。いや、そのくらい美味しかったのです。
    ◆王糖姫(おとひめ)|JA紀州|情熱あふれる産地づくりを目指してhttps://bit.ly/3Ph0vVM
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    Web連載「数学ガールの秘密ノート」の話。
    Web連載「数学ガールの秘密ノート」シーズン42は今週で早くも最終エピソード10を迎えることになります。
    10週間のあいだ《距離の世界》を駆け抜けてきましたが、今週でいったん終了し、しばらくの間Web連載はオフシーズンに入ります。
    いやあ、今シーズンも楽しかったですねえ。《格子点の世界》の円や楕円を考えたり、最短経路のアルゴリズムを考えたり、そして距離空間の公理へとつながっていきます。
    「今回は《距離》の物語にしたい」ということだけを考えてシーズンを始めましたが、なんとか無事に着地できそうです。応援感謝です!
    また今回はシーズン途中で月をまたぐタイミングがありましたので、この機会に girlnote.hyuki.NET から girlnote.hyuki.COM へとドメインを切り換えることもできました。大きなトラブルもなく移行できたようでホッとしています。
    ◆Web連載「数学ガールの秘密ノート」https://girlnote.hyuki.com/
    《距離の世界》といえば思い出すのは『数学ガール/ポアンカレ予想』の第3章「テトラちゃんの近くで」です。そこでは《距離の世界》のεδ論法から始まり、途中でカチリと《位相の世界》へ切り替わる物語が展開されます。
    この章は最初の執筆時点で、レビューアさんからの指摘を受けて全面的に書き直した思い出があります。書き直すのは非常に大変でしたけれど、そのおかげでこの章は結城のお気に入りの章の一つとなったのでした。
    ◆『数学ガール/ポアンカレ予想』第3章目次
    ◆『数学ガール/ポアンカレ予想』https://www.hyuki.com/girl/poincare.html
    * * *
    それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    対話を通じて自分の中から引き出されてくるもの - 結城浩の談話室
    再挑戦したAudibleが生み出した新しい読書体験
    結城メルマガを12年続けてきて思うこと - 文章を書く心がけ
    一年前、本の執筆中に考えていたこと - 本を書く心がけ
     
  • Vol.623 結城浩/新しい本を準備するときに考えていること/高校生、文章を書きたいけれど/自分なりの工夫をして仕事をすると注意される/

    2024-03-05 07:00  
    220pt
    Vol.623 結城浩/新しい本を準備するときに考えていること/高校生、文章を書きたいけれど/自分なりの工夫をして仕事をすると注意される/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年3月4日 Vol.623
    はじめに
    おはようございます、結城浩です。
    先週末『群論への第一歩』が刊行になりました!
    Twitter(現X)をはじめとするSNSでも「注文しました」「購入しました」「予約したのが届きました」という読者さんの声をたくさんいただき、大変うれしい週末となりました。応援感謝です!
    今週には、全国の書店さんの店頭に並ぶことになると思います。もしもご近所の書店さんでお取り扱いがないようなら、書店でのお取り寄せやネット書店などをご活用ください。引き続き応援よろしくお願いします!
    ◆結城浩『群論への第一歩』公式ページhttps://www.hyuki.com/group/
    * * *
    Twitter(現X)の新機能「記事」の話。
    Twitterに「記事」という新しい機能が加わっていました。モダンなブログ風の記事をTwitterで書ける機能のようです。
    さっそく『群論への第一歩』の発売を記念する「記事」を書いてみました。以下のリンクからたどることができますのでご覧ください。
    ◆『群論への第一歩』本日発売です!(Twitterの「記事」機能)https://twitter.com/hyuki/article/1763884982458896826
    ◆Twitterの「記事」はブログ記事のように見える(スクリーンショット)
    上のリンクをたどっていただければわかりますが、普通のブログ記事のように見えるWebページになっています。でも左上の×ボタンやESCキーを押すと、これがTwitterへのポストに似た形になっていることがわかります。
    Twitterで「記事」を書くための編集画面は、現代のブログサイトの編集画面でよく見かけるものとほとんど同じです。ページの一番上にはアイキャッチ画像を貼り込む部分があり、タイトルや見出しを書くことができ、画像やリンクの貼り込みや箇条書きも自由にできます。そしてページの最下部には自動的に自分のプロフィールが挿入されます。
    ◆Twitterの「記事」を書くための編集画面(スクリーンショット)
    ブログやWebサイトを持っている人は、新しい記事を書いたときにTwitterにリンクを投稿して「こんな記事を書きました!」という宣伝や紹介をすることがよくあると思います。でもこのTwitterの「記事」という機能を使えば、それがよりシームレスにできそうですね。
    ただし、少なくとも現在のところ、動画ファイルのアップロードはできますが、YouTubeの動画リンクを貼り付けることはできません。つまり、できるだけTwitter内部で完結させようという方針が見え隠れしていますね。
    この「記事」という機能は確かに便利ですが、使えるのはプレミアムプラスに課金しているユーザのみが対象になっています。この機能、どれだけ一般的に使われるようになるでしょうか。
    * * *
    SNSの投稿集約の話。
    以前の結城メルマガで「SNSの投稿をGoogle Sheetsに集約する話」をしました。具体的にはVol.612で概略をお話しし、Vol.620でプログラムも交えて紹介しましたね。
    現在も引き続き、Twitter,Bluesky,Mastodonに自分が投稿した内容をGoogle Sheetsに集約させています。これ、かなりいいです!
    Vol.620で紹介した通り、ひと月ごとに新たなシートを作成していますので、3月に入った現在は以下のスクリーンショットのようになっています。
    ◆月ごとのSNSの投稿がGoogle Sheetsに集まっている様子(スクリーンショット)
    SNSの投稿は「メルマガや他の書き物の下書き」や「アイディアメモ」や「ニュースへのリンク保存」として使っています。ですから、こんなふうに一箇所に集約されていると管理が大変楽になりますね。
    ◆一つの投稿がシートの一行として保存されている様子(スクリーンショット)
    ひと月分のチェックがすべて済んだシートはタイトルの頭に「(済み)」と入れるようにしています。これで、チェックしたか否かが一目瞭然です!
    「どこのSNSに書き込んでも大丈夫。だって結局Google Sheetsに集約されるから」というのは非常に気持ちが楽になります。どこのSNSにいるかをあまり意識せず、気軽に書き込めるからです。
    ◆年末のデータ大掃除 - Evernoteに書きためたメモをどう片付けるか(結城メルマガVol.612)https://link.hyuki.net/mm612
    ◆Twitter,Bluesky,Mastodonを集約(結城メルマガVol.620)https://link.hyuki.net/mm620
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    iPhoneワイヤレス充電器の話。
    結城はiPhone 13 Pro Maxを使っています。
    充電するときにはライトニングケーブルを指すのですが、指し忘れると充電できません(当然)。「どれ、出かけるか」となったときに充電されていないことがよくあるので、何とか対策したいと思っていました。
    そこで、いまさらながらワイヤレス充電器を購入して使い始めました。購入したのはiPhoneとAirPods Proを並べて置くタイプ(2 in 1)です。結城は机上のiPhoneを置いたまま見る習慣はあまりないので、立てておくタイプにはしませんでした。
    メーカーとしてBelkinを選んだのは、ネットで評価が高かったことと、Apple Storeにも入っているので大きな間違いはないだろうと思ったからです。
    ◆Belkin 2 in 1 Qi2ワイヤレス充電器https://amzn.to/3wDZzEN
    iPhoneを台の上に置いて充電するのですが、MagSafeの磁力でくっつくので「置く」というよりも、カコンと「はめ込む」感覚があります。充電開始すると画面に緑のリングが大きく表示されるので、充電忘れになる心配はまったくありません。
    ワイヤレス充電器に合わせて、MagSafe対応リング付きiPhoneカバー(スマートフォンケース)も買いました。リングとカバーが一体になっており、しかもカバーを外すことなく充電器に乗せられるのでたいへん使い勝手がいいです。
    ◆iPhone 13 Pro Max用MagSafe対応リング付きカバーhttps://amzn.to/3wLwnLL
    これだけ準備すると充電忘れはなくなります。またうれしい副次効果もありました。いままでは、いつでもiPhoneを充電できるようにライトニングケーブルが机の上にだらっと置かれていたのがなくなったため、机のケーブル周りがすっきりしたのです。いいですねえ。
    * * *
    それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    高校生、文章を書きたいけれど「おもしろくないから誰も読まない」と考えてしまう - 文章を書く心がけ
    自分なりの工夫をして仕事をすると注意されてしまう - 仕事の心がけ
    新しい本を準備するときに考えていること - 本を書く心がけ
     
  • Vol.618 結城浩/本を書きたいというあなたへのアドバイス/思い切って一歩を踏み出す/書きたくないときどうする?

    2024-01-30 07:00  
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    Vol.618 結城浩/本を書きたいというあなたへのアドバイス/思い切って一歩を踏み出す/書きたくないときどうする?結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年1月30日 Vol.618
    はじめに
    おはようございます、結城浩です。
    * * *
    『群論への第一歩』の話。
    最新刊『群論への第一歩』は3月頭に発売の予定です。もう少しお待ちください!
    編集部からの情報によりますと、すでに、たいへん多くの読者さんからのご予約が入っているとのこと。応援感謝です!
    本書では、数学の本を読むときのポイントも細かく解説していますので、群論そのものに興味がなくても「独学で数学書を読む大きなきっかけ」になると思います。
    以下のページではWeb立ち読みができますので、どんな本なのかを確かめることができます。ぜひチェックしてみてください!
    ◆結城浩『群論への第一歩』(Web立ち読み版、クリックしてすぐ読み始められます)http://ul.sbcr.jp/IDEA-nNtF6
    また、以下の公式ページに各種情報をまとめてありますので、ご確認ください!
    ◆結城浩『群論への第一歩』(カバー画像・帯付き)
    ◆結城浩『群論への第一歩』(公式ページ)https://www.hyuki.com/group/
    * * *
    noteポイント祭の話。
    2024年1月31日まで、noteで「noteポイント祭」が行われています。noteで有料記事を購入すると初回購入で20%、二回目以降で10%のポイント還元があるとのこと(上限あり、付帯条件あり)。
    ◆記事購入でポイントがもらえる「#noteポイント祭」スタート!https://note.com/info/n/n06808e5e8cff
    結城のnoteにもたくさん有料記事がありますので、この機会にどうぞお読みください。たとえば、PDFにまとめた読み物がダウンロードできる「結城浩ミニ文庫」はこちらにまとめてあります。
    ◆結城浩ミニ文庫https://mini.hyuki.net/
    なお、定期購読マガジンそのものにはポイント還元はありませんが、バックナンバーの記事を単体で購入なさるときにはポイント還元があるようです。結城メルマガのバックナンバーはこちらから。
    ◆結城メルマガhttps://link.hyuki.net/mm/
    * * *
    それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    思い切って一歩を踏み出す - 結城浩の談話室
    作業中に発生する化学反応を大切に - 仕事の心がけ
    書きたくない気持ちに襲われたときに私がやっていること - 文章を書く心がけ
    本を書きたいけれど何をどうしていいかわからない - 本を書く心がけ
    思い切って一歩を踏み出す - 結城浩の談話室
    2024年1月27日(土)の「結城浩の談話室」では、病気のため何度も入院を繰り返してきた30代の男性のお話をうかがいました。
    本を読み始めるようになったきっかけや、『数学ガール』との出会いから始まり、数学をしたくて大学へ進んだこと、知り合った先生から自分なりに取り組めそうな研究について助言をもらったこと、そしてさまざまな人との関わりといったお話を聞くことができました。
    就職してから症状が再発したものの、勤務時間を調節したり、運動を始めたりして近年は調子よく推移しているとのこと。
    人間関係、数学、仕事、そして治療とのバランスを取りながら活動を続けてくださいね。ありがとうございました!’,
    ◆結城浩の談話室https://chatroom.hyuki.net/
    * * *
    さて、ここからは結城の話です。
    私たちは「こんなことやってみたいな」や「自分でもこういうのができたらいいな」という思いを抱きます。でもそこから一歩進むということはたいへんめずらしいことです。
    時間的な都合や、経済的都合のために一歩進めないという場合はもちろんありますが、必ずしもそれだけではありません。実のところそれほど真剣に「やってみたい」とは思ってないことが多いからです。先日談話室で「数学がしたくて大学へ進もうと思った」という一言を聞いて、なぜか私の心に響くものがありました。
    何か「やってみたい」と思ったときに、いつもいつもスルーしていていると、いつのまにか一歩を思い切って踏み出すことを忘れてしまうのではないかと感じたからです。
    結城はひとりで仕事をしているので、何となく活動が停滞し、何となくジリ貧になり、何となく発想が固まってしまう危険性をいつも意識しています。新しい技術やサービスが出てきたら、わかってもわからなくてもとりあえず試してみるように心がけているのはそのためです。
    考えてみると、Zoomを使った「談話室」自体が思い切って始めた企画の一つですし、個人ゼミで自分の学びをアドバイザさんに聞いてもらうことだってそうです。すべて「とりあえずやってみる」や「思い切って始めてみる」ところからスタートしたのですね。
    談話室や個人ゼミに限りません。さらによくよく考えてみると、結城が現在行っている活動のほぼすべてが「思い切って始めた」結果といえます。
    思い切って、Webサイトを作った→Webでの個人活動の広がりへ
    思い切って、メールマガジンを始めた→十年以上の結城メルマガへ
    思い切って、物語をWebで公開した→数学ガールの出版へ
    思い切って、Web連載を始めた→秘密ノートシリーズの出版へ
    もしも、「こんなことやってうまくいかなかったらどうしよう」と悩んで一歩も進まなかったならば、結城が現在行っている活動はすべてが消え失せてしまいます。文字通り、何一つ存在しなかったはずです。
    もちろん、飽きたり、うまくいかなかったりしてやめた活動もたくさんあります。でも、その「無駄」や「失敗」や「中断」をはるかに凌駕するほどの果実が実りました。そこには無数の方々の応援があったのは確かですけれど、そもそも結城が「こんなことを始めてみました」という一歩を踏み出さなかったら、他の方々も応援のしようがなかったでしょう。
    思うだけではない。考えるだけでもない。どこかの時点で思い切って一歩を踏み出すことの重要性をつくづく感じます。
    無理する必要はありませんし、結果としての成功や失敗も実は問題じゃありません。自分なりの一歩を思い切って踏み出すことが大切なのだと思っています。
    今年、2024年も結城は本を書いていきます。いつものように進む側面も確かにありますが、それだけに留まらず、思い切った一歩を踏み出していきたいと思っています。応援よろしくお願いします!
    * * *
    「結城浩の談話室」は「ビデオをオフにした状態でZoomを使い、二人で自由におしゃべりするネット企画」です。あなたの決意、あなたの悩み、あなたの思い、あなたの夢をお聞かせください。もちろん、特にテーマのない雑談でも構いませんよ。
    詳しくは以下のページから。
    ◆結城浩の談話室https://chatroom.hyuki.net/
     
  • Vol.614 結城浩/本を書き上げるたった一つの方法/エゴサーチ/心の健康/書くときの深さ優先・幅優先/二十年以上続けてきたネット企画を閉じる/

    2024-01-02 07:00  
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    Vol.614 結城浩/本を書き上げるたった一つの方法/エゴサーチ/心の健康/書くときの深さ優先・幅優先/二十年以上続けてきたネット企画を閉じる/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年1月2日 Vol.614
    はじめに
    あけましておめでとうございます。
    本年もどうぞよろしくお願いいたします。
    実は、先週の結城メルマガVol.613を出してから、あれが2023年最後の配信だということに気付きました。「良いお年を」と言いそびれて年を越してしまいましたね!
    ということで、2023年末に書いた本の振り返りは以下の「メール日記」にまとめました。
    ◆2023年末に寄せて - 結城浩のメール日記https://diary.hyuki.net/p/2023
    * * *
    新年のセール情報です。
    2024年1月11日(木)まで、『Java言語で学ぶデザインパターン入門 第3版』をはじめとする結城のプログラミング関連書籍の半額セールを行っています。よろしければどうぞ!
    ◆『Java言語で学ぶデザインパターン入門 第3版』https://amzn.to/3NMX9ZU
    * * *
    カレンダーの話。
    年末に壁掛けのカレンダーを買おうと思いました。書店を訪れた際に「カレンダーフェア」をやっていたので、ちらちら眺めてみたところ、書き込みができるくらいの壁掛けカレンダーでは、ほとんどに六曜が書かれていることに気付きました。六曜というのは、大安や友引といった項目のことです。
    私は六曜がないカレンダーを使うので、結局いままで使っていたものと同じカレンダーをネットで購入しました。こちらです。ほどよい大きさで書き込みができて日曜はじまりです(他の選択肢もあります)。
    ◆ビジネス壁掛けカレンダー(アマゾン)https://amzn.to/41XwOOZ
    以前はこちらの「ちびむすカレンダー」を愛用していました。無料でPDFがダウンロードできるので、印刷の手間をいとわなければたいへん便利です。シンプルで書き込みもできますし、六曜あり/なしが選べて、日曜/月曜はじまりも選べます。
    ◆ちびむすカレンダーhttps://happylilac.net/calendar-newsim-a4y-2024.html
    * * *
    それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    本を書き上げるたった一つの方法とは - 本を書く心がけ
    どうやって写真をエゴサーチしているのか
    悩みごとに対処する具体的方法 - 心の健康
    深さ優先で書くか、幅優先で書くか - 文章を書く心がけ
    二十年以上続けてきたネット企画を閉じるにあたって
    本を書き上げるたった一つの方法とは - 本を書く心がけ
    今年は、ある大きな本を書く仕事に取り組む一年にしようと思っています。
    その本については、もう何年も前から少しずつ準備をしてきましたが「そうだ。2024年はこの本を書く年にしよう!」と決め、作業に取り掛かっています。
    そして2024年の元旦にふと、こんな言葉が心に浮かびました。それは「本を書き上げるたった一つの方法とは何か」に対する答えとなっています。心に浮かんだ言葉はこれです。
     本を書き上げるたった一つの方法とは「書き始め、書き続け、書き終えること」です。
    これは、当たり前です。
    いくら準備をしても、書き始めなかったら、本を書き上げることはできません。
    いくら書き始めても、書き続けなかったら、本を書き上げることはできません。
    いくら書き続けても、書き終えなかったら、本を書き上げることはできません。
    Evernoteを整理していると、たくさんの「いつか書きたい本のメモ」が見つかります。数百個という数のメモです。でも、そんなメモがいくらあっても(何百個、何千個あっても)、どこかでその本を書き始めなかったらメモはメモで終わりです。
    書き始め、書き続け、書き終える。
    そうすることでのみ、一冊の本を書き上げられる。
    そのことを心に留めて、今年も祈りつつ、感謝しつつ、仕事に取り組んでいきたいと思います。
    ぜひ、応援してください!
     
  • Vol.605 結城浩/言えないアドバイス/Twitterの変化/執筆終盤戦での注意/個人ブログと広告/困難な時代を生きていく心の健康/

    2023-10-31 07:00  
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    Vol.605 結城浩/言えないアドバイス/Twitterの変化/執筆終盤戦での注意/個人ブログと広告/困難な時代を生きていく心の健康/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年10月31日 Vol.605
    はじめに
    こんにちは、結城浩です。
    新しい本の話。
    現在書いている本は「数学ガール」と直接は関係のない本です。それはずいぶん久しぶりのことです。
    「数学ガール」と直接は関係ありませんし物語でもありませんが、今回の本も「数学」には関係しています。数学入門書の一つといってもいいでしょう。たいへんユニークでおもしろい本に仕上がりつつありますので、どうぞご期待ください。
    2023年10月末(つまり、このメルマガが配信される日)に初校向けの原稿ファイルをまとめて編集部に送る予定です。先日「いったん脱稿」しましたけれど、それ以降に編集部からやってきた指摘や疑問に回答したバージョンとなります。まだまだ作業は続きますけれど、これを送付すれば、また一段階刊行に近づくことになります!
    新刊の刊行は2024年になってからになりますが、応援してくださいね!
    * * *
    今回の結城メルマガ「本を書く心がけ」のコーナーでは「本の執筆で終盤戦に来たときに注意すること」をご紹介します。その他に、Webサービスに関連して「お節介になるので言えないアドバイス」や「Twitter(現X)の変化から思うこと」それから「個人ブログにはさまれる広告のこと」をお話しします。
    また「心の健康」のコーナーでは、長期的で真面目な話として「困難な時代を生きていくために」というテーマでふだんから思っていることを書きます。いま困難に直面している方へのヒントになればいいのですけれど。
    それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    お節介になるので言えないアドバイス
    Twitter(現X)の変化から思うこと
    本の執筆で終盤戦に来たときに注意すること - 本を書く心がけ
    個人ブログで記事の途中にはさまれる広告について思うこと - 文章を書く心がけ
    困難な時代を生きていくために - 心の健康
     
  • Vol.597 結城浩/数学ガールの特別授業(群馬県立女子大学編)(3)/仕事を楽しむ/広さと深さと豊かさと/

    2023-09-05 07:00  
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    Vol.597 結城浩/数学ガールの特別授業(群馬県立女子大学編)(3)/仕事を楽しむ/広さと深さと豊かさと/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年9月5日 Vol.597
    はじめに
    こんにちは、結城浩です。
    * * *
    「結城浩の談話室」の10月分申し込み受付が始まっています。「結城浩の談話室」というのは、Zoomを使って私と二人で自由におしゃべりするネット企画。以下の公式ページにこれまでの実施の様子(13回分)や、申し込みフォームへのリンクがあります。
    ◆結城浩の談話室https://chatroom.hyuki.net/
    一週間に一回しか実施できないので、申し込み受付は断続的に行っています。今回の10月分申し込み受付の〆切は2023年9月12日(火)です。結城メルマガの定期購読、noteメンバーシップ、pixivFANBOXのいずれかを通じて結城をご支援くださっている方のみが申し込みできます。
    もしも「今のところは結城さんとおしゃべりしたいと特に思わないけれど、将来的には興味が出てくるかも」という方は「結城浩の談話室通信」という無料のニュースレターにご登録ください。談話室の申し込み受付の予定や最新情報がときどき届きます。
    ◆結城浩の談話室通信https://chatroom.substack.com/
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    今回の結城メルマガでは、数学ガールの特別授業(群馬県立女子大学編)(3)をお届けします。
    これは、2023年8月5日に結城が群馬県立女子大学文学部文化情報学科さん主催で行った講演をPDFにしたものです。結城が話した内容も読みやすく文章にしてありますので、ぜひお読みください。
    PDFのダウンロードリンクは後ほど、目次のあとにあります。
    なお、これまでの記録は以下のWebページにあります。よろしければこちらもどうぞ。
    ◆数学ガールの特別授業(講演会の記録)https://www.hyuki.com/girl/lesson.html
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    Web連載新シーズンもうすぐ開始!
    体調が万全でないため一週間オフシーズンを延長させていただきましたが、今週金曜日からWeb連載「数学ガールの秘密ノート」を再開したいと思います。新シーズン41です!
    今回も、やさしくて楽しく読めるWeb連載を書いていきたいと思いますので、ぜひ応援してくださいね!
    ◆Web連載「数学ガールの秘密ノート」https://girlnote.hyuki.net/
    なお「数学ガール」の情報は以下のリンクにある「お知らせメール」というニュースレターでお届けしていますので、ぜひご登録ください(登録無料)
    ◆数学ガールのお知らせメールhttps://mathgirls.hyuki.net/
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    それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。PDFがあるので、今回も本文テキストは短めになっています。
    目次
    数学ガールの特別授業(群馬県立女子大学編)(3)
    三十前のプログラマ、文章を書いて生活できるようになりたい - 文章を書く心がけ
    Twitterと母親の思い出
    「仕事を楽しむ」について - 仕事の心がけ
    広さと深さと豊かさと
     
  • Vol.596 結城浩/数学ガールの特別授業(群馬県立女子大学編)(2)/ChatGPTで執筆作業のギアチェンジ/朝一番で焦る気持ちの解決/

    2023-08-29 07:00  
    220pt
    Vol.596 結城浩/数学ガールの特別授業(群馬県立女子大学編)(2)/ChatGPTで執筆作業のギアチェンジ/朝一番で焦る気持ちの解決/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年8月29日 Vol.596
    はじめに
    こんにちは、結城浩です。
    夏のセールは8月いっぱい続いています。『数学ガール』他多数が半額セールになっていますのでぜひご利用ください!
    ◆『数学ガール』半額セール書籍一覧(2023年8月31日まで)https://mm.hyuki.net/n/n10b5360b0698
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    さて今回の結城メルマガでは、前回に引き続き数学ガールの特別授業(群馬県立女子大学編)(2)をお届けします。
    これは、2023年8月5日に結城が群馬県立女子大学文学部文化情報学科さん主催で行った講演をPDFにしたものです。結城が話した内容も読みやすく文章にしてありますので、ぜひお読みください。
    PDFのダウンロードリンクは後ほど、目次のあとにあります。
    なお、これまでの記録は以下のWebページにあります。よろしければこちらもどうぞ。
    ◆数学ガールの特別授業(講演会の記録)https://www.hyuki.com/girl/lesson.html
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    Web連載オフシーズン延長の話。
    耳に軽い痛みがあって、耳鼻科に行って治療を受けました。さいわい大したことはなかったのですが、耳の痛みというのはあまり経験したことがなく、その影響もあって先週末から体調が万全ではありません。
    今週の金曜日からWeb連載「数学ガールの秘密ノート」シーズン41を開始する予定でしたが、さまざまな要因が重なり、オフシーズンを一週間延長させていただくことにしました。更新を楽しみにしてくださっている読者さんには申し訳ない限りです。どうぞご理解ください。
    ◆Web連載オフシーズン延長のお知らせ - 数学ガールのお知らせメールhttps://mathgirls.hyuki.net/p/web-e8b
    ◆「ごめんね」
    なお、「数学ガール」に関わる情報は以下のリンクにある「お知らせメール」というニュースレターでお届けしていますので、もしも未登録ならぜひご登録ください。毎週1回程度の配信で、Web連載の更新情報やセール情報などをお送りします。登録は無料です。
    ◆数学ガールのお知らせメールhttps://mathgirls.hyuki.net/
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    それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。PDFがあるので、今回も本文テキストは短めになっています。
    目次
    数学ガールの特別授業(群馬県立女子大学編)(2)
    ChatGPTで執筆作業は新たなギアチェンジをするだろうか - 文章を書く心がけ
    CSSを調整してMastodonの投稿画面をシンプルにする
    モーニングルーティーン中、妙に焦る気分になることがある - 心の健康
     
  • Vol.592 結城浩/作品の魅力/丁寧に生活する/「観点」を意識する/暗記はダメ?/シミュレーション仮説/

    2023-08-01 07:00  
    220pt
    Vol.592 結城浩/作品の魅力/丁寧に生活する/「観点」を意識する/暗記はダメ?/シミュレーション仮説/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年8月1日 Vol.592
    はじめに
    こんにちは、結城浩です。
    いやあ、もう、暑いですね。
    毎日、暑い……としか考えていません(大げさ)。
    結城はふだん、朝と夕方に散歩をするんですけど、もう昼間はまったく外に出たくないので、早朝に長めの散歩をするようになりました。それでも4時半や5時くらいならまだ耐えられますけど、7時近くなったらもう無理ですね。
    SUZURI(スズリ)で夏のTシャツセールが始まりました。今回は結城も久しぶりに新しいデザインを二つ作りましたよ。
    一つはゆるキャラ風の「とてもねむい」というもの。眠くてしょうがないスレッドお化け坊や(結城のアイコン)をデザインしました。
    ◆「とてもねむい」Tシャツ
    ◆こちらで販売しています(SUZURI)https://suzuri.jp/hyuki0000/14030301/t-shirt/m/white
    もう一つは夏の勉強を応援する《例示は理解の試金石》というもの。これは「数学ガール」シリーズの大事なスローガンです。数学の本を読んでいて、自分がそれを理解したかどうかを確認したかったら例を作ってみましょう。もしも例を作れたら理解している。もしも例が作れなかったら理解していない。夏の勉強やゼミにぴったりですね!
    ◆「例示は理解の試金石」Tシャツ
    ◆こちらで販売しています(SUZURI)https://suzuri.jp/hyuki0000/14036453/t-shirt/xl/white
    Tシャツは色やサイズが各種あります。また今回のセール対象はTシャツですが、「とてもねむい」マグカップや、「例示は理解の試金石」クッションなどもありますのでよろしければどうぞ。
    ◆結城浩のオリジナルグッズ・アイテムhttps://suzuri.jp/hyuki0000
    楽しく夏を乗り切りましょう!
    それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    小テストの結果としてどんな値を集計すべきか - 教えるときの心がけ
    作品が持つ魅力について思うこと - 文章を書く心がけ
    「観点」を意識する - 仕事の心がけ
    「丁寧に生活する」とは、どういうことだろうか - ショート
    シミュレーション仮説についてどう思いますか - 心の健康
    勉強していると「暗記はダメ、理解が大事」といわれるけれど - 学ぶときの心がけ
     
  • Vol.591 結城浩/現在も思い出す十年前のアドバイス/Trigger/《読者のことを考える》/ファイル名を付けるコツ/

    2023-07-25 07:00  
    220pt
    Vol.591 結城浩/現在も思い出す十年前のアドバイス/Trigger/《読者のことを考える》/ファイル名を付けるコツ/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年7月25日 Vol.591
    はじめに
    こんにちは、結城浩です。
    今回の結城メルマガは《読者のことを考える》というフレーズの話題から始まります。それから、ファイル名を付けるときにはここに注意するといいですよという「ファイル名を付けるコツ」のお話をします。
    週末に結城は、自作の復習システム「Trigger」をバージョンアップしました。いかにも私らしい、その経緯をご紹介します。
    最後の話題は、結城がこのメルマガを十年前に始めたときに聞いたアドバイスについて。このアドバイスは十年経ったいまでもよく思い出します。
    それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    《読者のことを考える》と思うようになったきっかけ - 文章を書く心がけ
    ファイル名を付けるコツ - 仕事の心がけ
    自分が読んだ本のスクリーンショットを自分あてに送って復習する「Trigger」システムのバージョンアップ
    十年前、有料メルマガを書き始めたときに聞いたアドバイスを現在も思い出す理由 - 文章を書く心がけ