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  • 一問一答「あなたが一番やる気を出したいことは何ですか?」【やる気をつくる心理学】

    2022-01-04 13:00  
    330pt
    あなたが一番やる気を出したいことは何ですか?

    皆さんはすでに今年の目標に向かって進み始めていますか?
    今回はマストを意識してしまいやる気が出ないという方の相談をもとに、皆さんがより高いモチベーションを保ちながら、その目標を達成するための「やる気をつくる心理学」について解説させてもらいます。
    Q. どんな事に対してもマストを意識してしまいやる気が出ません。辛口でアドバイスをお願いします。

    なぜマストを考える人が行動できないのかということをまずは考える必要があります。
    自分が行動できないことを否定したりするのではなく、まずできないということは認めてもらい、なぜできないのかということを考えてください。

    例えば、僕の場合であれば今では毎日当たり前のようにしているバーピーも最初は正直きつかったです。
    きついとか毎日続けることが難しいと思った時に、なぜできないのだろうかということを考えました。
    そこで、朝早くにやろうとしすぎているのではないか、睡眠の質が悪いからではないか、朝にコーヒーでカフェインを入れて筋トレの疲れを取り除いてからした方が良いのではないか、というようになぜできないのだろうかということを考えました。

    結局僕たちにとって大切なのは工夫が全てです。
    工夫することが重要で想像力によって解決することができます。
    ですから、やる気に頼る必要もありませんし、こうならなければならないと考える必要もありません。
    必要なのは発想力です。

    超 発想力~思いつきをカタチにして人生を変える29の方法

    全てはアイデアの問題ですから、こちらは僕の本ですが発想力を鍛える方法を学んでみてください。

    以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。

    存在ではなく「どんな行為で満ち溢れた人生にしたいのか」を!

    今年の目標に向かってすでに走り始めている人も多いと思います。
    子供でも大人でも、誰かのようになりたいというような目標を立てると危険です。人間は自分以外の誰かになろうとすると、自分と他人を比べるので不幸になります。

    例えば、科学者になりたいとか医者になりたいとか、弁護士になりたいとか起業家になりたいと思ってしまうと、無意識のうちにも自分が憧れている科学者や医者、弁護士や起業家の人たちをモデリングします。
    憧れる人たちを意識してそんな人達のようになりたいと考えるわけです。

    そうではなく、科学をしながら生きていくとか、医療の現場に関わりながら生きていくとか、自由に本を読んで生きていくというように、自分の生き方を決めることができれば、それは自分の存在を変えるとかではなく、自分の存在はそのままで行動に注目して行動を変えていくということを意識することができます。

    どのような行為をしながら生きていきたいのか、自分の人生はどのような行為に満ちた人生にしたいのかということを考えれば、実際の達成度も上がりますし人生により希望が見えてくると思います。

    存在ではなく行動に焦点を当てるようにしてください。
    そうしないとモチベーションはどんどん下がってしまいます。

    やる気が出ない3つの大きな理由

    今回は、皆さんがそれぞれの目標に向かって進むためのモチベーションアップのテクニックとして、3つの理論に基づき解説させてもらいますが、すべて角度が違いますので、人によって使い方も変わってきます。

    やる気を高める方法については、いろいろありますが、なかなか自分にはしっくりこないという人もいると思います。
    これはやる気が出ない理由が人によって結構違うからです。
    それぞれのやる気が出ない原因と対策まで紹介させてもらいますので、自分に足りないと思うところを中心に取り組んでいただけると、思うようにやる気を作り出すことができると思います。

    やる気が出ない理由にはもちろん色々な理由があります。
    仕事でも勉強でも、別にやる気がないわけではないけれど、もっとやる気が出たらもっと成果も出て成功するに違いないと分かっているけれど、なんだか今ひとつそこまでのやる気が出ないという人が多いと思います。
    人類トップ12%のやる気を作り出して、今年こそ成功したいと思う方には参考にしてもらいたい内容です。

    理由その1 :自分のワークスタイルを知らない
    理由その2 :欲望を理解できていない
    理由その3 :セルフコーチング(やる気を出すための戦略)が間違っている

    これらが今ひとつやる気が出ない大きな理由です。
    自分のワークスタイルを知って、自分の欲望を上手に煽り、正しい戦略を採用すれば、やる気は勝手に出てくるし安定してきます。

    ワークスタイル尺度

    ポートランド州立大学のロバート・ビスワス=ディーナー氏が考案した仕事におけるモチベーションタイプを調べる尺度があります。
    人は仕事に対するやる気がそれぞれ違います。
    これを4つのタイプに分けて解説させてもらいます。


    ポジティブ・コーチングの教科書: 成長を約束するツールとストラテジー

    ロバート・ビスワス=ディーナーさんは、『ネガティブな感情が成功を呼ぶ』という素晴らしい本を書かれた方ですが、ポジティブ心理学をコーチングに応用した本も出されています。
    こちらはわりと読みやすくて参考になると思います。

    ワークスタイル尺度
    以下の5問に4点法で点数をつけてください。
    4=完全に当てはまる
    3=少し当てはまる
    2=当てはまらない
    1=全く当てはまらない
    質問A:私は常に時間どおりに作業を完了する。
    質問B:私の仕事の質は優れている。
    質問C:締め切りが迫らないとやる気が出ない。
    質問D:プレッシャーの中でもベストを尽くす。
    質問E:すぐにプロジェクトを開始するのが好きだ。

    それぞれの質問に対して、直感で結構ですので自分がどれだけ当てはまるかということを考えて1点から4点の点数をつけてください。

    採点
    A から E の質問のどの点数が高かったかということで、4つのタイプに分類されます。
    インキュベーター
    プランナー
    トリフター
    プロクラスティネーター

    他の質問に比べて比較的どの質問が点数が高いかということで、自分がどれに当てはまるか選んでみてください。

    A、B、C、Dの点数が高い場合=インキュベーター
    A、B、Eの点数が高い場合=プランナー
    Eの点数が高くてA、Bの点数が低い場合=トリフター
    C、Dの点数が高くて、A、Bの点数が低い場合=プロクラスティネーター

    例えば、5つの質問の中で自分が特に点数が高かったのが B とD とE だったとします。
    この場合は、どれにも当てはまらないような気がしますので、どうすればいいのかということも解説しておきます。

    Aが1点、 B が4点、C が2点、D が4点、E が4点となると、A、B、Eの点数が高い場合はプランナーですが、プランナーに近いような気がしますが A の点数が低いです。
    Eの点数が高くてA、Bの点数が低い場合はトリフターになりますが、これにも近いということになります。
    このような場合には、プランナーの面とトリフターの面の両方があると考えてください。
    点数から考えて、一番近いものはどれなのか選ぶようにしてください。
    自分がどれに当てはまるか、どれが一番近いのか選べたら、次のそれぞれの解説に進んでください。

    プロクラスティネーター:先延ばし
    最後まで仕事を先延ばしにしてしまい、中途半端に終わらせてしまうことが多いです。
    このタイプの人が問題なのは、自分の感情のコントロールです。
    このタイプに当てはまる場合には、感情のコントロールが苦手なためにやる気が出ていないことが多いです。
    このような方がやる気を出したいのであれば、先延ばし対策に取り組むようにしてください。

    対策:ワーストファーストアプローチ
    先延ばし対策をひとつだけ紹介しておきます。
    自分にとって一番嫌なこと、やりたくない事を1番に持ってくるやり方です。

    最も難しくて不快な作業から手を付けてしまえば、物事をスムーズに終わらせてしまうことができます。
    これは賛否両論あるかと思います。簡単な作業から手を付けた方が弾みが付くのではないかという意見もあります。確かにそういうやり方もあります。自分にとって合うものを決めてください。

    1番良くないのは、難しいことをやる日もあれば簡単なことをやる日もある、どっちから手を付ければいいのかわからない、どっちから先にやった方が先延ばしにしづらいのか、わかっていないということです。
    そのような方はワーストファーストアプローチがいいと思います。

    おすすめは、やるべき事に手を付けた時間を測っておくといいです。これを何回かやっておくと、自分にとって大事な事を今日は何時にどのくらいやったのかという時間を把握出来て、手際よく作業が出来る様になります。

    インキュベーター :締め切りに燃える
    このタイプの方は締め切りがあるとやる気が出てきます。
    このタイプの人も 最後まで仕事を後回しにする傾向があります。
    最後まで仕事を後回しにしがちですが、最終的には締め切りに間に合わせるタイプです。

    ギリギリにならないとエンジンがなかなかかかりませんが、一度エンジンが入るとすごい勢いで仕事を終わらせて、結果的に割といい仕事をします。

    このタイプの人は、締め切りに対してやる気が反応しやすいので、スモールゴールを設定したり細く締め切りを設けるようにしてください。

    テレサ・アマビールさんの『マネジャーの最も大切な仕事』でも紹介されていることですが、スモールゴールを達成していくことがとても重要です。
    ゲーミフィケーションの中でも、大きな目標を達成するために、そこまでの間にどれだけたくさんの小さな階段を登っていくのかということをカウントする進展フィードバックが重要だという話がありました。

    プランナー:計画大好き
    自分で仕事の戦略を立てたり長期的なプロジェクトを作ることがやる気につながるタイプです。
    3年とか5年かかるような長いプロジェクトであっても、あまり先延ばしすることがなく、計画を立てたらすぐに手を付けたいと考えます。

    このタイプの人は、計画や戦略に反応しやすいので、具体的な計画や長期的戦略を作ることでモチベーションが上がります。
    逆に、この計画を立てる際に上手にその計画や戦略を作ることができないと、それでモチベーションが出てこないということがあります。

    ですから、このタイプの人は科学的に正しい計画の立て方について学んでいただけると、勝手にモチベーションが上がっていきます。


    倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!
    科学的に正しい計画の立て方については、こちらの本を参考にしてみてください。

    トリフター:環境第一
    仕事に手をつけるのがとても早いタイプの人です。
    仕事に手をつけるのは早いですが、すぐに気が散ってしまい飽きてしまいやすいということもあります。

    このタイプの人は、気が散らないように頑張ろうと思っても無理ですので、徹底的に気が散らない環境設定を大切にしてください。
    これについては、過去の一問一答でも解説していますので、そちらも参考にしてみてください。
    環境を整えることで仕事や勉強に対するやる気が上がってきます。

    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「自宅での生産性を高めたい」【最強のデスクの整え方】

    自分のワークスタイルを理解しておくことが重要です。
    これをわかっていない状態で、仕事や勉強にもっとやる気を出そうとか、副業や起業のためにもっと頑張らないといけないと考えても、モチベーションを上げるという点では非効率になってしまいます。

    そして、自分がやる気が出てくるポイントがわかっても、それだけで走り続けるということも無理です。
    人間のやる気というものは、そもそもは欲望です。

    人間の欲望は色々とあるわけですが、人間のやる気を左右する欲望は4つあります。
    この4つの欲望を満たすと、人類トップ12%のやる気を作り出すことができます。
    そんな方法については、続きで詳しく解説していきますので ぜひチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「やる気がどうしても出てこない」【モチベーション】

    2021-04-13 11:50  
    330pt
    あなたは今どんなことに自分のモチベーションを向けていますか?
    そして、そのモチベーションを保つためにどんな工夫をしていますか?

    今回は、どうしてもやる気が出ずかなり追い込まれた状況になっている人からの相談をもとに、人のモチベーションについてまとめてみたいと思います。
    Q. 「ここ数ヶ月全くやる気が起こらず、貯金を使い果たして家賃も滞納し今月マンションを出ていかないといけない状況です。病気でしょうか? 厳しくアドバイスをいただけないでしょうか。」

    かなり厳しい状況のようですが、これに対してのDaiGo師匠のアドバイスは以下の通りでした。

    やる気が出ないだけでここまで行くというのは逆に凄いと思います。
    普通であれば、恐怖感や不安感に突き動かされるものですが、それがないということは逆に言えば鋼鉄のハートを持っているのかもしれません。

    そう考えると、まずは運動から始めてみるのが良いのではないでしょうか。
    運動さえもやる気が起こらず自分が変わる気もないと言うのであれば、僕の放送を観てお金もないのにスーパーチャットをして質問してくることはないと思うので、本当にやる気が出ない時は物理的に血流を上げるというのが一番いいのではないでしょうか。
    スクワットやバーピージャンプから始めてみて、無理やり血流を上げてやる気を引き出すというのは良い方法だと思います。

    それでもどうしても無理だという場合には、少し安直ではありますが、マンションも出ていかないといけないということですから禅宗系のお寺に行ってみるのも良いのではないでしょうか。
    瞑想やマインドフルネスの泊まりがけのコースを体験してみてください。

    現代人には、身の回りにやる気を奪う刺激物がたくさんあります。
    スマホや広告などあらゆるものにやる気を奪われている状態なのに、自分は全くやる気が出なくて駄目な人間だと思い込んでしまう人が結構います。
    泊まりがけのコースに行けば、この超常刺激と呼ばれる余計な外部の刺激を取り除く環境に自分をおくことができるので、お勧めとしては2週間から3週間ぐらいのコースを探して行ってみるのもいいと思います。

    他には、かなり久しぶりの友達に連絡を取ってみるというのもいい方法です。
    人間の性格というものは半分は人間関係で決まりますから、付き合う人が変われば、それだけで性格もやる気も変わる可能性はあります。

    あとは、成長マインドセットについて学んでみるのもいいと思います。

    マインドセット「やればできる! 」の研究

    成長マインドセットではなく硬直マインドセットになっていると、人はどうしてもやる気が出ないものです。
    マインドセットが原因なのであれば、こちらの本を読むことで何とかできるかもしれません。

    ということでした。

    まとめると、
    運動で血流を上げてやる気を引き上げる
    瞑想やマインドフルネスの泊まりがけのコースに参加して超常刺激を取り除く
    久しぶりの友達に連絡を取り人間関係を変えてみる
    成長マインドセットについて学ぶ

    この4つの切り口を紹介していました。

    今回は、相談者の人ほど追い込まれた状況ではなくても、人それぞれ様々な状況でモチベーションについて悩んで力になることはあると思いますので、参考になるであろう知識をいくつか紹介させてもらった上で、師匠の紹介している4つについてまとめてみたいと思います。

    本業と副業を両立させてハイブリッドモチベーションを手に入れる
    本業とは別の副業を行うことによって、人間関係も良くなり本業も副業も両方の仕事の効率が上がるという研究があります。
    未だに副業を禁止にしている企業も結構あるようですが、これはもはや時代遅れと言わざるを得ません。

    この研究では、このような古い企業でよく言われるように、本当に副業をすることによって本業に対するモチベーションが落ちてしまうのかということを調べています。

    同じような研究はいくつかありますが、どの研究を見ても、複数の仕事を持っている人はどちらの仕事も同じようにモチベーションが高かったということが示されています。
    本業と副業を両立させているハイブリッドワーカーは、本業でも副業でも同僚や仲間を助けるモチベーションが高いという傾向が確認されています。

    ここがとても重要なポイントだと思います。
    副業を持っている人の方が本業の同僚や仲間に対して協力的になれるし、協力的になるから自然と人間関係も良くなります。
    そう考えると、そもそも企業としては副業を禁止にするどころか、副業を推奨、もしくは義務化した方が良いのではないかと思えるぐらいの結果が確認されたとも言えます。

    社内の人間関係を良くして、協力的な組織を作りたいのであれば、副業ができる状況にするのが効果的だということです。
    皆さんももし副業をするのであれば、それにより大した利益にならなかったとしても、本業での人間関係を良好にしてくれる可能性はあります。

    さらに、本業に対するモチベーションも下がりません。
    本業と副業の両方をしているハイブリッドワーカーは、本業も副業も同じように高いパフォーマンスを発揮するということが分かっています。
    一方の仕事がもう一方の仕事に悪影響を与えるということはこの研究では確認されていません。

    主婦の方も人間関係のために副業をおすすめ
    このように考えてみると、本業と副業を両立している人は確かに時間の使い方もうまくなりますし、これは主婦の方でも同じことが言えると思います。

    専業主婦だけをしている人よりも、専業主婦をしながら副業として投資をしているとか、専業主婦をしながらヨガの先生をしている、専業主婦をしながら料理教室をしているとような人の方が時間の使い方が上手ですし、そんな人と話していても心に余裕があるように感じるものです。

    子育ても家事も大変でしょうし、そんな中で色々なことをして周りから考えると大変なことのように思えますが、それを両立しているからこそ人間関係において協力的になるのだと思います。
    それにより良い人間関係を保つことができて、効率よく物事を進めることができるのだと思います。

    主婦の方も人間関係のためにも副業を始めるというのは良いことだと思いますし、それはストレス発散にもなるのでなおさら良いのではないでしょうか。

    注意するべき点も
    ただし、ひとつだけ注意する点もあります。
    どうしても家庭と仕事の対立という問題を抱える可能性は高くなると言われています。
    必ずしもその問題が表面化するというわけではありませんが、家庭に対するケアを忘れないように心がけていないと、本業と副業の両方をしている人はどうしても忙しくなってしまうために、家庭に対する配慮が足りなくなる可能性があるということです。

    この点だけ注意しておけば、副業はした方がいいということを様々な研究が示しています。
    家庭の環境を良くするためのコミュニケーションテクニックとしてはアサーションもあります。
    アサーションのテクニックも併せて使いながら副業を行うようにすれば、副業によるメリットの部分だけを得ることができるのではないでしょうか。

    やる気を38%も引き上げる方法
    モチベーション研究でとても有名なアイエレット・フィッシュバック氏の調査で分かったことがあります。
    以前話題になった『やり抜く力 GRIT(グリット)』という本がありましたが、この本のアンジェラ・ダックワース氏もこの研究には携わられています。

    この研究の中では、様々な実験も行われていますが、簡単にまとめると、僕たちがもし自分のモチベーションを上げたいのであれば、自分のやる気を上げる方法がないかと人に尋ねるのではなく、やる気が上がらなくて困っている後輩に対して、自分だったらどのようにアドバイスするかということを考える、つまり、やる気をあげるのであればアドバイスをもらうのではなく他人にアドバイスをしなさいということです。

    4つの実験で構成されていますのでそのうちの1つを軽く紹介します。
    318人の学生を2つのグループに分けて、片方のグループにはやる気のない下級生や後輩にアドバイスをする手紙を書いてもらい、もう一方のグループには自分の先生からモチベーションを上げるにはどうすればいいのかというアドバイスを手紙でもらいました。
    後輩にアドバイスをしたグループ
    先生からアドバイスをもらったグループ
    の2つのグループに分けました。
    その結果、後輩にアドバイスをしたグループの圧勝だったということです。

    書いた手紙の内容としては、後輩にアドバイスをしたグループは、後輩たちのモチベーションが上がらない、意欲が上がらないというような、様々な相談が書かれた紙を渡されて、それに対してひとつずつ答えていき、みんなの悩みに答えるような感じです。

    先生からアドバイスをもらったグループは、例えば勉強をしようとしてもやる気が出ない時には、自分が全力を出した時の経験を思い出してみようとか、工夫できるところはないか考えてみましょうというような、よくあるアドバイスをもらいました。

    どちらのグループも週に1回の実験のセッションに参加してもらい、3週間ほど続けました。3週間の介入を行い勉強量を測定しました。
    2つのグループの実際の勉強量を比較したわけです。

    結果としては、後輩にアドバイスをしていたグループの方が38%も多く勉強していました。
    これは単なるモチベーションだけの話ではなく実際の勉強量が38%も多かったということです。
    週に1回アドバイスを誰かにするだけで自分のモチベーションが継続的に上がるわけです。
     
    モチベーションアップに必要なものとは?
    ちなみにこの研究の他の実験は、ダイエットや貯金、転職や職業探しということに対するモチベーションを調べています。
    結果としてはどれも同じようなことが確認されています。

    モチベーションのタイプや目的、自分の行動目的にかかわらず、他人にアドバイスをあげようそういうことをしたグループの方があらゆる成績が良かったということです。
    ですから、
    困っている時こそ他の人にアドバイスをしましょう!
    研究者のコメントとしては、他人にアドバイスをあげようとすると、自分の頭の中でどういう行動を取るべきなのかとか、そのために何をすればいいのかということを考えます。
    漠然と勉強しなくてはとか、本を読まなくてはとか、行動しなくてはと考えている人はどこから手をつけていいのかが分からない人がほとんどです。
    具体的な行動が頭の中で組み立てられていないわけです。だから行動に繋がらないとなります。

    ところが、このアドバイスを与えるということをすると、自分だったらどうするかとか、どうすればうまくいくのかということを頭の中でシミュレーションしなくてはいけないので、それだけでもモチベーションが一歩進んだ状態でスタートすることができるということです。

    具体的なアクションを思い描くということと、実行意図というモチベーションアップに欠かせない要素が刺激されるので効果があるのではないかとされています。

    勉強をする場合も仕事をする場合も、行動を起こしたいのであればその行動するためのメリットや理由を書き出すというよりも、具体的なプロセスを書き出した方が行動は早くなるという話がよくありますが、これと同様に具体的な行動に落とし込めるかどうかが大事ということです。

    逆にアドバイスを受けるのはどうなのかということですが、モチベーションが下がっている時にアドバイスを受けるのはあまり良くありません。
    困った時に専門知識を持っている人からアドバイスを受けるのはいいですが、モチベーション自体が下がっている時に上からアドバイスを受けると、逆にやる気がなくなってしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。

    これはモチベーションが下がっている時に、上からアドバイスを受けると自分の能力自体が低いという感覚に陥ります。
    能力が低いというような印象を持ってしまい下手をすると心に傷を負う人もいます。

    ですから、他人にアドバイスをするのであれば、どうするのかを考えてみてください。
    アドバイスは求めていない人にアドバイスをしてはいけません。他人にアドバイスを求められるような場所に行って、自分の経験やうまくいった方法を考えてアドバイスをするだけで、皆さんのモチベーションはどんどん上がっていくし、求めてアドバイスをもらった人たちも喜んでくれるはずです。

    皆さんも自分のモチベーションを上げるために色々な人にアドバイスをしてみてください。

    休日を充実させてモチベーションを上げるには
    自宅で過ごす時間が増えている人も多いでしょうが、何にも考えずに休日を過ごすのは勿体ないです。
    なんとなく過ごした場合の旅行やイベントで得た喜びはたった2週間しか続かないと言われています。
    エラスムス&アイダホ大学の研究でこれを11週間に延ばす方法があります。

    休日を充実させて過ごす事でモチベーションが上がって、より良い仕事が出来る様になって、きちんと成果を出せるようになる。
    そうする事で、またいい休日を過ごす為のお金を稼ぐ事も出来るようになります。

    休日の喜びを増やすには3つのCが必要です。
    Challenge(チャレンジ):挑戦
    Controllability(コントローラビリティ):自分の思い通りに動くという意味
    Careful planning(ケアフル プランニング):綿密な計画を立てる
    これを満たすだけで、モチベーションが上がる様になります。

    旅行をしたり、新しいことに取り組むことで脳が刺激されて幸福感が上がり、モチベーションが上がります。
    ただ旅行に行くだけだと幸福感の継続は2週間しか持ちません。
    ではどうすればその幸福感を継続させることが出来るのでしょうか?
     
    幸福度を持続させるあることとは
    ドイツの研究でわかったことがあり、あるることをした人たちだけは例外で旅行やイベントで得た喜びが続いていたということが分かっています。

    そのあることとは『計画』です。

    旅行だけに限らず、休みの日や自宅で過ごす時間の計画は綿密に立てた方が良いということがわかっています。
    これはどういうことかというと、人間は想像力を働かせて計画を立てるのが好きだからです。
    人間は自分の人生を自分でコントロール出来ているという感覚を持てば持つほどモチベーションも幸福度も上がります。

    休みの日にどんな行動を取って、どういったことをするのかを綿密に、絶対に自分の無理のない様に、確実に目標を達成出来る程度の計画を立てると良いわけです。

    ポイントは、綿密に時間を決めてスケジュールを立てるんわけですが、ギチギチにして無理をしてはいけません。ギチギチに予定を詰め過ぎて、思った様に予定が進められなかったとなるのは最悪です。
    自分の思った通りに予定が進まなかった場合、それがストレスの原因になります。

    詰め込みすぎず、予定していることと同じ時間、例えば2時間映画を観たら、次の予定までの何もしない時間を2時間取ると良いです。
    予定の詰め込み具合は半分くらいが理想的です。
    終わりの予定時間を入れなくても、始まりの予定時間はきっちり入れておきましょう。その予定が上手くいくと、色んな事が上手くいく感覚になります。自分の思った通りの理想通りの素晴らしい1日を過ごすことが出来たという感覚がとても大事です。

    自分の人生を自分でコントロールすることができているっていう感覚を持つことによって、モチベーションと幸福度が高くなるというのは、生産性の高い起業家の場合も同じです。
    生産性の高い起業家は自治性(自己コントロール感)を最も重要なモチベーションとして持っているということが分かっています。

    自分で自分の未来を選択したい、自分で自分のなすべき仕事を決めたい、という仕事における自由を求めた人たちは、モチベーションが最も高かったということです。
    他の人に左右されるのではなく、自分の力で自分の未来を切り開き、自分の人生は自分でコントロールしたいという欲求が起業家にとっても重要だったわけです。

    皆さんも休日や自分の時間を上手に使って日々のモチベーションをアップしながら幸福度を高めてください。

    いくつかモチベーションを上げるために役に立つであろう知識を紹介させてもらいました。
    ここから先は、DaiGo師匠のアドバイスにあった4つのポイントについてさらに掘り下げていきたいと思います。
    運動で血流を上げてやる気を引き上げる
    瞑想やマインドフルネスの泊まりがけのコースに参加して超常刺激を取り除く
    久しぶりの友達に連絡を取り人間関係を変えてみる
    成長マインドセットについて学ぶ

    モチベーションを保ちながら自分のやるべき事を達成し、日々成長していきたいという方は続きを是非チェックしてみてください。
     
  • 【ノート術 後編】モチベーションアップのためのノート術

    2020-05-18 11:50  
    306pt
    「【ノート術 前編】モチベーションアップのためのノート術」では、ノートには隙間が重要で、余白があれば人間はそれを埋めたくなるものだから、何かしら思いつきそうな分だけ隙間を空けておけば、アイデアやつながりが生まれるという話を紹介しました。

    アイデアを生み出すノート術

    では、どのようにしてアイデアを作ればいいのかということを説明していきます。

    例えば、読んでいる本で、「韻文は、本来神々に直接語りかけるものであり、魔術的な力を備え、人間の心の源泉部分に働きかける・・・」という文章があったとしたら、まずはキーワードとして「ニーチェ」と書きます。

    実は、心理学でも口調のいい格言は、散文的な言葉よりも正しいと判断される可能性が高いと分かっているので、「名言」「正しい」とか書き込みます。

    以前紹介した、「DaiGo流ノートの取り方講座」では、3ワードノート術として、後から復習した時に、「ニーチ
  • (再配信)コロンビア大学【8つの集中力タイプ診断】自分に合った集中状態への入り方を見つける方法

    2020-03-05 11:50  
    306pt
    集中力を起動するためのテクニックを紹介します。
    2013年のコロンビア大学のハイディ・グラント・ハルバーソン氏の研究で、モチベーションやる気と集中力に関する先行研究のレビューを行なっています。
    モチベーションとは何かに対してやる気を感じて行動を起こすということであって、集中力とはひとつのことに意識を向け続けるための力ですから、モチベーションと集中力というものはなんとなく似ているようではありますが違うものです。そのような研究をレビューしたところ、実は、集中できない人というのはいないのではないかということです。集中の仕方やモチベーションが上がるタイミングや要素といったものが違うだけではないのかとされています。
    集中力のタイプには8つのタイプがあり、自分がそのうちのどれに当てはまるのかということを認識しておかないと、間違った自分に合わない方法ではうまくいかなくなってしまうということです。
    そこで
  • 仕事のモチベーションを700%アップする!人生を変える友人と人脈の科学

    2020-02-10 11:50  
    306pt

    仕事のモチベーションを700%アップする!人生を変える友人と人脈の科学
    <冒頭部分>動画▶︎https://youtu.be/MBBSa8KU2-Qブログ▶︎https://daigoblog.jp/life-personalconnections/概要としては、付き合う友達によって健康も仕事も変わる職場に少なくとも3人の友達がいるだけで、人生の満足度は96%も上昇する職場に3人以上の友達がいると自分の給料への満足度も200%も上昇する職場に最高の友人がいる場合には仕事に対するモチベーションは700%もアップする「最高の友達」とは?年齢関係なくお互いに切磋琢磨して成長していくことができる関係が最高の友達仕事上のトラブルも減少しより新しいイノベーティブなアイデアが出やすくなるという効果も▼おすすめ本



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  • コロンビア大学【8つの集中力タイプ診断】自分に合った集中状態への入り方を見つける方法

    2019-11-11 11:50  
    306pt
    集中力を起動するためのテクニックを紹介します。
    2013年のコロンビア大学のハイディ・グラント・ハルバーソン氏の研究で、モチベーションやる気と集中力に関する先行研究のレビューを行なっています。
    モチベーションとは何かに対してやる気を感じて行動を起こすということであって、集中力とはひとつのことに意識を向け続けるための力ですから、モチベーションと集中力というものはなんとなく似ているようではありますが違うものです。そのような研究をレビューしたところ、実は、集中できない人というのはいないのではないかということです。集中の仕方やモチベーションが上がるタイミングや要素といったものが違うだけではないのかとされています。
    集中力のタイプには8つのタイプがあり、自分がそのうちのどれに当てはまるのかということを認識しておかないと、間違った自分に合わない方法ではうまくいかなくなってしまうということです。
    そこで