-
一問一答「あなたは自由に生きるために何が大切だと思いますか?」【お金と人間の消費行動】
2021-09-30 12:00330pt
あなたは自由に生きるために何が大切だと思いますか?
Q. いつかDaiGoさんのように自由に生きたいです。そのためのアドバイスをお願いします。
多くの人が、
周りと違うことがしたい、
自由に生きていきたい、
お金持ちになりたいと思っているのに、
評価の部分だけはみんなを参照してしまいます。
そうなれば当然ですが、いつまでたっても新しい事なんて出来るはずがありません。
誰もしないこと、
みんながしないこと、
これをするからこそ成功するわけであり、
みんながしないことをするからこそ、自分は他人とは違う独自性を持っていて、
みんなができないことをしているから、自分は自分で人生を選んで決めていて自由に生きている、
そんな感覚を持つことができます。
それなのに、なぜか評価の部分だけはその他大勢に委ねようとしてしまいます。
みんなと違うことをすればディスられることもあります。
批判されたり炎上することもあります。
一瞬はみんなと違うことをしたいと思うけれど、
それらの圧力に耐えることができず、
他人と違うことの圧力に耐えることができず、
結果的にできないことが増えていき結局諦めるわけです。
ですから、自由な人生を生きていきたいと言うのであれば、
自分が何をするのかということを決めるだけでは不十分です。
自分が他の人とは違うこれをやりたいということを決めると同時に、
それをどう評価するのか、
独自の評価基準を同時に決めておかないとダメです。
以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。
前回は、経済的な豊かさを手に入れるための行動や考え方について、実際の富裕層の特徴について調べた研究などを基に解説させてもらいました。
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
一問一答「経済的豊かさを手に入れるために何を大切にしていますか?」【お金が増える行動】
今回は、自由に生きるための心理学について、さらに富裕層にまつわる研究をもとに、なぜお金持ちはどんどんお金持ちになり、そうでない人はますます苦しくなるのか、お金と人間の消費行動について解説させてもらいます。
あなたにとってお金とは何ですか?
DaiGo師匠は、いつもお金とは自由だと言ってきました。
お金のために自由をなくすのは愚かなことです。
自由のためにお金をなくすことはいいと思っています。
完全に自由になることができるのであれば、お金は必要ありません。
自分にとっての自由を達成することができれば、それでいいのではないかと思います。
お金だけを求めてしまうと、最終的に何を求めてお金を手に入れたのかが分からなくなってしまいます。
そうなると、お金を持っていることをただ自慢したくなり無駄なことにお金を使ってしまいます。
お金自体には価値はありません。
自由と引き換えてもらうための引換券だと考えるのがいいのではないでしょうか。
お金自体よりも、お金を使って何を手に入れるかの方がはるかに大事ですから、そのあたりを大切にしていただけたらと思います。
お金で後悔しないためのおすすめ本
ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 文庫 (上)(下)セット
人間というものはバカなお金の使い方をするものです。
投資でもとても頭のいい人たちがなぜかろくな分析もすることなく間違った投資にお金を使ったりしてしまうことがあります。
これは人間にはバイアスというものがあり元々自ら落とし穴にはまる性質を持っているからです。
その落とし穴にはまりづらくなるための方法を教えてくれるのがこの本です。
人間がなぜ選択を間違えてしまうのかということを教えてくれる素晴らしい本です。
所属欲求に惑わされず自由を手に入れる!
人はみな、仲間を求めています。
もっと言えば、何かの集団に自分が所属していたいと思う、所属欲求をもつ生き物です。
この所属欲求とは、
「あるグループに所属していたい」という欲求です。
この欲求の面白いところは、実際に所属していなくても、
そんな気分にさせてくれるならそれで満足してしまうという点です。
例えば、お金持ちのグループへの所属欲求がある人は、どんな行動を取ると思いますか?
<1>努力して成功して富を手に入れる。
<2>成功者の持っていそうなものを購入して金持ち気分に浸る。
ほとんどの場合、<2>が選択されます。
人はとかく怠け者で、簡単な選択を選ぶからです。
わかりやすい例で言うと、余程のクルマ好きを除けば、貯金を全部はたいて高級車を買う人などは<2>にあたります。
しかし、実際に富を手に入れたいのであれば、クルマにお金を使うより事業を起こしたり投資をしたりするほうがお金持ちには近づけるわけです。
さらに悪いことに、所属しているつもりになると現状に満足して努力をしなくなります。
このような行動をすると、夢が遠のいてしまうと言えるでしょう。
あなたも、見せかけの所属欲求に惑わされないようにご注意ください。
金持ちの貯金と貧乏人の貯金
前回の一問一答では、結局のところ「当たり前のことを確実に続けることができているかどうか」ということが大切だという結論に至りました。
無駄遣いをせず万が一に備えて貯金をすること、
これを言うと誰でも当たり前のことだと考えます。
ところが、貯金や貯蓄についても、お金持ちと一般人とではその当たり前がそもそも違うようです。
お金がない人は、10円や100円ならいいかなと考え、1000円や2000円になってくると高いなと思います。
お金持ちは、価格ではなく価値で見ています。
つまり、10万円の価値があるものが1万円で買えるのであれば、迷うことなく1万円を出します。
ですが、1000円のものでも、それがネットで500円で買えるのであれば買わないという判断をします。
要するに、物が持っている価値を下回る価格で常に買おうと考えるのがお金持ちです。
ところが、貧乏人の人はなんとなく株価が上がっているから自分もそれに乗っかろうとしてその株を買います。
それ自体の価値を見るのではなく価格しか見ていないのが貧乏人です。
結局、お金というものに対して、その価格だけを見て踊らされるのが一般人で、お金持ちはその価値を冷静に見極めるわけです。
無駄遣いは良くないのは当たり前だと言いますが、その無駄遣いさえもお金持ちと一般人ではそもそも考え方が違うということです。
貯金が大切だと誰でも当たり前だと言います。
ところが、一般的な統計では18歳から20歳の若い人たちはこの考え方をほとんど持っていなくて、30歳を超えてからようやく考え始めます。
コツコツと節約して貯金して、資産運用していくことが大事だというのはほとんどの人が理解していると思いますが、それもほとんどの場合30歳を超えてからだということです。
もちろん今からでも遅いということはありません。
子供の頃からこのような考え方を親にちゃんと教えてもらっておくと、若い時から始めることができます。
そうなれば、当然ですが周りの人達と大きな差が付きます。
ほとんどの人は無駄遣いをしていてもそれに気づくことはありません。
そして、自分は出費には十分に気をつけているほうだと思っています。多少の贅沢はしていたとしても、十分に気を配っている方だと思っています。
お金とは自由です。
自由が欲しいと言いながら、多くの人がその自由を無駄に浪費していて、その無駄な浪費に気づくこともできていません。
まずはその自分の浪費をなくすことから考えなければ、求めているものが手に入るはずもありませんので、ここから先はその無駄な浪費に気づいて自由を勝ち取るための方法について解説していきます。
1 / 1