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記事 223件
  • Vol.625 結城浩/ChatGPT/検索から生成、そして学ぶための対話/同じ事実を描く別の物語/外部ディスプレイ/

    2024-03-19 07:00  
    220pt
    Vol.625 結城浩/ChatGPT/検索から生成、そして学ぶための対話/同じ事実を描く別の物語/外部ディスプレイ/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年3月19日 Vol.625
    はじめに
    おはようございます、結城浩です。
    『群論への第一歩』重版感謝です!
    発売されたばかりの『群論への第一歩』ですが、早くも増刷になると編集部から連絡がありました!
    みなさんの応援のおかげです。ありがとうございます!
    結城はここしばらくずっと「数学ガールの秘密ノート」シリーズを書いてきましたから、『群論への第一歩』は久しぶりに別系統の本になります。そのため、みなさんから読んでもらえるかどうかはちょっぴり気がかりなところがありました。でも今回、増刷が決定してホッとしました。本当に感謝です。
    引き続き、応援よろしくお願いいたします!
    ◆結城浩『群論への第一歩』公式ページhttps://www.hyuki.com/group/
    ◆『群論への第一歩』重版感謝!
    * * *
    Spiegelさんが「群論に至る智慧もしくは彼岸への渡し船」として、『群論への第一歩』の感想文をブログ記事としてくださいました。ありがとうございます!
    ◆渡し守 hyuki さんによる『群論への第一歩』 | text.Baldanders.infohttps://text.baldanders.info/remark/2024/03/first-step-into-group-theory/
    * * *
    AmazonのオーディオブックAudible(オーディブル)の話。
    先週の結城メルマガVol.624でAudibleの話を書いたじゃないですか。あの後Audibleを飽きずにずっと聴いています。飽きずに……というよりもむしろハマっていますね。
    仕事の合間に、「目を閉じて休憩する」のと「Audibleでいい声を聴く」のがちょうど相補的に働いているように感じます。特にAudibleアプリに付随しているタイマーがいい効果をあげています。たとえば10分〜15分くらいのタイマーを掛けて休憩するのにぴったりだからです。
    ◆再挑戦したAudibleが生み出した新しい読書体験(結城メルマガVol.624)https://link.hyuki.net/mm624
    ◆Audiblehttps://amzn.to/43fZDqf
    ◆村上春樹『騎士団長殺し(Audible版)』高橋一生(ナレーション)https://amzn.to/4c6Mi7L
    * * *
    「結城浩の談話室」の話。
    「結城浩の談話室」は、Zoomを使い、結城浩と二人で1時間自由におしゃべりするネット企画です。参加には申し込みが必要で、2024年4月分の申し込み〆切は本日、2024年3月19日(火)です。詳しくは以下のWebページにて。
    ◆結城浩の談話室https://chatroom.hyuki.com
    それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    同じ事実を描く別の物語 - 結城浩の談話室
    3枚目の外部ディスプレイを買いました - 仕事の心がけ
    ChatGPTとの対話:検索から生成、そして学ぶための対話へ
     
  • Vol.623 結城浩/新しい本を準備するときに考えていること/高校生、文章を書きたいけれど/自分なりの工夫をして仕事をすると注意される/

    2024-03-05 07:00  
    220pt
    Vol.623 結城浩/新しい本を準備するときに考えていること/高校生、文章を書きたいけれど/自分なりの工夫をして仕事をすると注意される/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年3月4日 Vol.623
    はじめに
    おはようございます、結城浩です。
    先週末『群論への第一歩』が刊行になりました!
    Twitter(現X)をはじめとするSNSでも「注文しました」「購入しました」「予約したのが届きました」という読者さんの声をたくさんいただき、大変うれしい週末となりました。応援感謝です!
    今週には、全国の書店さんの店頭に並ぶことになると思います。もしもご近所の書店さんでお取り扱いがないようなら、書店でのお取り寄せやネット書店などをご活用ください。引き続き応援よろしくお願いします!
    ◆結城浩『群論への第一歩』公式ページhttps://www.hyuki.com/group/
    * * *
    Twitter(現X)の新機能「記事」の話。
    Twitterに「記事」という新しい機能が加わっていました。モダンなブログ風の記事をTwitterで書ける機能のようです。
    さっそく『群論への第一歩』の発売を記念する「記事」を書いてみました。以下のリンクからたどることができますのでご覧ください。
    ◆『群論への第一歩』本日発売です!(Twitterの「記事」機能)https://twitter.com/hyuki/article/1763884982458896826
    ◆Twitterの「記事」はブログ記事のように見える(スクリーンショット)
    上のリンクをたどっていただければわかりますが、普通のブログ記事のように見えるWebページになっています。でも左上の×ボタンやESCキーを押すと、これがTwitterへのポストに似た形になっていることがわかります。
    Twitterで「記事」を書くための編集画面は、現代のブログサイトの編集画面でよく見かけるものとほとんど同じです。ページの一番上にはアイキャッチ画像を貼り込む部分があり、タイトルや見出しを書くことができ、画像やリンクの貼り込みや箇条書きも自由にできます。そしてページの最下部には自動的に自分のプロフィールが挿入されます。
    ◆Twitterの「記事」を書くための編集画面(スクリーンショット)
    ブログやWebサイトを持っている人は、新しい記事を書いたときにTwitterにリンクを投稿して「こんな記事を書きました!」という宣伝や紹介をすることがよくあると思います。でもこのTwitterの「記事」という機能を使えば、それがよりシームレスにできそうですね。
    ただし、少なくとも現在のところ、動画ファイルのアップロードはできますが、YouTubeの動画リンクを貼り付けることはできません。つまり、できるだけTwitter内部で完結させようという方針が見え隠れしていますね。
    この「記事」という機能は確かに便利ですが、使えるのはプレミアムプラスに課金しているユーザのみが対象になっています。この機能、どれだけ一般的に使われるようになるでしょうか。
    * * *
    SNSの投稿集約の話。
    以前の結城メルマガで「SNSの投稿をGoogle Sheetsに集約する話」をしました。具体的にはVol.612で概略をお話しし、Vol.620でプログラムも交えて紹介しましたね。
    現在も引き続き、Twitter,Bluesky,Mastodonに自分が投稿した内容をGoogle Sheetsに集約させています。これ、かなりいいです!
    Vol.620で紹介した通り、ひと月ごとに新たなシートを作成していますので、3月に入った現在は以下のスクリーンショットのようになっています。
    ◆月ごとのSNSの投稿がGoogle Sheetsに集まっている様子(スクリーンショット)
    SNSの投稿は「メルマガや他の書き物の下書き」や「アイディアメモ」や「ニュースへのリンク保存」として使っています。ですから、こんなふうに一箇所に集約されていると管理が大変楽になりますね。
    ◆一つの投稿がシートの一行として保存されている様子(スクリーンショット)
    ひと月分のチェックがすべて済んだシートはタイトルの頭に「(済み)」と入れるようにしています。これで、チェックしたか否かが一目瞭然です!
    「どこのSNSに書き込んでも大丈夫。だって結局Google Sheetsに集約されるから」というのは非常に気持ちが楽になります。どこのSNSにいるかをあまり意識せず、気軽に書き込めるからです。
    ◆年末のデータ大掃除 - Evernoteに書きためたメモをどう片付けるか(結城メルマガVol.612)https://link.hyuki.net/mm612
    ◆Twitter,Bluesky,Mastodonを集約(結城メルマガVol.620)https://link.hyuki.net/mm620
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    iPhoneワイヤレス充電器の話。
    結城はiPhone 13 Pro Maxを使っています。
    充電するときにはライトニングケーブルを指すのですが、指し忘れると充電できません(当然)。「どれ、出かけるか」となったときに充電されていないことがよくあるので、何とか対策したいと思っていました。
    そこで、いまさらながらワイヤレス充電器を購入して使い始めました。購入したのはiPhoneとAirPods Proを並べて置くタイプ(2 in 1)です。結城は机上のiPhoneを置いたまま見る習慣はあまりないので、立てておくタイプにはしませんでした。
    メーカーとしてBelkinを選んだのは、ネットで評価が高かったことと、Apple Storeにも入っているので大きな間違いはないだろうと思ったからです。
    ◆Belkin 2 in 1 Qi2ワイヤレス充電器https://amzn.to/3wDZzEN
    iPhoneを台の上に置いて充電するのですが、MagSafeの磁力でくっつくので「置く」というよりも、カコンと「はめ込む」感覚があります。充電開始すると画面に緑のリングが大きく表示されるので、充電忘れになる心配はまったくありません。
    ワイヤレス充電器に合わせて、MagSafe対応リング付きiPhoneカバー(スマートフォンケース)も買いました。リングとカバーが一体になっており、しかもカバーを外すことなく充電器に乗せられるのでたいへん使い勝手がいいです。
    ◆iPhone 13 Pro Max用MagSafe対応リング付きカバーhttps://amzn.to/3wLwnLL
    これだけ準備すると充電忘れはなくなります。またうれしい副次効果もありました。いままでは、いつでもiPhoneを充電できるようにライトニングケーブルが机の上にだらっと置かれていたのがなくなったため、机のケーブル周りがすっきりしたのです。いいですねえ。
    * * *
    それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    高校生、文章を書きたいけれど「おもしろくないから誰も読まない」と考えてしまう - 文章を書く心がけ
    自分なりの工夫をして仕事をすると注意されてしまう - 仕事の心がけ
    新しい本を準備するときに考えていること - 本を書く心がけ
     
  • Vol.621 結城浩/他人との比較/本当の情報を見極める/スクリーンショット撮影の便利ツール/三回繰り返したら手順書を/

    2024-02-20 07:00  
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    Vol.621 結城浩/他人との比較/本当の情報を見極める/スクリーンショット撮影の便利ツール/三回繰り返したら手順書を/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年2月20日 Vol.621
    はじめに
    おはようございます、結城浩です。
    * * *
    本日〆切!「結城浩の談話室」の話。
    結城は、ビデオをオフにしたZoomを利用して、二人で自由におしゃべりするというネット企画「談話室」を行っています。
    2023年5月から現在まで早くも数十回に渡って実施することができました。感謝します。いや、それにしても時間が経つのは早いですね!
    参加には予約が必要で、3月分の〆切は本日。この結城メルマガ(Vol.621)が配信される2024年2月20日が〆切です。申し込みを予定している方は、どうぞお忘れなく!
    申し込みフォームへのリンク、過去の対話内容、最新情報をお届けする「談話室通信」への登録は、以下の公式ページからどうぞ。いっしょにおしゃべりしましょう!
    ◆結城浩の談話室https://chatroom.hyuki.com/
    * * *
    電動爪削り器の話。
    先日YouTubeで「電動爪削り器」というグッズの存在を知りました。「爪切り」ではなく「爪削り」を行う機械です。
    結城は日常的にタイピングしているので、爪が伸びている状況はかなり気になり、こまめに切るようにしています。
    でも、きれいに爪を切るのは難しいものです。急いで切ると切ったところがギザギザになったり尖ったりしますし、細かく調整していると深爪になったりします。また、切るときには下にゴミ箱を置くのですが、切った爪のかけらが飛び散ることもあってなかなか面倒です。
    私が購入した「電動爪削り器」は、爪をパチンと切るのではなく、回転する刃で爪を薄く削り落とすのに近いスタイルです。実際に使ってみるとなかなかいい感じで、ギザギザにもならず割れることもありません。仕上げのために電動回転する小さな爪ヤスリもついているのですが、それを使わなくてもすっきり仕上がります。削っている最中も音が静かでうるさくありません。
    爪を整えるためのスピードでは、手でパチンパチンと爪切りを使った方がずっと早く切れます。電動爪削り器は、気長にぎゅーん……と爪先に当て続ける必要があるからです。でも爪切りの場合、きれいに仕上げるためにはヤスリを掛ける必要がありますので、仕上げまで考えると「電動爪削り器」はアリだと思いますね。
    USB-Cで充電でき、色は白で大きさもコンパクトなのでその辺に置いても目障りじゃありません。
    ただし、宣伝文句にあるような「足の爪切り」には向かないように感じました。足の爪にもトライしたのですが、私の爪の形のせいなのか、うまく削れません。「電動爪削り器」のパッケージでは、いかにも足の爪によさそうだけど、やや疑問です。
    とはいえ、もともと私はタイピング用に爪を整えたくて買ったので、足の爪がうまく削れなくても特に不満はありません。あとは、刃の部分がどれだけ耐久性が高いかが気になるくらいです。
    ◆FUNKS 公式 asibi 電動爪切りhttps://amzn.to/4bvFOyW
    * * *
    それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    他人との比較について - 結城浩の談話室
    本当の情報を見極めるには
    スクリーンショット撮影の便利ツールCleanShot XをSkitch代替として使い始めました
    三回繰り返したら手順書を作る - 仕事の心がけ
     
  • Vol.618 結城浩/本を書きたいというあなたへのアドバイス/思い切って一歩を踏み出す/書きたくないときどうする?

    2024-01-30 07:00  
    220pt
    Vol.618 結城浩/本を書きたいというあなたへのアドバイス/思い切って一歩を踏み出す/書きたくないときどうする?結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年1月30日 Vol.618
    はじめに
    おはようございます、結城浩です。
    * * *
    『群論への第一歩』の話。
    最新刊『群論への第一歩』は3月頭に発売の予定です。もう少しお待ちください!
    編集部からの情報によりますと、すでに、たいへん多くの読者さんからのご予約が入っているとのこと。応援感謝です!
    本書では、数学の本を読むときのポイントも細かく解説していますので、群論そのものに興味がなくても「独学で数学書を読む大きなきっかけ」になると思います。
    以下のページではWeb立ち読みができますので、どんな本なのかを確かめることができます。ぜひチェックしてみてください!
    ◆結城浩『群論への第一歩』(Web立ち読み版、クリックしてすぐ読み始められます)http://ul.sbcr.jp/IDEA-nNtF6
    また、以下の公式ページに各種情報をまとめてありますので、ご確認ください!
    ◆結城浩『群論への第一歩』(カバー画像・帯付き)
    ◆結城浩『群論への第一歩』(公式ページ)https://www.hyuki.com/group/
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    noteポイント祭の話。
    2024年1月31日まで、noteで「noteポイント祭」が行われています。noteで有料記事を購入すると初回購入で20%、二回目以降で10%のポイント還元があるとのこと(上限あり、付帯条件あり)。
    ◆記事購入でポイントがもらえる「#noteポイント祭」スタート!https://note.com/info/n/n06808e5e8cff
    結城のnoteにもたくさん有料記事がありますので、この機会にどうぞお読みください。たとえば、PDFにまとめた読み物がダウンロードできる「結城浩ミニ文庫」はこちらにまとめてあります。
    ◆結城浩ミニ文庫https://mini.hyuki.net/
    なお、定期購読マガジンそのものにはポイント還元はありませんが、バックナンバーの記事を単体で購入なさるときにはポイント還元があるようです。結城メルマガのバックナンバーはこちらから。
    ◆結城メルマガhttps://link.hyuki.net/mm/
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    それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    思い切って一歩を踏み出す - 結城浩の談話室
    作業中に発生する化学反応を大切に - 仕事の心がけ
    書きたくない気持ちに襲われたときに私がやっていること - 文章を書く心がけ
    本を書きたいけれど何をどうしていいかわからない - 本を書く心がけ
    思い切って一歩を踏み出す - 結城浩の談話室
    2024年1月27日(土)の「結城浩の談話室」では、病気のため何度も入院を繰り返してきた30代の男性のお話をうかがいました。
    本を読み始めるようになったきっかけや、『数学ガール』との出会いから始まり、数学をしたくて大学へ進んだこと、知り合った先生から自分なりに取り組めそうな研究について助言をもらったこと、そしてさまざまな人との関わりといったお話を聞くことができました。
    就職してから症状が再発したものの、勤務時間を調節したり、運動を始めたりして近年は調子よく推移しているとのこと。
    人間関係、数学、仕事、そして治療とのバランスを取りながら活動を続けてくださいね。ありがとうございました!’,
    ◆結城浩の談話室https://chatroom.hyuki.net/
    * * *
    さて、ここからは結城の話です。
    私たちは「こんなことやってみたいな」や「自分でもこういうのができたらいいな」という思いを抱きます。でもそこから一歩進むということはたいへんめずらしいことです。
    時間的な都合や、経済的都合のために一歩進めないという場合はもちろんありますが、必ずしもそれだけではありません。実のところそれほど真剣に「やってみたい」とは思ってないことが多いからです。先日談話室で「数学がしたくて大学へ進もうと思った」という一言を聞いて、なぜか私の心に響くものがありました。
    何か「やってみたい」と思ったときに、いつもいつもスルーしていていると、いつのまにか一歩を思い切って踏み出すことを忘れてしまうのではないかと感じたからです。
    結城はひとりで仕事をしているので、何となく活動が停滞し、何となくジリ貧になり、何となく発想が固まってしまう危険性をいつも意識しています。新しい技術やサービスが出てきたら、わかってもわからなくてもとりあえず試してみるように心がけているのはそのためです。
    考えてみると、Zoomを使った「談話室」自体が思い切って始めた企画の一つですし、個人ゼミで自分の学びをアドバイザさんに聞いてもらうことだってそうです。すべて「とりあえずやってみる」や「思い切って始めてみる」ところからスタートしたのですね。
    談話室や個人ゼミに限りません。さらによくよく考えてみると、結城が現在行っている活動のほぼすべてが「思い切って始めた」結果といえます。
    思い切って、Webサイトを作った→Webでの個人活動の広がりへ
    思い切って、メールマガジンを始めた→十年以上の結城メルマガへ
    思い切って、物語をWebで公開した→数学ガールの出版へ
    思い切って、Web連載を始めた→秘密ノートシリーズの出版へ
    もしも、「こんなことやってうまくいかなかったらどうしよう」と悩んで一歩も進まなかったならば、結城が現在行っている活動はすべてが消え失せてしまいます。文字通り、何一つ存在しなかったはずです。
    もちろん、飽きたり、うまくいかなかったりしてやめた活動もたくさんあります。でも、その「無駄」や「失敗」や「中断」をはるかに凌駕するほどの果実が実りました。そこには無数の方々の応援があったのは確かですけれど、そもそも結城が「こんなことを始めてみました」という一歩を踏み出さなかったら、他の方々も応援のしようがなかったでしょう。
    思うだけではない。考えるだけでもない。どこかの時点で思い切って一歩を踏み出すことの重要性をつくづく感じます。
    無理する必要はありませんし、結果としての成功や失敗も実は問題じゃありません。自分なりの一歩を思い切って踏み出すことが大切なのだと思っています。
    今年、2024年も結城は本を書いていきます。いつものように進む側面も確かにありますが、それだけに留まらず、思い切った一歩を踏み出していきたいと思っています。応援よろしくお願いします!
    * * *
    「結城浩の談話室」は「ビデオをオフにした状態でZoomを使い、二人で自由におしゃべりするネット企画」です。あなたの決意、あなたの悩み、あなたの思い、あなたの夢をお聞かせください。もちろん、特にテーマのない雑談でも構いませんよ。
    詳しくは以下のページから。
    ◆結城浩の談話室https://chatroom.hyuki.net/
     
  • Vol.616 結城浩/「本を出したい」を形にする/esappをドット・プライベート化/紙のメモ/推理小説と数学の証明/

    2024-01-16 07:00  
    220pt
    Vol.616 結城浩/「本を出したい」を形にする/esappをドット・プライベート化/紙のメモ/推理小説と数学の証明/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年1月16日 Vol.616
    はじめに
    おはようございます、結城浩です。
    『群論への第一歩』の話。
    結城浩の最新刊『群論への第一歩』の作業、先週は再校ゲラについて編集部からの質問に回答していました。出版社によると刊行は2024年2月末の予定でしたが、出版スケジュールの関係で3月頭に変更になるとのこと。刊行がちょっぴり先になりますが、もうちょっとお待ちください。
    本書は「大学数学をもう一度やりなおすきっかけにしたい」という方や、「数学書はなかなか読みこなせないので、その準備運動がてら読みたい」という方にぴったりの本です。また、これから大学で数学を学ぶ方にとっても助けになる本だと思います。贈り物にもいいですね!
    先週もお伝えしましたが、再校段階の原稿をもとにした「Web立ち読み版」がこちらにあります。どんな感じの本になるのかは、Web立ち読み版でつかむことができます。ぜひどうぞ!
    ◆結城浩『群論への第一歩』(Web立ち読み版、クリックしてすぐ読み始められます)http://ul.sbcr.jp/IDEA-nNtF6
    また、以下の公式ページに各種情報をまとめてありますので、ご確認ください!
    ◆結城浩『群論への第一歩』(カバー画像・帯付き)
    ◆結城浩『群論への第一歩』(公式ページ)https://www.hyuki.com/group/
    * * *
    「結城浩の談話室」の話。
    結城は毎週土曜日15:00-16:00に「談話室」という企画を実施しています。これはビデオをオフにしたZoomを利用して、あらかじめ予約した方と二人で自由におしゃべりするというネット企画です。
    結城はたくさん文章を書き、メルマガやSNSやブログや本やメールを通じて読者さんとコミュニケーションを取っています。でもそれはほとんどが文字ベースでのやりとりです。声を使ってリアルタイムに一対一のコミュニケーションを取る場として「談話室」はいつも楽しみです。
    リアルタイムの音声コミュニケーションというとTwiter(現X)の「スペース」がありますが、それだと一対多という形になってしまい、私が求めているものとは、ちょっと違うと感じています。どうせなら、「文字ベースでは伝えにくいぼんやりした考え」や「うまく言葉にならない気持ち」などもやりとりできるようにしたいので、あまり大人数では不適切なのです。
    「談話室」については、この結城メルマガで何度も触れてきましたね。始めたのは2023年の5月末〜6月頭ころで、これまでに約30回ほど実施することができました。
    現在は2024年2月の申し込み(三回分)を受付中です。先着順ではありませんが、早めに申し込みいただけると(状況がよくわかるので)助かります。今回の申し込み〆切は来週の火曜日(2024年1月23日)になります。
    申し込みフォームへのリンクや、これまでのやりとり、また最新情報を配信する「談話室通信」への登録は以下の公式ページから。いっしょにおしゃべりしましょう!
    ◆結城浩の談話室(2024年2月の申し込み受付中)https://chatroom.hyuki.net/
    * * *
    Web連載「数学ガールの秘密ノート」の話。
    新シーズンが始まりました!
    ◆「これ、なーんだ!」(Web連載シーズン42エピソード1)https://girlnote.hyuki.net/trial/411/
    ◆アイキャッチ画像
    Web連載「数学ガールの秘密ノート」は、結城が自分のWebサイトで自主的に連載している楽しい数学読み物です。毎週金曜日に最新話が更新され、十話(つまり十週間)で一つの「シーズン」になります。
    ◆Web連載「数学ガールの秘密ノート」https://girlnote.hyuki.net/
    Web連載の最新話は一週間無料で読めます。特に、無料ニュースレター「お知らせメール」に登録すると読み逃しがありませんので、ぜひご利用ください。
    ◆数学ガールのお知らせメール(登録無料)https://mathgirls.hyuki.net/
    また、ひと月500円でこれまで十年以上書き続けてきたすべて(411本)が読み放題になります。よろしければご支援をお願いいたします。
    ◆読み放題プランへのご参加についてhttps://girlnote.hyuki.net/article/subscribe/
    * * *
    それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    「本を出したい」を形にする - 結城浩の談話室
    作業ログの書き込みツールesappをドット・プライベート化したお話
    紙のメモ、大活躍 - 仕事の心がけ
    推理小説と数学の証明は似ていますか - 学ぶときの心がけ
     
  • Vol.610 結城浩/フリーランスの働き方/本にメモを書きますか?/幸福論/小学生の読書感想文/

    2023-12-05 07:00  
    220pt
    Vol.610 結城浩/フリーランスの働き方/本にメモを書きますか?/幸福論/小学生の読書感想文/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年12月5日 Vol.610
    はじめに
    こんにちは、結城浩です。
    12月になりましたね。
    結城は現在、来年刊行予定の数学入門書を書いています。
    今週は初校ゲラに修正を入れて編集部に戻す〆切があるので大忙しです!
    今回の結城メルマガは「本に書き込みをするか」「トラブル解消がトラブルになる場合」「フリーランスの働き方」それに「小学生の読書感想文」などの話題があります。
    短めの話題が多いので、やや個数が多くなっています。どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    フリーランスの働き方 - 仕事の心がけ
    本にメモを書き込みますか? - 学ぶときの心がけ
    アランの『幸福論』 - ショート
    『学ぶための対話』を読んで抱いた疑問 - 学ぶときの心がけ
    承認欲求緩和とトラブル解消をめぐって - 心の健康
    小学生の読書感想文 - 教えるときの心がけ
    子育てと学校の関係について思うこと - 結城浩の談話室
     
  • Vol.609 結城浩/縦型ディスプレイ買い足して執筆環境改善/ChatGPT+DALL-E/原稿再読/優先順位/

    2023-11-28 07:00  
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    Vol.609 結城浩/縦型ディスプレイ買い足して執筆環境改善/ChatGPT+DALL-E/原稿再読/優先順位/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年11月28日 Vol.609
    はじめに
    こんにちは、結城浩です。
    Kindle版「数学ガール」のポイント還元セールの話。
    いつまで続くセールなのかは不明ですが、ただいまKindle版「数学ガール」「秘密ノート」「物理ノート」が既刊全巻が30%のポイント還元セールになっています。
    たとえば、ペアノの公理やイプシロン・デルタ論法も登場するKindle版『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』は税込1980円ですが、584ポイントが還元されるという計算になります。
    ◆Kindle版『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』https://amzn.to/3QT2UGp
    またたとえば、数学が苦手なノナちゃんが登場する『学ぶための対話』は税込1617円ですが、485ポイント還元になります。
    ◆Kindle版『数学ガールの秘密ノート/学ぶための対話』https://amzn.to/3GhPqPt
    よろしければこの機会をご利用ください。以下のページに対象となる書籍へのリンクをまとめてあります。
    ◆Kindle版「数学ガール」「秘密ノート」「物理ノート」が既刊全巻セールです!https://mm.hyuki.net/n/n02fc5cc9bc96
    * * *
    スズリのウインターセールの話。
    結城はグッズ作成・販売のSUZURI(スズリ)でキャラクターグッズを販売しています。
    2023年12月3日(日)までウインターセールが開催されており、Tシャツやパーカー、それにスウェットなどが700円オフになっています。ぜひどうぞ!
    ◆「とてもねむい」Tシャツ(紹介画像)
    ◆セール中のスレッドお化け坊やのグッズなど - SUZURI(スズリ)https://link.hyuki.net/suzuri-sale
    * * *
    「しずかなインターネット」の話。
    技術情報共有コミュニティのZenn(ゼン)を作ったcatnoseさんが、新たに「しずかなインターネット」というサービスを作りました。
    ◆しずかなインターネットhttps://sizu.me/home
    公式サイトの紹介文によると「しずかなインターネットは、日記やエッセイを書くのにちょうどいい文章投稿サービス」とのこと。「賑やかな広場」ではなく「パーソナルな部屋」のようなもので「個人的なメモや日記を気楽に書き散らしましょう」と紹介されています。
    さっそく結城もアカウントを作ってみましたが、確かにすみずみまでしずかで落ち着いた感じが漂っています。自分だけが読める文章も書けますし、それを一般公開することもできます。でもアクセスランキングや、運営のおすすめみたいなものはありません。広告もありません。
    つながるばかりがインターネットではなく、注目を浴びてバズるだけがインターネットではない。そんなことを思わされるWebサービスです。
    ◆結城浩|しずかなインターネットhttps://sizu.me/hyuki
    * * *
    さて、今回の結城メルマガでは、ブラックフライデーでMacBookの外部ディスプレイ(二台目)を購入した話、ChatGPT+DALL-Eで遊んだ話、そして「本を書く心がけ」のコーナーでは「何を考えながら原稿を再読しているか」という話をお送りします。また「優先順位について思うこと」についても書きました。
    どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    外部ディスプレイを買い足して執筆環境バージョンアップ - 仕事の心がけ
    ChatGPT + DALL-Eで遊ぶ
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  • Vol.608 結城浩/忍耐力・集中力を高める/WebサイトのメンテナンスとVPS/有意義な時間にこだわりすぎるのも良し悪し/

    2023-11-21 07:00  
    220pt
    Vol.608 結城浩/忍耐力・集中力を高める/WebサイトのメンテナンスとVPS/有意義な時間にこだわりすぎるのも良し悪し/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年11月21日 Vol.608
    はじめに
    こんにちは、結城浩です。
    もう11月も後半に入ろうとしていますね。今年もあと一ヶ月と少し。早いものです。
    最近は気温の変化が大きくて、朝方は暖房が必要なほど寒く、昼間は冷房が必要なほど(室内は)暑くなります。
    * * *
    先日、谷川俊太郎さんのエッセイ集『ひとり暮らし』を読みました。
    久しぶりに行った書店で紹介されていたので店頭で購入した文庫本です。お風呂で読む「お風呂読書」として少しずつ読みました。
    しみじみと味わい深いエッセイ集ですね。若い頃にはたぶんおもしろいとは思えなかった種類の内容だと思います。
    でも、来し方行く末を思ういまの年齢で読むと、なかなか味わい深いものがあります。
    書名の通り、谷川俊太郎さんは現在ひとり暮らしをなさっているようです(息子さんご家族が近所に住んでいるようですが)。
    詩人の谷川俊太郎さんといえば、スヌーピーやチャーリーブラウンの「ピーナッツシリーズ」の翻訳で有名ですね。私は絵本『ことばあそびうた』が好きです。「さるさらう」などは部分的に暗証してたりします。ああ、それから『マザーグース』の翻訳や、言葉の世界を教科書という形で描いた『にほんご』という本もなつかしく思い出します。
    でも、谷川さんのエッセイをまとめて読んだのは今回が初めてだったでしょうか。詩人なので当然のことかもしれませんが、ところどころにハッとする言葉が現れるのがとても素敵です。その意味ではもしかすると、若い頃に読んでもおもしろいと思ったかもしれませんね。
    ◆谷川俊太郎『ひとり暮らし』(新潮文庫)https://amzn.to/3QzAlic
    ◆絵本『ことばあそびうた』https://amzn.to/3SVk3Sa
    ◆『にほんご』https://amzn.to/3R7Kovk
    * * *
    今回の結城メルマガでは「忍耐力・集中力」の話、たくさん作ったWebサイトを整理する話、「有意義な時間」にこだわりすぎる話などをお届けします。読み返してみると「自分を知る」という共通のテーマが見え隠れしているようです。
    それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    最後まで粘り強く続ける忍耐力・集中力を高めるにはどうしたらいいですか - 仕事の心がけ
    WebサイトのメンテナンスでVPSをどうしようか悩む
    結城浩の談話室から
    有意義な時間にこだわりすぎるのも良し悪し - 心の健康
     
  • Vol.607 結城浩/どんなソフトウェアで仕事しているか/デザイナーさんとの打ち合わせ/不安という名のアラート/

    2023-11-14 07:00  
    220pt
    Vol.607 結城浩/どんなソフトウェアで仕事しているか/デザイナーさんとの打ち合わせ/不安という名のアラート/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年11月14日 Vol.607
    はじめに
    こんにちは、結城浩です。
    何だか急に冷え込みましたねえ……気が付いてみれば11月も中旬なので当たり前ですけれど、それでも。
    先日まで冷房をつけていたのに、急に暖房に切り換えたみたいな印象です。こういうときには体調管理に注意しないといけませんね。気温の変化は意外に身体に影響があるものですから。
    * * *
    談話室の申し込みは今日が〆切です、という話。
    結城はビデオをオフにしたZoomを利用して、一対一でおしゃべりするネット企画「結城浩の談話室」を毎週土曜日に実施しています。これまでに20人以上の方々とさまざまな会話を楽しみました。
    現在は12月分の申し込みを受け付けしているところです(2023年の実施予定は今回で終わりです)。
    〆切は2023年11月14日(火)つまり、このメルマガVol.607の配信日である「今日」になっていますので、どうぞお忘れなく。
    詳しくは以下の公式ページから「申し込みフォーム」へのリンクをたどってください。
    いっしょにおしゃべりしましょう!
    ◆結城浩の談話室https://chatroom.hyuki.net/
    * * *
    講演会の感想文を読みながら、ふと思ったことの話。
    2023年10月6日、結城は玉川聖学院さんで講演を行いました。その話はすでに以前お伝えしましたね。
    ところで先日、そのときの生徒さんたちが書いてくれた感想文を、玉川聖学院の先生が結城あてに送ってくださいました。結城はもちろん非常に楽しく読ませていただきましたよ。感謝なことです。
    中学1年生から高校3年生まで、といえばたいへん多感な年代です。学習や進路や人間関係などさまざまな思いや悩みを抱きつつ日々を過ごしているでしょう。そんな彼女たちに、ほんの少しでも励ましになるメッセージや信仰について伝えられたら、という思いで行った講演でした。
    生徒さんからの感想文には、素直で率直な感想がたくさん書かれていました。十代の方々からの丁寧なお手紙を読みながら、私はたいへん幸せな気持ちになりました。私の方が、たくさんの励ましをいただいたように思います。ありがたいことですね。
    当日の講演会と講演後の交流会で、結城はたくさんの質問を受けました。それぞれの質問にはその場で出来る限り答えましたけれど、それからひと月以上過ぎた現在でも、私はそのときの対話を繰り返し思い出します。問いと答え。対話には不思議な力があります。
    対話を振り返りながら、私は別のことを思い始めました。
    私たちは、人生の中でいろんなところを通過します。
    いうまでもありませんけれど、人生は決して平坦な道のりではありません。学校で、会社で、組織や仲間や家族のあいだで、さまざまな出来事があります。自分の力ではどうにもならない課題や悩みにぶつかることもあります。歳を重ねるごとに「ほんとうにいろんなことが起きるものだなあ」と思わざるをえません。
    しかしながら「いろんなことが起きる」というのはネガティブな気持ちを引き起こすだけではありません。というのは、ぶつかった当時は「越えられない」と思っていた障害を何とか越えたり、回避したり、あるいは思いがけず雲散霧消したりという経験もまたたくさん積むことになるからです。「いろんなことが起きる」けれど、それは決してネガティブな結果になるとは限らないのです。
    それと同時に思うこともあります。それは、子供のときの悩みが、たとえ大人にとっては、他愛もない悩みに見えたとしても、その当事者にとっては決して「他愛もない悩み」などではない、ということ。他者からどれほど小さな悩みに見えたとしても本人にとってはこの上なく大きな悩みに感じられるものなのです。
    子供だろうが、大人だろうが関係ありません。
    いま直面している課題こそ、人生最大の課題なのです。
    なぜなら、それがどのように解決するものなのか、未来を見通すことができない人間にはまったくわからないからです。
    そして、「自分は一人ではない」と気がつくのがとても大切だということもわかります。自分は一人ではない。同じ課題に直面している人が必ず居る。自分には見えないかもしれないけれど、世の中には必ず居るし、いつの時代でも必ず居る。そんな思いは、たとえ悩みのまっただなかにあっても、自分の孤独感を大いに軽減してくれるように思います。
    神さまへの信仰を持っている人は、神さまがともにおられることを思い起こすかもしれません。特に信仰を持っていない人は、自分と共に歩んでくれる友人や知人や家族などを思い浮かべるかもしれません。
    あなたはいかがですか。いまどんなところを通っておられるでしょうか。
    ◆玉川聖学院さんで講演を行いました。 - 結城浩のメール日記https://diary.hyuki.net/p/20231008
    * * *
    今回の結城メルマガでは、ふだん私がどんなソフトウェアを使っているかを棚卸し的にご紹介します。また心の健康のコーナーでは「不安」が襲ってきたときの心の持ちように関して考えます。
    それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    どんなソフトウェアで仕事しているか - 仕事の心がけ
    デザイナーさんとの打ち合わせで気付いたこと - 本を書く心がけ
    不安という名のアラート - 心の健康
     
  • Vol.604 結城浩/お風呂の手書きメモ/苦労は進捗ではない/踊るようにシューズを履く/文章を書く場所/心が遊べる空間確保/

    2023-10-24 07:00  
    220pt
    Vol.604 結城浩/お風呂の手書きメモ/苦労は進捗ではない/踊るようにシューズを履く/文章を書く場所/心が遊べる空間確保/結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2023年10月24日 Vol.604
    はじめに
    こんにちは、結城浩です。
    結城浩ニュースレターの話。
    あなたがいまお読みになっているのは「結城浩のメールマガジン」ですが、これとは別に「結城浩ニュースレター」というものも存在します。
    結城浩ニュースレターは、結城の活動をリンク集のような形でご紹介する無料のニュースレターで毎月一回発行しています。メールをご登録いただくとそのアドレスに届きますし、これまでのメールはすべてWebでも読むことができます。
    ぜひチェックしてみてください!
    ◆結城浩ニュースレターhttps://newsletter.hyuki.net/
    * * *
    それでは、今週の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
    目次
    お風呂の手書きメモをめぐって思い出へ
    作業に伴う苦労と仮想的役割の切り換え - 仕事の心がけ
    玄関で、ダンスを踊るようにシューズを履く
    文章を書く「場所」のことをいつも考えている
    自由に遊べる空間の確保 - 心の健康