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一問一答「あなたは、 最近会話が盛り上がったのはどんな時でしたか?」【深みの出る会話術】

あなたは、 最近会話が盛り上がったのはどんな時でしたか? 今回は、人見知りで人と仲良くなるのが苦手だという方の相談をもとに、会話も盛り上がり話に深みも出るポイントについて解説させてもらいます。 「Q.コミュ力もなく人見知りで人と仲良くなるのが苦手です。誰とでも仲良くなれるようになるにはどうすればいいでしょうか?」 コミュニケーション能力を鍛えようとするよりも、質問能力を鍛えることを考えてみてください。
 コミュ力がない人は喋るのが苦手だから一生懸命喋ろうと思い、そのプレッシャーによって語彙力が下がってうまく会話できなくなってしまいます。 ですから、無理をして喋らないようにしてください。
 そうではなく、質問だけしようと考えていただければ、それだけでも7割ぐらいのプレッシャーが軽減されて上手にやり取りできるようになると思います。 相手に興味を持つことと、質問すること、これだけできるようになっておけば基本的に会話は問題なく進みます。
喋るのではなく質問すると考えるだけでも、上手に会話できるようになると思います。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 話に深みを出す方法 同じ内容を話すとしても、話に深みが出る話し方と浅い話し方があります。 深みを出す話し方ができるようになると、それだけで人間関係も大きく変わります。 深みのある話し方ができるようになると、信頼されやすいですし、深みがある話し方ができる人同士であれば込み入った話もできて急激に仲良くなれます。 当たり障りのない浅い話をいくらしたところで意味はありません。 相手との信頼関係を築くのであれば、早い段階で相手と抵抗なく深い話をする必要があります。 ここで言う深い話とは、普段周りの人とはしない感情的な議論や思想についてです。 人の奥底にある深い感情を伴う内容や考え方をお互いに話すことができるかどうかです。 人は自分から深い話をして相手から深い話を引き出すことで、お互いの人間関係を深めていくことができます。 他の人とは違う会話ができる相手だと、信頼できて能力もある人だと感じるようになります。 当たり障りのない会話しかできない人は親友を作ることもできません。 深い話をできる人こそが信頼関係を築くことができて、本当に価値がある人間関係を作ることができます。 神経科学者のアンドリュー・ニューバーグらの研究チームが、深い会話や盛り上がる会話についての先行研究を集めて、いくつかのポイントとしてまとめてくれています。 つまり、信頼関係を築くことができる深い会話や、盛り上がって途切れることがない会話について調べてくれているわけです。 盛り上がる会話とは? 話が盛り上がるためには、話し方や内容、お互いの立場や地位などが関係するのではないかと考えるかもしれませんが、1番重要なのは新しい情報や話を避けることです。 はっきり言って、雑談で盛り上がるかどうかというのは、その相手がその雑談の内容にどれだけ詳しいのかということで決まります。 相手がよく知っている話題を出せば出すほど、相手の心に刺さり仲良くなることができるようになります。 自分が生きてきた人生の中で、直感的に感じることや常識だと信じていることに反する話題を出されると人は強く抵抗します。 人間は自分の直感的な部分と相反することが大嫌いです。 そんな話をして人の心を掴むことができるのは、よほど説得力が高い人か説明能力の高い人だけです。 難しい話をわかりやすく説明することができれば一番それが良いわけですが、それはなかなか難しいことでもありますので、今回紹介するのはどこにでもある話を深くする方法についてです。 どこかで聞いたことがあるようなどこにでもある話を深くする方法があります。 盛り上がる会話のためのおすすめ 話題選びやトークについて悩む人も多いと思います。
こちらは Amazon の Audible であれば今無料で聞くことができますので、ぜひこの機会に使ってみてください。 超トーク力 心を操る話し方の科学 自分をオープンにすることに対する不安や人間関係に関する心配で自己開示ができないという人は、参考になる本もいくつか紹介しておきますのでチェックしてみてください。 あなたはなぜ「友だち」が必要なのか 自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる ――マインドフルネスと心理療法ACTで人生が変わる (単行本) 内容より内面の静けさ どこにでもある話を深くするには自分のメンタルを整えることがまず第一歩です。 ネガティブな感情は他人とのコミュニケーションを阻害してしまいます。 様々な研究で確認されている事ですが、自分の内面が落ち着いていてリラックスしているかどうかで、話の深みが変わります。 これは考えれば当然のことではありますが、焦ったり慌てたりしている人よりも、落ち着いて話している人の方がなんとなく深い話をしている感じがします。 とは言え、これがかなり難しいわけです。 相手に理解してほしいとか伝えたい気持ちが前に出過ぎると、人は慌てた状態で話してしまいますし、一生懸命さが前面に出てしまいます。 実際には、そういった気持ちも抑えて落ち着いてリラックスした状態で話した方が、話に深みも出て相手に伝わりやすくなります。 話の聞き手の状態や話す内容によって話し方を変える必要もあります。 論文や研究の内容のように話の内容自体が難しいことを伝えるのであれば、落ち着いた喋り方でゆっくりと話すと話に深みが出すぎて伝わらなくなります。 ただ、話の内容にそこまで新しさがなかったり、相手にとって抵抗感が少なく多くの人が受け入れているであろう情報の場合には、薄っぺらくなってしまうので深みを出すために落ち着いて話した方がいいということです。 自分の内面にネガティブな感情がある状態で話すと、そのネガティブな感情は相手に伝わります。 ネガティブな感情が内面にある状態で話すと、話に深みもなくなり説得力も落ちてしまいます。 ですから、ネガティブな感情を排除した状態で話すことがまず必要不可欠です。 研究チームは、相手と会話をする前に、ネガティブな感情を排除して内面の静けさを取り戻す方法について教えてくれています。 会話が得意でなかったり、相手によく誤解を与えてしまうことでコミニケーションが苦手な人も多いと思います。 これはこの内面の静けさがない状態で話しているからです。 内向的な人やコミュニケーションが苦手な人は、自分が相手にどうしてもこれを伝えなくてはならない追い込まれた状態になってから口を開きます。 追い詰められた状態で話しているわけですから、内面はざわつきまくっている状態で話しています。 だから話に深みもなくなったり、本当は周りの人よりもしっかりと物事を考えて話しているのに軽く扱われてしまいます。 このようなコミュニケーションの問題を解消するための3つのエクササイズを紹介しておきます。 1. 1分間リラクゼーション 自分の全身の感覚に注意を向けて、最も緊張している体のエリアを感じ取って、現在の緊張レベルを10点満点で採点してください。 その後に息を5秒間吸って10秒かけて吐くことを3回行ってから、もう一度自分の緊張レベルを10点満点で採点して、どれぐらい自分の内面が落ち着いたか把握してみて下さい。 緊張したりストレスを感じたときに体のどこに最も変化が起きるかは人によって違います。 要するに、自分が会話をする時に、どこに無駄に力が入っているかを探すわけです。 自分の人生で最も強いストレスで寝込んでしまう位のレベルを10点として、完全にリラックスしている状態が0点です。 それを探した上で、5秒かけて息を吸って10秒かけて息を吐くことを3回繰り返します。 そして、改めて同じエリアに感じるストレスレベルを採点します。 非常にシンプルな方法ですが、ゆっくりと深呼吸するだけでもストレスや緊張は軽減されます。 人はストレスというものを漠然と捉えすぎています。 まずは自分の体のどこにストレスが現れているのかということをチェックして、10点満点で採点した上で深い呼吸を3回するだけで、こんなにも心が落ち着いて内面の静けさを取り戻すことができるということを理解できます。 このゆっくりとした深呼吸でストレスや緊張が軽減するという感覚が、深みがある話ができるようになるために非常に重要なベースになります。 この研究では脳をファンクショナルMRIでスキャンしながら実験も行っています。 1分間リラクゼーションを行った人たちの脳をスキャンしたところ、脳の大脳皮質が活性化してコミニケーション能力がアップしていたという研究が複数あります。 脳機能のレベルからコミニケーションスキルがアップしていたということです。 2. ライトハンドエクササイズ 会話の前には落ち着いていたはずなのに、話し始めると緊張感に襲われることもあると思います。 会話中に自分の内面がざわついてきた気がしたら、まずは自分の右手に意識を向けてください。 右手が本当に存在していることを実感するために何をすればいいか考えてみて下さい。 自分の右手がここに本当に存在していることを味わうエクササイズです。 自分の内面の静けさを取り戻すためには、どこか一点に自分の注意を向ける必要があります。 自分の内面がざわついていたり、相手にネガティブな反応をされたということから別のところに自分の注意を向ければいいだけです。 先程の深呼吸も同じですが、会話中にゆっくりと深呼吸をするわけにもいかないでしょうから、自分の右手にとことん注意を向けてみて下さい。 これは実際に行ってみて下さい。 自分の右手の存在をたっぷりと感じてみて下さい。 手のひらと手の甲の感覚の違いや自分の右手の重み、指が感じる感覚と手のひらが感じる感覚の違いなど、とことん味わってみてください。 どうしても右手に注意を向けることが難しい場合には、30秒だけ右手を強く握り続けてみてください。その上で力を抜くと、入れた力が抜けていく感覚を感じることができます。 このようなことを行っていただけると人はマインドフルな状態に入りやすくなります。 ゆっくりとした深呼吸を行うことと同じ効果を得られるので、内面の静けさを取り戻しやすくなります。 3. 思い出エクササイズ 人は話している時に相手の内面を見ています。 ですから、リラックスして話している人に対しては堂々と話しているように感じて話に深みも感じるわけです。 自分の緊張感を下げた状態で話をすることが必要です。 相手は皆さんの表情から緊張感を読み取ります。 相手と会話をする前にポジティブな思い出を思い返しておくだけで、皆さんの表情や体から余計な力が抜けて、自分のメンタルを内面の静けさを保った状態にもっていくことができます。 ですから、相手と話す前に自分にとってのポジティブな思い出を思い浮かべてみて下さい。 これだけで目のまわりの緊張がほぐれます。 人は楽しかった思い出を思い出すだけで目のまわりの緊張がほぐれます。 それによって落ち着いた表情になり、相手に緊張感が伝わることも少なくなります。 よく目が笑っていないと言われる表情がありますが、これは目の周りの緊張感によるものです。 皆さんにとっての楽しかった大切な思い出を思い返してみて下さい。 それだけで皆さんの目の周りの緊張感が和らぎます。 たったこれだけのことですが、相手からすると脳内の信頼をつかさどっている部位が活性化します。 つまり、相手は皆さんのことをより信頼するようになり、信頼をするから自分の深い部分の話もするようになり会話が盛り上がります。 目の周りの緊張を和らげて、相手と深い話ができるようになるのが思い出エクササイズです。 人は会話の内容ばかりに注目してしまいます。 会話の内容ばかりに注目してしまうと、自分の内面がおろそかになってしまいます。 実際のところ、人は相手の話なんてそれほど聞いていません。 相手の話を聞くかどうか、深い話をしたいと思うかどうかは、相手の表情から感じ取ります。 それは相手の目の周りの緊張感によって大きく変わります。 喋っている内容よりも自分の心の内面の落ち着きを保つことができるかどうかが重要です。 アフェクト・ボーカライゼーション 大抵の人は相手の声の抑揚から相手の感情を読み取っています。 例えば、驚きや悲しみを伝える時には、表情よりも声の抑揚の方が相手に伝わりやすくなります。 効果的な声の抑揚の使い方を身に付けましょう。 効果的に声の抑揚を使うためには3つのポイントを押さえてください。 とても簡単ですが、少し大げさに感じるぐらいにしていただいても相手は気づきません。 ポイント1:話し声を普段よりも少し低めでゆっくり話す 特定の目的がない場合には、普段よりも少し声のトーンを低めにして、ゆっくり話すことを心がけて下さい。 研究では、1つずつの言葉をゆっくり、かつ、重要なポイントについては声の抑揚をベースラインよりも下げて話すことによって、相手の理解度が向上するということが確認されています。 よほどの難しい内容や新しい情報を話す場合でないのであれば、声の抑揚は少し下げてゆっくりと話すことを心がけて下さい。 ポイント2:簡潔に話す 普段の会話では1つの話が30秒以内に終わることを心がけて下さい。 シンプルかつ短めに話すことを心がけて、自分が話した後は余裕を持って相手の反応を見るようにして下さい。 長くても30秒ほどで話したら必ず相手の反応を見ます。 相手の反応を見るからこそ深みのある話ができるはずです。 ポイント3:感謝の気持ちを持ちながら話す 普段の会話の中では、話す内容よりも自分の心の内側の冷静さを保つことが重要です。 相手と会話をする前に、自分が相手のどこを素晴らしいと思っているか考えてみて下さい。 自分が相手のどんなところを尊敬しているのか自分に問いかけてみて下さい。 オススメとしては3つ尊敬できるところを探してみてください。 尊敬できるポイントを頭に浮かべながら話をするようにして下さい。 これによって自然と声のトーンが変わります。 人は相手に対して敬意を持っていると自然と声のトーンのベースラインが下がります。 相手のどこに学ぶべきところがあるかを考えていただけると、自然と声のトーンが下がり、相手に対する敬意を伝えることもできるようになりますし、影響力を高めることもできます。 こんなにも簡単なことなのに多くの人が普段の会話の中でできていません。 実際の研究によってこんなにもシンプルなテクニックにまで落とし込むことがされているのに、多くの人がこんな素晴らしい情報にアクセスできていません。 世の中に広まっていないだけで、こんなにも使えるテクニックは無数にあります。 ここから先は、会話がより深くなるテクニックと、関係が崩壊するだけのやってはいけないことを解説していきます。 ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたは、 最近会話が盛り上がったのはどんな時でしたか?」【深みの出る会話術】

一問一答「あなたは、どんな話し方をする人に良い印象を持ちますか?」【知的に見えるトークの科学】

あなたは、どんな話し方をする人に良い印象を持ちますか? 今回は大学に馴染めないで悩んでいる方の相談をもとに、話し方だけで印象が変わるトークの科学について解説させてもらいます。 「Q. 大学に馴染めず登校することもストレスです。環境を変えることもできません。どうすればいいのでしょうか?」 環境を変えることができないと考えている時点で間違っています。 大学の中でも授業の受け方や座る席を変えるとか、付き合う友達を変えるとか自分を変えるなど、できることはいくらでもあるはずです。 人は誰でも試行錯誤して周りの環境に馴染んでいきます。これは人間関係でも仕事でも同じです。 この話し方や態度では馴染めないと感じたら、次は、話し方を変えたり服装を変えてみようかなどいろいろ試行錯誤できるはずです。 その工夫をしたり他人に興味を持ったりすることはないのに、自分は一切変わらず、周りの人には自分に興味を持って欲しいと考えているわけです。 そんな方にはこちらの本を読んでもらいたいと思います。 幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない: マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門 (単行本) 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 知性は知識量よりしゃべり方で決まる 100の知識を持っていても人に伝える能力や、その知識を表現する能力が3しかなかったら、その人は3の知識しか持っていないように見られます。 逆に、10の知識を持っていて、その10の知識を10表現できる力がある、あるいは、10の知識から自分の経験や考えを織り交ぜながら15表現できる人は周りから見て知的な人です。 知性というものは知識量とは別です。 もちろん知識量も必要ではありますが、知性というものは知識量よりも表現力や喋り方によるものが大きいということです。 どんな良い食材があったとしても、料理の知識や技術がなければ美味しい料理は作れないのと同じです。 知的に話して人の心を動かしたり、説得力を高めたいのであれば「料理人」にならなくてはなりません。 知識を上手に料理できるようにならないといけないわけです。 語彙力が大事だという人もいますが、専門用語をたくさん知っていて語彙力があるだけでもダメです。 専門知識も正しい使い方があり、よく心理学で言われることですが、難しい言葉を語っているとバカに見えるけれど、専門用語がなくてもバカに見えるという話があります。 専門用語を使ってわかりやすく説明することも大事ですが、そのためにはわかりやすい例や具体的な理解が必要です。 つまり、専門用語を使ったら、それをわかりやすい例えで言い換えることで、相手に内容が伝わりやすくなりますし、相手からの印象として知的に思われるようになります。 難しい専門用語を使えば、相手の中に疑問が生まれます。 専門用語については断言して相手の中に納得を作り出します。 ですが、当然そこで相手の頭の中には疑問も生じます。その疑問に対してわかりやすい例えを使って解説するから理解してもらえるわけです。 人に物事を理解してもらうためには自分がしっかり理解していなくてはならないとよく言われます。 これは、しっかり理解していないと、そのわかりやすい例えを出すことが難しくなるからです。 Dラボを見て、専門家や研究者が書いた論文に興味を持っている人もいるでしょうが、一般的な生活の中で使うのであれば、専門的な論文よりも研究者や専門家の人が一般向けに書いた本の方が使えますし、説明能力を鍛えるために役に立つと思います。 ボキャブラリーと IQ は比例する?! セントラル・アーカンソー大学の研究を見てみると、IQ が高くなればなるほどボキャブラリーが増えていくとされています。 わかりやすい話をする人ほど IQ が高いということです。 会話の中でキレのあるブラックジョークがどんどん出てきたり、ユーモアを使うことができる人は IQ も高くて、メンタルが安定していて将来成功する可能性が高いとも言われています。 これは口が悪ければ頭がいいということではなく、頭が悪くて攻撃性が高くメンタルも安定していない人はボキャブラリーも少ない人です。 ちょっとしたことでも感情的になって罵詈雑言を使い、なんでも最高と最低で区別していてボキャブラリーが乏しいです。 ブラックジョークやユーモアもボキャブラリーが多くないと美しくありません。ただ汚い言葉を並べるということとは違います。 例えば、10秒間でいくつの罵倒ができるかということを調べた実験があり、短時間に多くのボキャブラリーで捻った言い回しを出せる人の方が言語能力が高く頭がいいということが示されています。 ちなみに、ブラックジョークはメンタルの良し悪しとも関わっていて、気分が沈んで脳にストレスがかかっている状況下では判断能力が落ちて、このような時にはユーモアやジョークを理解する能力も低下するということがわかっています。 ブラックジョークの遠回しな皮肉やひねりを理解するには脳を使う必要があります。 その面白さがわかる、つまり、それを理解することができる人は脳が活発に働いているということです。 それゆえ脳が活発に動くから感情を処理する能力も高くなるので、結果的にメンタルも落ち込みにくくなり安定する傾向があるわけです。 もちろん、ブラックジョークを性格的に使いにくいという人もいると思いますが、理解するだけでも脳トレになるのでブラックジョークが出てくるような映画や小説を読んでみるのもいいと思います。 言葉遣いで3倍もモテる! 恋愛でも人間関係でも、共通の趣味があるといいとか、家が近いといいとかよく言われます。 確かに、人間は様々な共通点によって関係が深まりやすいということはありますが、その際に注目するべきポイントがあります。 ここで重要になるのもボキャブラリーです。 モテるためには外見とか様々なことが重要だと言われていますが、最近興味深いポイントが注目されていて、「言葉遣い」が似ているとモテるという研究があります。 思い出してみてください。 僕たちは恋愛に限らず人と話す時に、なんとなくこの人とは気が合うと感じる人もいれば、どうも気が合わない気がする人もいると思います。 この違いはどこから出てくるのかということを調べてくれたのが、2011年のテキサス大学の研究です。 この研究では、40人の男女を対象にスピードデートを行ってもらい、もう一度会いたいと思われる人と別に会いたくないと思われる人の違いについて調べています。 この研究では、男女が会話する時の「言葉遣い」に注目して記録しています。 スマホと iPhone 、コンピューターとパソコンなどのように、会話の中では同じ意味合いだけれど表現が違う言葉があります。 全員が使う言葉を調べて、その言葉遣いの類似性のようなものをチェックしています。 もう一度会いたいと思われ、連絡先を交換できたカップルとそうでないカップルを比べてみたところ、この言葉遣いの類似性に明確な違いがありました。 まず、確認されたこととして、同じような単語やフレーズを使う男女は、そうでない男女に比べて、なんと3倍もマッチングする確率が高かったということです。 同じような単語やフレーズを使う男女が33%の確率でマッチングしていたことに対して、同じような単語やフレーズをあまり使わない男女の場合には、わずか9%の確率でしかマッチングしなかったそうです。 言葉遣いが似ているかどうかということだけで、9%と33%もの違いになりました。 僕たちが感じる、「話が合う」「趣味が合う」というのは、「言葉遣いが一致しやすくなっている」ということが原因なのではないかとも考えられるぐらい、この言葉遣いによる影響は大きいものだということがこの研究では示されています。 ですから、相手に好かれたいと思うのであれば、相手が使っている言葉や表現にしっかり注目して、それを自分も使えるようになったほうがマッチングする可能性は高くなります。 そういう意味では、やはり、頭が良いボキャブラリーが広い人、芸人さんのようにユーモアがあって言葉を上手に使うことができる人はモテます。 これはたくさんの言葉やフレーズが頭の中にあるので、それを当意即妙に使って、相手の言葉遣いに合わせることができているからなのだろうと思います。 ボキャブラリーが多くて、それを上手に使って相手に合わせることができる人はモテます。 長期的な関係にも良い影響が! マッチングできたとしても、その後も重要です。 この研究では、同じような単語やフレーズを使うカップルは、その後も長続きするのかということも調べてくれています。 それによると、同じような単語やフレーズを使えるということは、長期的な関係にも役立つようです。 同じような単語やフレーズを使うカップルは、それが少ないカップルに比べて、なんと23%も関係が長続きする確率が高かったそうです。 つまり、モテたいとか、関係を長続きさせたい、そう思うのであれば、同じような単語やフレーズを使えるようになれば、モテるようになるし、お互いに同じような言葉遣いができるカップルであれば、そうでない場合に比べて関係が長続きする可能性が高くなります。 良い恋愛をしたいのであれば、自分と相手の言葉遣いに注目してみるというのが良い方法なのかもしれません。 そして、モテたいのであれば、ボキャブラリーを増やして相手の言葉遣いに合わせられるようになってください。 この研究では、共通すると好感度が有意に上がるフレーズというものも確認されています。 4つのタイプのフレーズが一致すると好感度を上げるとされています。 その1 :返事に関するフレーズ 例えば、「分かります」「その通りですね」などの、相手が言ったことに対する返事のフレーズが一致すると、好感度が上がりカップルが成立する可能性が高くなります。 ですから、まずは相手の返事のフレーズに注目してみてください。 その2 :相槌に関するフレーズ 例えば、「なるほど」「へえ」というような、相手の言ったことに対して返事をするのではなく相槌だけをする時のフレーズです。 この相槌のフレーズも、それが似ていると2人の関係が良くなりやすいし、マッチング率も上がるそうです。 その3 :分量に関するフレーズ 例えば、「多い」「少ない」「大きい」「小さい」などの、分量を表すフレーズが一致している場合の方が、マッチング率が上がったそうです。 「もっと欲しい」という人もいれば「たくさん欲しい」という人もいます。 このような量の大小を表すフレーズが似ているということも結構重要なポイントになるようです。 その4 :人称に関するフレーズ 「私は」「私たちは」「自分は」というような人称を表すフレーズが似ているということも重要なようです。 これは日本では少し難しい場合もあるかもしれません。 長く良い関係を築いている年配の夫婦でも、旦那さんも奥さんも「私は」と言う人もいますが、どちらかと言うと、「私」は女性の方が使いやすいということもありますし、男性の場合は、「僕は」「俺は」というような表現を使う人もいます。 日本語の場合には、極力「We:私たちは」で話すようにして頂けると、関係が良くなるということもわかっていますので、そういう使い方がいいのかもしれません。 ボキャブラリーと感情知性 ボキャブラリーと言語の認識力については遺伝の要素が多いと言われています。 言語と文字の認識については1/3が遺伝によって決まり、ボキャブラリーの理解力に関しては50%が遺伝で決まるという研究もあります。 知能指数:IQに対して、感情知性:EQというものがあり、これは他人の感情を理解する能力です。 EQ が高いよりも IQ が高い方が14倍も人生が良くなるのではないかという研究もあります。 数百人のセールスマンを対象に行なった研究で、IQ が高い人と EQ が高い人とでどちらの方が売り上げが高くなるのかということを調べていますが、EQ が高くても仕事の成果はあまり上がらず、一方で、IQ が高い人は営業成績が明らかに上がっていたという結果が確認されています。 IQ が高い人と低い人を比べると2倍近くもその売上に差が出ていました。 他にも、例えば、2010年にEQ テストと仕事の成績、IQ テストと仕事の成績を比べるという論文もありますが、これを参照してみても、やはり、確かに EQ が高い方が仕事では成果が出ますが、 EQ と仕事の成果との関係はおよそ1%ぐらいしか関係していませんでした。 ですか、IQ は14%ぐらいの関係があったということが確認されていたりします。 そういう意味では、 EQ よりもIQ の方が14倍も仕事にとっては重要になってくるということです。 感情を読み取る能力である EQ に関する研究も行われているにもかかわらず、なぜ IQ の方が大切だということになってしまったのかと言うと、結局、IQ が高くない人は EQ が発達しないそうです。 ここがポイントで、IQ が高くてもEQ が発達しない人もいます。ところが、 EQ を鍛えようとしてもIQ がある程度ないと EQ を鍛えることもできないわけです。 つまり、頭がある程度以上良くないと人の感情を読み取ろうとする能力は鍛えられないということです。 IQ があまりにも低いと EQ が育たないので、他人の気持ちを読み取る能力もなくなってしまい、人生でも人間関係でも、かなり苦労することになってしまうわけです。 2007年のメタ分析では、このように感情をより細かく分類できる人、あるいは、細かく分類できる様になるためのトレーニングをした人は1.3倍も感情知性を高めることができるということもわかっています。 つまり、感情知性はトレーニングで高めることができて、普段からただ良い悪いではなくどのように良いのか?どう良いのか?など、細かく深く表現することを意識的に行うだけで1.3倍も感情知性を高めることができるということです。 更に、感情に対するボキャブラリーが豊富な人ほど、人生における問題解決能力も高いということもわかっています。 会話の中で、その人がどのような経験をしたのかとか、最近買ったものや楽しかったことなど過去のことを尋ねたりすることがあると思いますが、多くの人が特にそれほど興味があるわけではないけれど聞いておこうぐらいで聞いていると思います。 その時に相手が言っている内容ではなく「使っている表現」のバリエーションに注目することです。 この感情表現に対するボキャブラリーが多い人は、自己コントロール能力が高いので、物事を我慢したりコツコツ努力することができます。 男性であれば将来成功する可能性も高いですし、女性であればパートナーに寄り添って支えてくれる可能性も高いです。 更に共感能力も高いので相手のことも理解できて、自分の感情も理解して冷静な対応もできます。 長期的に安定した恋愛関係を求めるのであれば、この感情知性の高い人とお付き合いするとうまくいきます。 これは友人関係でも同様なことが言えます。 ちなみに、感情知性は不安や心配の感情をコントロールするためにも重要です。 例えば、なんとなく漠然と不安と考えるのではなく、それをより具体的に考えて紙に書き出してみると 、その漠然とした不安が具体的な行動を示してくれることもあります。 不安やネガティブな感情にもメリットがあるということは皆さんもご存知だと思いますが、何がどのくらい?どのように不安なのか?なぜ不安なのか?具体的に細かく描写できる人の方がメリットを活かすことができます。 感情表現のボキャブラリーが減ってしまうと、不安からメリットを活かすこともできずコントロールもできなくなってしまいます。 感情知性を鍛えるためのおすすめ本 新しい文化に触れることによって、人は同じことに対しても対処の仕方や見る側面が変わってきます。 自分たちが持っていないような常識や文化を学ぶことによって、性格や行動がある程度変わるのではないかということが示された研究もあります。 気軽にそんな知らない文化に触れるという点ではこちらの本が結構役に立ちますので、皆さんも海外の文化に触れてみるといいのではないでしょうか。 翻訳できない世界のことば ここから先は、より具体的な知性を感じさせる話し方について解説させてもらいます。 話し方やコミュ力について不安を感じている人も多いと思いますが、話し方は全て技術として身につけることができるものです。 そんな方法について、ぜひ続きで学んでみてください。  

一問一答「あなたは、どんな話し方をする人に良い印象を持ちますか?」【知的に見えるトークの科学】
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜

メンタリストDaiGoの「Dラボ」の知識をより活用したい方のためのブログです。 ※紹介する本のAmazonリンクはアソシエイトリンクを使用しています。

著者イメージ

メンタリストDaiGo

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。 人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動中。著書累計300万部。

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