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  • 一問一答「目標は1つに決めてはいけない」【目標達成の極意】

    2021-04-17 20:50  
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    あなたの目標は何ですか?
    その目標は、本当に唯一のもので他に可能性はないのでしょうか?

    今回は、悩みや相談ではありませんが、師匠のオクスフォード留学をやめた理由をもとに目標というものについて掘り下げて考えてみたいと思います。
    Q. 「弟子です。家にテレビありません。昨日ネットで師匠のアナザースカイを初めて見ました。思わず3回見入ってしまいました。改めてすごい人なんですね。オックスフォードの教授にいつでもこの大学に大歓迎だよホテルもいらない。と歓迎された時留学を迷いませんでしたか?このコロナの暗いニュースの中とても嬉しい映像を見せていただきありがとうございました。」

    そんな相談というよりも嬉しいメッセージでしたが、これに対してDaiGo師匠の答えは以下の通りです。

    最後に嬉しいメッセージをありがとうございます。
    実際にあれから毎年オックスフォードには行っていますし、あの時にそう言っていただいたホランダー先生とは定期的にお会いさせてもらってはいますし、ご自宅にも遊びに行かせてもらったこともあります。
    先生にそう言って頂いて僕も留学したいと心から思いました。
    当時テレビの仕事もあったので一度日本に帰ってきて、仕事を整理してオックスフォードに留学したいと思いました。
    そして、翌年オックスフォードに行った時に出会ったのが、今僕のリサーチも手伝ってくれている大黒君です。
    この大黒君がとてもいい人で、彼はざっくりと言うと真のエリートの研究者です。プロのピアニストでありながらも、同時にトップレベルの研究者でもある人です。
    彼にオックスフォードに留学したいという話をしたら、実際にオックスフォードで研究をされている日本人の人達を集めてくれて、僕がオックスフォードにいる間にちょっとした食事会を開いてくれました。
    僕は当時オックスフォードに留学して研究をしたくて仕方がなかったので、そこに集まっている人達は自分が理想と考えている状況にいる人たちです。そんな人達とゆっくり話す機会を大黒君が設けてくれたわけです。

    それまで僕はオックスフォードに留学したら人生が変わると思っていました。
    それまでテレビに出てメンタリストとしてパフォーマンスしてもインチキなのではないかと言われたり、心理学の話をしても特に専門家でもありませんから批判されたりもしました。
    専門家でもないのに偉そうに話していると専門家でもない人達から叩かれて、そんな状況がとても嫌でした。
    今ではそんなことは何も気にしませんが、当時の僕はそれをとても気にしていたので、オックスフォードに留学して心理学の博士号を取れば状況はよくなると考えました。

    そんな状況で自分がまさに憧れている状況にいる人たちと会えました。そんな自分が理想と思えるような状況にいる人たちに会えば何か変わるだろうと思い会いに行きました。
    ところが、ここで衝撃的な出来事が起きました。

    僕から見たら憧れる生活をしている人達ですから、どんな生活をしてどんな悩みを抱えているのかということを質問してみたところ、例えば、大学の指導教員の教授と意見が合わず苦しんでいる人もいれば、自分がしたい研究があるけれど却下されたり、学会の派閥のような問題でできないことがあったり、同じように人それぞれ悩んでいました。
    僕は研究者としては研究して成果さえ上げれば生きていくことができる実力社会だと思いたかったし、そんなフェアな世界だと思っていたわけですが、実際にはそんなこともなく、当時僕がいた芸能界とそれほど変わらないどころか、それよりもひどいような柵がある社会でした。

    彼らにやはり将来研究者になりたくて一生懸命研究しているのかと質問してみました。
    博士号を取るためになぜそんなにも頑張っているのか、その先に何を求めているのかということを質問してみたところ、多くの人が博士号を取らないとずっと研究してきたので就職できないと答えました。
    これは考えれば当然のことですが、多くの人が就職のために博士号を取ろうとしていたわけです。

    僕はオックスフォードに住みたかったし、自分の好きなことを探求するために時間を使いたいと思い描いていました。
    決して、指導教員の先生のご機嫌をとったり意味がない作業を任されたり、柵のある世界で生きていきたいと思っていたわけではありません。

    結局僕は研究者になりたいのではなく、自由に生きていきたいと思い、かつ、オックスフォードに住むことができるだけの資金力を求めていたということに気づき、それでオックスフォードの留学をやめることにしました。
    留学するのではなく、オックスフォードという土地も好きだったので、そこに家を買うことができればいいわけです。投資家ビザというのがあるのでそれを買うことができて自由な生活ができればいいわけです。
    当時はそんなお金を作ることもできなかったので、そこから色々と考えて試行錯誤した結果今の自分があります。

    世界中どこにいても生きていける仕事を作ることに取り組んできたおかげで、コロナの状況により収益下がるどころかむしろ上がっているぐらいです。
    そのおかげで自由に生きていくことができていますし、オックスフォードに家を買おうと思えば買うこともできるぐらいになりました。

    そこで学んだのは目標を1つに決めてはいけないということです。
    人はその目標を目指している途中でもっといいものを見つけることがあります。

    僕は1つの目標にすがる人はとても弱い人だと思います。かつての僕がそうでした。
    オックスフォードに留学したらみんなが認めてくれるのではないかと考え、オックスフォードに行って博士号を取れば周りが認めてくれると考えていました。
    結局は自分のメンタルが弱かっただけです。結局批判してくる人達は自分の言いたいことを言っているだけで、それを気にしていてはキリがないことでした。

    博士号を持っているか持っていないかということは関係ないし、僕よりもはるかに優秀な研究者の人たちは山のようにいます。
    もちろん、僕を指示してくれる研究所の人たちも大勢いますが、専門家でもないのに何を偉そうに言っているのかと僕を叩いてくる人もいます。
    僕からしたら毎日当たり前のように動画で知識を紹介しているのも、どちらにしてもいつもしていることですから簡単なことですし、なぜ研究者の人たちはそれをしないのかと考えると、結局は説明能力がないとようなことが理由でした。
    自分ができないのに人を批判していただけなのです。

    そう考えると、クリティカルシンキングの考えを持てば、自分の事も色々な角度から見ることができます。
    自分の一箇所について批判したり叩かれたとしても、他の切り口から見ることが出来れば違う価値に気づくことも出来ますし可能性に目を向けることもできます。
    そんな自信を持つこともできたので、自分の可能性を信じて求める方向に向かって取り組むことができました。

    ということでした。

    自分の目標に向かって進んでいる人もいると思います。
    コロナの影響により目標の変更を余儀なくされた人もいると思います。
    新年度を迎えて新たな目標に向かって進み始めた人もいると思います。

    どんな場合であっても、この師匠のオックスフォード留学をやめた話は覚えておいてもらいたいと思います。
    目標を1つに決める人は弱い人です。

    成功した人たちはみんな自分を正当化します。
    夢を追いかけたから成功した、たったひとつの夢に向かって一途に突き進んできたから自分は成功したと、本来は違うことがやりたかったとか、後悔した人生における負の部分を見せることができる人はそうはいません。
    そして、その取り繕った自分の人生を見せて子供たちにも大きな目標を持つべきだとゆったりします。

    成功≠大きな目標・夢

    成功したいなら大きな目標を掲げるべき、一貫性のある目標を追いかけるべき・・・これらは嘘です。

    特にこれからの時代を背負う子供たちにこのような嘘をつくのはそろそろやめて欲しいです。
    今目の前のやりたいことに全力を注ぐことが大事なことで、今を生きるということが僕たちが幸せになる唯一の道であり、時代は変化していくわけですから子供の頃になりたかった職業と大人になってからなりたい職業は変わるわけです。

    例えば、幼稚園の子供がファイナンシャルアドバイザーになりたいとか、投資家になりたいとかいうわけがないわけです。それはただ知らないからです。
    幼稚園でも小学生でも中学生でも高校生の進路指導でもそうです。
    まだ知らないことの多く、少ない選択肢の中で夢を決めようとさせることはどうなのでしょう。
    高校の進路指導の先生でも、多くの人は自分自身は最初から先生になるために生きてきたかのように生徒に向かって将来を急かすわけです。

    何が望む仕事なのかが分からないわけです。どんな仕事があるかなんてわかりません。子供達からすると彼らが大人になった時には今ある仕事の半分はなくなっています。その頃から何か1つを目指すということはただのリスクでしかありません。具体的な目標を立てるということはリスクです。
     
    大きな目標を掲げると人も企業も・・・

    このような研究はたくさんあり、例えばデューク大学の2011年の論文では、業績の低いダメな企業ほど大きな目標を掲げているケースが多いということが分かっています。
    実際に業績の良い企業ほど大きな目標は立てず、生産性の悪化に繋がりそうなリスクを減らしたり、無駄を減らすことに取り組んでいました。
    無駄を減らして、いざ挑戦したいことやチャンスが見つかった時に、全力を傾けることができる準備をしておくということがポイントだったわけです。

    大きな目標を立てるということは、今が辛いから未来に希望を託しているだけです。
    今はできないし今は可能性はないけれど、大きなビジョンだけは持っていると、現在から目を背けようとしているだけです。
    これが基本的な問題です。

    大人や成功している人たちが夢を持てとか大きな目標を持ちましょうと言っていることはすべて嘘です。間違っている考え方です。自分をかっこよく見せようと正当化しているだけです。
    皮肉なことに、そのような変化のリスクに耐える力がない人ほど、今目の前にあることをおざなりにしている人ほど、大きな目標を立てるということが分かっています。

    他にも研究があり、ハーバード大学ビジネススクールのワーキングペーパーでは、大きな目標を立てれば立てるほど、失敗しやすくなったり目先の利益を優先してしまい、利益を損なったりモチベーションが破壊されてしまうとか、不正やズルをするようになってしまうということが分かっています。
     
    想像力を持って今目の前のことに集中するだけ

    基本的には今やりたいことをやるべきです。
    僕達に大事なのは想像力を持って今に集中することとです。

    今やるべきことが決まったらそのことに全力で集中します。それでもし違うことがしたくなったり、もっといい可能性を見つけたり、得意なことが見つかったとしたら乗り換えればいいです。今やりたいことをやり続けることです。
    ただし、今までやってきたことを無駄にすることだけはしないようにしてください。これを無駄にする人が結構多いです。

    一貫性が素晴らしいのはルールが固定されている世界だけです。
    例えば、スポーツの世界のようにルールが極端に変わることはなく固定されているのであれば、その中でひたすら努力した人がうまくいく可能性が高くはなります。

    ですが、ビジネスは世の中がどのように変わっていくかによって、あっという間に流れが変わってしまいます。
    思考が固まり柔軟性がなくなった時点で変化に対応できなくなってしまいます。スポーツや伝統芸能のような特殊な分野であれば別ですが、貫くことは全く美学ではありません。
    だからこそ目標というものは曖昧に立てないといけません。

    曖昧に立てておいて変化と柔軟性を常に許容し、想像力を持って取り組んでいくしかないわけです。これがなければ僕たちが実際に夢を叶えることはありませんし、今の時代に固定化された夢を追う必要なんてありません。
    なのに、未だにみんな夢を追えと言い続けています。

    実際に、天職と呼べる職業や、この人はこの仕事をするために生まれてきたような人がいますが、このような人たちがどのようにしてその職業に出会ったのかというと、「偶然」というのが一番多い答えでした。
     
    今に全力で生きる!
    今熱中できることを探すということを大切にしてください。

    そう考えると目標設定が結構楽になります。長期目標を立てようとか、大きな目標を立てようとすると難しくなってしまいますが、今とことん熱中することができることを探すと考えてください。
    その中で、特に好きというわけではないけれど仕事だから続けないといけないというようなことは、できるだけ短時間で終わらせることができるように工夫と改善をしてください。

    効率化すると続けることができるようになります。やるべきことをとことん効率化した上で空いたすべての時間を使って今やりたいことをやりましょう。今に全力で生きるということがこういうことです。
    想像力を持って今を全力で生きることができていると、必ず可能性が見えてきます。これが未来につながります。これが目標であり成果であり夢です。

    未来が分からない以上僕たちに夢は分かりません。
    今に集中しましょう。

    昔は大企業に入れば一生安泰という時代もありましたが、今はそんな時代ではありません。会社どころか業界ごと突然なくなることもあり得る時代です。そんな時代に1つの会社や1つの職業にこだわることは愚策でしかありません。

    昔は固定電話があれば事足りていた時代がありましたが、皆さんが今使っているスマホを5年後も使っていると思いますか?10年後に使っていると思いますか?10年後となるとそもそもスマホ自体がなくなっている可能性すらあります。

    変化を許容し想像力を持って今に集中することが未来も可能性も夢も手に入れるための唯一の方法です。
     
    転職を繰り返す人へ

    よく転職を繰り返していたりコロコロと仕事が変わるのが良くないと気にしている人がいますが、問題はありません。ただ、注意点があります。
    コロコロ仕事が変わっていて成功していない人、成果が出ていない人の特徴は3つあります。この3つを避けてください。

    1. その業界である程度慣れてある程度の成果が出るまでの期間は続けましょう

    僕たちが情熱を持ったりやる気になる状態はしばらく続けていないと起こりません。
    情熱を持って仕事をしている人や自分の仕事が天職だと思っている人たちを調べた調査によると、彼らは最初から情熱を持っていたわけではなく、仕事をある程度続けていくことによって、そこから情熱を見出すことができるようになったということです。
    つまり、情熱というものは発見するものです。ですから、その仕事を続けて探さないといけません。

    2. 同じような業界ばかりを転々とするのはやめましょう

    例えば、ずっとアパレルの業界だけで転々としているとかしていると、人間関係も大きくは変わりませんし基本的なオペレーションも変わらないので新しい発見がありません。結局同じところにいて悶々としているのと同じ状態になってしまいます。

    多くの人が同じ業界に転職しようとしがちですが、これでは転職を繰り返す人のメリットが得られません。新しく手に入る経験や人間関係がないのに地位だけが落ちていってしまいます。

    3. 夢を変えても経験を無駄にしないようにしましょう

    特定のジャンルには特定の知識しかありません。そこに外部から違う知識や経験を持ち込んでそれを上手くマージすることができれば爆発的な新しいアイデアが生まれることにつながります。

    転々と仕事を変える時には、以前の仕事である程度の成果を出してその知識を手に入れ、スキルを身につけた上で全く違う業界に行き、そこで前の業界で学んだことを活かすことができたら、これを繰り返せば繰り返すほど可能性をかき集めることができるわけです。

    想像力を持って今目の前のことに集中していれば、想像力があるから常に自分のスキルの新しい使い道を探すこともできて、今まで自分がやってきたことを別の業界で役に立てることができるわけです。想像力を持って今目の前のことに集中しているからこそ、過去の知識と今これから手に入れる知識が合わさり自分にしかない新しい知識が手に入るものです。

    これで生まれるのが新製品であり新しい業界です。これで生きていくのが新しい世界です。
    これが未来であり夢です。
    ですから、想像力を持って目の前のことに集中することが全てということです。

    目標設定の罠

    視野が狭くなる

    ゴールを絞り込むことで他のチャンスや可能性が見えなくなるということが起きます。

    例えば、自分はこの会社でこれを成し遂げて成功するんだ!年収1000万円になるんだ!と決めたとします。
    普通の会社で年収1000万円というとかなり難しいです。フレキシブルな考えの人であれば、年収1000万円にするためには会社でするルートもあれば自分で起業するルートもあるし、会社の本業と副業を合わせるルートもあるから、自分なりに考えながらチャレンジしていこうと考えます。
    このように手段を曖昧にした目標にすれば可能性が見えます。ところが、今の会社で目の前の仕事を頑張る!昇進する!とゴールを絞り込むとこれにより可能性を逃すことになるということです。

    ですから、目標を決めるのは良いですが目標を達成するためのルートを少なくとも3つ以上は持たないと意味がありませんということを僕はいつも言っています。目標を立てるときは視野が狭くなっていないかどうかを考えるようにしてください。

    目標設定でモチベーションが下がる

    大きな目標を設定するとモチベーションが下がる可能性があります。大きな目標は当然なかなか達成できないものです。ですからなかなかモチベーションが続きません。

    例えば、年始に大きすぎる目標を立てて2月頃にはヤバイかもと思い始め5月頃の1年が半分終わろうかとした頃に目標が全く進んでいなくて、もう今年はダメだと!と諦めるのが5月病です。
    このような大きな目標に挫折するとメンタルへのダメージも大きいです。

    ですから、目標を達成するためには、例えば、1年の目標として立てるのであればその内の4〜6ヶ月はその目標を達成するためのスキルや達成するために必要な能力を高めるための時期だと考えて、最初から無理な目標を立てないことが大事です。
    いろんなことに手をつけていき手応えを確かめる期間を設けて、その先が見えてから目標を決めていくというのが良い方法です。

    目標設定で長期的な利益が損なわれる

    目標を設定すると、その目標に向けて達成しようとゴールに向けて頑張ります。そのゴールに向けて進もうとするあまり、例えば1年の目標では利益がなくとも、10年の目標で考えた場合には、より良い道があるのに気づかず見逃してしまうことが起きます。
    つまり、DaiGo師匠のオックスフォード留学と全く同じですが、目標をガチガチに決めすぎると、将来的、長期的に損をする可能性があります。
    師匠のように、長期的な利益や自分の可能性を考えておかないと、短期的な目標に縛られて結果損をしてしまいます。

    目標設定をすると失敗の可能性を高める

    先程例に出した5月病になった、諦めかけている人たちが何をするかというと、ギャンブルで負け越した人たちと同じような行動を取ります。
    つまり、最初に大きな目標を立てて見通しが厳しくなり達成が危うくなったら無謀なことをしてしまうようになります。
    取るべきでないリスクを取るようになってしまいます。その結果、コツコツと無理をせず続けていけばリスクなく達成できたにもかかわらず無謀なことをして失敗するようになります。
    自分の能力を地道に上げていき成長・達成すればいいのに、リスクの高いところに手を出してしまいかえって失敗してしまうということが起きますから気をつけましょう。

    目標設定は倫理観を損なう

    目標に近づけば近づくほど、その目標を達成するためにはどんな手段でも取ろうとしてしまいます。
    つまり、目標を設定している人のほうが目標を達成するためには倫理的ではない行動や非人道的な行動をとりがちということです。
    しかも、その目標達成に対する思いが強ければ強いほど、その行動を自分が許容するようになってしまいます。

    例えば、ネットワークビジネスで失敗する人です。これで成功する!と思いが強すぎて、まわりの人間関係が壊れていることに気づかず結果的には失敗しているということが起きます。

    目標を設定すると学ばなくなる

    目標を設定すると、その目標を達成しさえすればいいと考えてしまい、関連する成績やスコアの方に目がいってしまいます。
    その結果、自分がした小さな経験や失敗から学ぶことをしなくなります。
    成果・成績・ノルマ・・・などしか目に入らなくなり、経験から学ぶということを出来なくなるということです。

    失敗から学ぶことをせず、振り返っている暇はない、すぐまた行動しなくては!と考えてしまいます。
    学ぶ気持ちがなくなってしまうと、結果的に自分のスキルアップが出来なくなり意味も無くなります。

    ご紹介したこれらは、当然といえば当然のことですが、目標設定することにも副作用があります。ただただ目標を持てばいいとか、目標を大きくとかいうことではなく、良い側面があれば悪い側面もありますので、それを知っておかないと痛い目にあうこともあります。デメリットも理解した上で正しい目標設定をすることをおすすめします。

    ここまでは、目標というものについてその危険性も含めて紹介させてもらいました。
    結局、師匠の経験からもわかるように、人生において理想とする結果や成果を求めるのであれば、目標は1つに絞るのではなく、柔軟性を持った上で長期的な視点と自分の可能性に常に目を向けることが重要だということでした。
    あなたの目標は何ですか?
    その目標は、本当に唯一のもので他に可能性はないのでしょうか?
    もう一度この質問を自分に投げかけてみてください。
    視野を広く自分の可能性に目を向けることができているでしょうか?

    今は何かと1人で時間があるという人も多いと思います。
    これを機に目標について見直したり、自分のさらなる可能性についてゆっくりと考えてみるのも良いのではないでしょうか。
    上記の質問に対する皆さんの答えや知識の実践などあればニコニコのコメント欄で教えてください。

    ここから先は皆さんが目標を達成して人生を変えるために役に立つであろうテクニックを解説していきます。
    より具体的なテクニックを身につけ、目標達成率を高めていくための方法を知りたい方は続きをどうぞ。