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記事 5件
  • (再配信)意志の力に頼らずに行動力を上げて「やりきる心理学」

    2019-10-30 11:50  
    306pt
    ▼やりきる心理学
    何かをやりきるというのは大変なものです。
    目標の立て方など色々な方法により達成率を上げることはできますが、それを知らずに、がむしゃらにやると余計に苦労してしまいます。
    ずっと疑問なことではありましたが、学校の授業では、道徳とか総合とか教えてくれても目標達成のための授業はしてくれません。教えることができる人がいないというのが答えになりそうですが、不思議で仕方がありません。
    以前、講演に行った際に「うちの生徒はダメなんで・・・」というようなことを言う教師がいて、喧嘩したという話を紹介したことがありますが、教師の方が間違っています。
    心理学の世界でも言われることですが、適切な教育を施すことによって、ほとんどの子供はある程度の知能レベルまで持っていくことができます。生徒のことをダメだと決めつけてしまっている学校と教師がダメなだけで、生徒に可能性がないわけではありません。
    タイプ分けが好きな教師もいますが、それは結局、やる気がある生徒とそうでない生徒の見分け方を知りたいと思っているだけで、やる気がない生徒をやる気があるようにさせるのが教師の仕事です。見分けることで自分ではなく、やる気のない生徒のせいにしたいという気にしか感じません。
    タクシーに乗って、目的地に着かないのをお客の乗った場所が悪いとでも言っているようなものだと思います。僕が講演に行って盛り上がらなかったのを観客のせいにするのもありえないわけです。
    そんな面倒な人達にはできるだけ関わらない方がいいと思いますが、やる気のある人たちのために、意志の力に頼ることなく自分の目標を達成するにはどうすればいいのかということを紹介します。
    今回の参考文献はこちらです↓
    より掘り下げて勉強したい人や、今日は他の人のやる気を引き出す話までは触れられませんのでそのあたりを知りたい方は読んでみてください。



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    ハイディ・グラント・ハルバーソン博士は意思力の研究ではなくモチベーション、動機づけの研究をされている方で、モチベーションと目標達成の専門家です。どうすればやる気が上がるのかだけではなくどうすれば目標達成に向けてモチベーションを維持できる心理状態にすることができるのかということを調べられていて、これはおすすめの本です。
    素晴らしい本なので、これを読んでいただいても結構ですが、より分かりやすくまとめて紹介します。ここから先の内容は・・・誘惑に負けそうになった時には?目標は具体的・高難易度のほうが能力UPwhyとwhatの思考法を使い分けて、難しいことにも挑戦できる
    自分のフォーカスタイプを知ればやる気も思いのままに
    意志の力なしで行動できる!条件型目標の立て方
     
  • (マインドマップを追加し再配信)メンタル弱い性格を変える10の介入行動

    2019-10-11 11:50  
    306pt
    ★好評につき、再配信です!
    ↓にマインドマップも追加しております。メンタルの弱い性格を変えて、感情を安定させるにはどうすればいいのでしょうか?
    2018年に南メソジスト大学が行なった15週間の介入実験で判明した内容です。
    全員のビッグファイブを調べた上で、その中から自分の変えたい性格を選んでもらいました。その内、自分の神経症的傾向をなおしたいと思った人に、特定のある行動をとらせたところ、15週間で神経症的傾向が高い参加者の性格が、本人たちが変わりたいと思っているメンタルが強く望ましい方向に変わったというものです。
    メンタルが弱いと言っても色々な意味合いがありますが、
    例えば、緊張や不安に弱いというのはわかりやすい特徴ですが、感情が不安定になりやすいという特徴があります。
    経営者の人ですぐに怒ったり激昂する人がいますが、この人たちはメンタルが弱い部類に入ります。態度が大きいということとメンタルが強いというのは違います。メンタルが強いというのは「動じない」ということです。
    メンタルの強い人になるということは、
    感情を安定させることができて、それによりパフォーマンスが安定するので、生産性も安定するということですから、これは、成功するためには欠かせない性格特性のひとつです。
    そんな自分を手に入れるのはどうすればいいのかということです。
    「動じない心」には、他にもメリットがあります。僕もテレビに出始めた頃は会ったこともない人に色々とネガティブなことを言われたり書かれたりしましたが、今は全く気になりません。筋肉少女帯の大槻ケンヂさんも本の中で良いことを言われていて「有名になるということは、会ったこともない人に殺したいほど憎まれるということ」だと言われていました。いろんなことを言う人がいましたが、それにいちいち動じていてはきりがありません。
    有名になると急に一方的にいろんな人に知られるようになるというだけで、誰でも長い間にいろんな人と会っていくと必ずその中には嫌な人もいます。そんな人にいちいち注意力や時間や労力を持って行かれては損でしかありません。
    ではどうすれば良いかというと、メンタルを強くして我慢するとかではなく、気にすることなく動じないようになることが大切です。
    このようなことに悩んでいる人も多いかと思いますので紹介させてもらいます。
    実験では被験者を2つのグループに分けます。
    片方のグループはコントロール群なので何もしません。
    もう一方のグループは自分の性格を変えてくれそうな10のアクティビティの中から毎週4つずつ選んでもらい実践してもらいました。
    今回この10のアクティビティを紹介しますので、皆さんもこの中から毎週4つずつ選んで(被っても結構です)実践してみてもらえたらと思います。
    毎週4つというのは覚えておいて忘れず続けることでができるのが4つぐらいが限界だというだけですので3つでも結構です。実験では参加者たちはこれを15週間行うことでメンタルが強い望む自分を手に入れたということです。まずは・・・マインドマップで内容の確認を。
    メンタルが弱い自分を変えるための10の行動
    メンタルを強くしてくれるアクティビティを紹介します。僕もテレビに出始めた頃メンタルがやばくなった時期もありました。
    そんな時にどうすれば良いかと悩み、いろんなことを試しましたが、今回ご紹介する内容と同じようなこともしました。
    性格について考える時に多くの人は、自分のメンタルがもっと強かったら挑戦するのに、自分がもっと外交的だったら人の輪の中に入って話もするのに・・・と考えがちですが、性格で行動が決まるというだけではなく、行動から変えると性格も変わるということで、今回紹介する介入行動がまさにこれです。
    いろんな本でも心を強くするためにこんなことをした方が良いということは、無数の方法が紹介されていますが、今回紹介する10の行動は科学的に効果があるということが証明されている方法ですので、どこかで聞いたことがあるようなものもあれば、そうでないものもありますが、それを区別して理解しておくことが大事です。
    1. 朝目が覚めたら「今日は楽しい行動を選ぶように心がけよう」と自分に言い聞かせる
    朝目が覚めた時に「今日は楽しい行動を選ぶように心がけよう」と自分に言い聞かせてください。これだけです。
    スピリチュアルぽいとか、当たり前だと思うかもしれませんが文面が大事です。
    「今日は楽しい行動を選ぶように心がけよう」です。
    今日は楽しい行動をするように心がけようではなく、楽しい行動を選ぶように心がけようです。
    これを自分に言い聞かせる時には、普段は楽しい行動も選択肢の中にあるのに、自分はメンタルの弱さのために楽しくない行動を選んでしまっている。つまり、自分の前に常に選択肢はあり、その中から自分がより楽しいと思える選択肢を人の目を気にすることなく自分で選択しようということを言っているわけです。
    例えば、会社の仲間で飲み会に行った時に最初のオーダーのとりあえずビールと「ビールの人?」と言われ自分はビールが飲みたいわけではなかったけれど、ついつい手をあげてしまったということがありませんか?
    ランチの後のコーヒーか紅茶のどちらにするかと聞かれて、他のみんながコーヒーだったから、紅茶が飲みたかったけれど合わせてコーヒーにしたということがありませんか?
    これがメンタルの弱い人たちの特徴です。
    目の前に自分にとって楽しい選択肢がありそれがわかっているにも関わらず、他人の目を気にしたり他人を気遣ってしまうために、わざわざ無駄に譲ってしまっています。
    このような、つまらないとか無駄だと自分でわかっているのに、わざわざその選択肢を選ぶことをやめましょうということです。それを朝決意するということです。
    これはもうひとつポイントがあり、メンタルの弱い人が結構しがちで朝に決してしてはいけないことがあります。朝起きた時に今日は何か嫌なことが起こりそうだとか何かしんどいことが起きそうだなとネガティブなことを考えてしまうと人間の IQ は下がります。自ら認知能力を下げていることになりますので、そういう意味でも朝の習慣としてはおすすめです。
    2. 辛いことがあった時には深呼吸をしましょう
    何か辛いことがあった場合には何度か深呼吸をしましょう。これも当たり前のような気がするかと思います。ところが、多くの人はこれをしていません。
    人間は呼吸によってメンタルをコントロールしています。
    僕たちは心臓の動きや血液の動きや体温といったものは無意識にコントロールされていて意識的にそれらをコントロールすることはできません。そんな中で意識でも無意識でもコントロールされているものが呼吸です。
    ですから、呼吸をコントロールすることにより、人間のメンタルは変えることができるのではないかという説が数多くあります。この行動は自分のメンタルを変えたいという時にも非常に重要だということが分かっています。
    何か辛いことがあったら何度か深呼吸をしましょうという非常にシンプルな行動ですが、ストレスを感じたら2〜3分でいいので少し落ち着いてゆっくり深呼吸をするだけでストレスは半減するということが分かっています。それほどまでに呼吸は重要だということです。
    胸に手を当てて考えてみてください。実際に普段深呼吸を意識して行なっていますか。
    呼吸は大事なものであり深呼吸もいいということはわかっていても、多くの人は意識してこの深呼吸をなかなかしていないものです。これは思っている以上にもったいないものです。
    ちなみに、 緊張している時には深呼吸を吐くことから始めてください。
    まずはゆっくりと力を出し切ってください。そうすると自然に吸うことはできます。人間は息を吸っているときは交感神経が働くので緊張しますが、息を吐いている時には副交感神経が優位になるのでリラックスできます。
    緊張している人がリラックスしようと深呼吸を吸うところから始めてしまうと、余計に緊張してしまいヘタをしたら過呼吸になってしまいます。緊張している人は、まずは息を全て吐き出すところからはじめてください。
    吸う時間と吐く時間の比率も大事です。リラックスする時は吐く時間を長くしてください。逆に朝起きた時や気合を入れたい時には吸う時間を長くしてください。そうすると活力が湧いてきます。自分のメンタルをコントロールするために呼吸をうまく使ってください。
    緊張を解いたりリラックスするために大切だとわかっていたこの方法が、性格を変えるためにも効果があるということがこの研究で分かったということです。
    今回大事なのは、呼吸が大事だということは分かっているとは思いますが、これを心がけて行動を変えていくだけでメンタルの弱さという性格まで変わっていくということです。
    いつも言っているとおり、人間は、自分の行動にどのような意味があるのか、どのような効果があるのかということを分かっていないと、そこから十分な効果を得ることができません。呼吸を変えるだけで継続すれば性格まで変わるということを認識した上で実践していただけたらと思います。
    ここから先の内容は、基本的には、ストレス対策やメンタルを安定させるために使える方法ですが、神経症的傾向を改善してメンタルの強い自分になるための行動の残りを紹介していきます。
     
  • (再配信)メンタル弱い性格を変える10の介入行動

    2019-08-06 11:50  
    306pt
    メンタルの弱い性格を変えて、感情を安定させるにはどうすればいいのでしょうか?
    2018年に南メソジスト大学が行なった15週間の介入実験で判明した内容です。
    全員のビッグファイブを調べた上で、その中から自分の変えたい性格を選んでもらいました。その内、自分の神経症的傾向をなおしたいと思った人に、特定のある行動をとらせたところ、15週間で神経症的傾向が高い参加者の性格が、本人たちが変わりたいと思っているメンタルが強く望ましい方向に変わったというものです。
    メンタルが弱いと言っても色々な意味合いがありますが、
    例えば、緊張や不安に弱いというのはわかりやすい特徴ですが、感情が不安定になりやすいという特徴があります。
    経営者の人ですぐに怒ったり激昂する人がいますが、この人たちはメンタルが弱い部類に入ります。態度が大きいということとメンタルが強いというのは違います。メンタルが強いというのは「動じない」ということです。
    メンタルの強い人になるということは、
    感情を安定させることができて、それによりパフォーマンスが安定するので、生産性も安定するということですから、これは、成功するためには欠かせない性格特性のひとつです。
    そんな自分を手に入れるのはどうすればいいのかということです。
    「動じない心」には、他にもメリットがあります。僕もテレビに出始めた頃は会ったこともない人に色々とネガティブなことを言われたり書かれたりしましたが、今は全く気になりません。筋肉少女帯の大槻ケンヂさんも本の中で良いことを言われていて「有名になるということは、会ったこともない人に殺したいほど憎まれるということ」だと言われていました。いろんなことを言う人がいましたが、それにいちいち動じていてはきりがありません。
    有名になると急に一方的にいろんな人に知られるようになるというだけで、誰でも長い間にいろんな人と会っていくと必ずその中には嫌な人もいます。そんな人にいちいち注意力や時間や労力を持って行かれては損でしかありません。
    ではどうすれば良いかというと、メンタルを強くして我慢するとかではなく、気にすることなく動じないようになることが大切です。
    このようなことに悩んでいる人も多いかと思いますので紹介させてもらいます。
    実験では被験者を2つのグループに分けます。
    片方のグループはコントロール群なので何もしません。
    もう一方のグループは自分の性格を変えてくれそうな10のアクティビティの中から毎週4つずつ選んでもらい実践してもらいました。
    今回この10のアクティビティを紹介しますので、皆さんもこの中から毎週4つずつ選んで(被っても結構です)実践してみてもらえたらと思います。
    毎週4つというのは覚えておいて忘れず続けることでができるのが4つぐらいが限界だというだけですので3つでも結構です。実験では参加者たちはこれを15週間行うことでメンタルが強い望む自分を手に入れたということです。
    メンタルが弱い自分を変えるための10の行動
    メンタルを強くしてくれるアクティビティを紹介します。僕もテレビに出始めた頃メンタルがやばくなった時期もありました。
    そんな時にどうすれば良いかと悩み、いろんなことを試しましたが、今回ご紹介する内容と同じようなこともしました。
    性格について考える時に多くの人は、自分のメンタルがもっと強かったら挑戦するのに、自分がもっと外交的だったら人の輪の中に入って話もするのに・・・と考えがちですが、性格で行動が決まるというだけではなく、行動から変えると性格も変わるということで、今回紹介する介入行動がまさにこれです。
    いろんな本でも心を強くするためにこんなことをした方が良いということは、無数の方法が紹介されていますが、今回紹介する10の行動は科学的に効果があるということが証明されている方法ですので、どこかで聞いたことがあるようなものもあれば、そうでないものもありますが、それを区別して理解しておくことが大事です。
    1. 朝目が覚めたら「今日は楽しい行動を選ぶように心がけよう」と自分に言い聞かせる
    朝目が覚めた時に「今日は楽しい行動を選ぶように心がけよう」と自分に言い聞かせてください。これだけです。
    スピリチュアルぽいとか、当たり前だと思うかもしれませんが文面が大事です。
    「今日は楽しい行動を選ぶように心がけよう」です。
    今日は楽しい行動をするように心がけようではなく、楽しい行動を選ぶように心がけようです。
    これを自分に言い聞かせる時には、普段は楽しい行動も選択肢の中にあるのに、自分はメンタルの弱さのために楽しくない行動を選んでしまっている。つまり、自分の前に常に選択肢はあり、その中から自分がより楽しいと思える選択肢を人の目を気にすることなく自分で選択しようということを言っているわけです。
    例えば、会社の仲間で飲み会に行った時に最初のオーダーのとりあえずビールと「ビールの人?」と言われ自分はビールが飲みたいわけではなかったけれど、ついつい手をあげてしまったということがありませんか?
    ランチの後のコーヒーか紅茶のどちらにするかと聞かれて、他のみんながコーヒーだったから、紅茶が飲みたかったけれど合わせてコーヒーにしたということがありませんか?
    これがメンタルの弱い人たちの特徴です。
    目の前に自分にとって楽しい選択肢がありそれがわかっているにも関わらず、他人の目を気にしたり他人を気遣ってしまうために、わざわざ無駄に譲ってしまっています。
    このような、つまらないとか無駄だと自分でわかっているのに、わざわざその選択肢を選ぶことをやめましょうということです。それを朝決意するということです。
    これはもうひとつポイントがあり、メンタルの弱い人が結構しがちで朝に決してしてはいけないことがあります。朝起きた時に今日は何か嫌なことが起こりそうだとか何かしんどいことが起きそうだなとネガティブなことを考えてしまうと人間の IQ は下がります。自ら認知能力を下げていることになりますので、そういう意味でも朝の習慣としてはおすすめです。
    2. 辛いことがあった時には深呼吸をしましょう
    何か辛いことがあった場合には何度か深呼吸をしましょう。これも当たり前のような気がするかと思います。ところが、多くの人はこれをしていません。
    人間は呼吸によってメンタルをコントロールしています。
    僕たちは心臓の動きや血液の動きや体温といったものは無意識にコントロールされていて意識的にそれらをコントロールすることはできません。そんな中で意識でも無意識でもコントロールされているものが呼吸です。
    ですから、呼吸をコントロールすることにより、人間のメンタルは変えることができるのではないかという説が数多くあります。この行動は自分のメンタルを変えたいという時にも非常に重要だということが分かっています。
    何か辛いことがあったら何度か深呼吸をしましょうという非常にシンプルな行動ですが、ストレスを感じたら2〜3分でいいので少し落ち着いてゆっくり深呼吸をするだけでストレスは半減するということが分かっています。それほどまでに呼吸は重要だということです。
    胸に手を当てて考えてみてください。実際に普段深呼吸を意識して行なっていますか。
    呼吸は大事なものであり深呼吸もいいということはわかっていても、多くの人は意識してこの深呼吸をなかなかしていないものです。これは思っている以上にもったいないものです。
    ちなみに、 緊張している時には深呼吸を吐くことから始めてください。
    まずはゆっくりと力を出し切ってください。そうすると自然に吸うことはできます。人間は息を吸っているときは交感神経が働くので緊張しますが、息を吐いている時には副交感神経が優位になるのでリラックスできます。
    緊張している人がリラックスしようと深呼吸を吸うところから始めてしまうと、余計に緊張してしまいヘタをしたら過呼吸になってしまいます。緊張している人は、まずは息を全て吐き出すところからはじめてください。
    吸う時間と吐く時間の比率も大事です。リラックスする時は吐く時間を長くしてください。逆に朝起きた時や気合を入れたい時には吸う時間を長くしてください。そうすると活力が湧いてきます。自分のメンタルをコントロールするために呼吸をうまく使ってください。
    緊張を解いたりリラックスするために大切だとわかっていたこの方法が、性格を変えるためにも効果があるということがこの研究で分かったということです。
    今回大事なのは、呼吸が大事だということは分かっているとは思いますが、これを心がけて行動を変えていくだけでメンタルの弱さという性格まで変わっていくということです。
    いつも言っているとおり、人間は、自分の行動にどのような意味があるのか、どのような効果があるのかということを分かっていないと、そこから十分な効果を得ることができません。呼吸を変えるだけで継続すれば性格まで変わるということを認識した上で実践していただけたらと思います。
    ここから先の内容は、基本的には、ストレス対策やメンタルを安定させるために使える方法ですが、神経症的傾向を改善してメンタルの強い自分になるための行動の残りを紹介していきます。
     
  • メンタル弱い性格を変える10の介入行動

    2019-05-06 11:50  
    306pt
    メンタルの弱い性格を変えて、感情を安定させるにはどうすればいいのでしょうか?
    2018年に南メソジスト大学が行なった15週間の介入実験で判明した内容です。
    全員のビッグファイブを調べた上で、その中から自分の変えたい性格を選んでもらいました。その内、自分の神経症的傾向をなおしたいと思った人に、特定のある行動をとらせたところ、15週間で神経症的傾向が高い参加者の性格が、本人たちが変わりたいと思っているメンタルが強く望ましい方向に変わったというものです。
    メンタルが弱いと言っても色々な意味合いがありますが、
    例えば、緊張や不安に弱いというのはわかりやすい特徴ですが、感情が不安定になりやすいという特徴があります。
    経営者の人ですぐに怒ったり激昂する人がいますが、この人たちはメンタルが弱い部類に入ります。態度が大きいということとメンタルが強いというのは違います。メンタルが強いというのは「動じない」ということです。
    メンタルの強い人になるということは、
    感情を安定させることができて、それによりパフォーマンスが安定するので、生産性も安定するということですから、これは、成功するためには欠かせない性格特性のひとつです。
    そんな自分を手に入れるのはどうすればいいのかということです。
    「動じない心」には、他にもメリットがあります。僕もテレビに出始めた頃は会ったこともない人に色々とネガティブなことを言われたり書かれたりしましたが、今は全く気になりません。筋肉少女帯の大槻ケンヂさんも本の中で良いことを言われていて「有名になるということは、会ったこともない人に殺したいほど憎まれるということ」だと言われていました。いろんなことを言う人がいましたが、それにいちいち動じていてはきりがありません。
    有名になると急に一方的にいろんな人に知られるようになるというだけで、誰でも長い間にいろんな人と会っていくと必ずその中には嫌な人もいます。そんな人にいちいち注意力や時間や労力を持って行かれては損でしかありません。
    ではどうすれば良いかというと、メンタルを強くして我慢するとかではなく、気にすることなく動じないようになることが大切です。
    このようなことに悩んでいる人も多いかと思いますので紹介させてもらいます。
    実験では被験者を2つのグループに分けます。
    片方のグループはコントロール群なので何もしません。
    もう一方のグループは自分の性格を変えてくれそうな10のアクティビティの中から毎週4つずつ選んでもらい実践してもらいました。
    今回この10のアクティビティを紹介しますので、皆さんもこの中から毎週4つずつ選んで(被っても結構です)実践してみてもらえたらと思います。
    毎週4つというのは覚えておいて忘れず続けることでができるのが4つぐらいが限界だというだけですので3つでも結構です。実験では参加者たちはこれを15週間行うことでメンタルが強い望む自分を手に入れたということです。
    メンタルが弱い自分を変えるための10の行動
    メンタルを強くしてくれるアクティビティを紹介します。僕もテレビに出始めた頃メンタルがやばくなった時期もありました。
    そんな時にどうすれば良いかと悩み、いろんなことを試しましたが、今回ご紹介する内容と同じようなこともしました。
    性格について考える時に多くの人は、自分のメンタルがもっと強かったら挑戦するのに、自分がもっと外交的だったら人の輪の中に入って話もするのに・・・と考えがちですが、性格で行動が決まるというだけではなく、行動から変えると性格も変わるということで、今回紹介する介入行動がまさにこれです。
    いろんな本でも心を強くするためにこんなことをした方が良いということは、無数の方法が紹介されていますが、今回紹介する10の行動は科学的に効果があるということが証明されている方法ですので、どこかで聞いたことがあるようなものもあれば、そうでないものもありますが、それを区別して理解しておくことが大事です。
    1. 朝目が覚めたら「今日は楽しい行動を選ぶように心がけよう」と自分に言い聞かせる
    朝目が覚めた時に「今日は楽しい行動を選ぶように心がけよう」と自分に言い聞かせてください。これだけです。
    スピリチュアルぽいとか、当たり前だと思うかもしれませんが文面が大事です。
    「今日は楽しい行動を選ぶように心がけよう」です。
    今日は楽しい行動をするように心がけようではなく、楽しい行動を選ぶように心がけようです。
    これを自分に言い聞かせる時には、普段は楽しい行動も選択肢の中にあるのに、自分はメンタルの弱さのために楽しくない行動を選んでしまっている。つまり、自分の前に常に選択肢はあり、その中から自分がより楽しいと思える選択肢を人の目を気にすることなく自分で選択しようということを言っているわけです。
    例えば、会社の仲間で飲み会に行った時に最初のオーダーのとりあえずビールと「ビールの人?」と言われ自分はビールが飲みたいわけではなかったけれど、ついつい手をあげてしまったということがありませんか?
    ランチの後のコーヒーか紅茶のどちらにするかと聞かれて、他のみんながコーヒーだったから、紅茶が飲みたかったけれど合わせてコーヒーにしたということがありませんか?
    これがメンタルの弱い人たちの特徴です。
    目の前に自分にとって楽しい選択肢がありそれがわかっているにも関わらず、他人の目を気にしたり他人を気遣ってしまうために、わざわざ無駄に譲ってしまっています。
    このような、つまらないとか無駄だと自分でわかっているのに、わざわざその選択肢を選ぶことをやめましょうということです。それを朝決意するということです。
    これはもうひとつポイントがあり、メンタルの弱い人が結構しがちで朝に決してしてはいけないことがあります。朝起きた時に今日は何か嫌なことが起こりそうだとか何かしんどいことが起きそうだなとネガティブなことを考えてしまうと人間の IQ は下がります。自ら認知能力を下げていることになりますので、そういう意味でも朝の習慣としてはおすすめです。
    2. 辛いことがあった時には深呼吸をしましょう
    何か辛いことがあった場合には何度か深呼吸をしましょう。これも当たり前のような気がするかと思います。ところが、多くの人はこれをしていません。
    人間は呼吸によってメンタルをコントロールしています。
    僕たちは心臓の動きや血液の動きや体温といったものは無意識にコントロールされていて意識的にそれらをコントロールすることはできません。そんな中で意識でも無意識でもコントロールされているものが呼吸です。
    ですから、呼吸をコントロールすることにより、人間のメンタルは変えることができるのではないかという説が数多くあります。この行動は自分のメンタルを変えたいという時にも非常に重要だということが分かっています。
    何か辛いことがあったら何度か深呼吸をしましょうという非常にシンプルな行動ですが、ストレスを感じたら2〜3分でいいので少し落ち着いてゆっくり深呼吸をするだけでストレスは半減するということが分かっています。それほどまでに呼吸は重要だということです。
    胸に手を当てて考えてみてください。実際に普段深呼吸を意識して行なっていますか。
    呼吸は大事なものであり深呼吸もいいということはわかっていても、多くの人は意識してこの深呼吸をなかなかしていないものです。これは思っている以上にもったいないものです。
    ちなみに、 緊張している時には深呼吸を吐くことから始めてください。
    まずはゆっくりと力を出し切ってください。そうすると自然に吸うことはできます。人間は息を吸っているときは交感神経が働くので緊張しますが、息を吐いている時には副交感神経が優位になるのでリラックスできます。
    緊張している人がリラックスしようと深呼吸を吸うところから始めてしまうと、余計に緊張してしまいヘタをしたら過呼吸になってしまいます。緊張している人は、まずは息を全て吐き出すところからはじめてください。
    吸う時間と吐く時間の比率も大事です。リラックスする時は吐く時間を長くしてください。逆に朝起きた時や気合を入れたい時には吸う時間を長くしてください。そうすると活力が湧いてきます。自分のメンタルをコントロールするために呼吸をうまく使ってください。
    緊張を解いたりリラックスするために大切だとわかっていたこの方法が、性格を変えるためにも効果があるということがこの研究で分かったということです。
    今回大事なのは、呼吸が大事だということは分かっているとは思いますが、これを心がけて行動を変えていくだけでメンタルの弱さという性格まで変わっていくということです。
    いつも言っているとおり、人間は、自分の行動にどのような意味があるのか、どのような効果があるのかということを分かっていないと、そこから十分な効果を得ることができません。呼吸を変えるだけで継続すれば性格まで変わるということを認識した上で実践していただけたらと思います。
    ここから先の内容は、基本的には、ストレス対策やメンタルを安定させるために使える方法ですが、神経症的傾向を改善してメンタルの強い自分になるための行動の残りを紹介していきます。
     
  • 意志の力に頼らずに行動力を上げて「やりきる心理学」

    2019-04-07 13:15  
    306pt
    ▼やりきる心理学
    何かをやりきるというのは大変なものです。
    目標の立て方など色々な方法により達成率を上げることはできますが、それを知らずに、がむしゃらにやると余計に苦労してしまいます。
    ずっと疑問なことではありましたが、学校の授業では、道徳とか総合とか教えてくれても目標達成のための授業はしてくれません。教えることができる人がいないというのが答えになりそうですが、不思議で仕方がありません。
    以前、講演に行った際に「うちの生徒はダメなんで・・・」というようなことを言う教師がいて、喧嘩したという話を紹介したことがありますが、教師の方が間違っています。
    心理学の世界でも言われることですが、適切な教育を施すことによって、ほとんどの子供はある程度の知能レベルまで持っていくことができます。生徒のことをダメだと決めつけてしまっている学校と教師がダメなだけで、生徒に可能性がないわけではありません。
    タイプ分けが好きな教師もいますが、それは結局、やる気がある生徒とそうでない生徒の見分け方を知りたいと思っているだけで、やる気がない生徒をやる気があるようにさせるのが教師の仕事です。見分けることで自分ではなく、やる気のない生徒のせいにしたいという気にしか感じません。
    タクシーに乗って、目的地に着かないのをお客の乗った場所が悪いとでも言っているようなものだと思います。僕が講演に行って盛り上がらなかったのを観客のせいにするのもありえないわけです。
    そんな面倒な人達にはできるだけ関わらない方がいいと思いますが、やる気のある人たちのために、意志の力に頼ることなく自分の目標を達成するにはどうすればいいのかということを紹介します。
    今回の参考文献はこちらです↓
    より掘り下げて勉強したい人や、今日は他の人のやる気を引き出す話までは触れられませんのでそのあたりを知りたい方は読んでみてください。



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    素晴らしい本なので、これを読んでいただいても結構ですが、より分かりやすくまとめて紹介します。ここから先の内容は・・・誘惑に負けそうになった時には?目標は具体的・高難易度のほうが能力UPwhyとwhatの思考法を使い分けて、難しいことにも挑戦できる
    自分のフォーカスタイプを知ればやる気も思いのままに
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