• このエントリーをはてなブックマークに追加

タグ “バイアス” を含む記事 8件

一問一答「あなたは、お金を増やすために何が必要だと思いますか?」【投資家が陥る15のバイアス対策】

あなたは、お金を増やすために何が必要だと思いますか? 今回は初心者で投資を始める際のアドバイスについての質問をもとに、多くの投資家が陥るバイアスとその対策について解説させてもらいます。 Q.初心者で投資を始める際のアドバイスはありますか? まず、投資だけである程度のお金持ちになろうとするのは、宝くじに当たるような、かなりリスキーな事をしなくてはならなくなってしまいます。 投資というものは、何かのビジネスで稼いで元手を確保した上で、投資に挑戦するということでなければ、定年まで働くことを前提として、定年した後に、それ以降の生活を少しだけ豊かにするための老後の資金を貯めるぐらいしかできません。 そういう意味では、安定型の投資で手数料が低いところを考えるのが良いのではないでしょうか。 どこでやってもあまり変わらないので、手数料で考えれば良いと思います。 例えば 、ウォーレン・バフェットや有名な投資家たちも分散投資が大事だと言われています。 ですが、彼らの場合には、何百もの企業に分散投資していて、そのうちのほんのわずかな企業が大当たりして金持ちになっています。 投資ではコツコツと続けることが大事だと言われますが、それは大きく稼ごうと思わない場合だけです。 投資では元手の大きさかリスクの取り方、あるいは、時間のどれかを武器にするしか勝つ方法はありません。 一般的には時間をかけるのが一番いいと思います。 少しでも早めに始めて、真面目に仕事をしながら、生活を切り詰めて余剰資金を安定型の投資に地道に回していく方法です。 それが何十年もかけて大きな資金になっていたということは十分にありえます。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 「自分の頭で考える」 コロナ以降、投資を始めた人も多いと思います。 株式投資だけでなく様々な投資がありますが、ウォーレン・バフェットも言われているように、投資では自分の頭で考えることが一番重要です。 みんながやっていることや流行っていることをしても、必ずいつか失敗します。 仮に一度成功しても、それがなぜ成功したのか、自分のどのような思考が良かったのか理解できなければ意味はありません。 失敗した時も、何をどのように間違えたのか、振り返ることができなければ人は成長していきません。 「自分の頭で考える」ということが投資だけでなく人生では大事です。 もちろん、投資の基礎やベースになる考え方を学ぶことは重要です。 こちらはそのウォーレン・バフェットさんが大絶賛したハワード・マークスさんの本です。 考え方について学ぶのであればこちらが参考になると思います。 投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識 こちらもハワード・マークスさんの本です。 どちらも絶対に正しいとまで言うつもりはありませんが、投資をするのであればかなり参考になると思います。 市場サイクルを極める 勝率を高める王道の投資哲学 (日本経済新聞出版) バイアス対策については、こちらの本も参考にしてみてください。 無理なく限界を突破するための心理学 突破力 投資家が陥りやすいバイアス 投資をする時だけでなく、人生では様々な判断をします。 就職や転職では「どこの企業で働くか?」という判断をしますが、これも自分の時間と労力の投資です。 なぜこのような判断でミスが生まれるのでしょうか? 自分の無知からのミスは学べばいいですが、経験や知識がある人でもミスをすることがあります。 これはバイアスに陥るからです。 バイアスに陥ると投資でも人生でも判断ミスをします。 このバイアスに対策するためには、バイアスを知ることが重要です。 バイアスについて30分の講義を受けるだけでも、その後長期間にわたってバイアスの影響を受けづらくなるという調査もあります。 少なくとも半年に1回ぐらいはバイアスについて学んでいただき、自分も含めて、人は誰でもバイアスに陥ることがあり、間違った判断ミスをしやすくなるということを思い返すようにしてください。 2009年にテネシー州立大学などが行動経済学などの知見をベースにして、投資判断を誤らせてしまう認知バイアスについてまとめてくれています。 今回は、その研究をベースに、人が投資をする際に陥りやすいバイアスについて紹介させてもらいますので、重要な判断をする際には、これらのバイアスに陥っているのではないかと考えて、その際のチェックリストとして使ってください。 1. 現状維持バイアス 多くの投資家は、先行きが不透明な状況になるほど、現状維持の選択をしがちになります。 投資の意思決定はどんどん先送りになってしまい、リターンに悪影響が出ます。 市場が弱気な時は大胆に、市場が強気な時には慎重に、よく言われることですが投資の基本です。 言うのは簡単ですが、現状維持バイアスによってそれが難しくなります。 このバイアスの影響をゼロにするのは難しいですが、オートパイロット(自動売買)を使うことが推奨されています。 あるいは、一定の期間ごとに必ずレビューして、自分のポートフォリオがしっかり機能しているかチェックするとか、一定の期間ごとに必ず投資することにして、自分の意思や状況に振り回されることなく投資できる仕組みづくりが重要です。 2. アンカリング 特定の数字が頭に残って意思決定に影響を与えるバイアスです。 特に、自分にとって意味のある数字やキリのいい数字に人は目が向きやすくなります。 直前に見た数字や、良くも悪くも自分にとって意味のある数字に影響を受けていないか、これも常に意識した方がいいです。 人は自分にとって目立つ情報に引っ張られてしまいます。 それに気づいたら、逆に、自分があまり見ていない情報を見に行くようにしてください。 人は広く物事を見ていません。 目立つ情報だけをピックアップしています。 3. 視野狭窄 特定の投資先の値動きばかりに目がいってしまうバイアスです。 自分がしている投資や、特定の業種や特定の企業にばかり目がいってしまいます。 そして、それが失敗したら過剰に反応してしまいます。 それによって短期的なリターンばかりに目がいき、失敗しやすくなります。 自分が投資している銘柄だけでなく、不動産投資であれば、特定の地域ばかりに目がいってしまうということもあります。 自分が注目しているところに人は過剰反応するので、短期的な取引が増えてしまい、結果的に損してしまう可能性が大きくなります。 この悪影響を防ぐには、あらかじめ長期的な対策を立てておく必要があります。 例えば、特定の投資が失敗した時にはポートフォリオ全体をチェックすると決めておいたり、うまくいった場合と失敗した場合で場合分けしておいてください。 長期的なルールを決めておかないと、慌てて短期的な行動に出てしまいます。 4. 確証性バイアス 自分が決定を下した投資に対して、後から他の情報が出てきても無視してしまうバイアスです。 人は一度決めたポジションを保とうとする性質があります。 その後に価値がある情報や意味がある情報が出てきても、意思決定し直すことが難しくなります。 自分が将来性があると判断した企業に投資したら、その後に違う情報が出てきて株価が下がってきても、自分の投資の有益性を再チェックしません。 自分がした投資判断を維持する方向に意識が向きます。 人は常に「自分がした決定が正しい」と思える方向に進もうとします。 これは他人に対する第一印象でも同じことが起きます。 いい人だと思えばいいところばかりが見えて、悪い人だと思えば悪いところが見えるものです。 5. 自信過剰バイアス 投資家に限らず、あらゆる人が自信過剰バイアスの影響を受けています。 お金がある人もない人も、自分には将来の株価の動向や投資の動向を正確に予測する能力があると過大評価する傾向があります。 本来の自分の能力よりも過大に評価しているということです。 成果が出たら自分の能力によるものと考え、失敗したら運が悪かったと、原因を深掘りすることができません。 そうなると、ただ運が良かっただけなのに自分には能力があると思い、次の判断で十分に考えることができなくなります。 失敗は運が悪かっただけだと考え、そこから反省したり学ぶこともできません。 この自信過剰バイアスが行き過ぎると、ポートフォリオを組むことなく、特定の投資に全財産を突っ込んだりしてしまいます。 さらに、取引の回数が無意味に増えてしまい、リターンがマイナスになりやすくなるというデメリットもあります。 6. 損失回避 多くの投資家はリスクやリターンよりも損失に過剰に反応を見せます。 人は可能性よりも損をしないことに目を向ける性質があります。 それによって損失が生じても手放さない判断をしたり、すぐに売却して利益を確定させようとしがちです。 自分が損失に対して過剰に反応しようとしているのではないかと考えてみてください。 損失は事前に回避しなければ意味はありません。 損失を出した後で慌てて判断しても、良い結果にはなりません。 人間は、得をしたいという気持ちよりも、損をしたくないという気持ちの方が大きいものです。 それによりチャンスを逃して実際には損をしているということも起きます。 さらに、後悔回避といい、人間は無意識に後悔しない選択をしようとして、逆にチャンスを逃してしまうという考え方もあります。 授かり効果というのもあり、買った物を実際より高く見積もろうとしてしまい、物が捨てられなくなったり、自分の持っているものの方が良いと考えてしまいチャンスを逃すこともあります。 7. 経験則バイアス 投資において確かに経験則は大切ですが、多くの投資家は、自分の中の経験則を単純化しがちです。 いろいろな知識や経験があるのに、それを単純化してしまいます。 例えば、ポートフォリオを組む際に、個々の投資のリスクや関係性を考慮することなく、同じ金額で全てに投資したりします。 複雑性を考えることなく、楽をしたい欲求が出てしまい、物事を単純化して考えようとするわけです。 関連企業に投資してしまい、実際にはポートフォリオになっていないということもあります。 自分の経験則を単純化しすぎてしまうと、せっかくの経験を活かすことができなくなります。 これが豊富な経験を積んでいるのに失敗してしまう原因です。 8. メンタルアカウント(心理会計) 多くの投資家は、自分の資金を無意識のうちに目的別に区別しています。 例えば、「このお金はリスク資産への投資用」「このお金は資産の保全用」などと考えて投資を行っています。 確かに目的別に考えることも大切ですが、これが行き過ぎると資産全体に目がいきづらくなります。 これも誤った投資判断につながる原因 です。 当然ですが、将来のためにリスクを取るべきタイミングもあれば、市場がそれほど動いていないので、リスクを取っても意味がないタイミングもあります。 そんな時に、目的別に自分のお金を考えていると、リスクを取るべき時に中途半端なリスクしか取れませんし、安全に行くべき時に十分な安全が確保できなかったりということが起きます。 投資だけでなく、人間は心理的な財布が分かれています。 例えば、お酒であれば、おしゃれなお店に行った時には、自宅で飲むときの3倍ぐらいするようなお酒も飲んでしまう人も多いかと思います。自宅で飲む時は普段の飲食の会計から出ていて、お店で飲むときには外食費でちょっと贅沢も許してしまうわけです。 心理会計の違いにより、同じものなのに高い出費を自分に許してしまうようになります。 同様に、旅行に行った時もレジャー費と考えて、ついつい余計な出費をしてしまうと思います。 区別しすぎていないか、組み合わせることによってリターンが大きくなる可能性はないか、定期的に検討するようにしてください。 ここから先は、さらに多くの人が陥りがちなバイアスについて解説していきます。 続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたは、お金を増やすために何が必要だと思いますか?」【投資家が陥る15のバイアス対策】

一問一答「あなたが、今年やり残したことはどんなことですか?」【年末後悔対策】

あなたが、今年やり残したことはどんなことですか? 今回は、迷ってばかりで行動できないという方の相談をもとに、年末の後悔を繰り返さないための、多くの人が陥りがちなバイアス対策について紹介させてもらいます。 Q. いつも迷ってばかりで、結果行動できず後悔することばかりです。アドバイスお願いします。 人は迷った時には「それをやらなかった時に、どれくらい後悔するか」ということを考えると行動できるようになります。 ところが、多くの人は心理的に真逆のことをしてしまいます。 ほとんどの人は「やって失敗したら、どれくらい後悔するか」と考えてしまいます。 そうすれば当然ですが行動するのが怖くなります。 自分が行動しなかったことによってどれくらい後悔するのかということに目を向けてください。 それだけで大抵のことには行動する勇気が湧いてきます。 現代人には完璧主義が増えています。 とても多くの人が完璧にこだわったり失敗を極度に恐れています。 なぜ現代人にこのような人が増えたのかということについては、科学的にも諸説ありますが、例えば、SNS の普及によって、他人との比較が容易にできるようになったということがあると思います。 この完璧主義がひどくなると決断麻痺という状態になります。 結局のところ、やるということを決めているわけでも、やらないということを決めているわけでもない状態です。 無意味に保留している状態が増えてしまいます。 例えば、転職するかしないかで迷った時に「今は転職しない」を選んでいる人は多いと思います。 それが「今転職をするか」「一生転職しない」この2択の場合には、ほとんどの人は「今転職する」を選ぶことができます。 これは選ぶのが怖いだけです。 完璧主義に陥ると人は物事を選べなくなります。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 「また今年も…」後悔をなくす方法 今回は年末の後悔をなくす方法について紹介させてもらいます。 年末の後悔をなくすための考え方や習慣があります。 大抵の人が、年末が近づいてくると「今年も何もできなかった」と考え後悔から始まり、それが徐々に諦めに変わり忘年会シーズンを過ごし、来年こそはコロナも落ち着いて良くなるだろうと考えて、次の年も同じように過ごしてしまいます。 これはいくつかのバイアスが人間の思考を歪めているからです。 人生では選択の連続です。 この人生での選択を毎年間違っているから、毎年同じ後悔を繰り返すわけです。 1. 他人に期待しすぎるのをやめる まずは、性善説バイアスと言われるものですが、他人にも自分にも「本当の自分」がいると信じています。 そんな本当の自分なんてないということを教えてくれるのが、イェール大学の研究です。 自分は本当はやればできるし我慢もできると考えます。 今はちょっと忙しいから、ちょっと体調が優れないから、何かしら理由をつけて、今の自分は本当の自分ではないと考えてしまいます。 科学的には本当の自分なんてどこにも存在しません。 人間の頭の中には様々なモジュールや機能があり、それがせめぎあって自分というものを作り出しているに過ぎません。 例えば、目の前に美味しそうなケーキがあったとします。 それを食べたいという自分と、ダイエット中だからダメだという自分がいて、多くの人は自分にとって都合がいい方を本当の自分だと勝手に決めています。 本当の自分はダイエットしなくてはいけないとわかっている、でも、つい食べてしまったと言います。 食べてしまったのは環境が悪かった、友達に誘われて仕方がなかったと言い訳をします。 ケーキを食べた自分はたまたまで、それは本当の自分ではないと言うわけです。 本当の自分をいい人に保とうとするバイアスが性善説バイアスですが、自分にだけでなく他人に対してもこれが起きてしまいます。 悪い人がほんの少し良いことをすると、本当はいい人だと思い込みます。 目の前でほんの少し良いことをしたからといって、本当にいい人かどうかはわからないのに、いい人に違いないと期待してしまいます。 もちろん逆もあります。 いい人だと思っていた人が少し悪いことをすると、それが近しい人の場合には、きっと環境が悪かっただけで仕方がなかったに違いないと考えます。 性善説バイアスは、自分と仲間を信じて群れや集団を守るために人間に備わったバイアスです。 ですから、自分に対しても自分の仲間にもいい人だと信じてしまいます。 味方や仲間を必要以上に信じてしまい、結果的に裏切られたり依存してしまうことも起きます。 だからといって近しい人を疑えと言っているわけではありません。 近しい人を手放しに信じ込みやすい人は、自分に対しても都合がいい解釈をしがちです。 本当の自分なんてどこにもいないということを忘れないでください。 近しい人も同じです。 他人に勝手に期待して、裏切られたと考えたりするのはやめましょう。 今年一年を振り返って、他人のせいにしていることはありませんか? 2. 他人に尽くすのをやめる 他人の喜び過大評価バイアスというものもあります。 ニューヨーク大学が、17,549人を対象に壮大な研究を行なっています。 様々な実験が含まれていますが、誰かの頼み事を聞いたりプレゼントしたりする時に、人は相手が喜んでくれると期待するわけですが、多くの人が相手の喜びを過大評価し過ぎだったということです。 他人に一生懸命尽くすことは美しいことですし、素晴らしいことではありますが、無理をして尽くすと、無理をしたのにコスパが悪いという結果になりがちだということです。 無理をしないレベルで、他人に尽くすことが楽しいと思えるのであれば何の問題もありません。 無理をして他人に尽くすと、その人は自分が思ったほどは喜んではいません。 人は他人が何をしたら喜ぶのか見抜くのが苦手です。 人間はそれぞれ様々な価値観や考えを持っています。 それが必ずしも相手が喜ぶことだとは限らないということを一度思い出してもらい、それから行動するようにして頂けると、このバイアスの影響を受けにくくなります。 他人に尽くしすぎると新しいことに取り組む時間も無くなります。 いろいろ尽くしたのに報われなかったということはありませんか? 3. 他人と比べて安心するのをやめる ほとんどの人がナルシストバイアスというバイアスを持っています。 イリノイ大学の研究を見てみると、2,821人を対象に、どれぐらいの人が平均よりも頭がいいと思うかひたすら調べていますが、全体の65%の人たちが自分を平均以上だと考えていました。 自分を平均以上に思うバイアスをナルシストバイアスと言いますが、この研究は結構古い時代から行われていて、新しい研究になればなるほど、人間のナルシストバイアスは強くなっている傾向があります。 人間はどんどん自分が平均以上だと思うようになってきています。 他人と比べて安心しないようにしてください。 比べるのであれば過去の自分と比べて、確実に前に進めるようにしてください。 年末の後悔について、あの人よりはマシと考えていませんか? 4. 人気を無視する 人気優先バイアスと言いますが、人間は無意識に人気があるものを選んでしまいます。 商品やサービスを買う時にも、人生で大切な決断をする時にも、人気があるからという理由で損する選択をすることが結構あります。 スタンフォード大学の研究で、Amazon のような通販サイトでの購買行動について調べています。 それによると、口コミやレビューが良い商品が必ずしも売れるわけではありませんでした。 どんな商品が売れるのか調べたところ、大抵の人はレビューの点数よりもレビューの数が多い商品を購入する傾向がありました。 実際の商品の質で選ぶのが合理的だとわかっているのに、商品の質よりも商品の人気をベースに購入の意思決定をしてしまいます。 商品でもサービスでも、投資でも同じですが、人気だけで決めてしまうことが多くなります。 流行っていたから手を出してみたけれど、使ってみたら微妙だったということもこのバイアスの影響です。 商品の質や自分の本当の興味で決めていないからです。 これと同じことを人生の様々な場面でしてしまいます。 不動産投資が流行っているからと不動産に手を出したり、周りがみんな結婚しているからという理由で後悔する選択をしてしまいます。 他人の選択に流されてしまい、自分が本来するべきことができなくなるので、年末の後悔につながります。 人気でみんながやっていることは無視する一年を過ごすというのも時にはいい方法だと思います。 今年購入したもので、周りに引っ張られて買ってしまったものはありませんか? ここから先は、さらに来年こそ人生を変えるために理解しておいてもらいたいバイアスと対策について解説していきます。 ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたが、今年やり残したことはどんなことですか?」【年末後悔対策】

一問一答「あなたの今年の目標の進捗はどれぐらいですか?」【人が変われない理由】

あなたの今年の目標の進捗はどれぐらいですか? 目の前のことから逃げて現実逃避していませんか? 過去に目を向けると行動しないための理由はいくらでも見つかります。 過去を変えるための努力ではなく、それを受け入れて今努力することで未来を変えることはできます。 すでに目標に挫折し始めているという人もいると思います。 いつまでたっても人生が変わらないと嘆いている人もいると思います。 起業や副業や転職や、いつまでも変わらない人間関係や恋愛関係。 今回は、いつまでも行動できないという方の相談をもとに、もっといろいろなことに挑戦したり、新しいことを受け入れたり、自分の人生を変えたり大きな成功を掴むために積極的に行動していくことができる人になるための方法を解説していきます。 Q. 変わらなくてはいけないと思いながら、結局行動できなくて時間だけがあっという間に過ぎていきます。どうすれば行動できるのでしょうか? 多くの場合行動できない人は「ファーストステップ」がわかっていません。 起業したいとか副業をしたいと思っているけれど、なかなか踏み出すことができない人が結構いると思います。 このような人は「どこから手をつけるか?」ということがわかっていません。 最初の一歩を軽くすれば軽くするほど大きなことができます。 例えば、今ではアメリカのネットのトラフィックの1/3以上を占めていると言われる Netflix がありますが、 創業者のリード・ヘイスティングスさんがレンタルDVDを借りて100ドルほどの延滞金を取られたところから始まっています。 そのお金があれば DVD を買えるではないかと憤りを感じて、もっと便利なレンタルDVD のサービスを始めようと考えました。 Netflix は最初は DVD の宅配サービスから始まりました。 ポストに投函すれば DVD を返却できるという日本にも当時あったサービスです。 それを始める際に、お金の工面やレンタル価格、万が一の保険など考えるのではなく、彼らはまず最初に行動しました。 彼らは切手と封筒を買ってきて、DVD をその封筒の中に入れて自分の家に送りました。 DVD ケースがちゃんと破損せずに届くかということを調べるためでした。 共同創業者と自分が送った DVD がちゃんと届くかワクワクしながら待ち、届いたそれを開けてみたところ破損もしておらず大丈夫でした。 それでこれでいけると確信して進み始めました。 つまり、今これだけ世界中を席巻している Netflix でさえも、たった1枚の切手と封筒と DVDをさっさと用意してポストに投函するところから始まっています。 行動できないのは「最初の一歩」が見えていない。 あるいは、「最初の一歩を重く感じすぎている」可能性があります。 Netflix の創業ストーリーに学んでください。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 あなたが変わらない本当の理由を教えます 変わりたいけれどなかなか変われないという人も多いと思います。 本当に変わりたいと思ったら何をしないといけないのかということを解説させてもらいます。 無駄な仕事に追われない対策が必要! まず、大抵の人が変わろうと思った時に気をつけなくてはいけないのは「無駄な仕事をなくす」ということです。 自分でビジネスをしている場合でも企業で働いている場合でもこれは同じです。 日常生活の無駄な作業や無駄な仕事に追われないということがとても重要になります。 ところが、人間にはむしろ無駄な作業に追われやすい性質があります。 この人間がもともと持っている性質を理解して、まずは「無駄な仕事に追われる」バイアスへの対策をする必要があります。 挑戦も努力もできないには理由がある! 人間には元々の変化を嫌う性質があります。 それだけでなく、人間は「努力しない」のに「挑戦もしない」ということもあります。 意味があることに対しては挑戦しないのに、うまくできても意味のないことに対しては何故か時間とお金を使います。 自分の人生を左右する本当に大事なことに人はなかなか手をつけないのに、それをやらなくても誰も困らないようなことに対して時間やお金を費やしてしまいます。 人生にとって本当に重要なことに手をつけるべきなのに、なぜか1年もずっと触っていなかった棚の整理を始めたりします。 これは挑戦や変化を嫌がる人間の性質があるからです。 このようなバイアスによって影響を受けた時に、どのように対策して自分を奮い立たせればいいのかということも考えておく必要があります。 失敗から目を背けず学ぶ必要がある! さらに、自分の「失敗」を真の意味で活かすことが重要です。 例えば、昨年末や今年の年始に今年こそ変わろうと考え目標を立てたのに、すでに挫折し始めている人も多いのではないでしょうか。 そもそも大きな変化を起こそうと思ったら、いきなり成功するはずがなく失敗する方が圧倒的に多くなります。 たくさんの失敗をすることが当たり前で、その失敗からどう学ぶかが重要です。 それなのに、人間は都合の悪いことから目を背けるように出来ています。 新しいことを始めた時には小さな失敗の兆候が必ず見えるはずです。 その時にその小さな失敗に向き合って学び活かすことができれば、今失敗していたり挫折し始めていたとしても、今月から挽回し始めて今年の目標を達成することもできるはずです。 いち早く今ある失敗から学びそれを活かすことができれば、年末までと言わず夏ぐらいまでに目標を達成する可能性だってあります。 どんなことでも最初は必ず失敗します。 最初のモチベーションがまだ高い時期に、その失敗に対する対策をするべきなのに、大抵の人はこのモチベーションが高い最初の時期を何となく過ごしてしまいます。 まだまだ時間があるからとダラダラと過ごしていつのまにか1年が過ぎてしまいます。 今回その最初の段階の失敗をそれ以降に活かすための方法についても解説します。 自分を変えるためには、自分の視点を変えたり自分を客観的に理解することも重要です。 そのために参考になるであろうおすすめの2冊も紹介しておきます。 ヤバい経済学〔増補改訂版〕―悪ガキ教授が世の裏側を探検する   insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力 例えば、ビジネスで上場企業の社長になるぐらいのレベルまで考えるのであれば、他にも考えるべきことはたくさんあると思います。 ですが、人間がある程度以上幸せに生きるためには、そんなに難しい知識やテクニックは必要ありません。 そのためには工夫があれば十分で、その工夫の方法について解説した本も紹介しておきます。 やる気に頼る人は大抵うまくいきません。 やる気に頼るのではなく「工夫」に頼るようにしてください。 これについては、こちらの本で詳しく学ぶことができるのでおすすめです。 なぜ「やる気」は長続きしないのか―心理学が教える感情と成功の意外な関係 大抵のことは工夫すればお金に変えることができます。 多くの人は儲かりそうなことを探しますが、それはあまり工夫しなくても儲かることです。 工夫することなくお金になることは、そのうちみんながやり始めてお金にならなくなります。 工夫しなければお金にならないようなことをすれば他人に真似されません。 競争にもさらされないので安定した収入を得ることができます。 ポイント1 :「単純緊急性効果」目の前の仕事に追われすぎる 人間には目の前の仕事に追われやすく重要な仕事に手をつけにくくなる性質があります。 ジョンズホプキンズ大学の研究で、5つの実験を通して、人間は「緊急」なことと「重要」なことのどちらに反応しやすいのかということを調べています。 参加者に2つのパターンのタスクを見せて反応の違いをチェックしています。 「重要ではないけれど緊急なタスク」と「重要だけれど緊急ではないタスク」の2つを用意しています。 例えば、「重要ではないけれど緊急なタスク」は、「3分間の締め切りでタスクをこなしたら1,000円もらえる」というようなタスクです。 「重要だけれど緊急ではないタスク」は、「60分の締め切りでタスクをこなしたら2,000円もらえる」というようなタスクです。 普通に考えたら、締め切りが長いからといってそのぶん時間がたくさんかかるわけではないので、2,000円のタスクに手をつけそうな気がします。 ところが実際の研究の結果は逆でした。 締め切りが短くて大して重要ではないタスクの方に気をつける人の方が多かったそうです。 「単純緊急性効果」 人は重要なことから手をつけるのではなく、時間が迫っている緊急なタスクの方が重要だと考える性質があります。 これが「単純緊急性効果」と呼ばれるもので、人はシンプルに緊急性があることに重要性を感じて手をつけやすくなるということです。 研究者によると、大抵の人間は締め切りが短いだけでタスクを選ぶバイアスがあると言われています。 緊急性には人間の注意を引きつける効果があり、実際にその仕事が自分の人生に変化を与えるのか? どれだけ自分の人生に対してプラスになるのか? ということから注意をそらしてしまいます。 ですから、多くの人は自分の健康や自分の家族、キャリアにおける人生の重要なことを犠牲にして、ただ単に「締め切りが短い」「緊急性が高い」「今すぐやらなくてはいけない」というようなことばかりを重要だと錯覚してしまいます。 あるいは、すぐ終わらせることができたり手軽なことばかりに自分の時間やリソースを使ってしまいます。 人生において、自分の健康を考えるのであれば定期的な運動は重要です。 自分の人生を充実させることを考えるのであれば、日々勉強したり新しいことに挑戦することも欠かせません。 人生において本当に重要なことなのに、なぜかそれにはいつまでも手をつけず、別にやらなくてもいい棚の整理をし始めてしまいます。 簡単なタスクはとりあえず手をつければ容易に達成感を得ることができます。 ですが、大きな仕事はインパクトは確かに大きくてもどうしても時間がかかります。 だから、今やらなくてもいいと考えてしまい、いつまでたっても自分を変えることができません。 実際に、「いつも忙しい」と思っている人もいるでしょうが、このような人ほど単純緊急性効果にハマっていて、無駄な仕事ばかりに手をつけてただただ忙しくなっている可能性があります。 しかも、恐ろしいのは1度単純緊急性効果にハマると、どんどん重要ではないことばかりに手をつけるようになり、もっと緊急性がありすぐに終わる些末な仕事ばかりに追われるようになります。 単純緊急性効果の唯一の対策 このバイアスに対する対策はかなり難しく、そのためには「自分の価値観をはっきりさせる」ということ以外にはないと言われています。 それをしない限りはこのバイアスは逃れられないと研究者は言っています。 「自分は何のために仕事をするのか?」 「結果を手に入れたことによりどんなメリットがあるのか?」 このようなことを考えてみてください。 例えば、自分のための勉強をしようとした時に部屋の片付けや掃除をし始めてしまうというのであれば、その掃除をすることによって自分にどれだけの価値が生まれるのだろうかと考えてください。 その時間を使ってしっかり働いて稼ぐのと同じ時間を使って掃除をするのを比べてみてください。 もしかしたらしっかり働いて稼いだお金でプロの掃除の業者を雇った方がメリットがあるかもしれません。 それによって得られるメリットが「部屋が綺麗になる」というだけであれば、それだけのメリットは他の方法で得ることもできます。 自分にとっての結果やメリットに目を向けるようにしてください。 いつまでも変わらない人はやらなくてもいいことにたくさん手をつけています。 それで忙しくなってしまい人生が変わらないだけです。 本当に毎日毎日忙しくて何もできないのであれば、1年それが続けば人生での目標や夢にかなり近づいているはずです。 そうでないのであれば、これまでの自分の選択が全て間違っていたということです。 それをもたらすのが単純緊急性効果の影響です。 ポイント2 :「情熱バイアス」不利な仕事を任される どうでもいい仕事だと言われても、それをやらされてしまう場合もあります。 意味のない無駄な仕事を上司に押し付けられるようなこともあると思います。 これに対する対策も紹介しておきます。 不利な仕事を押し付けられることが多い人が、それを逃れるためにはどうすればいいのかということです。 ブラック企業ややりがい搾取の問題がよくありますが、このようなところで働いている人は一生懸命働く人が多いです。 情熱があって頑張っている人ほど、なぜブラック企業にこき使われたりやりがい搾取の標的になってしまうのでしょうか? 普通に考えれば、情熱を持って頑張っている人であれば重要な仕事を任せたいはずです。 それなのにやっても意味がない重要ではない仕事をなぜさせるのでしょうか? これは人間のバイアスが原因です。 心理学者のアーロン・ケイなどの研究で、2,400人の参加者を集めて8つの実験を行っています。 実験の内容としては簡単に言うと、参加者たちに非常に強い情熱がある人の発言を読んでもらいました。 その上で、その発言をした人がその人の上司からどのように扱われていると思うか調べています。 他にもいくつかの実験が行われていますが衝撃的なことが確認されています。 その結果、情熱が強い人は「ブラック企業で働くのが当然だ」と周りから思われる傾向があるということでした。 情熱が高い人は、会社のルールや規定にない仕事を割り当てられたり、プライベートを犠牲にしてまで働かされたり、本来自分の仕事ではないオフィスの掃除などをさせられても、周りの人からは同情されることも感謝されることもありません。 あの人は情熱的だからあれぐらいやっても当然だろうと思われやすかったということです。 「情熱バイアス」 要するに、やりがいや情熱を感じている人は、多少無理をさせてもいいと周りに思われてしまうわけです。 人はその人には情熱があるのだから自分よりも働くのが当然だと考えてしまいます。 だから、このような雰囲気が周りに伝わっている人はブラック企業ややりがい搾取のターゲットになりやすくなります。 その結果、自分がやらなくてもいい無駄な仕事に追われていつまでも変われないということになります。 他の実験で、仕事の内容によって情熱バイアスの影響は変わるのかということも調べています。 世の中には情熱的でなければできない仕事があります。 情熱が必要だとされるアーティストやソーシャルワーカー、介護の仕事などは、なぜかハードワークでもそれが当然だと思われる傾向がありました。 ソーシャルワーカーや介護の仕事の給料が上がらない問題も原因はここにあります。 事務職のようなあまり情熱がなくても大丈夫だと思われる仕事の場合には、ブラックややりがい搾取のターゲットになると問題だとされるのに、なぜか情熱の必要な職業に対しては、ひどい環境で働くのも当然だと思われてしまうわけです。 大抵の人は酷い環境で働くことと情熱を結びつけて考えてしまいます。 あまり情熱をアピールしないようにしてください。 仕事を早くこなしたり完成度を求めるのはいいですが、 情熱をアピールするのではなく割り切って仕事をするようにしてください。 そうしないと搾取されている状況も変わらないし、周りから搾取されても当然だと思われてしまいます。 芸能人も好きでなければできない仕事です。 だからありえないぐらいの時間働かされても誰も文句を言いません。 芸能人になる人は情熱的だから、それぐらい仕方がないと多くの人が考えてしまうわけです。 あまり情熱的なことをアピールしないようにしてください。 よほどいい環境であったりいい上司に恵まれれば別ですが、そうでないのであれば効率的に割り切って仕事をしているだけと周りに感じさせた方がいいです。 まだまだ人が人生で変わらない理由は他にもあります。 続きもぜひチェックしてみてください。  

一問一答「あなたの今年の目標の進捗はどれぐらいですか?」【人が変われない理由】

一問一答「あなたの一番後悔しているお金の使い方はどんなものですか?」【投資の判断力】

あなたの一番後悔しているお金の使い方はどんなものですか? 見栄を張ってなくなってしまうお金もあれば、コツコツ貯めることで大きな形になるお金もある。 そこから人に後悔を作り出すお金もあれば、覚悟を作り出してくれるお金もある。 お金の額は関係なく使い方によっていくらでも価値が変わるものです。 今回はお金の判断を間違わないために、投資についての相談を元に投資の判断力を高めるための方法についてまとめさせてもらいます。 投資だけでなく人生やビジネスの大切な判断で間違わないために役に立つ内容です。 Q. 投資に興味があります。投資の知識がゼロな人が投資を理解するためのおすすめの方法を教えてください。 投資の上手な方法から勉強するのはおすすめしません。 投資は怖いものだと考えている人に投資でどうすれば勝つことができるかを語っても意味がありません。 「投資で儲かる」というアプローチをするよりも、「預金がどれだけ損をするか」ということにアプローチした方がその気になります。 そこで初めて勉強しようという気になります。 投資を始めたいのであれば、自分のしている預金というものが愚かなのかということから理解した方がいいと思います。 なかなか投資を始められないという方はこの本をまず読んでみてください。 預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている (講談社+α新書) 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 心理学的な投資成功率の高め方 人間が投資でハマりやすいミスがあり、心理学的にそれを避けるための方法について紹介します。 人間がどんな時に判断ミスをするのかということを理解しておけば、投資でも人生でも役に立つと思います。 多くの人が投資で失敗してしまいやすいバイアスがあります。 人は余計な思い込みに左右されて損をしていることがたくさんあります。 バイアスというものは本能に基づいているものですから、後悔してもまた同じミスを繰り返してしまいます。 後悔しない判断をするためには、判断するたびにバイアスのリストに目を通して、自分がそれに左右されていないかチェックする必要があります。 今回は、そんな中で心理学的に投資の成功率を高める方法について解説します。 6つの投資で重要なポイントを解説します。 ポイント1 :自分の遺伝子を知ろう 実は、僕たちの投資スタイルは結構な割合で遺伝子で決まっているということが確認されています。 遺伝とトレーダーについて調べた研究があり、ウォール街で働く60人のトレーダーを対象に遺伝子検査を行っています。 それと同時にトレーダーではない一般の男女54人にも同じ遺伝子検査を行っています。 そこにどんな違いがあるのかということを調べようとしたものです。 その結果明確な違いが確認されました。 トレーダーの遺伝子はドーパミン受容体4プロモーター(DRD4P)とカテコールアミン-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)という異なる対立遺伝子が優勢であるということがわかりました。 これはドーパミンのレベルが高すぎず低すぎもしない中程度に維持されやすいという傾向が遺伝子的に確認されたということです。 ドーパミンのレベルをバランスよく保つことができる遺伝子を持っている人が投資で成功しやすい可能性があるということです。 ドーパミンのレベルが高すぎてリスクを取り過ぎる人はトレーダーに向いていないし、ドーパミンのレベルが低すぎて臆病すぎる人も当然トレーダーに向いていないわけです。 この傾向が確認された事について研究チームは次のように言っています。 最高のトレーダーは確かにリスクを取る必要があるけれど、一方で、長期的な視点で考えたり自分の衝動を抑える必要がある。 取るべきリスクは取ることができるが、それと同時に自分の衝動を抑えることが出来なければいけない。 この2つの欲望は対立するものです。 人間は衝動的になればなるほど後先考えずリスクを取ることができます。 リスクを取るためにはある程度衝動的になる必要があるわけですが、衝動的になりすぎると自分の欲望やバイアスを抑えることができなくなり間違った判断をします。 この2つの欲望の間で上手にバランスをとることが重要なわけですが、そのためにドーパミンのシステムがとてもバランスよく保たれていることが重要だったということです。 起業家が投資に向かない理由 適切なレベルのドーパミンを保つことが重要だったということですが、リスクを取って成功した起業家はあまり投資に向かないことが多いのかもしれません。 起業して成功するためにはドーパミンレベルが結構高くないと難しいと思います。 投資で成功するためには一歩引いて客観的に見る必要があります。 そうなるとドーパミンレベルがほどほどに安定していることが重要になります。 実際のミリオネアたちを調べた研究を見てみても、サラリーマンとしてコツコツとお金を節約してそれを着実に投資にまわして運用して晩年にミリオネアになる人が多いそうです。 起業家のようにリスクを取って成功する人よりも、コツコツと続けることができる人たちの方がおそらく投資に向いているのだと思います。 投資判断の29%が遺伝によって決まっている?! 別の研究ですが、どんな株を買うかということはその29%が 遺伝子によって決まっているということも言われています。 僕たちの投資判断のうち29%は遺伝子に依存しているものです。 お父さんやお母さんが投資で成功していて、子供も同じように投資で成功しているという人も結構いますが、これは環境だけでなく遺伝子によるものかもしれません。 ポートフォリオのリスクも25%が遺伝によって決まっている?! 投資におけるポートフォリオも人それぞれだと思います。 真逆の業界に投資を行ってバランスをとる人もいれば、特定の業界が多くなる人もいます。 このポートフォリオのリスクのうち、およそ25%が遺伝によって決まっているそうです。 リスクのバランス判断も結構な割合が遺伝によって決まるということです。 思っている以上に遺伝子の影響は大きいようです。 最近では遺伝子検査も簡単にできるようになったので、それを使って自分のリスク傾向について知っておく事もいいのかもしれません。 自分のドーパミンレベルがどれくらいなのかを知っておくことは投資判断に結構重要です。 ポイント2 :ホルモンバランスを理解する 男性も女性もホルモンバランスでかなり投資判断が変わります。 投資とホルモンバランスについて調べてくれた研究があり、140人の男性トレーダーを集めて全体を2つのグループに分けて実験を行っています。 一方のグループには男性ホルモンであるテストステロンのジェルを塗ってもらい、もう一方のグループにはプラシーボのジェルを塗ってもらいました。 テストステロンは皮膚から吸収されて男性ホルモンが高くなるとリスクを取りやすくなります。 その後に全員に17回のトレードを行ってもらい、どれぐらい投資判断に変化が現れるのかチェックしています。 その結果、テストステロンの値が高くなっていたトレーダーは金融資産の価格設定を間違える確率が高くなっていました。 あまり深く考えず投資するようになってしまい失敗する確率が高くなっていたということです。 さらに、入札価格や販売価格も間違える可能性が高くなっていました。 テストステロンが高くなると、もっとリスクを取りたくなるということです。 当然ですが、投資というものはたくさん取引をすれば儲かるというものではありません。 短期間で売ったり買ったりをあまりしない方が基本的には儲かります。 テストステロンが高くなるとリスクを取りたくなるのでそれができなくなります。リスクを取りたくなってたくさん売り買いをしてしまうわけです。 この結果について研究チームは次のように解釈しています。 テストステロンを高めた男性は資産価値や入札価格の判断を直感で行う傾向が高くなったので、投資会社はいかにホルモンバランスが投資判断に影響を与えるのか理解しておくとメリットを得ることができるかもしれない。 僕たちも自分のホルモンバランスについて理解することで、投資の適切な判断につなげることができるかもしれません。 例えば、失敗が怖くてなかなか投資に踏み出すことができない人は、筋トレを行ったりして自分のテストステロンを高めるというのも良い方法だと思います。 女性は生理周期にも注意 女性の生理周期とリスクの取り方には関係があるという研究もあります。 女性は排卵期には高いリスクを取りやすくなります。 53人の女性ギャンブラーを集めて生理周期の間に全員のギャンブルのかけ方がどのように変わるのか調べています。 それによると、排卵期にはかける回数も増えてリスクの高いギャンブルに手を出す可能性が大きくなっていました。 そして、月経前のエストロゲンが減少するタイミングには気分が落ち込んで、この時にもギャンブルに手を出しやすくなっていました。 それぞれで理由は違いますがリスクを取りやすくなるタイミングがあります。 女性の場合には、この生理周期における自分の取引額の変化や傾向を冷静に見れるようにやっておいた方がいいと思います。 自分のこれまでの取引の成否を理解して、この生理周期にも気を配り取引を行うタイミングにも留意する必要があります。 ポイント3 :損失回避傾向を減らす 損失回避傾向は誰でも持っているものです。 人は当然損を恐れる傾向があるわけですが、例えば、「これをすると1万円もらえる」という時のモチベーションよりも「これをしないと1万円もらえるはずのチャンスがなくなる」と言われた時のモチベーションの方が高くなり実際に行動しやすくなります。 人は何かを手に入れることよりも何かを失うことの方を大きく感じます。 僕たちは、得をすることよりも損をすることを大きく捉える傾向があります。 この損失回避傾向が投資判断に影響を与えると、みんなと同じ凡庸な結果しか出せなくなります。 リスク許容度統計のデータを元に投資家のリスク許容度がどのような条件で変化するのか調べた研究があります。 その結果、投資家のリスク許容度と最も関係が深かったのは損失回避傾向だったそうです。 この損失回避傾向に対策するというのが、僕たちが投資でのパフォーマンスを高めるためには重要なポイントのようです。 人はお金を失う恐怖に苛まれれば苛まれるほど、どんどんリスクを取らなくなります。 お金を失う恐怖によってチャンスを逃します。 投資ではみんなと違うことをしないとチャンスを掴むことはできません。 みんながお金を失うことを怖れている時に、自分が損失回避傾向を上手にコントロールしてリスクを取ることでチャンスを掴めます。 そのためには投資収益率はあまり頻繁に見ないようにしてください。 これは月単位ではなく年単位で見るぐらいがちょうどいいそうです。 そして、ポートフォリオを全体的に見るのも損失回避傾向を抑えるのに役に立つそうです。 人は小さな単位で物事を見ると失っているものばかりに目が行きます。 できるだけ大きな単位で見るようにすると損失回避傾向にとらわれて判断ミスすることが少なくなります。 短期思考は損をする! これは投資だけでなく人生でもビジネスでも共通する大切なことです。 ビジネスに対しても自分のキャリアに対しても短期的に見ていると判断ミスが増えます。 短い期間で見ると人は誰でも上がったり下がったりすることはあります。 一部分だけを見るとマイナスになっているところばかりが目に入るものです。 ですが、長い期間や広い範囲で物事を捉えると、個別のマイナスについて考えるよりも、次の挑戦について考えることができるようになります。 自分の人生も仕事も、投資も長い期間で広く見るようにしてください。 長期的に物事を見る思考については、やはりバフェットさんの考え方に学ぶのが一番だと思います。 こちらは投資をしない人にとってもとても参考になると思います。 文庫・スノーボール ウォーレン・バフェット伝 (改訂新版)〈上・中・下 合本版〉 (日本経済新聞出版)   人間は損失回避傾向だけでなく愚かな選択をしがちな生き物です。 間違った選択や判断をしないための考え方を学びたいのであればこちらの本がとても参考になります。 ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 文庫 (上)(下)セット ここから先はさらに投資判断の精度を高めるポイントを紹介していきます。 投資だけでなく人生でもビジネスでも役に立つトレーニングについて紹介しますので、ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたの一番後悔しているお金の使い方はどんなものですか?」【投資の判断力】

一問一答「あなたは来年どんな人間関係をつくりたいですか?」【人間関係の思い込みの大掃除】

あなたは来年どんな人間関係をつくりたいですか? DaiGo師匠の質疑応答では、人間関係にまつわる問題が非常に多いです。 その中でも、特に多いのが一方的な思い込みによる問題です。 今回は、人間関係の距離感について悩んでいる方の相談をもとに、捨てれば人生が変わる人間関係の思い込みについてまとめさせてもらいます。 Q. 割と仲良くなったのに、しばらく会わないでいると初対面のような関係になる人の心理を知りたいのですが? 相手との距離感の測り方というものがあり、人間が仲良くなったと思うのは、大体の場合思い込みです。 例えば、最新の研究を見てみると、自分が友達だと思っている相手がいたとして、その相手が自分のことを同じぐらいに友達だと思っている確率は50%程度だとされています。 ですから、普通に友達だと思っている相手も、実際には1/2の確率で友達ではないということになります。 それを見抜くというよりは深めるようにしたほうがいいですが、どうしてもそれを見抜きたい場合には、友達の枠を超えているかどうかを見た方がいいと思います。 例えば、会社の上司と仲がいいかどうかということを判別する一番いい方法は、上司と部下のような感じではなく、自宅に遊びに行ったりすることがあるような関係かどうかとか、仕事とは全く関係ないやり取りをしているかどうかというようなことで見ることができます。 このようなお互いの役割を超えた関係になることができているのかということを見ることです。 そこまで行けば心を許している関係ということがわかりますが、そうでない場合には、なかなか難しい状況なのかもしれません。 そこに取り組むよりは、人間関係の深め方を勉強した方がいいと思います。 初対面のように、よそよそしくされることがあったとしても、それを気にしないでいられるぐらいに友達を作れるという自信を持てるようになることが大切だと思います。 以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。 気づかないと人間関係で損するバイアス 人は思い込みの影響を強く受けます。 そもそも、この思い込みがないと先の予測ができなかったり、思い込みがあったほうが様々な対処がしやすいということもあります。 ですから、実は思い込みというのは重要な側面もあります。 ところが、この思い込みは行き過ぎたり偏ってしまうとチャンスを逃してしまったり、行動する前に諦めてしまったり、ありもしない不安に潰されてしまったりということが起きます。 ハロー効果 ハロー効果は、その人の目立つひとつの特徴により、その人のことを強く印象付けられてその人の全体を判断してしまうバイアスです。 ごく限られた特徴により全体を推定しようとするものに基づいていますが、これが間違った方向に機能してしまうと「この人は◯◯がダメだから全てダメな人だ!」というように、ひとつのネガティブな要素でその人のすべてを否定する事になってしまいがちなので気をつけましょう。 自分が相手に対して印象を確定させたいのであれば、少なくとも3つの証拠があるのかということを考えるようにしてください。 1点だけで決めようとすると全ての人が良い人か悪い人と考えてしまい危険です。 多くの人がこのバイアスに引っかかっています。 初対面で自分の有能さを言葉ではなく明確に示すことが出来るようになると、勝手に初対面の印象が相手の中でカタチづくられてすごい人とか良い人と思われるようになります。 公平世界仮設 このバイアスには多くの人がよく引っかかってしまいます。これは人がした行為に対してはそれにともなった結果が返ってくるというものです。 因果応報のような考え方です。 努力は絶対に報われるとか、逆に駄目な人は努力が足りないだけとか、世の中は公平であって、だから努力すれば報われるし、そうでない人は努力が足りないだけだとするものです。 実際には、全てのことがこのような単純なことではありません。 もちろん努力は報われないということでもないですが、自分の行為に対して結果が返ってくることと、そうでないことがあります。 それを分けて考えるようにすることがこのバイアスから逃れるための方法です。 全てをこの公平世界仮設で見てしまうと、そこには矛盾や偏りが生まれてバイアスとなってしまいます。 努力は報われるとは限りません。 だから努力しなくてもいいということではなく、だからこそ努力を続けるしかないということです。 公平でもなく努力が必ず報われるという世の中ではないからこそ、ひとつのことで諦めることなくあらゆる方向に努力を重ねていくしかないわけです。 権利への執念 自分が信じていることは相手も信じるべきだと思ってしまうものです。 例えば、これは世の中の常識なんだから当然従うべきだとか、これが正しいことなんだからこうあるべきだ!というような、自分が信じていることだからこれが真実であり、みんなもこれを信じるべきだと考えるものです。 自分が信じていることが正しいのかどうかはわかりません。これは、客観的・科学的に正しいかどうかもわかりませんし、主観的に見た正しさも人によって違います。 主観的な正しさというのは議論したり主張しても無駄ですが、そうではなく客観的・科学的な事実というのは大事です。 もちろん科学を信じようがスピリチュアルなものを信じようが、それも主観的な部分ではそれぞれです。 ただ、それを必要以上に論じたり押し付けてはいけないと思います。 主観的な部分では、自分が信じていることを相手が信じているとは限らないということを考えておいてください。相手が「主観的に話しているのか、客観的に話しているのか」ということも考えておかないと、議論は無駄に平行線になってしまいます。 社会的受容の見逃し これは、相手が興味を持っているのに、興味を持っているのかどうかがわからなくなってしまうものです。 人はネガティブバイアスに囚われて「どうせ自分なんて・・」と考えてしまうと、可能性すら気づけなくなってしまいます。 オークションでこんなもの価値はないと決めつけていたけれど、調べてみると驚くほどの価値があったということがたまにありますが、同様に、自分にとっては他愛ないと思い誰も価値は感じないだろうと思っているものでも、もしかしたら、他の誰かにとっては大きな価値があるかもしれないという可能性を見逃してしまいます。 自分には何も強みはないとか、特に価値なんてないと思っている人でも、他の誰かにとってはそれが欲しくて仕方がないほどの大きな価値を秘めているかもしれないわけです。 自分の可能性に気づくためにも、この社会的受容の見逃しというバイアスの存在を知っておいてください。 これも自分にしか目が向いていないために自分自身の隠れた価値に気づけない事が起きるわけです。 自分のことを話すのに夢中になっていて、相手が興味を持っていることに気づけていないようなこともよくあります。 内集団バイアス 企業が倒産する原因のひとつとして危険なバイアスです。大企業がベンチャー企業に抜かれる原因でもあり、社会人3年目からかかるバイアスでもあります。 自分が所属しているグループ・企業・部署・好みや考えの似ている人たちほど過大評価しやすいというものです。 その所属するものが永遠に繁栄するのであれば、それでも良いかもしれませんが、外に目を向けることをしないと人間は成長がなくなり崩壊してしまうものです。 ビジネスでもドラッカーは会社の未来をつくるのは、カスタマーではなくノンカスタマーだと表現していました。カスタマー(顧客)は当然大切なわけですが、それだけでなくノンカスタマー(非顧客)がどのように市場をつくっているのかということを見ていないと会社は発展しないということです。 外の人たちの意見も聞いて、その人達が内集団に入るためには、もしくは興味をもつためにはどうすればいいのかということを考えていかないと会社は崩壊するものです。 現状維持バイアス これは人生を変えることができない人がかなりハマりやすい思い込みです。 人間というものは、今の人生や環境、仕事や人間関係、恋愛関係などの現状がとても悪い状況だったとしても、できるだけ今のままを維持しようと思ってしまう残念な生き物です。 今の状況から変わろうとしたら、それにより今よりも悪くなる可能性もあります。 そんな悪くなる可能性があるのであればやめておこうと思ってしまうのが、この現状維持バイアスです。 人間が狩猟採集民だった頃に、今いる環境や群れの中だけでも十分に生きていけるという状況の中で、わざわざ誰も入ったことがない怪しい森に入ってみようとか誰も思わないわけです。 冒険心を持ってそこに突入すると、それにより謎の病気にかかってしまったり野獣に食べられたりもしたはずです。 ですから、「今の現状で生きていくことができるのであれば、今のままでいいのではないか」と思ってしまうのが人間にもともと備わっている心理であり、それが現状維持バイアスです。 例えば、悪い恋人だと分かっているのにその関係から抜け出せないという人が結構いると思います。 これも現状維持バイアスに陥っている人です。 人間の脳というものは、自分が慣れ親しんだものや、今までと同じ結論になるものに対しては、その結論が悲劇になるものであったとしてもなぜかそちらに進んでしまいます。 人間関係だけでなく、人生における重要な変化につながる決断や新しい判断をする時に、それはやめておいた方がいいのではと思った時には、一度それを疑ってみてください。 「この判断はただ現状維持をしようとしているだけなのではないか?」と考えてみてください。 この現状維持バイアスを振り払うためには、わかりやすく何かを変えるというのがいいと思います。 住んでいる場所や服装の選び方、人間関係などわかりやすい部分を変えるのがいいと思いますが、人間の性格というものは半分以上が付き合う人間関係からの影響を受けるものですから、特に、自分の付き合う友達を変えることによってかなり現状を突破することに繋がりやすくなると思います。 まずは仕事などの自分の生存に関わるものではなく、付き合う友達やよく行く場所などを変えてみるのがいいと思います。 例えば、今までインドア派だったというのであればアウトドアな過ごし方をしてみるなどするのが、現状維持バイアスを突破するためには効果的なのかもしれません。 確証バイアス 元々人間というものは、自分がそこにあると思っているものだけを見る確証バイアスというものがあります。 これが人間関係に対して働いてしまうと、自分の周りの人は変わらないし、このままの関係でいられると思い込みます。 そのために、自分の友人や家族が危険なことに首を突っ込んだり悪い方向に進んでいても気づかなかったりするということも起こります。 その逆に、周りの人が変化したり成功しようとしているのに、それにわざわざ水を差すようなことを言って変化を抑えようとしてきます。 変化を嫌い、自分が思っているとおりの場所にいたいし、自分の周りの人もそうであってほしいわけです。 このような人たちは、よほどのことがない限りは、さよならするしかなくなってしまいます。 例えば、上司が部下を一度無能だと思った場合に、再評価することは極めて難しいです。 親が「自分の子供はいつもしょうもないことばかりをする」というようなレッテルを貼ると、ずっと同じような目線で見られてしまいます。 このような確証バイアスは専門家でも起きるということが分かっています。 2人の子供たちに対して約30問の数学のテストを行うという研究では、前半に成績が良かった子供と後半に成績が良かった子供、それぞれに数学の専門家の教師に評価してもらっています。 結果的には、成績は全く同じだったにも関わらず、前半に多くの正解をした子供の方が数学的な能力が高いと判断しました。 第一印象で形成されたものを僕たちはこんなにも守ろうとするということです。 前半と後半に分けて総合的に判断することが面倒だからと脳は再評価を嫌がっているわけです。 一度形成されてしまった第一印象を覆すことは非常に難しいということです。 皆さんのことを過去から見てきた人たちは、今までの皆さんと全く同じ目線で皆さんのことを見るものです。皆さんがどんなに頑張って変わっても、他者からの評価というものはなかなか変わらないということです。 ですから、他人からの評価を大きく変えたいのであれば、付き合う他人を変えるしかないということです。 人間関係が変わらないのは、付き合う相手を変えないからです。 バイアス対策のおすすめ 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き (ブルーバックス) こちらはバイアス対策としては、わりと読みやすいですし参考になると思います。 賢い人がなぜ決断を誤るのか? こちらは仕事でも役に立ちますし、バイアス対策にも参考になると思います。 自分が頭がいいと思っている人ほど間違ったバイアスに左右されやすいものです。 ここから先も、自分の求める人間関係を手に入れたいのであれば、できるだけ早く捨てるべき思い込みについて解説していきます。 来年こそは自分の可能性に目を向けて成長できる人間関係を手に入れたいという方は、ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたは来年どんな人間関係をつくりたいですか?」【人間関係の思い込みの大掃除】

(再配信)人間関係から投資判断にまで使えるペンシルベニア大学式12のデバイアスガイド

2013年にペンシルベニア大学が行なった研究で、デバイアス(バイアス解除)の文献を洗い直してガイドラインを設けてくれたものがあります。 この研究では、バイアスが起きる原因を明確に特定してくれています。 人間には、システム1(直感で瞬間的に物事を決めるシステム)とシステム2(論理的に物事をゆっくり考えて決めるシステム)があり、この2つのシステムの対立がバイアスを生み出しているということです。 僕たちは、直感で決めて失敗することもあるし、じっくり考えたのに失敗することもあります。 皆さんが、思い込みに左右されないためのガイドラインを紹介します。 これにより、まず人間関係が楽になります。人間関係は変な思い込みによりこじれるものです。 さらに、職業選択や投資、恋愛など、人生の様々な場面において、バイアスにより失敗をして、そこから大きな損につながることを無くすための12のチェックリストです。 毎回毎回分かっているのにダメな男に引っかかる、何度も何度も転職しているのにいい仕事にたどり着けない、分かっていたはずなのに投資チャンスを逃してしまう・・・なぜこんなことが起きるのでしょうか。 人間は変化を嫌うものです。変化したくないので、同じ選択ばかりを繰り返してしまいます。新しい視点が生まれないように、脳は皆さんに錯覚を与えてきます。これに打ち勝つ方法を紹介します。 1. 教育 まずはデバイアスの基本ですが、バイアスの存在を知ることです。 正しくそのジャンルのことを勉強すればするほど、バイヤスにかかりにくくなります。例えば、経済学部の学生を対象にした調査で、経済学を長く学んでいる人ほど、サンクコストバイアスに強くなったり、サンプル数の少ない統計データに対しても、警戒心が強くなるということが分かっています。つまり、経済について勉強すれば、経済に関するバイアスにはかかりづらくなるということです。 ところが、そのジャンルの専門家がバカなことを言うこともあります。これはなぜ起きるのでしょうか。 それは、勉強し続けることが必要だからです。 勉強時間の長い人の方がバイアスにかかりにくいということが、ラボの実験でも確認されていますし、統計や経済を少し勉強するだけでも、その直後からバイアスの回避する能力が高くなります。簡単な統計の本でもいいので、読んでおくことをお勧めします。勉強するとその直後からバイアスを回避する能力は高まり、その後、2〜3週間にわたってそれは続きます。 ただし、勉強を続けないと、再びバイアスに飲み込まれやすくなります。 専門家がバイアスに引っかかりバカなことを言い始めるのは、勉強を続けていないからです。自分は分かっていると考えることで、バイアスに引っ張られてしまいます。残りの2〜12のデバイアスのテクニックを知りたい方は続きをどうぞ↓ 

(再配信)人間関係から投資判断にまで使えるペンシルベニア大学式12のデバイアスガイド

人間関係から投資判断にまで使えるペンシルベニア大学式12のデバイアスガイド

2013年にペンシルベニア大学が行なった研究で、デバイアス(バイアス解除)の文献を洗い直してガイドラインを設けてくれたものがあります。 この研究では、バイアスが起きる原因を明確に特定してくれています。 人間には、システム1(直感で瞬間的に物事を決めるシステム)とシステム2(論理的に物事をゆっくり考えて決めるシステム)があり、この2つのシステムの対立がバイアスを生み出しているということです。 僕たちは、直感で決めて失敗することもあるし、じっくり考えたのに失敗することもあります。 皆さんが、思い込みに左右されないためのガイドラインを紹介します。 これにより、まず人間関係が楽になります。人間関係は変な思い込みによりこじれるものです。 さらに、職業選択や投資、恋愛など、人生の様々な場面において、バイアスにより失敗をして、そこから大きな損につながることを無くすための12のチェックリストです。 毎回毎回分かっているのにダメな男に引っかかる、何度も何度も転職しているのにいい仕事にたどり着けない、分かっていたはずなのに投資チャンスを逃してしまう・・・なぜこんなことが起きるのでしょうか。 人間は変化を嫌うものです。変化したくないので、同じ選択ばかりを繰り返してしまいます。新しい視点が生まれないように、脳は皆さんに錯覚を与えてきます。これに打ち勝つ方法を紹介します。 1. 教育 まずはデバイアスの基本ですが、バイアスの存在を知ることです。 正しくそのジャンルのことを勉強すればするほど、バイヤスにかかりにくくなります。例えば、経済学部の学生を対象にした調査で、経済学を長く学んでいる人ほど、サンクコストバイアスに強くなったり、サンプル数の少ない統計データに対しても、警戒心が強くなるということが分かっています。つまり、経済について勉強すれば、経済に関するバイアスにはかかりづらくなるということです。 ところが、そのジャンルの専門家がバカなことを言うこともあります。これはなぜ起きるのでしょうか。 それは、勉強し続けることが必要だからです。 勉強時間の長い人の方がバイアスにかかりにくいということが、ラボの実験でも確認されていますし、統計や経済を少し勉強するだけでも、その直後からバイアスの回避する能力が高くなります。簡単な統計の本でもいいので、読んでおくことをお勧めします。勉強するとその直後からバイアスを回避する能力は高まり、その後、2〜3週間にわたってそれは続きます。 ただし、勉強を続けないと、再びバイアスに飲み込まれやすくなります。 専門家がバイアスに引っかかりバカなことを言い始めるのは、勉強を続けていないからです。自分は分かっていると考えることで、バイアスに引っ張られてしまいます。残りの2〜12のデバイアスのテクニックを知りたい方は続きをどうぞ↓ 

人間関係から投資判断にまで使えるペンシルベニア大学式12のデバイアスガイド
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜

メンタリストDaiGoの「Dラボ」の知識をより活用したい方のためのブログです。 ※紹介する本のAmazonリンクはアソシエイトリンクを使用しています。

著者イメージ

メンタリストDaiGo

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。 人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動中。著書累計300万部。

https://daigoblog.jp/
メール配信:あり更新頻度:月4~17回の更新※メール配信はチャンネルの月額会員限定です

月別アーカイブ


タグ