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記事 34件
  • 一問一答「友達が謝っても許してくれない」【価値ある友人関係とは?】

    2021-03-06 12:00  
    330pt
    前回は、友達としての関係が壊れることを恐れて一歩踏み出すことができないという相談に対しての答えから、人間関係をもっと楽にして自分自身の可能性も人間関係の可能性も広げるためのデバイアスについて解説させてもらいました。

    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「関係が壊れるのが怖くて踏み出せない」【可能性を拡げるデバイアスガイド】


    今回は本当に価値のある友人関係とは何なのかということについて考えていきたいと思います。
    あなたにとって「価値ある友人関係」とはどのような関係でしょうか?
    自分にとって「価値のある友人」とはどんな人でしょうか?

    今回の相談は、友達との約束をすっかり忘れてしまい友達を怒らせてしまったという方から、何度も謝ったけれどもそれでも許してもらえないのであればこれで関係は終わりなのだろうかという相談でした。
    Q.「自己嫌悪から抜け出したいです。オンライン飲み会の約束をしたのを完全に忘れてしまい、友達を怒らせてしまいました。正直に何度も謝りましたが、それで許してもらえなければそれで友達関係は終わりだと思いますか?」

    この相談に対してのDaiGo師匠の答えは、
    約束を忘れていたことにより怒らせてしまったということは分かりますが、オンライン飲み会は別に必要不可欠なことでもないし、自分のミスで相手を怒らせてしまった時には真摯に謝るべきですが、何度も謝ったのに許してもらえないというのはさすがにおかしいと思います。
    誰でもうっかり忘れたり失敗することはあります。
    その点では、もちろんご自分悪いとは思いますが、その友達も許容能力が足りないと思います。
    それぐらいの失敗で謝っても許してもらえないような人とは友達でいる必要もないと思います。
    それはその関係が終わるべくして終わった関係だったということだと思います。いずれどちらにしてもいつか終わる関係だったのではないでしょうか。
    本来であれば、間違いを許してくれるからこそ、逆に自分の得意なことで相手に役に立とうとするものです。
    友達というものは、
    お互いに苦手なところを補完し合うものであり、お互いのミスも許されるものであり、お互いの才能を活かしきる、
    そんな関係のはずです。
    それができないような関係であればむしろなくなってもいい関係だったということです。

    ということでした。
    確かに誰でも失敗することもうっかり間違えることもあります。

    皆さんは、自分のミスで友達を怒らせてしまったという経験はあるでしょうか?
    そんな経験も踏まえて、皆さんであればこのような相談に対してどのようにアドバイスしてあげますか?
    ご自分の経験談や考えなどもあればニコニコのコメント欄で教えてください。

    人はどうしても人間関係を切ることを恐れるものです。
    これは人間というものがそもそも手に入れることよりも失うことを怖がるものだからです。
    だからこそ、今回の相談と同じように、どのような人と付き合うべきかということを考えるだけでなく、どのような人を身の回りに置くと良くないのか、切るべき関係について考えることも必要になります。

    縁を切るべき人とは?

    まず、明らかに縁を切るべき人としては、皆さんの事をからかったり軽蔑するような言動をする人です。
    特に身体的な特徴をからかうような人とは人間関係を切った方がいいということが科学的にも言えます。

    ウォータールー大学の研究で、友人やパートナーに肥満だということをからかわれると余計に太ってしまうということが分かっています。

    この研究では、女子学生を対象に自分の体のコンプレックスについて尋ねた上で、体の自分の気になる部分について友人やパートナーにからかわれた経験についてその後5ヶ月にわたりチェックし、さらに、その3ヶ月後に全員の体重などの変化について調べました。

    その結果分かったこととして、体重や見た目をからかわれた女性は平均で2 kg も体重が増えていました。
    逆に、自分の見た目や容姿を褒められた女性は平均で0.5 kg も体重が減っていました。

    つまり、自分の周りに褒めてくれる人がいるか、逆に、自分をからかってくる人がいるか、これだけで体重が2.5 kg も変わってしまうというわけです。

    これは心理的なことだけではありません。
    DaiGo師匠の場合であれば、皆さんもよくご存知のように時間を守ることが苦手ですが、新しいアイデアを出したりビジネスを生み出す力には長けています。
    師匠がつっしーとの約束をうっかり忘れて5時間も待たせたということがありましたが、つっしーは少しも怒ることもなく、それを理解してくれた上で自分のできることをしていたから別に問題ないと答えたそうです。
    自分の不得意なところを理解して受け止めてくれるからこそ、師匠は自分の得意なところで役に立とうと考えるわけです。

    このお互いの苦手な部分を補完し合いながらも逆に得意なところ活かし合うのが信頼し合える友人関係だと思いますが、先ほどの身体的な部分だけでなく、内面の自分のいいところに目を向けて気づかせてくれるような人と一緒にいることが大切です。

    もちろん、自分のダメなところをしてくれる周りの声は真摯に受け止めるべきです。
    厳しい意見を言ってくれる人はありがたいものですが、ただダメなところを指摘してくるだけとか、それがストレスになるような関係ではよろしくありません。
    友人やパートナーがありのままの自分を認めて評価してくれるということが重要ですし、もし自分がダメなところを変えたいと思うのであれば、それを一緒に応援してくれる関係が重要だと思います。

    これは、自分に対して肯定的なことしか言わない人を集めて裸の王様になれということではなく、自分のダメなところはちゃんと指摘してくれるけれど、それをからかったりただ指摘するのではなく、自分のことのように捉えて応援する人と一緒にいるべきだということです。

    これを自分の大切な友達との関係に活かすのであれば、例えば、一対一の時には友達だからこそはっきり言って、改善するべきところは改善するべきだとアドバイスして、一緒になって頑張ろうとするような友達を大切にするべきですし、今大切にしたい友達がいるのであればそう考えて接するべきです。

    そして、一対一ではなくみんながいるところで、わざわざ何回もしつこく批判的なことを言ったりからかうような人とは早めに縁を切りましょう。
    逆に、いいことしか言わないような人とは縁を切る必要まではないかもしれませんが、少なくとも付き合う必要はないと思います。

    シカゴ大学の研究で、「信頼できる人」とはどのような人なのか調べた研究があります。
    これによると、人が抱える罪悪感というものは信頼できる関係のためには重要なようです。

    罪悪感を感じやすい人は、他人のことを考えて人間関係を作ろうとします。
    悪いところを指摘するときも罪悪感を感じながらそれを相手に伝えます。
    罪悪感を感じながら言ってくれていることであれば、それは皆さんのためを思って言ってくれるていることです。
    そういう意味で、罪悪感を抱きやすいような人は皆さんのことを裏切りにくいと言えます。

    そんな信頼できる人を見分けて、どうやって仲良くなればいいのかということを考えるのであればこちらの動画がおすすめです。
    Dラボ▶ 裏切られない人間関係を作る、正しい「自己開示」の作法

    そして、人との関係を切る力と人とつながる力は両方揃って初めて皆さんにとっての必要な人間関係を作ることにつながります。
    そのために参考になる動画も紹介しておきます。
    Dラボ▶ 人間関係をリセットする方法
    Dラボ▶ 主観的類似とアソビゴコロで一瞬で友達を作る技術

    人間関係を良好に保つ比率

    人間関係を良好に保つためには、コミュニケーションの中でのポジティブな表現とネガティブな表現の比率も重要になってきます。
    これはいわゆるロサダ比ですが、信頼できる関係のためにはネガティブな指摘も重要ですし、それと同時にポジティブな表現のバランスが重要になります。

    友達でも家族でも恋人でも、喧嘩をしたり文句を言ったりというようなネガティブな表現を使うこともあるでしょうし、楽しく会話をしたりポジティブなことを言い合っている時もあると思います。
    この比率を時には意識することも重要です。

    友達関係の場合には・・・
    ネガティブ1 :ポジティブ3
    友達と良好な関係でいたいのであれば、ネガティブな指摘やいいづらいことを言ったり、相手のためを思っていることだけれど怒るかなと感じるような事を1つ言うのであれば、3つは相手を褒めたり可能性を示して、評価しているというようなポジティブなことを伝えるようにしてください。
    そうすれば相手も受け入れてくれやすくなります。

    恋愛関係や夫婦関係の場合には・・・
    ネガティブ1 :ポジティブ5
    恋愛関係や夫婦関係の場合にはもう少しポジティブを多めにすることを意識してください。
    相手が嫌がるような事を一つ言うのであればポジティブなことを5つは用意してください。

    ところが、これが結構難しいもので、どんな関係であっても長い年月一緒にいるとポジティブの部分が見えなくなるものです。
    これは人間の脳には知っている人や安心感を持っている人に対しての観察能力が落ちてしまうという特性があるからです。

    ある研究によると、付き合ってまだ3ヶ月ほどの付き合いたてのカップルの場合にはお互いのことを実際には4割程度しか理解していないそうですが、お互いのわからないところを理解するために一生懸命言葉にしたり、分かり合うための努力をしています。
    なぜわかってくれないのか?
    ではなく、
    どうすればわかってくれるだろうか?
    ということを考えて、お互いにコミュニケーションを取る必要があります。

    ところが、これが10年一緒に暮らしている夫婦になると、相手のことを理解している割合は2割を切るほどだったということです。

    つまり、長年連れ添っている夫婦はお互いのことをわかっていると思ってコミュニケーションを怠けているから、相手がどのようなことに興味があって、前者に対してどのような考えを持ち何がしたいのかということがどんどんわからなくなるわけです。

    長く一緒にいる関係ほど相手を知るための会話が重要です。
    相手のポジティブなところを5つ見つけるのが難しいと感じる人もいると思いますが、まずは興味を示すことがポイントですから、普段から相手がどんなことに興味を持っているのかちょっとしたことを尋ねてみたりしてみてはいかがでしょうか。
    ネガティブなこととポジティブなことの両方が大切ですので、それを意識して長期的にも付き合える信頼関係を築いていただけたらと思います。

    <信頼し合える関係を築くためのおすすめ本>


    『相手は変えられない ならば自分が変わればい」』

    『アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法』

    『夫婦・カップルのためのアサーション』

    『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』

    ここまで本当に価値ある人間関係について紹介させてもらいましたが、そもそも友達の作り方が分からないという人もいるでしょうし、友達はある程度いるけれどそれが本当に自分にとって価値のある友達関係なのかどうなのかがわからないという人も結構いると思います。

    ここから先は「友達作りの科学」として、コミュ障の人でも無理なくそんな関係を作っていくための方法について詳しく解説していきます。
    知りたい方は続きをどうぞ。
     
  • 一問一答「関係が壊れるのが怖くて踏み出せない」【可能性を拡げるデバイアスガイド】

    2021-03-04 11:30  
    330pt
    あなたは関係が壊れるのが怖くて踏み出せなかった経験はあるでしょうか。
    関係が壊れるのを恐れて言えなかった想いとは、誰に対してのどんなことだったでしょうか?
    今回は、友達としての関係が壊れるのが怖くて気持ちを伝えることができない女性からの相談をもとに、人間関係を楽にして人生の可能性を広げるために、人が陥りやすいバイアスとペンシルベニア式12のデバイアスガイドについてまとめてみたいと思います。

    Q. 「彼とは2日に1回連絡をとる関係です。ずっと好きですが友達の関係が崩れるのが怖くて気持ちを伝えられません。関係を崩さずに伝えるにはどうすればいいでしょうか?」

    皆さんであればこの相談に対してどのように答えますか?
    皆さん自身の考え方や答えなどあれば、ぜひニコニコのコメント欄で教えてください。

    この相談に対してのDaiGo師匠の答えとしては、
    そもそも基本的に変わらない関係というものはありません。
    友達の状態でも急に連絡を取らなくなることはありますし、特に理由はないけれどなんとなく会わなくなる友達もいます。
    仕事や部署が変わったり環境が変わることにより連絡を取らなくなることも珍しいことではありません。
    何もせずずっと変わらず友達でいられる関係というものもないと思います。
    恋愛関係の場合にはどうしてもいつかは終わりが来ますが、恋愛のような深い関係になってから、うまくいかずすぐに終わってしまうこともあれば、友達との関係のように長く続きながらも消滅する可能性もある状態で続くかどちらかだと思います。
    いずれにしても関係というものは終わりが来るものですから、関係を終わらせないようにしたいと考えるのは、例えるならば、「楽しいこともあるかもしれないけれど、悲しいことが起きるのは嫌だからずっと家にこもっていよう」と考えるのと同じようなものです。
    つらいことを乗り越えるということが人生の喜びをもたらすことなのに、そのリスクに挑戦しないというのはもったいないことです。
    関係はどうせいつかは終わるものです。
    だとしたら自分で挑戦した方が良いのではないでしょうか。

    ということでした。
    この答えに対して皆さんはどのように考えますか?

    人間というものは変化を嫌うものです。
    その結果、同じ選択ばかりを繰り返し同じ間違いをしてしまうことも少なくありません。
    人間関係というものは余計な思い込みによりこじれてしまうものです。
    その中には、今回の相談のようになかなか踏み出すことができず、それにより知らないうちに失ってしまっている関係もあるかもしれません。
    人間関係や恋愛に限らず、職業選択や投資、人生の様々な場面であり得ることで、そんな思い込み:バイアスを取り払うことが必要です。
    好きな人ができてもいつも思いを伝えることができない、
    毎回わかっているのにダメな相手に引っかかってしまう、
    何度も転職しているのにいい仕事にいつまでもたどり着けない、
    わかっていたはずなのに投資チャンスをまた逃してしまう。
    このようなことが起きるのも人間は変化を嫌うものだからです。
    余計な思い込みに左右されて、同じような選択ばかりを繰り返すので同じ結果しか出ないわけです。
    今回はこのようなバイアスから皆さんが逃れてもっと楽に生きるための方法について紹介したいと思います。

    新しいことに挑戦することよりも失敗による恐怖を重く見ている

    これは思い当たる人も多いのではないでしょうか。
    例えば、一年の終わりや年度の終わりに振り返った時に、あなたは失敗したことや後悔したことばかりが思い浮かびますか?
    それとも、楽しかったことや挑戦して良かったと思えるようなことばかりが思い浮かびますか?
    自分が挑戦したり楽しかったことよりも、失敗や後悔した経験の方に意識が向いている人は特に気をつける必要があるかもしれません。

    あなたの今年の目標は何ですか?
    この目標を立てる時に失敗を避けるエスケープ型の目標を立てている人も特に危険です。
    失敗を避けることを目標にしていて、何かを成し遂げるということを目標にしていないので、挑戦による幸福よりも失敗の方を重く見ているわけです。

    人間はどうしても歳をとると徐々に保守的になるものですから、なおさら成し遂げることが減っていきます。
    そうなると、そのような目標を立ててしまうとそれは人生の可能性を閉じる目標となってしまいます。

    悪いことが起きていないことを良いことだと勘違いしている

    これは人間関係や恋愛関係で考えると、今回の相談のように今ある友達としての関係は特に問題がないから、自分の思いを伝えるよりもこの関係がずっと続く方が良いと考えているのと同じです。
    そもそも悪いことが起きていないということを良いことだと思うと進歩がなくなってしまいます。
    悪いことが起きていないことを良いことだと思うということは、これは裏を返すと、悪いことが起きたら全てが無駄だということになってしまいます。
    結局リスクを恐れて変化から逃げるようになります。
    例えば、何か便利なものを買おうと考えた時もお金が減るのが怖いからと考え、休みがあっても旅行に行くとお金を使ってしまうからと、このようなことばかりを考えているとお金よりも大事なまとまった時間さえも失ってしまいます。
    ネガティブなことが起きていないことを良いことだと考えるのではなく、たとえネガティブなことがあったとしても、それよりももっと大きなポジティブなことがあればいいと考えるようにしてください。
    小さな苦労で大きな喜びを買うということが人生においてとても重要なことです。

    ちなみに、日本人にはこの勘違いをしている人がとても多いです。
    芸能人や政治家が個人的なスキャンダルを起こしてしまうと、そのひとつのスキャンダルが起きただけでその人が今までしてきたことや残したことも全てダメなことだと判断します。
    もちろん犯罪行為は問題外ですが、それまで多くの人に与えてきた幸せが大きければ多少のマイナスがあったとしても問題はないはずです。
    このマイナスがひとつあるだけで全てがダメになると考えてしまうと、リスクを恐れて何もできない人ばかりにこの国はなってしまいます。
    皆が悪いことが起きていないことがいいことだと勘違いしているから、このような状況になっているわけです。
    その結果、リスクを取ることも変化も恐れて、いつのまにか世界の先進国に取り残された日本になってしまっています。
    この考え方をしてしまうと可能性まで知らないうちに潰してしまいます。

    社会的受容の見逃し

    人間が持っている気づかないと人間関係でも損をしてしまうバイアスはまだまだあります。
    社会的受容の見逃しというのは、相手が興味を持っているのに、興味を持っているのかどうかがわからなくなってしまうものです。
    ネガティブバイアスに囚われてどうせ自分なんて・・と考えてしまうと可能性すら気づけなくなってしまいます。
    オークションでこんなもの価値はないと決めつけていたけれど調べてみると驚くほどの価値があったということがたまにありますが、同様に自分にとっては他愛ないと考え誰も価値は感じないだろうと思っているものでも、もしかしたら他の誰かにとっては大きな価値があるかもしれないという可能性を見逃してしまうことがあります。

    自分には何も強みはないとか、特に価値なんてないと思っている人でも、他の誰かにとってはそれが欲しくて仕方がないほどの大きな価値を秘めているかもしれないわけです。
    自分の可能性に気づくためには、この社会的受容の見逃しというバイアスの存在を知っておいてください。
    こ自分にしか目が向いていないために自分自身の隠れた価値に気づけない事が起きるわけです。
    自分のことを話すのに夢中になっていて相手が興味を持っていることに気づけていないようなこともよくあります。

     
    内集団バイアス

    企業が倒産する原因のひとつとしてもよくある危険なバイアスです。
    大企業がベンチャー企業に抜かれる原因でもあり、社会人3年目からよくかかるバイアスでもあります。
    自分が所属しているグループ・企業・部署・好みや考えの似ている同じコミュニティの人たちほど過大評価しやすいというものです。
    その所属するものが永遠に繁栄するのであればそれでも良いかもしれませんが、外に目を向けることをしないと、人間は成長がなくなりいずれ崩壊してしまうものです。
    ビジネスでもドラッカーは会社の未来をつくるのはカスタマーではなくノンカスタマーだと表現していました。
    カスタマー(顧客)は当然大切なわけですが、それだけでなくノンカスタマー(非顧客)がどのように市場をつくっているのかということを見ていないと会社は発展しないということです。
    外の人たちの意見も聞いてその人たちが内集団に入るためには、もしくは興味をもつためにはどうすればいいのかということを考えていかないと会社は崩壊するということです。

    今回は、人間関係をも崩壊させ可能性を狭めてしまうバイアスについていくつか解説させてもらいました。
    これは油断すると誰にでも多分に影響を与えるものです。
    人にとってこの思い込みは、それがないと先の予測ができなかったり、思い込みがあった方が様々な対処がしやすいということもあります。
    ですから、実は思い込みというのは重要な側面もあります。
    ところが、この思い込みはいきすぎたり偏ってしまうと、行動する前に諦めてしまったり、ありもしない不安に潰されてしまうということが起きます。

    だからこそ、この行き過ぎた思い込みを打ち消す方法を理解しておく必要があります。
    常に自分をニュートラルに保ち人間関係を良好に維持するためにもとても大切なことです。
    人間はそもそも他人のことにそれほど興味はなく自分のことしか見えていないものです。自分のことしか興味がないからこそ、自分がどのように見られているのかということを気にしすぎてしまうわけです。

    そうならないためのデバイアスのより具体的な方法について続きでは解説していきます。
    知らないうちに人間関係を失ったり可能性を狭めないための方法について知りたい方は続きをどうぞ。
     
  • 一問一答「ノートをとる目的と使い方」【ノート術】

    2021-03-02 12:30  
    330pt
    皆さんはメモや記録は手書きでしていますか?デジタルでしていますか?
    また、あなたの記録をとる目的は何ですか?
    今回は、DaiGo師匠のノート術の動画を見て実践に取り組み始めた方からの効率的な記録の仕方への回答とあわせて、記録と記憶の効果についてまとめてみました。

    Q. 「ノート術の動画を見ました。スケジュールやアイデアを一冊のノートにまとめようとしているのですが、1ヶ月で使い終わるようなノートに年間スケジュールを書き込むと、新しいノートにしたときに年間スケジュールを書き直す手間が発生すると思うのですが、良い解決策はありますでしょうか・・・」

    これに対するDaiGo師匠の回答としては、
    変更する可能性がある予定や食事の予定など、日々の些末な予定などはスマホを使ったりGoogle カレンダーを使った方が検索性も高く紛失する心配もないので、そちらの方が良いと思うけれど、自分の目標や今後の計画に関しては一覧性が高いノートや手帳にまとめることを基本的に推奨しているということでした。
    このような自分の目標や今後の計画に関しては、1週間単位や1ヶ月単位、1年単位など、それぞれ適切な期間があるとは思いますが、都度見直してそれをアップデートする必要があり、むしろ、その書き直す手間というものは自分の目標や計画を見直すための大切な時間だと考えてほしいということでした。

    DaiGo流ノート術の基本
    ノートというものは記録するためのものではなく記憶に残すために取るものです。
    ただ記録するだけであれば、スマホで写真を撮ったり動画を撮る方が楽ですし、その方が便利な場合もあります。
    そもそも検索すればほとんどの情報は手に入るわけですから、皆さんにはそんな便利なものも使いながら、せっかく学んだことや読んだ本の内容もしっかり覚えておくためにノートをうまく使ってもらいたいと思います。
    ポイント1 :ノートは一冊にまとめる
    ポイント2 :ノートは時系列でまとめる
    ポイント3 :ノートはきれいに取ろうとせずその瞬間の思いつきも全て書く
    この3つのポイントが基本になります。

    まず、ルーズリーフではなく通常の綴じられたノートで1冊にまとめて使うようにしてください。
    日記やスケジュール帳も紙で使っているのであれば、それらも含めて強化やジャンルごとの区別をするのでなく全て1冊にまとめるようにしてください。
    ここでまとめる時のルールはたったひとつだけで、全てを時系列でまとめるということです。
    これによるメリットは3つあります。

    メリットその1 :復習がしやすい
    人間はとっさの判断をしたりアイデアを出す時には、どうしても記憶していることに引っ張られることが多いので、記録ではなく記憶することが重要です。
    そして、その記憶から必要な時に欲しい情報が出てくるようにするための方法はたったひとつしかなく、復習する回数を増やすことです。

    ノートが1冊であればいつでも復習することができます。
    通勤や通学の電車の中でパラパラめくってみる、寝る前などに前日のノートや1週間前のノートを振り返るということも、ノートが何冊もあると面倒になりますし自然とその頻度も減ります。
    教科ごとにノートが複数あると、その日に必要のないノートは持ち歩くこともなくなるので復習も減ります。

    ですから、1冊にまとめて普段からそれは必ず持ち歩いて、ちょっとした空き時間にも気軽に復習できるようにしてください。

    ノートはそれを持ち歩いたり開きたくなるようにノートカバーにこだわったり、自分のお気に入りのものを使うのがおすすめです。
    それだけでも復習する頻度は増えます。

    メリット2 :アイデアが混ざる
    ノート1冊にすることで、数学の勉強や語学の勉強、読んだ読書の記録など様々なインプットしたい内容がそこに並ぶようになります。
    そうなると、復習する時も自然と様々なジャンルにわたって復習するようになりますので、そこから新しい発想が生まれたり気づきを得ることもできますし、飽きずに復習を続けることもできます。

    メリット3 :使い切ることでモチベーションが上がる
    ノートは最初は薄めのものを使うようにしてください。
    最初のうちはノートを使い切ることで達成感を感じる頻度を増やした方が継続できるようになります。
    教科ごとにノートを分けていた場合、使い切らなかったノートも結構あったのではないでしょうか。
    ノートを分けて使うとこれはどうしても起きてしまうものです。

    そして、使い切ったノートは捨てずに保管しておいてください。
    人間は空間と物事を結びつけて記憶する傾向がありますので、「あのノートのこの辺りに書いてあった」「半年ほど前に使っていたノートのこの辺りに書いていたはず」というような記憶がきっかけになり皆さんの思い出す力を助けてくれます。

    これはルーズリーフや電子書籍などでは起きません。
    このような空間や位置と結びついた記憶というものは忘れ難いものです。
    人が酔っ払っても家に帰れるのはこの位置に結びついている記憶だからということもあります。

    ノートの大きさは、普段持ち歩けるようにカバンに入るサイズの中でも、できるだけ大きめのものがいいと思います。
    ノートの面積は発想の広さだと考えてください。
    ひとつの画面の中に入ってくる情報が多ければ多いほどアイデアは生まれやすくなります。

    そして、ノートはきれいに取ろうとしないでください。
    綺麗に取ろうとすると余計なことは書かないようにしようとしてしまいますので、せっかく脳が新しいアイデアや突飛な普段では思いつかないようなことを思いついたとしても、綺麗に書こうとするとそんな思いつきを記録することがなくなります。
    その場では意味のわからないような事だったとしても、それをそのままただ書いておくことで、後にとても役に立つアイデアのきっかけになることはあります。
    思いついたことは全て書くぐらいでいいと思います。
    これがまず基本になりますので参考にしていただけたらと思います。

    そもそもノートは取るべき?
    ノートを取らない人もいると思います。
    これについては、様々な研究でやはりノートは何もしないよりは絶対に取ったほうがいいということが分かっています。

    講義の内容をしっかりまとめるようなノートの取り方をしてももちろん効果はありますし、メモ程度の取り方でも結構です。
    スポーツや料理などの技術を教えてもらうという時にも、ノートやメモは取らないよりも取った方がいいです。
    あらゆる面でノートやメモを取るということは長期記憶への定着を促す効果があるとされています。

    スマホで写真や動画を撮って終わりという人も結構いると思いますが、長期記憶への定着を促すという点で考えた場合には、それらはあくまで補助的な役割と考えて、ノートは取るようにしたほうがいいです。
    一時的な試験を乗り切るというようなことではなく、一生使えるような知識を身につけたいのであれば、尚更どんな形式でも構いませんのでノートは必ず取るようにしたほうがいいです。

    電子書籍とオーディオブックでどちらの方が記憶に残りやすいのかという研究もあり、これによると記憶の定着という点では同じぐらいです。
    アナログの本やノートはそれらよりも記憶の定着率は高いので、やはりノートは手書きがお勧めではあります。

    授業などでは手書きのノートを使うようにして、 それを自分なりの言葉にまとめたり、問題集化するような形でマインドマップで整理したりする時にデジタルを使うのはいいと思います。
    ノートは記憶のために取って、デジタルはそれに合わせてうまく使うようにしてください。

    ノート術としては色々とありますが、基本的には先ほど紹介したDaiGo師匠の基本ぐらいで、実際の書き方はどんなものでも構わないと思います。

    これについては研究を見てみても、どのようなノート術を使ったとしても記憶力や理解力の向上には役に立つということが分かっています。
    自分なりに決めたノートの取り方を使うようにすれば良いのではないでしょうか。

    DaiGo師匠の場合であれば、
    事実/著者(先生)の意見/自分の意見
    の3つに分けて書くようにしていますが、自分がこの方法で書こうと決めたらそれを続けるようにしてください。
    その日の気分でノートの取り方を変えたりするのではなく、常に一貫性を持ってシステムを作ることが大事です。

    マインドマップの効果
    マインドマップを活用している人も多いと思いますが、通常のノート術に比べてマインドマップは長期記憶の定着率を高めるということも分かっていますのでお勧めではあります。

    このマインドマップもあまり難しく考える必要はなく、情報が階層化されていればそれで結構です。
    この階層構造が人間の記憶に役立ってくれます。
    DaiGo師匠の場合は、基本的には紙のノートを使って、長期記憶にしたり検索性を高めるためにマインドマップ化するようにしています。

    マインドマップの効果について調べる研究もあり、サイモンフレーザー大学が行ったメタ分析によると、マインドマップを作りながら本やテキストを読んだ場合は、何もせずただ読んだ場合に比べて中程度から大程度ほど記憶に残りやすくなるということが示されています。
    効果量としては、マインドマップを取った場合は0.65で、マインドマップを取らなかった場合は0.29ですから、結構大きな違いだと言えるのではないでしょうか。

    読者勉強の内容をマインドマップにまとめておくと、通常の学習よりも理解度が上がり記憶の定着も良くなります。
    このマインドマップの使い方としては、先ほど紹介したとおりあまり難しく考える必要はありません。
    大事なのは階層構造ですから、「自分の知識の置き場所を知る」ということを考えてください。

    どんなことでも様々な知識をバラバラに覚えようとすると難しくなりますが、元々の大きなまとまりからどのようなつながりでそれぞれの知識があるのかという階層構造として記憶するようにしておくと、記憶に残りやすくなるだけでなく知識の優先順位も考えながらノートを取ることができるようになります。
    マインドマップではイラストを活用する人も多いと思いますが、実際にビジュアルを使うと内容の理解が長期記憶への定着を高めてくれるということが示された研究もあります。

    イラストが効果的だというと自分は絵心がないという人もいると思いますが、これは立派な絵を描く必要があると言っているわけではありません。
    自分がわかる図解をすると記憶の定着を助けてくれるというだけですから、あまり難しく考えるのではなくまずは試していただけたらと思います。

    使い方としては、記憶するためには何度も復習したり見返すことが重要ですから、マインドマップの書き方としてはまず階層構造を意識して書くようにして、 振り返ったり復習した時にどうしても覚えられなかったところやここは重要だと思う部分にだけイラストを使うようにするといいと思います。

    階層構造を作って網羅性のあるノートを何度も復習したり見返すようにして、それでも覚えられないところや重要な部分にだけでもイラストを使ってみるという感じで、まずは試してみてください。

    まずはノート術の基本についてまとめさせてもらいました。
    今回の一問一答でもDaiGo師匠が言っていたように、自分の計画や目標を振り返って都度修正するためにもノートを書き直すタイミングは必要です。

    ここから先は皆さんの目標や計画の達成率を上げるための記録術について解説させてもらいます。
    目標を立てても達成しなければ意味がありません。

    ノートや記録の力を使って、自分のやるべきことを明確にして達成率を高めたいという方は続きをどうぞ。
     
  • 一問一答「不安でメンヘラ化してしまいます」【感情安定力】

    2021-02-27 20:40  
    330pt
    あなたが今までに感情に流されてしまい最も後悔している出来事はどんなことでしょうか?
    できれば取り消したいそんな過去はありますか?
    人には良くも悪くも感情があります。
    感情に流されたために大事な人間関係を壊してしまった、
    言ってはいけないことを言って大切な人を傷つけてしまった、
    感情に流された為に大事な決断を間違って取り返しのつかない事になってしまった、
    そんな苦い経験を抱えている人も多いでしょうし、感情に流されやすい衝動的に物事を決めてしまう人は、誘惑に弱くなったり物事に集中することが難しくなるということもあります。
    そのため、 ただ単に衝動的になってしまうというだけではなく、気が散りやすいために目の前のやるべきことに集中しようと思っても、それができず集中力が低いということに悩んでいる人もいると思います。

    特に恋愛では不安な感情に苛まれて、いつも同じような失敗をしてしまうという人も多いと思います。
    今回は、いつか捨てられるのではないかという不安に苛まれメンヘラ化してしまうという女性の相談をもとに、感情安定力についてまとめておきたいと思います。

    Q. 「彼を幸せにしたいのですが、捨てられるのではないかと不安になってしまいすぐメンへラ化してしまいます。どうしたら感情に流されず自分のことよりも相手のことを考えられる人になれますか?エゴを捨てたいです。

    誰でも少なからず結果的に後悔した判断ミスや決断ミスはあると思います。
    それは、恋愛における判断に限らず、基本的に目先の感情にとらわれてしまったことにより起きているものです。
    恐怖や不安などの感情に流されたり、今さえ気持ちよければいいとか、とりあえず目先の利益さえ上がればいいというようなことを考えてしまうことで、人は後に後悔する判断ミスや決断ミスをしてしまうわけです。
    だからこそ長期的な展望を持つことが大事だと多くの人が言うわけですが、それが結構難しいものです。
    プロジェクションバイアス
    人は誰でも多くのバイアスに左右されてしまうわけですが、プロジェクションバイアスというものがあり、人間の選択や判断を間違わせてしまう大きな原因のひとつで、これは感情のせいで起きるものです。
    人には常に今この瞬間の感情というものがあります。この目先のの感情が人間の選択を大きく鈍らせます。
    プロジェクションバイアスというものは、人間が決断をするときには、未来のことや将来のことに対する決断をする場合であっても、今その時点での感情をベースにして未来に得ることができる幸福の総量や結果を考えてしまう現象だとされています。
    つまり、僕たちは未来のことを考えて意思決定や判断をしているようなつもりであっても、それは未来の感情のことを考えているのではなく、今の自分が未来のことを考えた時にどんな感情を持つのかということで決めているわけです。
    結局、人は未来のことを分からないというだけでなく、当然未来の自分の感情も正しく考えることはできないので、今この瞬間にどう思うのかということだけで物事を判断してしまいます。
    そうなると、今目の前にある欲求や感情の方が、未来にあるまだ感じたこともないような大きな感情よりも優先されてしまい、結果的に目先の欲求や感情に振り回されるということにつながるわけです。

    プロジェクションバイアスを乗り越える方法
    では、このプロジェクションバイアスを乗り越えて後悔しない判断や決断ができるようになるにはどうすればいいのでしょうか。
    コロラド大学の研究で、このプロジェクションバイアスを止めるためには、自分が選択する時の状況とそれによって起きる結果をできるだけ同じにすることが効果的だとされています。
    つまり、未来の感情は感じることができないので、それに近い感情を疑似的に作ってから判断できるようにする事が大事だということです。
    例えば、お腹が空いている時にスーパーに行くとついつい買いすぎてしまったり、余計なお菓子まで買ってしまうとか、食事に行った時もお腹が空いている時に注文すると、ついついそんなに食べられないのに頼みすぎてしまうということもあると思います。
    これは現在の空腹感をベースに将来の空腹感や満腹感を判断しているから起きることです。
    今とてもお腹が空いているので、未来も同じように食べることができる気がしてくるわけです。
    ですから、お買い物に行ったり食事に行く時には 、夕方のお腹がすいた時間帯に行くのではなく、お昼ご飯を食べてお腹いっぱいになっているタイミングで行くようにしたほうがいいということになります。
    お腹が空いているという感情であれば、食事のタイミングに合わせて考えることもできますが、これは感情を擬似的に作ることでも構いません。
    例えば、目の前に口説くことができそうな女性がいたとします。
    自分に素敵な彼女や奥さんがいるのに、その女性を口説いて関係を持つかどうかということで悩んだ時には、その素敵な彼女は奥さんが家に帰るとコスプレをして待ってくれているとしたら、わざわざ自分は一緒にいる時に今目の前にいる女性に会いに出かけるだろうかということを考えてみてください。
    そうすれば間違った判断をすることも減ります。
    このような想像だけでもある程度を補うことができます。
    感情が伴う判断を必要とする時には、擬似的な感情でもいいのでできるだけ同じような状況にした上で判断するようにしてみてください。

    人は過去を正しく把握できていない
    人は未来のことを正確に予測することができないだけでなく、実は、過去のことを正確に把握することも難しいものだということが分かっています。
    人間の過去に対する記憶というものは結構歪められています。
    例えば、子供の頃の記憶っていうものは皆さんもたくさん残っていると思いますが、特に幼い頃の大抵の思い出というものは結構歪められているものです。
    幼い頃の自分の記憶も、中学生や高校生の頃に周りの大人たちに「あなたは幼稚園の頃に〜」とか「幼い頃に〇〇をよくしていた」などと言われたことにより、それが自分の記憶として残っていることも少なくありません。
    幼少期の記憶が鮮明に残っているという人もいると思いますが、これも様々な研究などによると、大抵の場合は周りの大人や親が言葉にしたことによる記憶であることが多いということが分かっています。
    つまり、人は未来のことを正しく予測することができないだけでなく、過去のことを正確に把握することも難しいということです。
    そして、その歪められた過去の記憶に基づいて未来の選択をしてしまうので、結果的に後悔する判断や決断をしてしまうことも起きるわけです。
    結局、人はそれを記録として残していない限りは、過去のことを正しく覚えておくことは出来ませんし、分析をしない限りは今自分がどんなことをしていて近い未来にどんな結果が起きるのかということさえもわかりません。
    そこでお勧めなのは、DaiGo師匠も以前紹介したスマホの Google カレンダーにその日に感じた悩みや感情を書き込むことです。
    Google カレンダーに毎日の予定として登録しておいて、その時間が来たらその予定の詳細欄に、その日にあった楽しいことも嫌なことも、嬉しいことも悩んだことも全て書いておきます。
    誰でも去年の今日何をしていたのか? 去年の今日どんな感情を持っていて何に悩んでいたのか? そんなことを覚えている人はいません。
    このカレンダーに記録しておくという方法を何年か続けていると、それを遡って把握することができるようになります。
    僕たちは過去の事を全く把握できていません。
    それなのに、その瞬間に覚えていると思い込んでいる過去の記憶だけで、
    自分は人生で何をしてもうまくいかなくて・・・
    自分はいじめられて育ったし人生で何もいいことがない・・・
    というようなことを言う人が多くいます。
    このほとんどは過去の事を正しく把握することができていないからです。
    カレンダーに毎日のルーティンとして記録しておくと、続けていれば人生が変わったように感じる時が来るはずです。
    1年以上続けた時には、もし今自分が悩んでいることがあったとしたら、その日のルーティンとしてその悩みを書き込んだ後に、自分が去年の今日何で悩んでいたのかということを遡って見てみてください。
    そうすると、今となっては本当に意味のないことで悩んでいたということがほとんどです。
    つまり、忘れるぐらいどうでもいいことで悩んでいることが僕たちはあまりに多すぎるということです。
    毎日いろいろなことで悩んでいるような気がするかもしれませんが、それも1年ぐらい経てば忘れてしまうようなことです。
    2005年のハーバード大学の研究で、人は自由に自分の過去の経験を思い出そうとすると、自分にとって最悪の記憶を思い出しそれにとらわれ続けてしまうという現象が確認されています。
    これは自分の記憶に残りやすい経験で、しかも歪められた思い出ばかりを頭に留めてしまうメモリーバイアスというものによります。
    過去の記憶の中でも嫌な記憶ばかりをピックアップして思い出す傾向があるということです。
    ですから、嫌なことであっても楽しいことであっても、それをちゃんと記録して後から振り返ることができるようにしておかないと、自分の中でネガティブな感情が無駄に増幅してしまいそれが自分を苦しめる可能性もあります。
    過去の失敗した経験思い出すことによって、自分は過去に失敗してばかりなのでこの先もきっと挑戦することができないし、また同じような失敗を繰り返してしまうかもしれないと恐れている人も結構いると思います。
    今回相談をしてくれた女性の場合であれば、彼氏と幸せになりたいと思っても過去の失敗が頭に思い浮かぶと、その不安にとらわれてしまい、 自分は同じような失敗ばかりしていると考え始めて、それにより本当に辛い状況につながってしまうかもしれません。
    実際には、全てにおいて失敗やうまくいかなかったことばかりではないはずですし、うまくいっていたことも新しいことに挑戦できていたこともあるはずです。
    自分はコミュニケーションが苦手で人と話すのが怖いという人であっても、誰とも一切話したことがない人なんていないはずです。
    自分を冷静に見ることができるようになるためにも、この毎日の記録というものはつけておいた方がいいものです。
    人間は誰しも記憶を歪めてしまう傾向があるということを覚えておいてください。
    例えば、自分が過去のひどい失敗した時の記憶を思い出したとしたら、失敗しても大したことはなかったし全然大丈夫だったという時の思い出も同時に思い出すようにしてみてください。
    このように複数の記憶を必ず思い出すようにしてもらえると、同じような記憶を平準化することによって、人間は嫌な記憶やひどい経験ばかりにとらわれず判断することができるようになります、
    そして、自分が過去の記憶を思い出している時には、自分はもしかするとバイアスにとらわれていて、今過去の最高の体験、または、最低の体験のどちらかを思い出しているのではないかと考え、平均化した体験を思い出しているわけではないということを忘れないようにしてください。
    そうするだけでも、余計なバイアスに左右されてしまったり、ネガティブな感情にとらわれてしまうこともなくなると思います。

    後悔しない意思決定のためのおすすめ本
    人間がどのような意思決定をしているのかということを学んでおくと、自分の意思決定や決断に対しても冷静に対処することができるようになります。
    そのためのおすすめの本を3冊紹介しておきます。

    『ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?』

    『決定力! 正解を導く4つのプロセス』

    『無理なく限界を突破するための心理学 突破力』

    また、注意力のコントロールができるようになれば、イライラすることもなくなったり感情に流されることも減りますので、物事の本質に着目することも出来るようになります。
    そのためには集中力を鍛える方法を学んでみるのもいいと思います。
    Dラボ▶ 【超集中力2.0】集中力を研ぎ澄ませるアウェアネス・テクニック
    そのためにはこちらの動画がおすすめです。
    集中力を積み上げ方で研ぎ澄ましていくための方法について解説しています。

    物事に集中することができるというのは、自分が一番大切だと思っている者に対して自分の意識や労力などのすべてのリソースを向けることができるということです。
    ですから、これができるようになれば本質以外のことはどうでも良くなりますし、これはまさに人間が生きるための強さだとも思います。
    そのためにも集中力を鍛えるというのはとても良い方法です。
    ここから先は、動画の中でDaiGo師匠も紹介していた感情安定力について解説していきたいと思います。
    知りたい方は続きをどうぞ。
     
  • 一問一答「物欲を抑えるいい方法は?」【物欲コントロール】

    2021-02-25 21:40  
    330pt
    あなたは最近無駄遣いだったと後悔した買い物はありますか?
    それはどんなものでしょうか?
    今までに最も後悔した衝動買いがあるとしたら、それはどんなものですか?

    物欲を抑えることができず、後になるともったいないお金の使い方をしてしまったという後悔は結構多くの人が抱えている問題ではないでしょうか。

    今回は、そんな物欲を抑えるいい方法はないだろうかという相談をもとに、物欲のコントロールについてまとめてみたいと思います。

    Q. 「物欲を抑えるいい方法はありますか?」

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    これについては決断力の放送でDaiGo師匠が言っていたことではありますが、衝動買いも含めて決断ミスというものが起きる理由としては、基本的には目先の感情や欲求に囚われたことによって起きるものです。
    遠い先の未来よりも目先の利益を優先してしまうということをすると、大抵の場合その決断は後悔する結果になります。

    このような目先の欲求に負けてしまわないための方法についても、DaiGo師匠は様々な知識を紹介してきたと思います。
    余計なバイアスを取り除き冷静な判断をするための方法、後悔をなくすための選択にはどのような方法があるのかなど解説してきたと思います。

    ちなみに、後悔しない選択については、こちらの一問一答でも解説していますので、そちらも参考にしてみてください。

    学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「好きな人に告白しようか迷っています」〜超選択術〜

    キャッシュレスで加速する無駄遣い

    キャッシュレスも当たり前になり、いつのまにか無駄遣いが増えたり貯金が減ったりしている人はいませんか?

    電子マネーを日常的に使っていると、いつのまにか残高が少なくなっていてチャージする回数が増えたりしている人も多いのではないでしょうか。

    これは、人間というものがそもそも紙幣や硬貨というものに対しては強烈に反応するようにできているのに、それが残りいくら使えるかという単なる数字になってしまうと、あまり反応しなくなってしまうからです。

    例えば、紙幣を使って1万円払うときとクレジットカードで1万円を払う時とでは、人間の脳の反応は全く違ってきます。
    お札を払う時には、当然その重みは人によって違うとは思いますが、痛みに近いような感覚を人間は受けています。お金を使うという行為は人間にとって痛みに近い感覚になるということです。
    この痛みに近い感覚があるからこそ、人は無駄遣いになってしまうかもしれないと考え、余計な出費をする前にそれを止めることもできるわけです。

    ところが、これがキャッシュレスになるとまったく違ってきます。
    人間の脳はそれほど痛みを感じないので、そのぶん余計な無駄遣いをしやすくなってしまいます。

    実際に、クレジットカードで支払うだけで出費が増えるという研究もあります。
    アメリカで行われた研究で、約1000件の一般的な家庭を対象に食料品の買い物を半年間にわたって追跡調査するという研究があります。

    これによると、現金を使った場合とクレジットカードを使った場合で比べた時に、クレジットカードで買い物をした時の方が買い物の額は多くなりました。
    これはおそらく電子マネーでも同じことだと思いますが、ここでも実際にお札で払う時に比べて痛みを感じにくいので、そのぶんお金が出ていきやすくなるということが確認されたわけです。

    ところが、出て行くお金が増えるというだけではなく、クレジットカードや電子マネーで買い物をすると、健康的ではないジャンクフードのような食品や嗜好品を衝動買いしてしまう確率まで高くなるということが確認されています。

    人は現金が出て行く時には心理的な痛みを感じるので、それで手に入れるものがその痛みに見合うものなのかどうなのかということをちゃんと考えることはできています。
    ところが、これがキャッシュレスで払うようになると、その痛みを感じないので見合うものなのかどうなのかをチェックすることができなくなり、無駄遣いが増える上に不健康なものに手を出しやすくなってしまうというわけです。

    さらに、クレジットカードについて調べた研究で、クレジットカードで支払うと自分がいくら支払ったのかということを覚えにくくなり、チップなども弾みやすくなるということが分かっています。

    これは現金で支払った場合には、支払った時の痛みと共に感じるネガティブな感情が、そのお金を支払った時の記憶を強化してくれるけれど、キャッシュレスで支払った場合にはその記憶が残りにくくなるので、自分の無駄遣いによる失敗を反省しづらくなるからです。
    反省することがないので無駄遣いは加速して同じような失敗を繰り返すわけです。

    結局のところ、キャッシュレスが進んだ現代においては、現金を使っていた頃以上に自分をコントロールする能力であるセルフコントロール能力が重要になり、それがない人たちにとってはかなり危険な世の中だということになります。

    とはいえ、だからといって便利なものを使わないというのもおかしな話です。
    キャッシュレスは使いながらも自分をコントロールするための方法をも考えておいてください。

    今回はそのための方法として2つ紹介しておきます。

    対策その1:現金が出てくるところを想像する

    クレジットカードは電子マネーで買い物をする場合には、自分が同じ金額を財布から出しているところを想像するようにしてください。
    実際に自分がその金額を現金で払っているところを一旦想像してから、それを買うかどうかを決めるようにしてください。
    人間の脳は想像するだけでもある程度その痛みに反応するということが分かっています。

    対策その2:同じ金額で他に何を買うことができるか3つ以上想像する

    これについては動画でDaiGo師匠も紹介していましたが、師匠のように自分自身の価値観を明確にした上で、その自分にとって一番重要なものに置き換えて考えることで、無駄遣いはかなり減りますし間違った判断や選択もなくなります。

    ただ、これに慣れるまでは少なくとも3つ以上同じ金額で買うことができるものを考えるようにしてください。
    同じ金額で他に何を買えるだろうか?
    その金額を何回我慢すれば自分の欲しいものが買えるだろうか?

    このように考えていただけると、自然と無駄遣いは減っていきます。
    実際にお金が出ていくところを想像するということと合わせて、他に何を買うことができるのかということを想像するだけで、人は感情的にも論理的にも無駄遣いが減るようになります。

    キャッシュレスに限らず、どんなに便利なものであっても人間の脳がそれにうまく対応できていないということは結構あるものです。
    その人間の心理的な本能や現代社会との歪みを理解するだけでも、人は冷静に物事を判断することができるようになるのではないでしょうか。

    無駄遣いも減らしてダイエットにも効果のある方法とは?

    そういう意味では、人間の食欲を無駄に刺激しているものが溢れている世の中でダイエットを頑張るというのも同じような状況だと思います。

    そんなダイエットにも使えて、衝動買いは無駄遣いが減るだけでなく、余計な不安や反芻思考にとらわれて眠れなくなる状況をを改善することもできる方法があります。

    感謝こそ自分のため

    2011年に行われた調査で、不眠症で悩んでいる人たちを対象に感謝の日記をつけてもらうという実験があります。
    これによると、日記をつけ始めてわずか1週間で全員の不眠症が解消されたということです。
    感謝の日記をつけることにより、寝る前に不安や反芻思考が湧き出てくる現象がなくなりました。

    さらに、2003年の研究では、1週間の間に自分の身に起きた感謝したいことを5つリストアップして書き出すという作業を10週間にわたって参加者たちに行ってもらったところ、その結果なぜか1週間あたりの運動量が増えていたということです。

    なんと1週間の間に起きた感謝したいことをリストアップするだけで、エクササイズなどの運動量を増やす効果もあったということです。
    これは感謝の習慣が身につくことで、自分の人生に対して前向きに考えることができるようになり、生活習慣さえも健康的な方向に修正されて、結果的に運動量も増えていたということです。

    これだけでなく衝動買いも減るということが分かっています。
    ノースイースタン大学の論文によると、感謝の気持ちを普段から意識することによって衝動買いが減るということが分かっています。

    例えば、お世話になっているあの人に対していつか恩返しできるような自分になりたいとか、感謝の気持ちにより将来のことに対して目を向けられるようになります。その結果短期的なことよりも長期的なことを意識することができるようになり、目先の欲望に負けない自分になれるということです。

    感謝の気持ちの効果としては・・・
    不安がなくなりよく眠れるようになる
    運動が続くようになる
    無駄遣いが減る
    余計な緊張感を抱えることなく本来のパフォーマンスを発揮することができる

    など、人生にとっても多くの効果があります。

    普段から感謝の気持ち意識する機会を設けることで、忍耐力も上がり自分が本当に大切なことや価値があることに時間やお金を使うことができるようになるわけです。

    もちろんこの感謝の気持ちを伝えることができるならば伝えた方がいいと思いますが、伝えることができなくても言葉に表すだけでこんなたくさんの効果を得ることができるということです。

    自分が感謝できるものを探すことと思い出すことを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

    <お金を含めて人生での大切な判断を間違わないためのおすすめ本>

    『まどわされない思考 非論理的な社会を批判的思考で生き抜くために』

    『格差と再分配:20世紀フランスの資本』

    『MIND OVER MONEY―――193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実』

    『「幸せをお金で買う」5つの授業』

    あなたが無駄遣いを防ぐために気をつけていることはどんなことでしょうか?
    あるいは、最も後悔している無駄遣いはどんなものでしょうか?

    皆さん自身の意見や実践法などあればニコニコのコメント欄で教えてください。
    それでは、より具体的な行動経済学を応用した物欲コントロールのテクニックについて解説していきます。
    知りたい方は続きをどうぞ。
     
  • 一問一答「彼女から距離をおきたいと…」【関係修復の心理学】

    2021-02-23 21:20  
    330pt
    人間関係の問題というものは誰でも抱えることがあります。

    恋愛関係、
    友人との関係、
    家族や親戚との関係、
    上司や同僚、部下との関係、
    取引先や仕事上の関係、
    あなたは、そんな様々な関係の中でも特に “やり直したい” と思う相手はいましたか?
    それは、どんな関係の中で誰に対してのものだったでしょうか?

    今回は、関係修復の心理学として、彼女から結婚というものが分からなくなったので距離を置きたいと言われ、思い直してもらうために何か方法はあるのだろうかという相談をもとに、壊れかけた関係を修復するための方法についてまとめてみたいと思います。

    まず、人は自分自身のことになるとなかなか客観視することができないものですから、この相談に対して自分であればどのようにアドバイスしてあげるか、同じような状況だったとしたら何ができるか、自分なりに考えてみてください。
    これについては、他の人の参考にもなるでしょうからニコニコのコメント欄で教えていただけたらと思います。

    Q. 「付き合って5年の彼女から “考える時間が欲しいから距離を置きたい” と言われ、私からは1ヵ月連絡しないと泣く泣く約束しました。“姉が最近結婚してからモヤモヤして自分の結婚がわからなくなった” との事ですが、思い直してもらえる方法はあるでしょうか?」

     3年の壁 

    動画の中でDaiGo師匠も触れていましたが、恋愛初期の燃えるような感情というものは、様々な説はあるもののフェネチルアミンという物質によるものだと言われています。
    このフェネチルアミンが長くても3年ほどしか分泌されないので、恋愛の初期や結婚の初期の燃えるような感情だけに頼ってしまうと、勢いだけではそこにある3年の壁を越えることができなくなるわけです。

    これは進化心理学的に考えた場合には、3年間の間に子供が出来たり生物学的に考えて子孫を残すというような変化がない限り、相手との間に子孫を残すことができないと判断され、相手に対する魅力を脳は勝手に下げてしまうということが起きているために、急に感情が冷めたように感じるのであって、人間の脳は元々そのようにプログラムされているのではないかということを言われている学者さんもいます。

    もちろん、現代においては別に子供が出来なくても幸せな夫婦はいくらでもいますが、生物として考えた場合には子孫を残せないというのはかなりのデメリットになるので、相手に生殖能力がないと判断したら、次の人に写っていくっていうことをしなくてはいけなくなります。
    そのような性質が現代の人間にも残っているのではないかと考えるのも理屈としては頷ける話だと思います。

    このフェネチルアミンが分泌されて恋愛が盛り上がっている間に、盛り上がった感情にただただ流されてしまうのではなく、お互いにそれ以上の関係を作っていくための努力をしないと、基本的には2人の関係は長くは続かないように元々人間というものはなっていると考えた方がいいのかもしれません。

    初期の燃え上がるような感情だけで無駄に相手に期待しすぎてしまうと、その先に、その期待が少し裏切られただけでも相手に対して幻滅するということになってしまいかねません。

    「こんなはずではなかった!」が起きる原因

    恋愛でも結婚でも同じですが、相手が自分のことを幸せにしてくれるとは思わないほうがいいということを示す研究があります。

    もちろん人は努力することで自分で幸福を感じることができるわけですが、同じ出来事に対してもどれくらい幸せを感じることができるかというのは、人によって好みや価値観があるものの、実際には遺伝子でかなりの部分が決められています。
    つまり、人生における50%程度の幸福は遺伝子で説明できるとされています。

    恋愛の初期や結婚の初期の頃には、
    この人と付き合ったらきっと幸せになれるだろう、
    この人と結婚できたらきっと人生がバラ色になるだろう、

    などと考えてしまう人もいると思いますが、それは勝手に期待をあげるだけのことになってしまい、結果的には自分の幸福度は同じラインまでまた戻ってきます。

    ですから、初期の燃え上がるような感情がいつまでも続くと考えたり、その燃え上がった感情が続いた先に結婚という形があるとか、自分の幸せがこのまま高止まりするとか考えてしまうと、それが下がった時に相手に対して幻滅したと感じさせてしまうことになります。
    「こんなはずではなかった」

    そう思わせてしまうのは、人間の幸福にはベースになるラインが決まっていて最終的にはそこに戻ってくるからです。

    だからこそ、できるだけ早い段階で「お互いに相手と補完し合うような関係」を作ることで、良い関係を維持することができるようになります。

    そして、常に2人で何か新しいことにチャレンジしたり楽しいイベントを意識して経験することによって、ベースになるラインまで幸福度は下がるとしても、一時的に幸福度が上がることを2人で続けていくことができれば幸せな関係を続けることはできます。

    お互いの関係を維持する努力を!

    どんな関係であってもお互いにその関係を維持するための努力が必要です。

    今大切な関係がある人は胸に手を当てて考えてみてください。
    あなたはその関係を維持するための努力をしていますか?

    恋愛の初期や結婚の初期には燃え上がるような感情だけで2人の関係を保つことはできますが、その関係をそれ以降も保っていくためにはお互いの努力が必要だということを忘れないようにしてください。

    そして、人間の幸福度というものは何もしなければ自然とベースラインに戻ってくるものだということも覚えておいてください。

    だからこそ、関係を維持するためには努力が必要で、そのために日々できることとしては、
    一緒に映画や Netflix などのメディアを消費する習慣を3年のうちにつけておく
    お互いの友人を紹介し合う機会を定期的に作るようにしておく

    ということも効果的でしょうし、ある程度どんなことでも相手を受け入れることができる最初のうちにこそ、
    2人の関係を長く保つためのルールを話し合って決めておく

    ということもしておいてください。

    これは、

    ケンカした時にはどうするのか? 
    お互いに嫌なことがあった時にはどうするのか?
     お互いに自分が疲れている時にはそれをどのように伝えるのか?

    このようなことを話し合って、2人の関係を保つための習慣やルールを序盤の熱量がある間にしっかり決めて作っておくことが大切です。

    ちなみに、恋愛でも結婚でもそれを言ってしまっては終わりというような地雷があります。
    男性のイラッときやすい女性のポイント、
    女性のイラッときやすい男性のポイント、
    これが関係を壊していくきっかけになります。

    そんな地雷のポイントについて調べられた研究をもとに解説した動画もありますので、こちらも参考になると思います。

    その動画と合わせて、2人の関係を長く続けるために参考になる本も紹介しておきます。
    動画でDaiGo師匠も紹介していた本と幸せな恋愛を続けるために役に立つだろう本もいくつか紹介しておきます。

    Dラボ▶ 踏んだら即死の恋愛関係地雷の避け方


    『対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係』

    『だれもわかってくれない:あなたはなぜ誤解されるのか』

    『改訂版アサーション・トレーニング1さわやかな〈自己表現〉のために アサーション・トレーニングシリーズ』

    『恋愛依存症 - 苦しい恋から抜け出せない人たち』

    人が愛情を最も感じる行動とは?

    ペンシルベニア大学の研究で、人がどのような時に最も愛情を感じるのかという事を調べたものがあります。
    男女495人を集めて、人が愛情を感じそうなシナリオを60パターンほど集めて読んでもらうということを行っています。
    恋愛に限らず日常的に起こる様々な場面を想定して、人がどのような時に愛情を感じるのかということを調べようとしたものです。

    その結果、最も愛情を感じられる行動は、
    愛情を感じる行動第1位:自分が困っている時に助けてくれた
    愛情を感じる行動第2位:子供がなついてきた
    愛情を感じる行動第3位:ペットがなついてきた
    愛情を感じる行動第4位:パートナーから好きと言われた

    ということでした。

    結局のところ、好きだという思いを口で言うよりも、その人が困っている時に助けてあげたりすることが最も重要で、子供と遊んだりペットと触れ合うような経験をパートナーと一緒に体験することの方が、ただ口で想いを伝えるだけよりも効果的なのではないかということです。

    愛が冷める瞬間

    ちなみに、逆に愛情を感じないと判断されやすく、これをされると愛情を感じるどころかむしろ嫌悪感を感じるという行動も分かっています。

    自分の居場所を確認される
    いつも一緒にいたいと言われる

    やたらと相手の居場所を確認しようとしたり、「ずっと一緒にいたいね」ということならまだしも「いつも一緒に・・・」という人は、愛情を感じさせてはくれないので付き合うとしんどいだけになります。

    恋愛をするといつもこのようなことをしている人もいると思いますが、それをすると相手は愛情を感じるどころか、逆に愛は薄まってしまい3年の壁どころかあっという間に関係は終わりかねません。

    この研究では、研究者は人間が愛を感じるのはロマンティックな場面ではないということに注目されています。
    結局のところ、長期的に一緒にいたいと思う人と愛を育むということを考えた場合には、日常的にパートナーを助けたり、子供やペットがなついてくれるというような、日常にある幸せを求めた方が関係は長く続くのではないでしょうか。

    それでは、ここから先は壊れかけた関係を修復するための「関係修復の心理学」について解説していきます。
    知りたい方は続きをどうぞ。
     
  • 一問一答「YouTubeでフォロワーを増やしたい!」【フォロワーの増える心理学】

    2021-02-18 18:33  
    330pt
    あなたは SNS でフォロワーを集めるためにどんな工夫をしていますか?
    フォロワーに自分の求める反応をしてもらうためにどんなことに気をつけていますか?

    コロナの影響もあり、この先自分の仕事がどうなるのか分からないという不安の中から副業を始めている人も多いでしょうし、自粛中で時間を持て余したことがきっかけで YouTube を始めたという人も結構いると思います。

    YouTube に限らず、自分で副業を始めたりする時も自分の商品やサービスをネットで販売する時も、特に個人で何かを始めようとした時に重要になってくるのはフォロワーマネジメントです。
    フォロワーマネジメントとは、自分についてきてくれる人や自分の投稿を見てくれる人をどのようにしてマネジメントするのかということです。

    今回は経済的な自由を求めて YouTube でフォロワーを増やすためにどんな投稿をあげればいいのか、その方向性に対する相談をもとに、SNS でフォロワーを集めるための心理学について解説していきたいと思います。

    Q. 「経済的自由を求め、まずYouTubeでフォロワーを増やすためにはどんな動画をあげれば良いか方向性に悩んでいます。人の目を集めるにはやはりパフォーマンスなどがいいのでしょうか?」


    皆さんもご存知の通り YouTube だけで生活していこうとか一部の SNS だけで暮らしていくというのはかなり難しいことです。
    コロナ不況で実感した人も多いでしょうが、広告費を基にした収益だけに頼るというのは売上としてどうしても不安定になります。

    それを考えた時にも重要になるのはこのフォロワーマネジメントです。
    自分で売りたい商品や自分の企画したアイデアなどに対して、強く反応してくれる優良顧客をどのようにして集めて、どのようにして自分が求める行動をとってもらえるようにするのかということが重要になります。

    <SNS を使ったフォロワーマネジメントに関する科学のおすすめ動画>

    Dラボ▶ いいね!が増える心理学~7つの欲望でいいねを増やすバス大学式SNSの科学Dラボ▶ いいね!を見れば性格がわかる~いいねのつけ方から性格を読むためのブルネル大学式心理学Dラボ▶ フォロワーが増えるSNSの科学~50万の投稿を分析して分かったフォロワー増加の科学

    自分の狙ったフォロワーを集めるためには?

    フォロワーはただ多ければいいということではありません。
    自分が何かを始めたり挑戦しようとする時に、それを応援してくれるフォロワーを集めることが重要になります。
    そんな狙ったフォロワーを集めるためにはどうすればいいのでしょうか。

    皆さんもご存知の通り、DaiGo師匠のYouTube のチャンネルからDラボへの転換率は異常なほどに高いですし、YouTube で紹介した商品はあっという間に売り切れてしまうほど圧倒的な反応を示しています。

    これはどんな投稿をしたりどんな内容の話題を話せば、自分が狙ったフォロワーを集めやすいのかということを理解した上で投稿しているからです。
    勉強することが好きな人、集中力を上げたり仕事でより効率的に成果を出したい、メンタルを強くしたりとかいい恋愛をしたい、皆さんも何かしらの知識を得ることによって自分で自分の人生をより良くしていきたいと思ったからこそDaiGo師匠の動画に出会ったのでしょうし、基本的にはそういう人たちにだけ刺さる内容をDaiGo師匠は投稿していたから、狙ったフォロワーを集めることができたわけです。

    2015年のブルネイ大学の研究で555人の Facebook ユーザーを対象に行なった研究があります。
    参加者の性格特性や自尊心やナルシシズムなどの分析を行い、その上で全員が普段どのような投稿に対して反応しているのかということを調べています。
    ここから性格別に惹かれやすい投稿が見えてきます。

    これを参考に、自分が情報を発信したい相手の特徴的な性格を想像して、その人たちに対してより効果的に刺さりそうな内容を発信すると求めるフォロワーを集める可能性が高くなるということです。

    外向性が高い人を集めたい場合

    自分の外側に興味があり、初対面の人とも気軽に話すことができるし色々な人と人間関係を作ることが得意な外向性が高い人の場合は・・・
    日常や社会活動に関するトピック

    を好む傾向があります。

    日常的な笑い話やペットの話、スポーツやイベントの話、社会情勢など、外向性が高い人は社会の動きに関するトピックを好むということです。
    自分が求めるフォロワー像や顧客として外向性が高い人を期待している場合には、日常のニュースや海外の面白いニュースなどの情報発信が効果的だということです。

    神経症的傾向が高い人を集めたい場合
    神経症的傾向が高いメンタルが弱い人は・・・

    刺激が強い内容や自分のアイデンティティを強く確認することができるトピック

    を好む傾向があります。

    炎上系の話題を好んだり、自分が仕事ができる人間だと思えるアイデンティティを持ちたいと考えているメンタルの弱い人は、ビジネス系のチャンネルや話題を好むということです。

    メンタルが弱い人の場合には長期的な関係を結ぶのが難しいということもありますので、DaiGo師匠の場合は、このような刺激が強い内容やアイデンティティを強く確認できる内容を投稿する場合には、必ずその解決策も合わせて伝えるようにしています。

    神経症的傾向が高くメンタルが弱い人は、自分のフォロワーになってくれたり顧客になってくれたとしても、どうしてもすぐにやめてしまったりする可能性が高くなりますが、これはフォロワーになっている間にそのメンタルの弱さが改善された場合には別です。

    皆さんも、自分の弱い部分や改善したいと思っている部分がDaiGo師匠の知識によって改善したから、今でもずっとフォローしているしDラボにも入ったという人も多いはずです。

    このような改善につながらない場合には、刺激が強かったりアイデンティティを強く確認できるような内容を投稿すると、メンタルが弱い人が集まってくるので気を付けた方がいいということにもなりま す。

    開放性が高い人を集めたい場合
    好奇心が強い新しいものが好きな開放性が高い人を集めたい場合には、彼らは、Twitter や YouTube などの SNS を情報収集の場として捉えていて・・・
    知的な内容のトピック

    を好む傾向があります。

    例えば、イベントの話題や芸能人の話題などの社交に使えそうな気軽な話題よりも、政治に関する情報発信や科学のニュースなどを好みます。

    新しい商品を売ったり、これまでなかったサービスを提供しようとする場合には、この開放性が高い人を集める必要があります。
    ところが、ほとんどの企業はここのポイントを意識していません。

    開放性が高い人は、SNS を情報収集の場と考えているわけですから、役に立つ情報を発信するようにすることで新しいものが好きな人たちが集まってきます。

    これは逆に自分が扱っている商品やサービスが昔ながらのものや伝統的なものであれば、知的な内容の情報発信すると、結果的に求める購買行動に繋がりにくいっていうことになります。

    誠実性が高い人を集めたい場合
    人生に起きる万能能力とも言われていて成功するために重要な特性でもある誠実性が高い人の場合には、基本的に所得が高い可能性も大いにありますし、浮気をしないので一度フォロワーになったり顧客になってくれたら、継続的に利用してくれる可能性も高くなります。

    そう考えると、多くの人や企業がこの誠実性が高い人を集めたいはずですが、この誠実性の高い人達が好むのは・・・
    子供に関するトピック

    ということでした。

    これはペットの話題なども近いと思いますが、誠実性が高い人は子供に関するトピックお好みやすいということです。
    誠実性の高さは子供と遊んだり子育てに使う時間と正比例しているとされていますので、それがこの傾向として現れているのかと思われます。

    誠実性が高い社会においても成功しやすい人を集めたいのであれば、子供に関する情報を発信するとそのような人が集まる可能性が高くなります。
    直接的に子供に関係するような商品やサービスを扱っていなかったとしても、子供や子育てにも使えるかもしれないと思えるような情報を発信するようにしたほうがいいと思います。

    協調性が高い人を集めたい場合
    協調性が高い人を集める方法としては、これは残念ながらこれといった特徴が無かったそうです。
    協調性が高くても、人間関係や社会活動に特に惹かれるというような傾向も見られなかったということです。

    ですから、協調性が高い人を集めようというのは結構難しいわけですが、協調性が高い人は他の人に流されやすいということがありますので、皆さんが発信した内容や投稿に対して多くの人が反応してくれた場合には、その圧力に負けてついてくる可能性はあります。
    ですから、後からついてくる可能性もあるのでそれほど気にしなくてもいいのではないかということになります。

    もしかすると、協調性の高さは収入の高さと反比例するとも言われていますので、その収入を改善するための話題を提供すると、思い当たることがある協調性が高い人の心には刺さる可能性もあるのかもしれません。

    自尊心が高い人を集める
    いわゆるプライドが高い自尊心の高い人は、SNS を自己表現の場だと捉えていますので、自分を表現したがることが多くその傾向としては・・・
    恋愛に関するトピック
    を好むということです。

    恋愛関係の投稿をすると、プライドの高い人達が集まってくる可能性が高いので、恋愛関係や男女関係の投稿をする場合には、特にこのプライドの高さを刺激するような内容にした方が良いのではないかと考えられます。

    特に自分のプライドの高さを象徴することができるようなブランド商品や高額な商品を扱っているのであれば、恋愛関係の投稿をして、 このプライドの高い人達に刺さる可能性が高くなるのではないかと思います。

    ナルシストを集めたい場合
    ナルシストが集まりやすい投稿としては、自分のことを認めてくれるような内容や自己賛美に結びつきやすい内容に惹かれる傾向がありますので・・・
    ダイエットやエクササイズに関するトピック
    周りに意識の高さを示すことに使えるトピック

    このような話題に惹かれやすいということです。

    ナルシストを集めたいのであれば、その人がいいねをしたりリツイートすることで、それがその人の自己賛美に繋がるような内容になっていたりするとナルシストはついてきやすくなるということです。

    ナルシストは普通の人間関係としては面倒であっても、ビジネスにおける顧客としてナルシストを探すと言うのであれば悪くない戦略だとも思います。

    今回は性格特性別に自分が求めるフォロワーをどうすれば集めることができるのかということを解説させてもらいました。

    アフターコロナに向けて副業を始めていきたいとか、いつかは独立したいと考えている方は、今のうちにフォロワーマネージメントについて学んでみるのも良いのではないでしょうか。

    一般的な企業ではビジネスやサービスを開始してからSNS を始めるということもよくありますが、基本的にビジネスを始めてから SNS を始めるというのでは遅すぎます。
    特に、これからの個人の時代において自由な生活を手に入れたいという場合には、フォロワーマネジメントを学ぶことはとても重要なことではないかとも思います。

    <フォロワーマネジメントに役立つおすすめ本>


    『ファンダム・レボリューション SNS時代の新たな熱狂』

    『サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル』

    『YouTubeの時代 動画は世界をどう変えるか』

    顧客に対してもフォロワーに対してもその心理を理解することが大切です。

    相手の視点に立ち顧客やフォローフォロワーの立場に立つことができるならば、相手が求めているものやニーズを掴むこともできます。

    基本的にビジネスというものは誰かが困っていることや悩んでいることを解決することが大きなチャンスにつながるものです。
    皆さんがもし悩み苦しんだ経験や不便さを感じていることなどがあるのであれば、それらを解決するビジネスに着手するというのが一番いい方法です。

    そうなれば、自分が顧客やフォロワーの立場になって考えることが十分にできるわけですから、それは自然とフォロワーマネジメントにも活きてくるでしょうし、自分が困っているという着眼点から他にも同じことで困っている人が多いのではないかと考え、自分と同じことで悩んでいるターゲット層に向けてビジネスを展開していくこともできるようになります。

    皆さんがビジネスをしたり副業をするという時も、この他者の視点を持つことにより相手の感情や行動を推定する能力があるかないかということで成功確率は大きく変わります。

    どんなに素晴らしい能力を持っている人であっても、メンターや成功者の意見を参考にして真似にしているだけでは、そのすばらしい才能を活かすこともできなくなります。
    成功者を参考にするのではなく、自分と同じような人たちを参考にしてみてください。
    同じ体験や悩みを持っている人にどんな解決策を提示できるだろうか?

    一番重要なのは、皆さんがこれから新しくやろうと思っているビジネスやサービスに対して、その顧客やフォロワーの心理をいかに正しく推定することができているかということです。
    これが皆さんの成功を決めます。

    ここから先は、より具体的に SNS のフォロワーを増やすためにどんな投稿をしていけばいいのかということを解説していきます 。
    知りたい方は続きをどうぞ。
     
  • 一問一答「浮気され別れたあと、次のいい恋愛に結びつけるには」【長続きする相手の見抜き方】

    2021-02-16 20:55  
    330pt
    あなたは、人生でどんな時に傷つきましたか?

    失敗したなぁ、怖いなぁ、裏切られたなぁ、、と思うことはどんなことですか?

    大事なものを失った時などは、なかなか立ち直ることが難しかったり、気持ちを切り替えるのに時間がかかってしまい苦しい経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?

    今回は、悲しい別れを経験した後に、次の恋愛に向かって進むためにはどうすればいいのかという相談をもとに、次に向いて進むための方法ついて考えていきたいと思います。

    あなたは過去の失恋から何を学びましたか?
    コミュニケーションや大切なものを失う痛みは耐え難く、同じ痛みを味わうことに恐れを感じてしまうこともあるかと思いますが、出会いや人間関係は一生続くものでもあります。
    これから先何を大切にして人間関係を築いていくと素敵な人生になるのか?!
    傷ついたとき、尻込みしてしまうときにどのように考え、どのようにそれを力として進んでいくと良いのか、改めて、考えてみましょう!!

    Q. 「彼氏と6年付き合ったのですが、ようやく結婚できそうな時に彼氏の浮気が原因で別れました。これから次のいい恋愛に結びつけるにはどうすればいいのでしょうか?」


    失恋の痛みがもたらす経験にも意味があり、別れがあるからこそ次の出会いがあり、そこで人は学び成長していくものです。
    考え方次第で失恋からも学ぶことはたくさんあります。

    例えば・・・

    「人を愛することの難しさを学んだ」
    「人を愛することの素晴らしさを知った」
    「素直になれない自分の存在を知った」
    「自分に素直になることの大切さを知った」
    「自分に素直になることの難しさやもどかしさを知った」
    「自分の自信のなさを知った」
    「人の心とは変わっていくものだということを知った」
    「そのままの自分を愛してくれる人がいるということを知った」
    「そのままの相手を愛する難しさを知った」
    「相手を大切にするということを知った」 
    「自分を大切にするということを知った」
    「言葉で伝えないと何も伝わらないということを知った」
    「言葉では伝わらないこともあるということを知った」

    ・・・etc…

    失恋した直後には全てを失ったように感じていただけの恋愛も、改めて考え直してみるとそこに何かしらの学びがあったということを再認識できる時が来ると思います。
    そして、多少時間はかかったとしても、あの経験があったからこそ今の自分があると言える日につながるはずです。

    とはいえ、この失恋のショックを乗り越えるのはかなり難しいもので、同じ痛みを味わうのを恐れることで新しい恋愛に目を向けることができないという時もあると思います。
    そこで必要になるのはレジリエンス:へこたれない力です。

    このレジリエンスを鍛えるためには、心理学者のリチャード・ワイズマン博士が著書の『その科学が成功を決める』の中で提唱している考え方で、アズイフの法則(The as-if principle)というものが役に立ちます。
    アズイフの法則(The as-if principle):「〇〇であるには、〇〇であるかのように振る舞えばいい」

    これは言葉のとおりですが、例えば、運がいい人になりたいと思うのであれば、運がいい人をしっかり観察してその人の行動を真似てふるまうようにすればいいということです。

    仕事ができる人になりたいのであれば、いつも効率的に仕事をこなしている人をしっかり観察してその行動を真似ればいいし、レジリエンスを鍛えたいのであれば、レジリエンスが高い人の物事の捉え方や考え方を真似することが効果的だということになります。


    『その科学が成功を決める』

    レジリエンスの高い人の特徴

    ここでレジリエンスの高い人の特徴をまとめておきます。
    特徴その1 :失敗したとしてもその過程で自分が成長していることに注目して考えることができる
    特徴その2 :物事の結果に一喜一憂せず、結果よりも過程を大切にしたり得ることができた経験を重要視する
    特徴その3 :自分にとって本当に重要な価値観が明確になっていて、その価値基準の中で、自分にとって最重要ではないということが分かればすぐに気持ちを切り替えることができる。

    これらの特徴のうち、自分の価値観が明確になっているかということは恋愛においても重要なことです。
    これが動画の中でDaiGo師匠が自己省察により自分のことをより理解したり、価値観リストで自分の価値観を明確にしておくことを勧めていた理由でもあります。

    そんな自己省察や価値観リストについてはこちらの一問一答でも解説していますので、こちらを参考にしてみてください。

    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「自分の本当にしたいことがわからなくて」〜自己省察〜

    皆さんは失恋に限らず立ち直るのが早い方ですか? それともいつも引きずってしまう方ですか?

    今回の一問一答のもとになる相談をしてくれた方は、既に次の恋愛に向いて進むことに注意が向いているので大丈夫だとは思いますが、恋愛でひどい経験をしてしまったから、そんな辛い思いをするぐらいであればフラれるのが怖いから次の恋愛をしないと考えてしまう人もいます。

    これは結局過去を乗り越えることができていません。
    過去から目を背けた結果未来に対する不安にとらわれているという状態で、これはまさに立ち直りが遅い人の特徴です。

    一度失敗したとしても次は別の方法を試そうとしたり、次はその失敗を踏まえてどのような対策を考えればいいのかということに意識を向けるのではなく、「過去に失敗したからもうそれをしない方がいい」と考えてしまっているわけです。

    これではまだ起きてもいない未来を無駄に心配して結局今がおろそかになってしまいます。
    未来に対する不安が現実化する時というのは、「今をおろそかにした時」です。

    実際に統計的に見ても、人がいま感じている不安というものはその9割が現実化しないとも言われています。
    未来に対する不安というものは、その不安にとらわれることさえなければほとんどの場合が現実化することはないということです。

    だからこそ、今目の前の瞬間に集中するための技術としてマインドフルネスや瞑想が重要になってきます。

    モテたいなら候補は1人に絞る

    あの人もいいこの人もいいと、パートナーとしての候補が複数いるという人もいると思いますが、モテたいのであれば候補は1人に絞った方がいいです。

    もっと素敵な人が現れたということですそちらに乗り換えるというのは結構ですが、同時並行で複数の人と付き合ったり複数の人を求めるというのは、はっきりいって得策ではありません。

    様々な研究により、一途な人の方がモテるということが分かっています。

    浮気症というものは結構な確率で見破られるということです。

    2017年のノースウェスタン大学の研究で、156人の男女を集めてそれぞれに4分間のスピードデートを行ってもらい、全員にどの人を気に入ったのかということを尋ねる実験を行っています。

    その結果、気に入った人を尋ねられて、あの人しかいないと1人を挙げる人と、あの人も良かったけれどあの人も捨てがたいというように複数の候補を挙げる人がいました。
    複数の人が気に入ったと答えた人は、1人だけが気に入ったと答えた人よりも、なんと40%も人気がなかったということが分かっています。

    もちろん、この実験では誰が誰を気に入っているのかということは伝えてはいません。
    つまり、複数の人に対して気を持っている人は知らぬ間にそれを見抜かれ、一途な人よりも40%も人気がなかったということです。

    研究者のコメントによると、人間は恋愛の候補者を決める時に、その相手に対して意識を集中して相手のことを観察しています。
    そして、意識を集中させた人間というものは、相手がどれだけ自分に好意があるのか、それとも、他人に気があるのかということをおそらく高確率で見抜くことができるのではないかということを言われています。

    だからこそ、自由恋愛ではあっても、一途な人の方がモテるということです。

    恋愛においてもマインドフルネスは重要で、目の前のことに集中することができる能力が高い人の方がモテるわけです。

    今目の前に集中する能力というものが、相手から見た時に自分のことをちゃんと考えているという好意としての指標になるからこそモテることに繋がります。


    『マインドフルネスストレス低減法』

    『4枚組のCDで実践する マインドフルネス瞑想ガイド』

    ワーキングメモリを鍛えると恋愛持続力が上がる

    それでも、出会いはあってもなかなか恋愛が続かないという人もいると思います。
    いい感じだと思う人と出会っても、何かしらのトラブルでストレスを抱えてしまったり、仕事に支障をきたしてしまったりすると、そのせいで結局恋愛なんて面倒だと考えてしまうことになりかねません。

    そんな恋愛がなかなか続かないという人の場合には、ワーキングメモリを鍛えることを考えてみてもいいのかもしれません。

    2020年のノースカロライナ大学の研究で、101組の新婚カップルを集めて全員の脳をチェックしたところ、脳のワーキングメモリの性能が高いカップルほど、今2人の間で起きている問題があったとしても、それを話し合ってトラブルの深刻さを軽減することができていたり、そのトラブル自体が解消されていてより関係が深まっていたということが分かっています。

    つまり、ワーキングメモリの性能が高いカップルほどトラブルが起きてもそれを解決する能力が高く、そのトラブルが2人の将来に悪影響を与える可能性も少なかったということです。
    それゆえ関係が続きやすくなるわけです。

    これはワーキングメモリを鍛えることで、恋愛関係のトラブルが起きたとしてもそのトラブルに向き合って解決する能力が高くなり、過去の経験を活かすことによって事前に問題を回避したりすることもできるのではないかということが示された研究です。

    これは恋愛関係に限ることではなく、ワーキングメモリの性能が高い人ほど自分をコントロールすることが上手になりますので、人間関係やコミュニケーションにおいて無駄な問題を抱えづらくなるという効果があります。

    このワーキングメモリは鍛えることができる能力ですから、恋愛がなかなか続かないという人はこのワーキングメモリを鍛えることでそれを改善することができるようになると思います。
    あるいは、そんなワーキングメモリが高い人を選ぶようにするというのもいいのかもしれません。


    『脳のワーキングメモリを鍛える! 情報を選ぶ・つなぐ・活用する』

    ここから先は、特になかなか恋愛が続かないという人には理解しておいてもらいたい別れやすい恋人の見抜き方について詳しく解説していきます。
    知りたい方は続きをどうぞ。
     
  • 一問一答「自由とお金を手に入れたい!」【自由とお金の心理学】

    2021-02-13 23:10  
    330pt
    あなたは仕事に何を求めていますか?
     
    今回は、「自由とお金の両方を手に入れるにはどうすればいいのか?」という質問をくれた新卒の就職活動をしている方の相談から、そのためには何をするべきなのか、両方は難しいので、どちらかを選ばなければならないと思っている方々の概念をリセットすべく「自由とお金」どちらも両立するための方法をまとめてみました!
     

    Q. 「新卒で就活をしているのですがやりたい事がありません。ただ自由な時間とお金が欲しいです。コスパ重視で仕事をするにはどんな仕事がおすすめですか?新卒で就職したほうがいいと思いますか?」

    DaiGo師匠もよくテレビに出ていた頃には自由もそれほどなかったという話をしています。
    テレビの世界では先の仕事はなかなか安定しないのに拘束時間だけは異常に長く、どうしても時間的にも自由がなくなるという話を聞いたこともあると思います。

    テレビに出ている華やかなタレントさん達も、いい生活をしているように見えるとは思いますが、実際には夢を見せる為にいい服を着てそう見せているだけで、実際にはコスパが非常に悪い仕事を頑張りながら、それでも華やかに見えるようにしていたりもします。

    これも聞いたことはあると思いますが、DaiGo師匠はそんな世界で仕事をしていると、どうしても人間不信に陥ることもあり、信じることができるものがなかったので、信じられるのは金だけだと考えていた時期もあったそうです。
    儲かる仕事や、テレビの世界や周りに求められたパフォーマンスをして、周りに思われているイメージにより自分の仕事を決めていたわけですが、結局、他人の期待に応える人生では辛いだけだということに気づいたわけです。

    そして、今でこそ、「自分も師匠のように自由とお金を手に入れたい」「自分でもできるかもしれない」と人に夢を見せることができるようになりました。 

    師匠は自分の過去の失敗もいじめられていたことも全て正直に皆さんに話しています。
    これは、そんな全てをさらけ出すことで、「そんな人間でも変わることができたのだから、もしかしたら自分もできるかもしれない」と正しい期待を持ってもらうためにしていることでもあります。

    人は自分自身に期待するべきです。
    他人に期待するのはおかしな話で、それをするから裏切られるということも起きます。

    師匠は他人に期待したり依存するわけでもなく、失敗するかどうかや挫折するかどうかということを考えるわけでもなく、常に学ぶということを大切にしてきました。
    「失敗とは学ぶことを放棄した過去のこと」だとも言われていました。

    もしこれから先就職活動をされる方や今考えている方がいたら、この過去の失敗なんてないということを覚えておいてください。
    就職活動についても、今まで役に立つであろう知識を師匠はたくさん紹介してくれています。
    動画の中で言われていた「選ばれる人間になる」ために必要な知識も色々と紹介してくれています。
    それらを実践に役立てて日々成長していただけたらと思います。

    動画の中で勧めていた「成長マインドセット」についてはこちらの一問一答で解説していますので、参考にしてみてください。

    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「成功願望が強く周囲からのプレッシャーも感じています・・・」〜成長マインドセット〜

    誰でも失敗することはあります。

    過去の失敗というものはなく、重要なのはそこから何を学ぶかです。
    時には、窮地に陥ることもあるかもしれませんが、そこから自分にとって一番大事なものは何なのか? 全てを失った時に手元に残るものは何なのか? それを見極めるために窮地というものがあります。

    今まで挫折したことがある人も、今挫折している人も、あるいは、これから先に挫折するかもしれない人もいると思いますが、全ての人にこの話は覚えておいてもらいたいことです。
    DaiGo師匠のように失敗することや挫折することがあったとしても、常に学ぶということを大切にしてさえいれば、それを乗り越えることもできるでしょうし、きっとそこから答えも見つかるはずです。

    動画の中では、自由とお金の両方を手に入れたいのであればリスクを取る必要もあると言われていました。

    受験から始まり大学に入り、そこから企業に入社するまでのこの一連の流れというものは、日本という国に対して安定して税金を納めてもらうための仕組みでしかありません。
    師匠はその流れに乗ることの愚かさを 自身の受験の失敗で学んでいます。
    みんなと同じテストの範囲で勝負をする受験勉強
    みんなと同じ範囲で勝負をする大学のテスト
    同じ範囲で勝負をした挙句、同じような服装までしてみんなが入りたい会社に入るために戦う就職活動

    これら全てがとても激しいレッドオーシャンだということに気づいたわけです。
    人と同じことをするリスクに気づいたということです。

    みんなと同じことをしても同じ結果しか得られません。
    みんなと同じことをすると当然ですが価格競争になり、どんどん足元を見られて自分に対する価値や値段も下げられてしまいます。
    ですから、それに気付いた師匠はその流れから飛び降りたわけです。

    飛び降りた先にはしばらく砂漠が広がっていて、求めていたお金も自由もない状況を乗り切る必要もあります。
    それでも、日々学びながら砂漠を苦しみながらも歩き続けた先で自分だけのブルーオーシャンを見つけたというのがDaiGo師匠のストーリーです。
    これも受験の失敗から学んだことを活かして、自分だけの人とは違うブルーオーシャンを探そうとしたからできたことです。

    みんなと同じラインで戦えないという人もいると思います。
    あるいは、そこで戦っても成果を出すことができないのであれば、人と違うことをすればいいだけです。
    そうすれば自分だけのとても大きなブルーオーシャンを見つけて成功する可能性もあります。

    他人と同じことをするのは大きなリスクでしかありません。
    仮にそれで成功したとしてもたかが知れています。

    これは能力開発の大家であるアールナイチンゲールも言われています。
    もし自分がしたいことが見つからないのであれば、答えは一つだ。周りを見よ。そして、他人がしていることを全て書き出せ。それらが全て間違いだ。

    大衆というものは常に間違っていて、抜きん出た成果を手に入れ大きな成功を掴みたいのであれば他人と違うことを探す必要があるということです。
    それを探し続けて、失敗や挫折も繰り返しながら学び続けた人だけが、その先に初めて自由とお金というものがついてくるのだと思います。

    ここから先は、実際に大きな成功を掴んだ起業家たちがどんなメンタリティを持ち、何を考えて取り組んだ結果その成功を掴んでいるのかということを解説していきます。

    実際に、独立や起業をする時に、何を求め何を大切にして取り組めば成功する可能性が高くなるのかということを知りたい方は続きをどうぞ。
     
  • 一問一答「人が秘密をバラす理由とは?」【裏切りの心理学】

    2021-02-11 11:50  
    330pt
    あなたは人間関係で「そんな人だと思わなかった!」というような感情を持ったことはありますか?
    それはどのような状況だったでしょうか?
    それにより、今後はどうするべきだと考えたでしょうか?

    今回は、そんな人間関係における信頼や裏切りについての心理学がテーマです。
    軽々しく秘密をばらす友達に疑問を感じて、どう対処するべきなのかという質疑応答から、信頼できる相手を見抜き付き合うための心理学についてまとめてみたいと思います。

    Q. 「人が秘密をばらす理由とは何でしょうか? 友達に軽々しく秘密をばらす人がいます。自分にとっては信じられないのですが、そのような人とは距離を置くべきなのでしょうか? また、どのようにしてそんな人を見抜けばいいのか、見抜き方を教えてください。」


    なぜ信用できると思ったあの人に騙されたのか?

    やられたらやり返す+相手のミスを25%の確率で許すと人間関係はうまくいく
    やられたらやり返す+相手のミスを25%の確率で許すと人間関係はうまくいきます。
    そもそも、皆さんは信頼というものをどのようなものだと考えていますか?
    この人は信頼できる、信頼して話ができそうだと思える人はどのようにして見分ければいいのでしょうか。

    人間はなぜ信頼というものを感じるのか。
    どういう人が信頼を裏切らないのか、どういう人が裏切るのか。

    信頼関係というものがなぜ必要かというと、信頼関係を保っている方が生きるのに都合がいいからです。
    道徳的にということではなく、信頼関係があった方が生き残りやすいから信頼関係を作って、それを守ろうとするのが人間です。

    ある心理学で行なった実験があります。
    『裏切りをどこまで許せばいいか』

    「やられたらやり返す」という考え方があります。
    本当にやり返す方がいいのか、やり返さない方がいいのかという実験が行われています。

    信用していた人に裏切られたり、嫌な事をされたら、それをその相手に同じ様にやり返すという方法をとると、この方法が数学上では最も利益を出しやすいと言われています。
    数学上では、やられたらやり返す方法が最も良いということです。

    ところが、基本的に人間は必ずしも数学的な行動ばかりをするわけではありません。
    これはこのやり返す方法だけでは問題があるからです。
    相手に過失がない場合やどうしても仕方のない理由があったりする場合は、相手に害を与えるやり返す方法は出来ないため、そんな時々起こりうる人間の失敗やミスをどの程度ぐらいまで許容する事ができると、結果として一番いい形になるかということを調べた研究があります。

    それによると、およそ25%くらい許すような戦略を取ると最も利益が最大化されると言われています。
    これは、4回のうち1回許してあげるというぐらいが最も適切だということです。

    これをするためにひとつ簡単な方法をあげると、相手を許すかどうしようかと迷った時にはコインを用意してください。
    「コインを投げて、2回連続で表が出たら許す」と決めておくと丁度いいぐらいになります。
    そうすると、今回は表が出たから仕方ないし許してあげようと寛大な戦略が取れます。

    信用に一貫性はない~以前信用できた人が、今も未来も信用できるとは限らない

    特定の人が信用できるかどうかということに一貫性はありません。
    みんながみんな誰でも信用し始めるとただの平和ボケ状態になってしまいます。
    平和ボケ状態の社会は素敵なような気もしますが問題もあります。
    みんながみんな信頼できる人だったとしても、やはりイレギュラーな存在も生まれてくるわけで、そうなった時に信頼関係だけで結ばれている社会というのはすごく脆いということがあります。
    ひとりだけズルができる人がいると、その人が信頼関係で結ばれている人たちの持っている資源を奪い取ってしまうということが起こります。

    この信頼関係について、どうすれば無条件にいい結果が得られるかという事を調べた研究もありますが、あまり良い結果は導き出せていません。
    ではどうすれば、信頼できる人とそうでない人を見抜けばいいのでしょうか。
    そもそも信頼関係はどのように成り立つのでしょうか。
    皆さんは信頼できる人がいますか?

    信頼できる人かどうかを判断するとき、多くの人が人柄を見ています。
    「この人なら信頼できる」
    「この人なら・・・」
    と言います。

    相手の道徳心などから信用できるかどうかということを見ています。
    この前提には、人間の道徳心とか信頼感とか信頼度は不変だという考えがあります。
    この人なら信頼できると思った人は絶対に裏切らないし、信頼度は変わらないと考えているわけです。

    ところが、様々な研究者が調べた科学的な研究結果としては、人間の道徳心は変化するということがわかっています。
    あらゆる状況において、例えば、友達、職業、収入レベルなど、いずも変化する要因になり得ます。
    これがDaiGo師匠も動画で言っていた、相手が信頼できるかどうかということを判断する時には「相手が置かれた環境」に注目した方がいいということの意味です。

    つまり、信頼できる人がいつまでも信頼できるかどうかわからないということです。
    状況や、その時の感情によって、その相手との信頼関係に期待できる度合いが変化するわけです。
    相手を信頼するかどうかということを考える場合には相手の人柄だけを見るようにしないでください。
    大事なのは、その人の動機を見ることです。

    子どもが親を信頼出来る理由としては、生物学的に考えても当然子どもを守ってあげたいと思うはずですし、子どもを裏切っても親にとっては何を得することもないからです。
    これは友達でも職場でも同じことです。

    よく「あなたのこと信頼してたのに!」と裏切られた時のセリフがありますが、それは、その人の人柄が裏切ったわけではなく、その人のその時の環境と動機が裏切りやすい状況にあったということです。

    信頼できる人間を見抜き、あなたが信頼されるためのおすすめ本

    『ルシファー・エフェクト ふつうの人が悪魔に変わるとき』

    『心の中のブラインド・スポット: 善良な人々に潜む非意識のバイアス』
     
    『信頼はなぜ裏切られるのか―無意識の科学が明かす真実』

    ここから先は、
    そんな中でも、相手を信用できる人にするには何ができるのか?
    より具体的に信用できるかどうかを見分けるための方法は?
    ということと合わせて、逆に自分がなかなか信用してもらえず困ることもあると思いますので、
    そもそも人が疑われる原因とは何なのか?
    など、これらの疑問に対する答えを解説していきます。
    知りたい方は続きをどうぞ。