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一問一答「あなたは、毎日をどんな行動で満たしたいですか?」【焦りをなくす時間術】

あなたは、毎日をどんな行動で満たしたいですか? DaiGo師匠の質疑応答でも、結局時間の使い方に行き着く相談は多いです。 今回は、将来死ぬのがもったいないという方の相談をもとに、毎日の焦りをなくし、有意義な時間で満たすための心理学を紹介させてもらいます。 「毎日楽しく幸せですが、将来死ぬのがもったいないと思ってしまいます。」 将来死ぬのがもったいないというのは、要するに、自分の生きている時間を最大化したいという意味だと思います。 であれば、そんなことを考えて悩む時間を行動することに使ってください。 人間関係でも仕事でも物でも何でも同じですが、無駄なものを捨ててみてはどうでしょうか? 捨てれば捨てたぶんだけ時間が手に入った感覚を得ることができます。 自分の時間を最大化したいのであれば無駄をなくすことをしてみてください。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 時間に追われて生きていくのか、時間を追い越すのか。 時間に対して常に余裕を持って生きている人たちがいます。
時間に余裕を持っているか、時間に追い立てられているか、この違いはただ単に暇かどうかということではありません。 
お金にどれだけ余裕を持っている人であっても、いつも忙しい忙しいと追い立てられていて幸福度が低い生活をしている人もいれば、お金に決して余裕はなくても、自然の中で家族とのんびり幸せに暮らしていて、時間に余裕がありながらも生産性が高い人もいます。 時間に追われていると、一瞬自分が有意義に時間を使っているような気になります。 
ところが、実際に長期的に幸福度や健康度を測定してみると、時間に追われている人の方が圧倒的に不幸で不健康です。 今回は時間に余裕を持って生きていくことができる方法についてです。
 時間に追われながら毎日仕事をするのではなく、ある意味時間を追い越して仕事するにはどうすればいいのかということを解説します。 
1日24時間という時間は変えられませんが、時間の使い方と働き方を変えるだけで、はるかに時間に余裕を持って生きることができるようになります。
 ハードワーカーで成果を出すことができるのはごく一部の天才だけ 多くの人が思ってるほど、時間に追い立てられている人は実際には仕事ができていません。
毎日時間がない時間がないと言いながら忙しく仕事をしている人は、仕事を頑張っているようには見えます。
 ところが、実際にはこのような人が大した成果をあげることもできていません。 ごく一部のミリオネア達は確かにハードワーカーです。 
そんな人達を見て、忙しく働いている人はかっこいいというようなイメージを持つ人が多いですが、それはごく一部の限られたミリオネア達だけの話です。 
そういう人達は特別なだけで、僕たちのような普通の人がそんな部分だけを真似しても意味はありません。 
1日の労働時間を普段の倍にしても集中力も生産性も下がらないような特別な人たちが、大企業のトップになったり何かで大きな成功を成し遂げてミリオネアになったりします。 普通の人たちが同じようなことをしようとすれば、健康被害が出たり集中力が落ちて、むしろ生産性は普通に働くよりも落ちてしまいます。
余計なミスをして被害が大きくなったり、そのようなデメリットが必ず出ます。 
そんな被害が起きないごくごく一部の天才たちが輝いて見えるだけです。 野球でもテニスでもゴルフでも同じですが、そんなスポーツを趣味にしている人は多いと思います。
そういったスポーツをしていて、そのスポーツのプロの選手と同じレベルの練習をしようとはしないはずです。 
ところが、これが仕事になると、多くの人がこれをしようとしてしまいます。
トップレベルの天才たちが1日10時間働くと聞くと、自分も同じぐらい働いて頑張らないといけない、週末も休んでいる暇なんてないと考えてしまいます。 時間に関してはこの問題が起きてしまいやすいです。
 スポーツの場合は、プロと同じ練習をしようとしてもできないことに気づくでしょうが、時間の使い方に関しては、ただ10時間働くだけであればだらだらと仕事をすることはできてしまいます。 
実際には、眠い目をこすりながらほぼ机の前に座っているだけであっても、何の成果も出ていなくても、10時間働くということはできてしまいます。 仕事でも人生でも成果というものは後からついてくるものです。
 スポーツやゲームのように成果はすぐ出るものではありませんので、時間を長く使うことによって、多くの人が一部の偉大な人たちに近づいているような錯覚を持ってしまいます。
 これは地獄につながる道です。 皆さんにもDaiGo師匠にとっての読書と同じように、これであれば何時間でも続けることができるということはあるかもしれません。
 それが自分の仕事に対して向いているごく一部の人たちだけが、それをしても生産性や集中力が下がらないだけです。 
にもかかわらず、なぜか世の中では仕事をガンガンする人たちがかっこいいと思われたり、ハードワーカーは素晴らしいと思われているので、皆さんもその方向に強制されてしまっています。 そんな一部の限られた天才ではない普通の僕たちが、どのような時間感覚を持って仕事と向き合えば、生産性を下げることなく成果も出て幸せに生きていくことができるのでしょうか。 人は住む場所によって年収が変わるが時間感覚は? 住む場所によって僕たちの年収が結構変わるという話は皆さんもご存知だと思います。 年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学 人は周りの人達や環境から多くの影響を受けています。
 住む場所によってお金に対する感覚が変わるというのは皆さんもなんとなくわかると思います。 では、住む場所によって僕たちの時間の感覚や時間に対する価値というものは変わるのでしょうか。
 それについて調べた研究も実はあり、これによると、皆さんの周りの人間がどれくらい働くかで皆さん自身の労働時間がかなりの部分決まってきます。 
周りにハードワーカーが多くて朝から夜まで毎日ガンガン働いているような人たちが多い所に行くと、そんな周りの人たちに影響を受けて時間感覚が歪み、時間が足りない時間が足りないと言いながら時間に追われている生活をするようになってしまいます。 地方ののどかな島に行ったりすると、島の人たちはみんなのんびりと暮らしているような感じがするでしょうし、皆さんもなんとなくわかることだと思います。 
実際に研究では、仕事に執着する人が多い地域とそうでない地域を比較すると、仕事にあまり執着していない地域に住んでいる人の方が、自分の時間をちゃんと大切にしているという傾向が確認されていて、その結果として幸福度も高い傾向があったということです。 仕事に執着している地域の人たちの方が、仕事を一生懸命しようと思っているわけなので、隙間時間も仕事を一生懸命しようとしますから、そういう人たちの方が時間の使い方に関してはシビアな感じもします。 
時間を大切にしそうな気もしますが、この研究を見ると、どうやら逆のようです。 仕事に執着している人達は実は時間をあまり大切にしない傾向があったということです。 そして、結果的に幸福度が低くなってしまいます。 
一方で、あまり仕事に執着することなく、ほどほどに稼ぐことができればいいという考え方をしている人が多い地域に住んでいる人の方が、時間を大切にする傾向があり、結果的に幸福度も高かったというわけです。 忙しい時ほど余計な事に時間を使ってしまう これは考えるとわかるような気もします。 
港区や六本木のあたりに行くと秒刻みのスケジュールで動いているビジネスマンがいたりします。
彼らは毎日仕事に執着して、秒単位のスケジュールで動いていることを自慢する起業家たちが、なぜか西麻布のバーで明け方まで飲んでいたりします。 
朝まで飲んでいたりすれば、睡眠時間が削られて当然生産性は落ちるでしょうし、そんなに忙しいのであればその時間働いていた方がいいはずです。
 秒刻みのスケジュールで働いていてそんなに仕事が大事なのであれば、その時間も働いていた方がいいのは間違いないはずですが、なぜか彼らはそんな行動をしてしまいます。 仕事に執着が強くてガンガン働くというところまでは問題ないわけですが、やはり働きすぎると生産性の低下やストレスの影響がどうしても出ますので、働き続けることができずどこかでギブアップしてしまいます。
 その時に、すぐに家に帰ってゆっくり休めばいいはずなのに、ストレスの影響により判断能力も低下していますので明け方まで飲んでしまうという悪循環が起きる愚かな行為をしてしまうわけです。 仕事に執着すると、確かに仕事に一生懸命向き合っている時はかっこいいとは思います。
時間をうまく使っているように見えます。
 ところが、それにより仕事を離れたところで時間を無駄にしやすくなってしまうということが、この研究から見えてくることです。 これは結構多くの人が思い当たることなのではないでしょうか。 
仕事が立て込んでいて忙しい時ほど、家に帰って早く寝ればいいのに Netflix を見てしまったり、テストの2日前で追い込みをかけて今日は2科目を頑張らなければいけないと思っている時に、なぜか北斗の拳をイッキ見してしまったりします。 これも全く同じで、人が切羽詰まった状況にいるとろくでもないことに時間を使いやすくなります。 プライベートな時間から幸せを感じづらくなる 他の研究でも、同世代の周りの自分と同じレベルの人達がめちゃめちゃ働いているという認識が強い地域に住む人達は、人付き合いやボランティア活動や休日の余暇の活動から幸せを得にくくなるという傾向が確認されています。 周りの人達が一生懸命働いていると思うと、そんな中で自分だけ遊んでいて差をつけられているような気がするとか、周りの人が一生懸命働いているし、この時間に仕事をしたり副業をすればもっと稼ぐことができるのではないかと頭によぎってしまいます。 
そうなると、せっかく家族と楽しく過ごしていたり、ボランティア活動や自分の趣味の活動をしていても、そこから幸せを感じづらくなってしまいます。 時間に切羽詰まっている人は、せっかくの休日にも休むことができず、そのためその状況のまま仕事に戻ってしまいます。 
そして、自分は仕事が趣味でもあるから、逆に休んでいるとストレスになってしまうというようなことを言ってしまうビジネスマンもいますが、それは寝られない自慢をしている同じようなビジネスマンに囲まれているからです。 そんな人達が住んでいる地域に住んだり、そういう同僚が周りにいると、普段の趣味や休日を楽しむこともできなくなってしまうということです。
こんなにも住む場所から影響を受けてしまうわけです。 仕事に対する考え方もかなり影響を与えます。
仕事に対しては勤勉さが何より重要で、仕事は真面目にコツコツとガッツリとするものだと考えている人が多い地域に住んでいる人は、やはり同じように休日や余暇を楽しむことができなくなるようです。 住む地域によってこんなにも人は影響を受けるわけです。 時間に追われる生き方をしたくないと思うのであれば、最近であればリモートをできるようになっている会社も増えてきているでしょうから、できるだけそういう仕事を選んで郊外でのんびり暮らすことができる場所に住む方が良いのではないのかということになります。
 そういう意味でも、これからはますます地方に移住するような人たちも増えるのだろうと思います。 豊かな時間の使い方の方程式とは? では、豊かな時間の方程式というものはあるのでしょうか。
 余裕を持って過ごすことができて、仕事でも成果を出せて幸せにもなれる、そんな方法はあるのかということについても調べられていますが、これによると、それは人によるので色々と試してみるしかないとされています。 これは時間の使い方というものが人間の価値観に依存するものだからです。
 つまり、自分の価値観に合った仕事ができるかということが重要になるということです。 人の価値観はそれぞれです。 
一生懸命働くことよりも自由な時間が確保できる方がいいという人もいるでしょうし、自由な時間はほどほどでもいいけれど、一生懸命働いていい生活がしたいという人もいます。 
これはその人の人生のステージによっても変わってきます。
30代前半まではガンガン働いて休んでいる場合ではないと思っているけれど、それは過ぎて結婚して子供もできたら家族との時間を優先したいと考える人も結構いると思います。 その人の価値観 人生のステージにおけるニーズ 優先順位 これらはその人と時々によって変わるものですから、それにより時間をどのように使うのかということに対する心の反応は大きく変わってきます。
 ですから、多くの人が使える絶対的な法則というものはありません。 自由な時間を得ることができる感覚の違い プリンストン大学などの先行研究によると、フリーになって働くことで自由な時間が増えたという感覚を覚える人もいれば、毎日必ずオフィスに行って一定時間そこで働くことにより時間が増えた感覚を得ることができる人もいたということです。 最近はリモートワークも一般化してきたので、なんとなくわかる人も多いでしょうが、DaiGo師匠のように自由な仕事の仕方をしていると仕事とプライベートのオンオフがはっきりしなくなるということはあります。
 それでもかまわないという人は良いのでしょうが、このオンオフがつけられない人はオフィスに入って働いた方が会社から帰った後に余計に仕事のことを考えなくてすみます。
その結果自由な時間が増えたような感覚を覚えるわけです。 
ですから、自分がこのオンオフを気にしないタイプなのか、それとも、しっかりと切り替えた方がいいタイプなのかということにより結構変わってくるわけです。 万人に通じる最適解というものはないわけですから、今まで紹介してきた時間に関するアプローチが色々あったと思いますので、それらを試してもらい自分が共感できるものを探してみてください。 
そんな中で試行錯誤しながら自分の最適解を見つけるしかありません。 例えば、家事代行サービスを使うことで時間をお金で買う方法もありますが、他の人に自分の家を触られることが嫌だという人もいると思います。
そんな人も、できれば一度試してみてください。
 そして、意外と良かったと思うのであれば続ければいいし、やはり嫌だったというのであればその理由を考えてみてください。
 その理由を考えれば上手に時間を買うこともできますし、自分の時間感覚を変えていくこともできます。 どうすれば時間に余裕を持てるようになるだろうかということを常に考えて試してみてください。
実際に余裕を感じたらそれを採用し続けてください。もし感じられなかったらやめてまた次を試せばいいだけです。 時間の豊かさチェックリスト 時間のストレスを感じる度に、これから紹介する6つのチェックリストに沿ってチェックしてください。
 それにより皆さんの時間ストレスを軽減することができます。 
これを手帳などにメモしてもらい、最近なんだか忙しい気がするとか時間に余裕がなくなってきたと思ったら、ちょっと時間を作ってこれを見直してみてください。 
これについては、続きで解説していきます。 自分の時間感覚が狂っている気がする人も結構いると思います。
 なんだか忙しく働いてはいるけれど、今ひとつ成果も出ないという人や、何年もガンガン働いてきたけれど全く成果も出ないし給料も上がらないという人もいると思いますが、時間の使い方というものは矯正することができるものです。 
時間に余裕を持つことができれば、新しいことを思いつく可能性も高くなります。 
それにより今抱えている問題に対する解決策も出てきやすくなります。 
まずは時間の余裕を作ることです。
時間に余裕のない人には新しいことはできません。新しいことができなければ現状を変えることはできません。 
まずは時間の豊かさチェックリストを試してもらい、時間の余裕を持っていただけたらと思います。
 ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたは、毎日をどんな行動で満たしたいですか?」【焦りをなくす時間術】

一問一答「あなたが、時間を無駄にしたと感じたのはどんな時ですか?」【時間と余裕を増やすToDo】

あなたが、時間を無駄にしたと感じたのはどんな時ですか? 今回は、仕事か妊活かで悩む女性の相談をもとに、時間の豊かさを感じながら生きるためのToDoリストを解説させてもらいます。 「Q. 30歳の既婚です。今まで仕事での夢を追いかけて生きてきて幸せですが、このまま子供を持たないでいいのか不安になってきました。子育てとの両立が難しい職場ということもあり、これから妊活をするか夢を追いかけるかで迷っています。アドバイスをお願いします。」 どちらを選んでもきっと楽しいと思います。 子供ができるまでは子育てと仕事の両立は難しいと思うでしょうが、僕の知っている人でも、子供ができるまでは大手のコンサルティング企業で凄腕のコンサルタントとして活躍していた方がいます。 子供ができて、やむを得ず退職しましたが、子供もある程度大きくなるとちょっとした隙間時間が生まれます。 その女性は、そんなスキマ時間を利用して、子育てを経験したお母さんたちだけが集まるコンサルティング会社を作りました。 コンサルタントは時間給なので、会社としてはやるべきことをやってくれたら労働時間は短い方がいいわけです。 お母さんたちは、子育てで忙しくて時間がなかなかないので、限られた時間であっても一生懸命仕事をしてくれます。 結果的には、能力も高く経営状況も安定している企業に成長しました。 子供が生まれたとしても、それを両立するための方法を思いついたり、別の新しい仕事を見つける可能性もあると思います。 どちらを選んでもおそらく幸せになれると思います。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 時間に余裕がある人といつも焦っている人 今回は時間を増やすためのTo Do リストについてです。
皆さんの時間を増やすための活動の中でも、心理学的な効果が認められているものを研究をもとに紹介させてもらいます。 僕たちは結構無意識に時間を使っていますが、これはかなり人によって違います。
人によっては、毎日30時間とか40時間ぶんぐらい色々なことをしているだろうと感じるような人もいれば、大して忙しいわけでもないのに1日があっという間に過ぎてしまうという人もいると思います。もう5月かと焦りを感じている人もいると思います。
   時間の使い方の違い 当然ですが誰にでも1日24時間しかありません。
 実際に仕事で手を動かしているときの脳の処理スピードや移動するスピードが10倍も20倍も違うこともありません。 
本を読むスピードも人によってそんなに差があるものでもありません。
 どんなに優秀な人でもそうでない人であっても、時間に対する行動のスピード自体はそれほど変わりません。 
ですが、時間の使い方が違います。
 上手に時間を使うことができているというよりも、自分が上手に時間を使うことができていると感じられるような時間に対する満足度が上がる行為を時間に余裕がある人たちはしています。 一方で、時間の使い方が下手で成果もなかなか出ない人たちは、自分の人生や時間の使い方に対して後悔しやすい時間の使い方をしています。 僕たちが時間を上手に使って時間に対する満足度を上げようと思うのであれば、自分が使った時間に対して後悔しづらいような時間の使い方をすることが重要なポイントになってきます。 
自分自身でいいことに時間を使ったと満足できたり、時間がゆっくり進んで余裕を持つことができるような行動がいくつか見つかっています。 例えば、皆さんも南の島や温泉に旅行に行ったりすると時間がゆっくり進んでいるような感覚を感じたこともあると思います。
このような感覚を感じることができるのは、リゾート地や温泉では僕たちに焦りをもたらすような行動が少ないからです。 
それにより時間に余裕がある人たちが普段しているような行動に近い行動を自然と僕たちが行なっているということです。
そのため、田舎に行くと時間がゆっくり進んでいるような感覚を感じて、都会にいたり仕事に追われているとあっという間に時間が過ぎて焦る感覚を感じるわけです。 今回はそんな時間に余裕を持つことができる行動を To Do リストとして紹介させてもらいたいと思います。
別にこのリストの通りに行動する必要はありませんが、これによりニュアンスを掴んでもらいたいと思います。 
それにより普段の空き時間の使い方が変わるだけで、日常の中での仕事や人間関係にも余裕を持つことができるようになります。 
人は自分が思っているよりも焦ってしまいやすい時間の使い方をしていますので、それに対する対策として理解していただけたらと思います。 細かい時間の使い方が時間の余裕を左右する 僕たちの時間の余裕を左右するのは、細かい時間をどのようなことに使っているのかということで、それにより時間の余裕が生まれます。 例えば、以前にも休憩時間の使い方が仕事でも勉強でも重要だということを紹介させてもらったことがあります。
仕事の休憩時間にスマホのゲームなどをしているとあっという間に休憩時間が終わると思います。気がついたら休憩時間が終わっていて、もう仕事をしなくてはいけないのかという感覚を持ってしまいます。 
それにより体を休めている感覚を感じることなく、常に仕事に追い立てられているように感じてしまいます。 ですから、空き時間や隙間時間をどれだけ時間に余裕を持たせる行動に使うことができるのかということが重要になってきます。 
この隙間時間にどのようなことをするのかということを決めておくだけで、僕たちは時間感覚に対する歪みを改善することができます。
その結果、時間に余裕を持って行動することができるようになります。 皆さんは急にできた5分の隙間時間に何をしますか? あらかじめ5分とか10分とか30分とか1時間以下の細かい時間が急に空いた時に、何をするのかということを決めておくことが重要です。 
電車やタクシーに乗っている間や、待ち合わせの時間に少し早く着いた時、急に細かい時間が空くことは結構あると思います。
 この急にできた細かい時間をどれだけ皆さんの未来にプラスになる行動に使うことができるのか、これが僕たちの時間に対する質を高めてくれます。 
そんな中でも、特に時間に余裕をもたらしてくれる行動が14種類あるということがわかっていて、今回はその行動について解説させてもらいます。
5分の隙間時間を上手に使うことができるようになるだけでかなり変わってきます。 \本日の人生変わる1冊/ 5分間の隙間時間を上手に使おうと言われても、5分間はあっという間に過ぎてしまいます。
スマホで YouTube を見たりゲームをしているとあっという間に5分間は終わります。
その5分間さえも大切に使おうと思える意識を保つために役に立つ1冊を紹介しておきます。 死ぬ瞬間の5つの後悔 この本の著者の方は有名なターミナルケアに携わっていて、いわゆる終末医療で人は誰でもいつかは死ぬわけですが、その死を受け入れて残りの人生を楽しむ決断をした人たちをケアする仕事をされていました。 数え切れないぐらいの人の死を看取ってきた方が、その結果人間が死ぬ瞬間にどんな事に後悔して死んでいくのかということを教えてくれる本です。 人は誰でも後悔もあれば満足もありながら死んでいくわけです。 この満足をできるだけ多くしようとするのが人生においては重要なわけですが、皆さんも過去のことを考えていただけるとわかると思いますが、学生の頃にもっと勉強しておけばよかったとか、今思えばしておけばよかったというような後悔は誰にでもあります。 失敗したことを自分の経験として活かすことも重要ですが、人は誰でも絶対後悔するということをまず理解する必要があります。 
自分の後悔を先にあらかじめ知ることができれば、人は今を変えることができます。 
ですから、僕たちは自分の後悔についてあれこれ考えるのではなく、他人の後悔を学びそれを自分がしないためにはどうすればいいのかということを考えて、初めて後悔は人生の役に立ちます。 この本を読むとわかりますが、ほとんどの人は同じようなことを後悔しながら死んでいくようです。 
ビジネスで失敗したことがある人もいると思います。
恋愛で大きな失敗を後悔している人もいると思います。 
自分は人とは違うと考えていても、死を前にするとほとんどの人は同じような後悔をするようです。 
そんな多くの人がどんなことで後悔するのかということを学んでおけば、それを避けて通ることができるようになります。 自分の人生はもっとこう生きることができたら幸せになれたのに、自分はなぜそれをしなかったのだろうか?そんな後悔とはどのようなことが多いのかということを教えてくれる1冊です。 
この本は科学的な内容かと言われるとそこまでではありませんが、とても心を打たれる本です。 
特に短時間の行動を左右するのは人間の感情です。 
ですから、このような感情に刺さる本の方が、皆さんが時間を上手に使うためには役に立つと思います。 時間感覚を豊かにしてくれる行動 本題に戻りますが、隙間時間を上手に使うことで時間に余裕を持つことができるようになり、そうなると人生における無駄な焦りもなくなり余計なミスも減ります。
 これは人間がより生産的な時間の使い方をすることによって時間に余裕を感じるという性質があるからです。
時間の感覚を豊かにして幸福感を高めてくれる行動というものが研究により見つかっています。 ①5分の時間 その1 :やらなければいけない小さな用事を整理してチェックしていく 自分の予定ややるべきことを見直して小さな予定を整理します。
将来の予定や近日中のやらなければいけない予定をチェックしていきます。 例えば、勉強でもビジネスでも同じですが、将来の計画を立てている時はワクワクするような気分になることが皆さんもあると思います。
 将来の計画をしている時にはなぜかモチベーションが上がります。 
勉強するのが苦手だとか仕事が嫌いだという人でも、その計画を立てることだけは結構好きだったりします。 人間の特性として、人は過去の成功を振り返ると現在の満足度が上がり、未来に目を向けると現在のモチベーションが上がります。 
ですから、落ち込んだりしてマイナスな状況にある時には、過去の成功を振り返ることでマイナスをニュートラルに戻すことができます。
 一方で、自分のモチベーションをより高めたいという場合には、未来に対する計画を考えると役に立ちます。 この性質を使って、やらなければいけない予定を考えて、頭の中でなんとなく宙ぶらりんになっているやらなくてはいけないことをスケジュールに入れ込みます。
 その結果、頭の中の余計なモヤモヤがなくなり時間も上手に使えるようになります。 ですから、やらなくてはいけないことだけどまだ手をつけていないことを、いつどこでやるのかということを考えスケジュールに入れてください。
これを5分の空いた時間ができた時にはやるようにしてください。
これは5分で結構頭がクリアになる習慣です。 ②5分の時間 その2 :しばらく話していない大切な人、または、友人にメッセージを送る これは結構重要な行動で、人間関係だけでなく人生全体に対する満足度にまで影響するような習慣になります。 5分の隙間時間ができた時には、最近やり取りしていない友達や大切な人にメッセージを送るようにしてみてください。
 それだけで人はストレスをかなり解消することができますし、時間に対する余裕も増えるということがわかっています。 皆さんも思い出してみてください。
普段からやりとりしている友達に飲みに誘われたりすると面倒な気分になったりするのに、高校の頃の友達から久しぶりに連絡が来たりすると、ついつい電話で話し込んだりしたこともあるのではないでしょうか。 
そんなに特別仲が良かったわけでもないし、電話で話し込んだりするほどの関係ではなかったのに、久しぶりに連絡が来たりすると嬉しくなることもあると思います。 これがポイントで久しぶりの連絡というのは自分も相手も嬉しいものです。 このようなシンプルな行動で僕たちの時間の感覚はかなり改善することができます。 
忙しくて時間に追われている時には、やらなくてはいけないことを整理したり、久しぶりの友達に連絡したりしないと思います。 
ですが、こんな細かい行動をするだけで、僕たちは時間に余裕を持って本来の力を発揮して仕事や勉強もできるようになります。 ③5分の時間 その3 :有給休暇があるかを確認する 休日の予定を立てるとなるとなかなか5分ではありませんが、次の休暇がいつなのかとか、有給休暇がどれぐらいあるのかぐらいであれば確認できます。 忙しくて焦って余裕がないときには、なかなか休日のことを考えたりすることができなくなります。 お昼休みにランチを食べた後に休憩時間が残り5分ほどあったとしたら、次にまとめて休みを取れるのはいつだろうかとチェックしてみてください。 人は休みのことを考えるだけでも、その一瞬で仕事から離れることができます。 仕事に追われて忙しいときには、仕事をしようにもできない南の島等に身をおかない限り、自分の思考を切り替えることができません。 とは言え、普通の人は南の島で仕事したりもできないでしょうから、自分の思考を切り替えるために次のまとめて取れる休日について考えてみるわけです。 たったそれだけの事でも時間に対する余裕が増えます。 仕事が終わりに近づくと気分が良くなってくるのも同じです。 仕事が終わりに近づいてくると、今日自分が自宅に帰ってから何をしようかと考え始めたりします。 仕事の終わりが見えてくると、自分がリラックスする時間に何をしようかと具体的に考え始めます。 それによって仕事の終盤になると仕事がはかどることが多いわけです。 仕事が終わって彼女とデートに行けるとか、楽しい予定を考え始めるとモチベーションが戻ってきます。 この効果を仕事終わりにだけ使うのはもったいないので、休憩時間や仕事の合間に5分空いたら次のまとまった休みをチェックしてみてください。 ④10分の時間 その1 :リラックスできる動物や自然の動画を見る 10分ほどの時間がある場合には、リラックスできるような動物や自然の動画を見てください。 隙間時間があるとスマホを取り出して動画を見る人は多いと思いますが、大抵の場合時間を無駄に浪費した感覚しか残りません。 ただこれには例外があり、動物の動画や自然の動画の場合にはリラックス効果をもたらしてくれます。 YouTubeの場合は、そんな動物や自然の動画だけを見るアカウントを作っておいてもいいと思います。 そんな動画だけがレコメンドされるようにしておいて、10分間ほどの時間が空いてリラックスしたいときには、すぐに見れるようにしておいてください。 ちなみに、短いお笑いの動画などでもストレス発散や集中力の改善に役に立つと思います。 もちろん瞑想ができる人は瞑想の効果の方が大きいと思いますが、気軽にすぐできるストレス発散としてはお笑い動画は便利です。 特に午後3時以降には、仕事中や勉強中に眠くなってきたとしても昼寝は取らない方がいいです。 その時間帯の昼寝は夜の睡眠を妨げて、結果的に睡眠の質が下がってしまいます。 ですから、夕方が近づいた頃に眠くなってきた場合には、一旦お笑いの動画を見て集中力を回復させるのも良い方法です。 ⑤10分の時間 その2 :同僚・家族・友人に感謝のメッセージを送る 感謝のメッセージを送るのは幸福度を高めるためにも1番良い方法の1つです。 人は追い詰められたり切羽詰まると大切な人への感謝の気持ちを忘れてしまいます。 自分の忙しさだけで精一杯になり、他人を助ける余裕を失ってしまいます。 感謝の気持ちを伝える効果は理解できても、いきなり感謝のメッセージを送ると不審がられたりするのではないかと心配になる人も多いと思います。 実際には送られた相手は送った人が想像する以上に喜びます。 突然のメッセージでも不審がられることはほぼありません。 あるとしたら、何度も浮気している人が奥さんに突然感謝のメッセージを送った時ぐらいです。 とは言え、なかなかそれが難しい場合には「きっかけ」を作ってください。 例えば、おいしいワインを見つけたのであれば、最初にワインのおいしさを教えてくれた先輩に、そのおかげで今世界が広がったと感謝の気持ちを伝えてもいいと思います。 自分の近況報告から入り、その人のことを思い出し感謝の気持ちを伝えたくなったとメッセージを送ってみてください。 きっかけがあり、相手の大切さを思い出したからメッセージを送ったとすれば、自然な形で感謝のメッセージを送ることができます。 ⑥10分の時間 その3 :日記を書く 人は日記を書くだけで幸福度が増します。 それに加えて、人は自分の頭の中の悩み事も感情も紙に書き出すことで、思考がクリアになりメンタルが安定する効果があります。 自分が何をするべきなのか、何をするべきではないのか、悩みや不安がクリアになり、本来の自分を見つめ直すことができます。 これだけでもかなり時間の使い方が上手くなりますし、時間に対する感覚も改善されます。 日記を書くときにはただ出来事を書くだけではなく、その出来事に対して自分がどのように感じたのか、自分の感情をベースに書くようにしてください。 今日自分は何を考えて何に悩み、何に感動して何が嬉しかったのか、感情をベースに日記を書くようにしてください。 あるいは、先ほどのように感謝の気持ちをベースにしても良いとは思います。 いずれにしても、メンタルトレーニングとして日記を使うのであれば、時系列で出来事を書くのではなく、自分の感情か大切な人への感謝をベースに日記を書くようにしてください。 後半は30分の隙間時間やまとまった時間が空いた場合の使い方について解説していきます。 これらは全てあらかじめ決めておくことで毎日がかなり変わり、結果的に人生が変わることです。 ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたが、時間を無駄にしたと感じたのはどんな時ですか?」【時間と余裕を増やすToDo】

一問一答「あなたは、どんな時に時間のムダを感じますか?」【時間をアイデアで買う】

あなたは、どんな時に時間のムダを感じますか? 今回は、副業がなかなか上手くいかないという方の相談をもとに、時間をアイデアで買う習慣について解説させてもらいます。 「Q. いろんな副業を試していますが、どれもなかなかうまくいきません。何をしたらいいのかもわからなくなってきました。アドバイスをお願いします。」 皆さん自身の悩みを活かすことを考えてみてください。 有名になりたいとか成功したいと思いながらもいつまでも変わらない人たちがいます。 人生を変えたいと思っている人たちの悩みは大きく3つあります。 お金がない 時間がない 知識がない 僕の場合は、この3つを解決するためのサービスを作りたいと思い当時ニコニコを始めました。この3つの悩みを解決するための方法を提示したいと考えたわけです。 お金がないということに対しては、お金を稼げるようになるためにはどうすればいいのかという話を提供させてもらい、時間がないということに対しては、集中力を上げることで時間を作ったり、仕事の効率を上げるためにはどうすればいいのかというようなことを紹介しています。 そして、知識がないということに対しては、たくさんの本を読むにはどうすればいいのか、読んだ本の知識を頭に残すにはどうすればいいのかというように、基本的には、この3つの悩みを解消するための方法を紹介するようにしています。 僕自身も、自分が人生で悩んだことから、他者視点で考えることによって今している仕事にたどり着いてきました。 僕は未だに色々な人や色々な世代の人に悩んでいることを聞きますし、それにより他者視点を保つための努力もしています。 他には・・・ やらなくてはいけないことが多すぎてどこから手をつければいいのかがわからない 自分のコンプレックスや過去の失敗が原因で前に進むのを躊躇っている リスクを取るのが怖くなっている 集中力が足りない 我慢ができなかったり誘惑に負けやすい 理想ばかりが高くなってしまう行動できない こんな僕の経験した悩みは皆さんも感じたことがあるのではないでしょうか? このような自分が経験してきた悩みの中で他者視点を持つことができれば、きっと他の人も同じように悩んでいる人が多いだろうということを見つけることができます。 僕はそんな知識を紹介しているわけです。 僕はひたすら皆さんの悩みを推測し続けたことで今があります。 これが皆さんも手っ取り早くできて、すでにお金を持っている人や大企業も出し抜くことができるビジネスの組み立て方だと思います。 他者の悩みを推定する能力をぜひ鍛えて頂ければと思います。 これは自分の中でまだまだ稼げていないと思うのであれば、誰でも使えると思いますのでぜひ試してみてください。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 アイデアで時間を買う方法 今回は時間をアイデアを使って買う方法について解説させてもらいます。 時間がない、時間がないと、いつも言っている人も多いですが、 実は時間は買うことができます。 買うことができるといっても、高額な費用を払わなくても時間は結構増やすことができます。 アイデアでお金を使うことで時間を買うことができますが、どちらかと言うとアイデアの方が遥かに重要になります。 もちろん、自分のやりたいことがあるから忙しくしているという人もいるでしょうが、お金持ちの中にも常に時間に余裕がない人はいます。 常に時間に余裕がなく、いつも忙しい忙しいと言っている人たちもいます。 時間に余裕を持っていた方が、やはり人生は何かと上手くいきやすくなりますしアイデアも出やすくなります。 この時間に余裕があるというのは物理的に時間がたくさんあるということではなく、1日に2時間とか3時間ほどしか自由な時間がない人であっても、それで余裕を十分に感じることができる人もいれば、逆に、自由時間が1日に5時間も6時間もあるにも関わらず全く余裕がなく切羽詰まった感じの人もいたりします。 この違いはなんなのでしょうか。 どうすれば時間に余裕がある人間になることができるのかということを研究されている方はいろいろとおられて、それらの研究によると、どうやらお金は関係ないようです。 仕事や住んでいる場所など関係なく、時間に余裕を持つことができる条件というものがいろいろと見えてきました。 それを理解していなければ、いくら大金を稼いでお金持ちになったとしても、いくら時間が余っていたとしても、時間に追われる生活になってしまいます。 今回は、そんな時間に追われる生活から抜け出すための方法を5つの時間をアイデアで買う習慣として紹介させてもらいます。 今回参考にしている研究は Ashley Whillansさんのもので著書も出されています。 TIME SMART(タイム・スマート)―お金と時間の科学 この方はハーバードビジネススクールの先生をされていて、時間とお金のトレードオフについて研究をされています。 お金よりも時間を大事にするべきだとされていて、どうすればもっと時間を大切にすることができるのか、どうすればもっと時間を手に入れることができるのかということを教えてくれます。 時間の使い方に満足する人と満足しない人 複数の先行研究により、食事の準備のサービスを利用したり部下に仕事を任せたり、誰かに自分の生活の一部を任せている人は自分の時間の使い方に満足しているということが示されています。 実際に、外注したり人に任せることで、全く同じだけの時間を消費しているにも関わらず、人は時間の使い方に対して満足することができるようになります。 この時間の使い方に満足していると、同じ時間だとしても時間に対する余裕が変わってきます。 これが時間の余裕の正体です。 自分が時間を使いたいと思っていることにできるだけ多くの時間を割いて、他人に任せたりその行為自体をやめることで、自分がやりたくないことや苦手なこと、無駄に感じるようなことに使う時間を減らすことによって、時間の使い方を考え直すということが、時間をお金で買うという行為になります。 時間をお金で買えるかどうかはアイデア次第 家事代行サービスとか部下に仕事を任せるとなると、お金に余裕がある人や立場が上の人でないとできないと考える人もいると思いますが、そういうことではありません。 これはアイデア次第です。 お金に余裕がある人でも時間に余裕がなく焦っている人がいるように、お金がない人であってもアイデア次第でいくらでも自分の時間を買い戻すことはできます。 参考にしている研究では、実際に収入は全く関係ないということがわかっています。 住んでいる場所や年齢、性別や収入に関わらず、時間を買うという行為は幸福度を高める効果があるということが示されています。 お金を使って時間を買う時にはいくつかの注意ポイントがあり、そのポイントを押さえておかないと、お金を払って時間を買っているつもりなのに不幸になってしまうということもあります。 時間をアイデアで買う習慣その1 :家事を外注しましょう 面倒な掃除や洗濯など誰かに任せることができれば、それは当然便利で楽だし時間はできるだろうという人もいると思います。 確かに、一般的に家事を外注するということは幸福度を高めてくれて、時間におけるストレスの軽減に役立ちます。 実際に、同じお金でも自分の欲しいものを買うよりも、そのお金を自分の自由時間を作り出すことに使った方が人は幸せになれるということがわかっています。 ところが、ここで大事なポイントがあります。 自分が外注したり他の人に任せる作業の何が嫌いなのかということを正しく理解していない限りは、お金を使って時間を買い戻したとしても幸せにはなれません。 研究では、食事や料理の外注サービスを使っている人を調べたところ、多くの人がウーバーイーツのような宅配サービスよりも料理の材料と献立の配達サービスの方を好むということがわかっています。 普通に考えると、出来上がった料理を宅配してもらい食べる方が楽な気がします。 ですが、実際には広く市場を調査してみると、宅配サービスよりも料理の材料と献立を届けてくれるサービスの方がなぜか好まれているということです。 多くの人が料理全体が嫌いなのではなく、毎日の献立を考えてスーパーに行き重い荷物を持って帰ってくるとか、雨が降っているのに買い出しに行かなくてはいけないというようなことが面倒なわけです。 多くの人はレシピを考えて食材を選び買い出しに行くという行為に手間を感じているということです。 ですから、お金で時間を買えば良いと単純に考えて食事全てを外注しようとウーバーイーツで食事をすれば、好きな人のために美味しいご飯を作るとか、好きな人が作ってくれたご飯を美味しく食べる、このような幸せがすべてなくなります。 旦那さんのために美味しい手料理を作ってあげて喜んでくれる顔が見たいというような喜びがなくなります。 自分にとって本当は大切で幸せな部分まで外注してしまうと喜びが消えてしまいます。 手間がなくなったとしても喜びが消えてしまっては意味がありません。 食事だけでなく、ペットの世話なども同じです。 例えば、犬を飼っていたら毎日の散歩や世話をしなくてはいけません。 それを全て外注してしまえば飼い主になつくこともなくなるでしょうし、散歩中の自分の気づきやちょっとした出会いもなくなってしまいます。 ですから、日常生活の手間や家事を外注するのは大いに結構です。 ただ、それは自分が本当に嫌な部分だけを外注するようにしてください。 その行為の中で自分がどのような喜びを感じているのかということを分かっていなければ、喜びまで外注してしまい意味がなくなってしまいます。 自分が本当に嫌で面倒な部分はどこなのかということに注目して、その部分だけを外注するか他の人に任せることはできないのかということを自分の頭を使って考えてみてください。 皆さんが家事や手間の作業を外注するという時には、その作業を分析してください。 まずは特に時間がかかっていることから考えてみてください。 時間のかかることほど、それを分析してみると嫌いな部分が多く好きな部分が少ないはずです。 時間をアイデアで買う習慣その2 :時間を買うお金が自分にはないと思わない 2つ目のポイントとしては、時間を買うお金が自分にはないと思わないということです。 自分にはそんなお金がないと思い込んでしまっている人が結構います。 そうなった瞬間にアイデアが出なくなってしまいます。 本当は少ない金額でも自分の時間を買うことができるのに、思考がブロックされて買えなくなってしまいます。 時間を買うのはお金持ちの特権ではありません。 全てはアイデア次第です。 例えば、お金持ちの社長さんは毎日の服をクリーニングに出して自宅に届けてくれるサービスを使っているかもしれません。 ですが、クリーニングに出せばビニールから出したりハンガーから外す手間が増えます。 楽をして時間を買ったつもりが、付随する作業が増えることがあります。 服も徹底してシワにならない服を選ぶことができれば、毎日の服を選んだり着る手間もゴミも徹底的に減らすことができます。 外注するのには多少のお金が必要かもしれません。 シワにならない服も多少のお金が必要だとは思いますが、重要なのはお金よりもアイデアです。 お金がないからできないと考えると、最も重要なアイデアが出なくなります。 結果的に時間も幸せも手に入れることができなくなります。 結果としては変わらないけれど、手間を究極的に減らすにはどうすればいいのかを考えることが大切です。 そのために必要なのがアイデアです。 例えば、通勤で毎日電車に長い時間乗っていた人が自転車通勤に変えたとします。 それによって毎日自転車に乗る時間が増えて運動量が確保できたことで、週末にジムに通う時間を節約することができるかもしれません。 あるいは、将来的にダイエットするためにジムに通う時間や余計なことにお金を使うことを避けることもできるかもしれません。 他にも、毎朝スタバに並んでコーヒーを買っていたとしたら、お店に並ぶ時間がもったいないのでコーヒーメーカーを買うという方法も考えられます。 コーヒーも一杯あたりの金額で考えると、ある程度の長期で見るとその方が安価だということもあります。 そして、大抵の時間を買うことができるアイデアは何かをなくすことです。 何かをなくしても結果が変わらないことを探してみてください。 それを日常生活や仕事の中で見つけることができると、あっという間に時間を買うことができます。 他にも、毎日ペットボトルで水を飲んでいるのであれば500mlと2Lではゴミを捨てる手間も変わります。 ゴミを捨てる際もラベルレスであれば余計な手間が減ります。 箱買いする時も、ビニールのラップで巻いているだけのものを買えばダンボールを捨てる手間もなくなります。 日常生活の細かいところで時間を取り戻すことを考えてみてください。 その考え方は仕事の中でも活かすことができます。 それによって自分の自由な時間も増えて日常生活での幸福度が高まります。 時間をアイデアで買う習慣の残り3つについては続きをチェックしてみてください。 毎日の日常生活の中でも仕事でも時間に余裕が生まれ、新しいことに次々とチャレンジしていける人生にする方法です。  

一問一答「あなたは、どんな時に時間のムダを感じますか?」【時間をアイデアで買う】

一問一答「あなたは、どんな時にもっと時間が欲しいと感じますか?」【7つの時間感覚改善ツール】

あなたは、どんな時にもっと時間が欲しいと感じますか? 今回は、最近何も良いことがないという方の相談をもとに、時間の感覚を改善して、日々やるべきことを行なって毎日を充実させる方法について解説させてもらいます。 「Q. 最近運が悪く良いことが何もありません。何かアドバイスをお願いします。」 運が良くなりたいという人は多いと思いますが、ギャンブルのような純粋な確率に対する運の良し悪しというものと、人生における運の良さというものは全く違うものです。 人生における運の良さというものは、自分がどれだけチャレンジしたかということによります。 もちろん、結果的にはそのチャレンジからどれぐらい成功することができたかが重要です。 宝くじの場合には他の人よりも100倍チャレンジしようと思えば100倍のお金が必要になりますが、人生においては時間は平等というわけではありません。 同じ時間の中でも100倍チャレンジできる人も中にはいます。 逆に、普通の人よりも1/100しかチャレンジできない人もいます。 限られた時間の中で、できるだけたくさんのチャレンジをすることでチャンスを掴むことができるというだけです。 やはり数をたくさん撃つことによって当たりくじを引きやすくなるというのが、特に人生の前半におけるゲームのポイントだと思います。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 7つの時間感覚改善ツール 人はお金よりも時間を大切にした方が幸せになれます。 お金がなくても自由な時間があると感じている人は幸せになれますし、周りから羨ましがられるほどお金を稼いでいても、時間に追われて余裕がない人は不幸になってしまいます。 時間に追われている人と時間を自分でコントロールして取り組んでいる人では、仕事に対するパフォーマンスも違ってきます。 例えば、自分のやりたい仕事があるのに、上司から急に仕事を振られて急にそれをしなくてはならないとなった場合と、夜にデートの約束があるから定時で仕事を終わらせようとする場合を考えてみてください。 他人から強制されて時間に追われる時と、自らの判断で時間に追われている時のやる気は明らかに違うと思います。 やる気も終わった後の達成感も全く違います。 他人に強制されて時間に追われた時は達成感もなくただ疲れるだけです。 逆に、決められた時間の後に楽しいことが待っている場合には、やる気も出て、時間に追われているというよりは自分が時間を追っている感覚になります。 これは時間の使い方が大切だということです。 お金を持っているか持っていないかに関わらず、時間の使い方によって人の幸福度は変わります。 これがお金よりも時間が大事だという理由でもあります。 スティーブ・ジョブズは、皆さんが今使っている iPhone を作ったすごい人でしたが、晩年に膵臓癌になってしまいました。 彼は生の野菜やフルーツしか食べなかったので、それが膵臓にかなり負担をかけていたようです。 そんな晩年に彼はそのことを後悔したのではありませんでした。 自分は地位も名誉も手に入れたし自分の代わりにすべてのことをしてくれる人を雇うこともできるようになり、車を運転してくれる人もいれば料理を作ってくれる人もいる。全てを手に入れたような人であっても最後に気づきました。 自分の代わりに病気になってくれる人はいないと。 人間というものはある程度までお金を稼いだら、そこから先は家族や友達、大切な人たちと楽しむ時間を作らなければいけない。 お金を稼ぐばかりではなく自分の人生を楽しむために使わないといけないということが、今更になってわかったというようなことを言われていました。 それが彼の最後の言葉だそうです。 地位も名誉も全てを手に入れた天才がたどり着いた最後の結論です。 ですから、どこまでも稼ぐということではなく、どこまで稼ぐかということが大事で、それを決めた上で、自分の自由な時間をいかに増やして人生を楽しむかということが何より重要です。 あなたは時間が十分にありますか? 先進国を色々と調べてみると、お金はある程度あるという人はそれなりにいますが、「あなたは時間が十分にありますか?」という質問をされた時に、YES と答えることができる人はほとんどいないそうです。 アメリカを見てもヨーロッパを見ても日本を見ても、トップレベルでお金を稼いでいる人たちであっても、時間に余裕があるという人はほとんどいないということです。 お金があるという人はいても時間があるという人はほとんどいません。 これは本当に物理的に時間がないというのではなく、時間に対する考え方が歪んでいるからです。 時間を手に入れるためのおすすめ 僕たちの時間や集中力やメンタルの力を最も無駄に浪費させているのはニュースではないのかというものです。 毎日いろいろなニュースが目に入ると思いますが、そのほとんどは僕たちにとって必要のないものです。 そんな必要のないニュースを見ることにより、僕たちがどれだけダメージを受けているのかということを教えてくれる本です。 この本は結構含蓄がある本で、ニュースを見ることをやめるだけでこんなにも心が楽になるのかということがわかると思います。 News Diet これからの変革の時代を僕たちが生きて行こうと思えば、新しいことをしたり副業をしたりしなくてはいけません。 そうなったら、仕事が終わった後に疲労感だけを感じて何もやる気がしないような状態では、副業なんてできるはずがありません。 仕事でヘトヘトになっていては会社の奴隷になってしまいます。 そうなったら会社にしがみついて生きていくしかなくなりますが、これはこれからの時代ではとても大きなリスクになります。 ですから、仕事に全力投球したとしてもその仕事が終わった後にまだ余力があり時間もあるという状態にしなければいけません。 そんな状態を作って初めて、自分のやりたいことに挑戦したり副業をしたり、未来に投資したりすることができます。 そんな方法について教えてくれるのがこの本です。 SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる 時間の貧困診断ツールで時間貧困を防ぐ 時間の貧困診断ツールというものを皆さんに紹介させてもらい、皆さんがどれぐらい時間に追い詰められ時間貧乏になっているのかということをチェックしていただけたらと思います。 ステップ1 :デフォルト設定を知る 人の時間の使い方には2つのタイプがあり、自分がどちらのタイプに近いのかということを認識することにより、自分の時間の使い方の弱みを理解することができます。 それにより、自分がどのような時に時間を無駄にしやすいのか、どんな時にうっかり時間を無駄に使ってしまうのかということが見えてきます。 これをチェックしておくことで、自分が同じように時間を無駄にしやすい状況に陥る前に気づくことができるようになります。 自分の傾向を知っておくことで、自分が時間貧困の方向に進みそうになった時にそれを止めることができます。 これから皆さんに極端な例を紹介しますので、自分がなんとなくどちらに近いのかということを直感で考えてみてください。 金銭フォーカス 時間フォーカス 基本的に人間は、お金を重要視する人と時間を重要視する人の2つのタイプに分類されます。 極端な金銭フォーカスの事例と極端な時間フォーカスの事例を紹介しますので、皆さんがどちらよりかということを考えてみてください。 極端な金銭フォーカスの事例 その1 :家にいるとお金が稼げなくて不幸だから、仕事をしている方が良いと考える その2 :常に夜中まで働き帰って寝るだけの生活をしている その3 :お金がかかるからという理由で、できるだけ家具を買わない 極端な時間フォーカスの事例 その1 :何時間もかけてベストな商品を調べるよりも、かなり高価な商品でもすぐに購入してしまう その2 :昇進したいとは思うが、そのために週末や休暇を犠牲にはしない その3 :休暇中に仕事をしたくないので、インターネットは完全に遮断する どちらかと言うと、どちらの方に当てはまるか考えてみてください。 極端な例ですから、どちらかと言うとこちらに近いのかなというように考えていただければ結構です。 これはどちらがいいとか悪いということではありませんし、ライフステージによっても変わってくると思います。 ステップ2 :時間を記録する 続いて、自分の時間の使い方を理解するために、これから紹介するポイントを押さえながら記録してもらいます。 ポイント1 :「火曜日」に自分の時間の使い方を記録する 来週で構いませんので、火曜日に自分の時間の使い方を記録してください。 火曜日の自分の時間の使い方を記録して、それを参考に判別してください。 火曜日というのは、他の日に比べてネガティブな感情やストレスが最も高くなるということがわかっています。 ですから、その火曜日の時間の使い方を記録することにより、自分が追い詰められたりストレスがかかったりしている状況下での時間の使い方を理解することができます。 ポイント2 :活動・体験タイプ・理由の3つを記録する 火曜日の活動内容と、その体験がどんな体験で、どんな理由によるものなのかということを記録してください。 活動内容 :自分が何をしたのか? 体験タイプ :その活動がポジティブなものなのかネガティブなものなのか? 理由 :どんな理由で、それがポジティブだとかネガティブだと判断したのか? これらにより自分がどのように時間に労力を使っているのかということをチェックしていきます。 ステップ3 :時間の使い方を矯正していく ここまでで、自分がお金と時間でどちらを重要視しやすいのかということと、最も時間を無駄に使いやすい曜日をチェックすることで、自分がストレスがかかった時にどのように時間を無駄にしているのかということが見えてきました。 これを把握した上で、どうやって時間を増やしていくのかということが重要になります。 ここから先の、自分のそんな時間の使い方をどのように矯正していくのかということについては続きで解説していきます。 皆さんの余計な時間を減らして時間を上手に使える方法について紹介していきますので、ぜひ続きをチェックしてみてください。  

一問一答「あなたは、どんな時にもっと時間が欲しいと感じますか?」【7つの時間感覚改善ツール】

一問一答「あなたの昨日は10点満点でいうと何点でしたか?」【毎日を充実させる心理学】

昨日は10点満点でいうと何点でしたか? あなたも考えてみてください。 今回は、自宅で仕事をしていると午後から眠くなってだらだらしてしまうことが多いという相談をもとに、時間を有意義に使い、あなたの毎日を少しだけ満点に近づける心理学的なテクニックについて解説させてもらいます。 Q. 個人で自宅で仕事をしているのですが、午後から眠くなりついダラダラしてしまうことが増えてしまいます。どうすればいいのでしょう? 結論としては、お昼寝をするようにしてください。 通常であれば30分までにしてもらい、寝不足の時には1時間までで考えてください。 基本的には、20分から30分のお昼寝を自分がいつも眠くなりそうなタイミングの前に行なってください。 以上がDaiGo師匠のアドバイスです。 人生あっという間? 自分や周りの大人たちを見てみてください。 「人生あっという間だよね」というようなことを言っている人が多いのではないでしょうか? これは自分の毎日を有意義に過ごすための長期的な戦略をとらなかった人たちが、自分の時間があっという間に過ぎてしまったと感じて、その後悔を元に日々の行動を変えることなく、何もしないまま時が過ぎている状態です。 確かに、目の前のことに集中していたり一生懸命頑張っている人は、1日があっという間に過ぎてしまうということはあります。 これは達成感とともにあっという間に過ぎたという感覚になるものです。 つまり、皆さんにとって大切な人生の中での時間が、確実に自分にとって大切な何かに変わったという感覚であり、時間を使ったけれど何かを手に入れたことで満足できている状況であれば問題はありません。 ですが、ほとんどの人はそうではなく、大体の場合が時間だけがなくなってしまいます。 5年前10年前と比べて皆さんは何が変わったでしょうか? おそらく何も変わっていないというような人がほとんどだと思います。 厳しいようですが、ほとんどの人が5年前と大して変わっていないでしょうし、おそらく5年後も今と大して変わらず少し老けたぐらいだと思います。 考える余裕を持って仕事をすることができていますか? 考える余裕がない仕事はそれだけで悪です。 1日24時間をフルに使って一生懸命働いているというのはかっこいいように見えます。 ですが、そうなれば考える余裕がなくなります。 思い返してみてください。 例えば、一生懸命頑張って3時間でひとつの仕事を終わらせたとしても、後で振り返ってよくよく考えてみると、その3時間かけた仕事は30分で終わらせることができる仕事だったというようなことが起きます。 それで、あの時少し考える余裕があれば、もっと早く仕事を終わらせることができて時間に余裕ができたのにと後悔してしまうケースはよくあります。 時間的な余裕も大切、かといって無駄な時間をダラダラと過ごすことはしたくない。 両立させるのは簡単ではないでしょうが、それでも日々自分の成長を実感できる時間の使い方を皆さんにはしてもらいたいと思います。 そこで、もう1つ質問します。 皆さんは昨日1日の時間を有意義に使うことができましたか? このような質問をすると、仕事や勉強などやらなくてはいけないことがあったけれど、なんとなく無駄なことをしてしまったような気もすると答える方が結構いると思います。 そんな1日を思い浮かべながら次の質問に答えてみてください。 具体的に何にどれだけの時間を無駄に使いましたか? こうなるとほとんどの人が答えられません。 もしくは、気づいてもいません。 例えば、1時間以上スマホのゲームをしていたり、なんとなく机の片付けをしたりしているけれど、それに気づいていません。 つまり、ほとんどの人は時間を無駄に使っているということは分かっているけれど、何にどれだけの時間を使っているのかわかっていません。 自分が時間を大切にするためにどこに対処すればいいのかをわかっていません。 僕たちがなんとなく無意識のうちに無駄な時間を過ごしてしまう一番の原因は、「習慣化された暇つぶし」です。 ちょっとした暇つぶしが完全に僕たちの体に染み付いて習慣化されていて、それによる時間の浪費に気付かなくなっています。 習慣化された暇つぶし対策 ステップ1 :自分の1日の行動を記録する まず、自分が1日の中でどんなことをしたのかということを書き出す必要があります。 その時にはスケジュール帳を見てもいいでしょうが、おそらくほとんどの人がスケジュール帳にも書いていない細々したことをしているはずです。 ですから、まずは自分が何か行動しようとした時にはそれを記録するということを行ってみてください。 ステップ2 :自分の行動に質問を投げかける 自分の行動を記録することができたら、それぞれの行動に対して次の3つの質問を投げかけてください。 自分はなぜその行動をしたのか? その行動は自分の1日に何か価値を与えただろうか? その時間を別の自分のやるべきことに使えなかっただろうか? 思いついたことは良いことも悪いことも記録しておいてください。 例えば、トレーニングをしようと思った時に「そういえば玄関の Amazon のダンボールを片付けなければ」と思い、つい片付けを始めたり、「そういえば洗い物をしなければ」と思いついて洗い物を始めたり、「そういえば・・・」という言葉を起点に、ついついやるべき事の先延ばしが起きたりするということがあったとします。 であれば、この「そういえば」という言葉が思いついた時に、どう対策しておけばいいのかということを考えれば良いということになりますので、そんなことを思いついた時にはメモしておいて、後から時間を決めて行うという対処ができます。 このようにして続けていけば価値がある充実した1日にしていくことができます。 ステップ3 :2度とやらないことリストにまとめていく ステップ2まででも十分に効果はあると思いますが、さらにこれを推し進める方法があります。 先ほどの3つの質問を投げかけて、つまらない答えしか思いつかない行動は先ほどの習慣化された暇つぶしです。 そんな行動を見つけたら、それを自分の2度とやらないことリストにまとめるようにしてください。 習慣化された暇つぶしをリストにして、それを意識しておくことで、いつのまにかしてしまう余計なことに時間を使わなくて良くなります。 ここまで出来るようになれば、1日の仕事や勉強などやるべきことも驚くほど早く終わるようになります。 実際に試していただければ、少なくとも1日の仕事終わりの時間が1時間は短縮されるはずです。 そうなると、自分のやるべき事もサクサクと進み、驚くほど何気ない毎日が充実していくはずです。 毎日を充実させるためのおすすめ本 いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 (早川書房) マッカーサー賞を受賞した天才科学者が明かす時間の作り方について教えてくれる本です。 いつも時間がないと言っている人は、どんな判断や行動をしているために時間がないという感覚が生まれてしまっているのか、そもそも時間がないというのはどういうことなのか、ということを行動経済学的に教えてくれる本です。 時間がないというのは余裕がないということだと読み替えるべきだということが分かると思います。   SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える (単行本)   ビジネスの世界でもスポーツの世界でもこれは同じで、世界や歴史に名を残した人達は明確なルールを持っていました。 それによりシンプルに判断することができるから大きな判断も迷うことなくできます。 決断力があるというわけではなく、シンプルでわかりやすいルールを決めているからです。 一方で、普通の人はルールを決めないので、いつまでもダラダラと悩んだり無駄に考え込んだりすることに時間を費やしてしまいます。 無駄に迷う時間がなくなることで、同じ1日であってもよりたくさんのことができて充実するはずです。 ここから先はさらに1日をより有効的に使って、毎日を充実させるための方法について掘り下げていきます。 時間を有効に使いたい、充実した日々を過ごしたい、あるいは、毎日忙しく時間に追われている日々に疲れたという方は、ぜひ続きをチェックしてみてください。  

一問一答「あなたの昨日は10点満点でいうと何点でしたか?」【毎日を充実させる心理学】
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜

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著者イメージ

メンタリストDaiGo

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。 人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動中。著書累計300万部。

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