-
一問一答「あなたが忘れられない恋愛はどんなものでしたか?」【別れの心理学】
2021-10-12 12:00330ptあなたが忘れられない恋愛はどんなものでしたか?
今回は、失恋にまつわる相談をもとに、失恋を乗り越えていい恋愛をするための心理学について解説させてもらいます。
Q:失恋からの立ち直りが早い人と遅い人の違いは何でしょうか?
負けず嫌いな人は失恋からの立ち直りが遅いということがわかっています。
基本的には、悲しい感情のストーリーに触れた方が自分の感情を客観的に見れるので立ち直りやすいです。
以上がDaiGo師匠の回答のポイントでした。
ご自身の恋愛体験を振り返ってみてください。
カップルが別れる時というのは大きく分けて2つのパターンがあります。
2人の間で考え方の違いが生まれたことによる破局、
環境が大きく変わったことによってどちらかの好みが大きく変わったことによる破局、
2人の違いが如実に分かるという状況と環境の変化によるどちらかの好みが変わった状況の2つです。
今まさに失恋のショックを抱えている人もいるかもしれませんが、多くの人が少なからず失恋は経験しているのではないでしょうか。
恋愛や失恋により人間が抱えるメンタルの問題はかなり複雑です。
例えば、恋愛依存症の問題や回避依存の問題も関わってきますし、ダメな恋愛に苦しんで同じ失敗を繰り返す人も結構いると思います。
失恋で心臓疾患のリスクが上がる?!
失恋は結構危険なもので、失恋すると心臓に負担がかかるということが分かっています。
これはハートブレイク症候群と呼ばれるものですが、失恋によって実際に心臓にダメージが起きて、心疾患のリスクが高くなる人もいます。
これはおそらくストレスによる心臓への負担の影響ではないかと考えられます。
かといって、恋愛なんかしなければ良いと考えてしまうと、恋愛から得ることができる人生のあらゆる喜びを享受できなくなってしまいます。
ですから、自分の過去の失恋を振り返ってもらい、それを今後に活かしながらいい恋愛をしていくための心理学について解説させてもらいます。
恋愛には様々なメリットがありますが、例えば、女性の場合であれば恋愛によって女性ホルモンが分泌されて、その効果として若々しく肌が綺麗な状態になるということもあります。
ですから、恋をしている女性の方が肌は綺麗な状態に保てるし若々しくいられるわけです。
とはいえ、恋愛をすれば、いい別れも苦しい別れもあるでしょうが、失恋する時も当然あります。
失恋や別れがあった時にはその経験に意味を見いだすことが重要です。
人はそれによって初めて前に進むことができて、その結果として成長していくことができます。
ですから、失恋なんか関係ない、恋愛には興味がないというような人もいるでしょうが、失恋にまつわる心理学については学んでもらい、過去の自分の失恋を振り返りながら自分の成長の糧にしていただけたらと思います。
失恋に限らず、人は失敗に学ぶことがなければ成長することができないどころか、同じ間違いを何度も繰り返してしまいます。
あなたの恋愛パターンを見抜く4つの質問
誰でも恋愛には結構パターンがあるものです。
4つのポイントについて質問するだけで、その人の恋愛パターンが見えてきます。
自分の胸に手を当てながら考えてみてください。
質問1 :どんな人を好きになりますか?
質問2 :どのようなきっかけで付き合うことが多いですか?
質問3 :どのような付き合い方をしますか?
質問4 :どのような別れ方が多いですか?
つまり、
好きになる人のタイプ、
付き合うことになるきっかけ、
どのような付き合い方をするのか、
そして、どのように分かれるのか、
これによりその人の恋愛傾向が結構分かります。
相手にフラれて失恋することが多い、
別れる時も同じような別れ方が多い、
という人も結構いるのではないでしょうか。
付き合う時に距離感がかなり近くないと不安でたまらないとか、
ある程度距離を保ちながら付き合うことが多い、
そのような人はいつも同じような恋愛をしているはずです。
付き合うきっかけも大体同じだったりします。
人の紹介だったり、同じような場面で出会うという人が多いと思います。
付き合う人の性格や職業なども結構共通点があります。
人は、今まで付き合った人と今付き合っている人、これから付き合う人、全くタイプは違うと思いがちですが、実際には結構共通点があります。
いつも恋愛がうまくいかないとか、
苦しい恋愛から抜け出したい、
そんな方は、この4つの要素についてゆっくり考えてみてください。
まずはこれらを認識することが大切です。
その上で、4つの要素のうちどれか1つからでも変えていくということを意識してください。
うまくいかなかった相手とは全く違うタイプの人を選んだつもりでも、ある程度付き合いが長くなると、結局同じタイプの人だったということもあります。
それは自分が違うタイプの人だと思い込んでいただけです。
別れた時に、自分が「この人のこういうところが嫌だ」というような認識が思い込みによるものだからです。
その思い込みから、違うタイプの人にいったつもりでも、結局付き合い始めた時の感情は同じだったりするわけです。
例えば、自分の話を全く聞いてくれないところが嫌で別れたと思い込んでいたとします。
それで、いつもしっかり話を聞いてくれる優しい人を今度は選んだ、そう考えるわけです。
ところが、前の恋愛をじっくりと思い出してもらうと、よく考えるとその人も付き合い始めた時は、しっかり話を聞いてくれる優しい人だったというようなことがよくあります。
つまり、失恋や別れを経験した時には、当然ですがその時に強い感情を相手に抱いています。
その感情をもとに、次に付き合う相手を考えようとしても意味はありません。
恋愛関係を作りある程度の期間一緒に過ごすことをすれば、お互いのいいところも悪いところも見えてきます。
ところが、別れる瞬間というのは、相手の嫌な面に対して強い感情を持っています。
その感情をもとに、全く違う人と付き合うとすれば、結局のところその別れた相手の付き合い始めた頃の特徴ということになってしまうわけです。
結局元に戻っているだけで、それによって同じような恋愛を繰り返し、失敗や失恋も繰り返してしまうということです。
ですから、自分の過去の恋愛についてじっくり考える時間を設けるというのも結構重要なことではあります。
出会いと別れについて学ぶためのおすすめ
恋ごころの科学 (セレクション社会心理学 (12))
恋愛を数学する (TEDブックス)
愛はなぜ終わるのか―結婚・不倫・離婚の自然史
恋愛の科学 出会いと別れをめぐる心理学
ここから先は、
失恋や悲しい別れから立ち直り前に進むための方法、
失恋をバネにいい恋愛をするための方法、
忘れられない相手を忘れるための方法と、そんな忘れられない男や女になる方法、
さらに失恋にまつわる具体的な心理学について詳しく解説していきます。
知りたい方は続きをチェックしてみてください。
1 / 1