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  • 一問一答「あなたは親と子の間でなにが大切だと思いますか?」【親子の心理学】

    2021-11-11 12:00  
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    あなたは親と子の間でなにが大切だと思いますか?

    DaiGo師匠への相談の中には、子育てや子供の将来についての相談もよくあります。
    あるいは、自分の幼い頃の家庭環境の問題や将来に対する不安、そんな相談も結構あります。
    DaiGo師匠自身も子供の将来に影響を与える様々な研究についても紹介してきましたし、一問一答でも以前に子育てに関する内容は紹介させてもらいました。

    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「あなたは子育てで何が重要だと思いますか?」【子育ての科学】


    今回は、旦那さんと喧嘩中だという方の相談をもとに、子供の将来を考える上で重要になる、母親の行動と父親の行動について解説させてもらいます。
    今子育てをされている方、いずれ子供を育てるであろう方には、当然参考にしてもらいたいですが、子育ては関係ないという方でも、子育てというのはまさに正解が分からない難しい問題ですから、そんな難しい問題に対してどう向き合えばいいのかということを考えてみてください。
    子供との接し方だけでなく、そこから掘り下げて考えることで、人間関係や恋愛においても役に立つと思います。

    Q. 夫と喧嘩中です。子供もいるのでこのままでは雰囲気も悪くなるとは思いますが、いつもこちらから仲直りしているので、何とかしたいと思っています。どうしたらいいでしょうか?

    仲直りすることについて、自分から言うことは別に悪いことではないと思います。
    ただ、それでうやむやにするのではなく、お互いに相手を責めたり傷つけることなく話し合うことが大切ですから、自分も責めるようなことは言わないので、どのように思い、何を考えていたのか正直に教えてほしいと話してみてはどうでしょうか。

    相手を責めるのではなく、自分の感情だけを素直に共有するアサーティブネスというのが非常に重要です。
    このコミュニケーションをできることが、夫婦関係を良くするための秘訣になります。

    ですから、このアサーティブネスなコミュニケーションをとるために協力してほしいと伝えて、1つ自分の思うことを言ったら、相手も自分の思うことを1つ言うということを10分ぐらい行ってみてください。

    こうしていると、徐々に相手を傷つけたり責めることなく、お互いの意見が言えるようになってきますので、そうなれば夫婦関係もとても良くなります。
    そんな感じで、仲直りする時には提案を含めて仲直りをすると良いのではないでしょうか。

    以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。

    子供の将来に与える影響は色々とありますが、子育てというものは本当に難しいもので、多くの人が日々悩みながら子育てをしていると思います。
    親が子供の性格に与える影響はごくわずかでも、やはり、両親の関係や家庭環境というものは子供の成長に大きな影響を与えます。
    父親と母親のどんな行動が、子供の将来に対してどんな影響を与える可能性があるのか、それを学ぶことで、具体的に子供に対する接し方を変えるだけでなく、なぜその影響が出るのか? そこまで押し進めて考えていただけたらと思います。

    親子の間には意外な影響があったりします。
    子育てには興味がないという方でも、自分の幼い頃の親との関係を振り返ることで新たに見えてくることもあるかもしれません。

    もし、すでに大人になっている自分に何かしらの問題があって、それが幼い頃の両親の対応や家庭環境にあったというような気がした場合には、だからといって両親や自分を責めても何も始まりません。
    なぜその影響が出るのか?
    そこも踏まえて、今からできる対策は何なのかというところまで考えてみてください。
    そうすると、おそらくその答えは人それぞれですがDラボにあるはずです。

    子供を作ることと人生の満足度

    2003年の研究で、子供を作ることと人生の満足度の関係性を調べた研究があり、子供を作ると結婚関係に対する満足度は低下するということがわかっています。
    子供がいる人は、子供がいない人に比べて、結婚に対する満足度が低くなり、その満足度の低下は、男性よりも女性の方が大きいとされています。
    そういう意味では、女性の方が子供を産むことによるデメリットは大きいと言えます。

    さらには、子供の数が増えれば増えるほど、結婚に対する満足度は下がるという研究結果も出ています。
    統計的には極端に下がっているとまでは言えませんが、下がることは確実で、何かしら対策を考えておくべきと言えます。

    つまり、2人の関係を子供が出来てからも良い状態で保つために相当の努力をしたり話し合っておかないと、子供を作ると、それが逆に破局の原因に繋がってしまうかもしれないということです。

    基本的には、子供ができることにより家庭内での男女の役割が大きく変わります。
    一般的には日本ではまだまだジェンダーギャップも激しいので、比較的女性が子育てをすることが多くなったり、男性としても、奥さんは旦那さんよりも子供優先になります。
    このような男女の役割の変化が夫婦間でのストレスに繋がります。

    このあたりを事前に踏まえて役割を話し合って分担しておいたり、どのようにしていくかということを考えておくことが大切です。事前にシュミレーションして心の準備をしておくだけでもかなり違うと思います。

    男女の役割が変わることでストレスに繋がるというのであれば、どのように役割が変わるのかということを想定し、想定される問題に対してそれぞれ対処方法を考えておいたりしてください。

    子供を犠牲にしないためにもしっかり対策を
    夫婦の自由が制限されないように、2人の時間を作る工夫をするということも大事です。
    例えば、普段は子供も一緒に家族みんなで食事をするけれど、1週間に1回だけはベビーシッターさんなどを雇って夫婦2人だけで食事に出かけるというのもいいと思います。
    このようなこと自体に対しては疑問視する人もいるかもしれませんが、夫婦関係が悪くなってしまうと一番に犠牲になるのは子供です。

    子供を作る“だけ”では幸せにはなれない!
    ダニエル・ギルバート博士によると、人間は当然子供を残さないと遺伝子を残すことができないわけですから、実際には子供を作ることにより人生の満足度は下がりますが、子供を作ると満足度は上がると錯覚する遺伝子があるのではないかとされています。

    そのような遺伝子を持っている人たちが子供を作り子孫を残したので、今の人類は子供を作ることでただ幸せになれると思い込んでいる人が結構多いとのことです。

    本当は子供を作る“だけ”では幸せにはなれません。
    それ以外の家事の分担など様々な対策も行った上で、幸福度を上げて、子供が生まれたことによるマイナスに耐えられるだけのふたりの関係を育んでから、子供を作らないと本来はいけません。

    子供を作ることを否定するわけではありませんが、遺伝子に刻み込まれた子供を作ることで、ただ幸せになれるという錯覚を乗り越えるためには、夫婦関係をしっかり育んだ上で子供を作るべきだということです。
    子供が生まれたからといって夫婦関係をおざなりにするのはよくないという学びが先ほどの研究にあるわけです。

    夫婦・親子の間でケンカが起きた時には

    夫婦でも親子でも、相手が近しい関係の人だからこそ問題が起きたりもします。
    特に夫婦の間では、男性は解決策や論理で戦おうとしますが、それは女性からすると自分の気持ちをわかってもらえていないと感じます。

    人間関係で問題が起きているということは、考え方が違うということです。
    そんな考え方の違う2人が、同じ質問や同じことを考えることにより関係が良くなったり、ケンカしてもそれがおさまりやすくなるということが分かっています。
    「今から1年後を想像してください。今から1年後の視点でみた時に、今あなたが起こしているケンカについてどう感じると思いますか?」

    ケンカをした時は、それが夫婦の間でも親子の間でも、この質問に対してぜひ一緒に考えるようにしてみてください。
    実際に、この質問を用いた研究では、それをするだけで、幸福度が著しく上がり関係を前向きに捉えて、ケンカもおさまりやすいような心理状態に変わっていたということが確認されています。

    基本的に、ケンカや口論をしている時には、今の感情が原因になっていて、それがどんどんエスカレートさせてしまいます。

    ところが、その2人の焦点を未来に移して、未来の2人の関係から見た時に今目の前のケンカや問題についてどう感じるのかと考えることにより、現在の怒りの感情から焦点がずれるわけです。
    それによりケンカをエスカレートさせてしまうような現在の感情から解き放たれるということです。

    人は今の感情にとらわれやすい
    ケンカが始まったりいざこざが起きてしまった時には感情はフレッシュな状態です。
    このフレッシュな感情には人間はとらわれやすいものです。

    当然ですが感情というものは薄れていくものです。
    今の感情にとらわれてしまうと怒りや悲しみの感情は増幅してしまいやすくなるので、一旦今の感情は置いておいて、1年後の未来の視点から自分たちを見た時にどう感じるのかということを考えると、余計な口論のヒートアップを避けることができるわけです。

    夫婦の間や親子の間で揉め事が起きた時には、ぜひ試してみてください。

    男女関係や人間関係に役に立つおすすめの本

    夫婦・カップルのためのアサーション: 自分もパートナーも大切にする自己表現
    相手に拒絶されたり相手を傷つけたりすることなく、相手に対して自分の感情を上手に伝えるにはどうすればいいのかという方法を学ぶことができる本です。

    自分や子供の強みを活かすためのおすすめ本

    強みの育て方 「24の性格」診断であなたの人生を取り戻す
    大人も子供も自分の強みの使い方も理解することができるので、自信を持って行動することもできるようになるとても素晴らしい本です。

    才能を言い訳にせず可能性を追求するためのおすすめ本

    非才!―あなたの子どもを勝者にする成功の科学
    天才には勝てないとか、生まれつきの優秀な人には勝てないというようなことを言う人もいると思います。
    自分だけでなく、子供に対しても、その可能性を諦めてしまうような人もいます。

    もちろん成功している人の中にはいわゆる本当の生まれつきの天才もいます。
    ですが、成功している人を見ると決してそんな天才ばかりではありません。
    では、どのようにして彼らは天才と呼ばれるような成功を成し遂げたり、生まれ持っての天才を超えるような成果を成し遂げたのかということを理解できる本です。

    逆境を乗り越え成功するためのおすすめ本

    逆境に生きる子たち トラウマと回復の心理学 (早川書房)
    トラウマを抱えていたり家庭環境に問題があったけれど、大きな成功を成し遂げている人もいて、スーパーノーマルと呼ばれています。
    これはそんなスーパーノーマルの人たちについて調べてくれている本です。
    不遇な子供時代を送ったとか、トラウマを抱えているという人は読んで頂ければ、これは力になる本だと思います。

    父親との関係と仕事の価値観 

    子供は父親の働き方に影響を受けるのではないかという研究があります。
    フローニンゲン大学の研究で、3841人の男女を対象に、10代の頃の父親や母親との関係性や父親と母親の仕事に対する取り組み方をチェックしています。

    10代の頃の父親との関係の良し悪しが、大人になってからの仕事に対する姿勢や意欲に影響を与えるようです。
    これは小さな相関があったということですが、要するに、父親が働き者の場合には子供も将来働き者になる可能性が高いということです。
    ちなみに、この子供に対する影響は男の子でも女の子でも変わらず確認されています。
    子供が男の子でも女の子でも、母親ではなく父親との10代の頃の関係が、将来の仕事に対する取り組み方と関係していたということです。

    研究チームのコメントとしては、父親と母親は子供に対して、それぞれ異なる影響を与えていると言われています。
    特に、仕事に対する価値観の発達に関しては、母親との関係よりも父親との関係の方が中心的な役割を果たすとされています。

    母親の共感力と子供の思いやり

    母親は共感能力によって子供に影響を与えるようです。
    子供がどれぐらい友達に対して寛大な優しい行動を取れるのかということと、母親の思いやり度について調べた研究を見てみると、母親が思いやりがあり他人の痛みを分かることができる人であれば、子供も他人に優しくできるようになるということです。

    母親が子供に思いやりを持ちなさいと言っているのに、子供が他の友達に感情をぶつけたりすることがあると思います。
    この研究では、それは母親の思いやりが足りない可能性があると指摘しています。
    すべてがそうだとは思いませんが、研究者はその問題もあるのではないかと言われています。

    母親の共感能力は子供に伝わるようです。
    それにより、感情的になったりしなくなり、思いやりのある優しい人になるのではないかという研究です。

    まず、子供に影響を与える可能性のある父親の行動と母親の行動について解説しました。
    もちろん親の育て方だけで全てが決まるとは思いません。全てが親のせいなんてことはないと思います。
    とはいえ、研究内容としては参考にはなると思います。

    ここから先は、さらに、子育てにまつわる研究をもとに、正解のない子育てに対して、お父さんお母さんだけでなく、子育てに興味がないという方でも参考になるであろう内容を解説していきます。
    ぜひ続きをチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「どうすれば、子供が自ら勉強するようになると思いますか?」【勉強する子供の育て方】

    2021-10-14 12:00  
    330pt
    あなたは子供の頃「勉強しなさい」と言われなくても進んで勉強していましたか?
    どうすれば、自ら勉強するようになると思いますか?

    今回は、子供がなかなか勉強してくれないという相談をもとに、「勉強しなさい!」と子供にうるさく言ったり、お母さんやお父さんが余計なストレスを抱えなくても、子供が自然と勉強するようになるための方法について考察していきたいと思います。

    自分には子育ては関係ないと情報を遮断せず、ぜひ読み進めてみてください。
    DaiGo師匠の子供に対するアドバイスや心理学的な知識は、みなさん自身の勉強法や仕事術、自分のやるべきことの習慣化、きっと全てにおいて知識の実践につながるはずです。
    いつもとは少し違うテーマであっても、その活用法に触れることで見えてくることもあると思います。

    Q. 子供がなかなか勉強してくれません。うるさく言って、ようやく勉強を始めたと思ってもすぐに集中力が途切れてしまいます。親としてどのように注意すれば良いのでしょうか?

    やみくもに勉強をさせようとしても、子供はやりません。
    受験に合格するために、
    将来の夢を実現するために、
    それらのために何が必要なのか考えさせることが大切です。
    そこに気つけぱ自然と勉強する気も集中力は生まれます。

    基本的に子供が何を言ったとしても否定したり止めないでください。
    その代わりに
    「なんで? 」
    「どうして? 」
    と問いかけるようにしていました。

    アインシュタインの有名な言業に
    「なぜか?という問いは、その答えの100倍重要である」
    というものがあります。
    答えだけを覚えた人は、間いがないと考えられません。
    でも、自分で問いを見つけられる人は、どんな難間にも自分で答えを見つけられる。
    それが勉強するということだと僕は思います

    だから、子供たちが何かに興味を持ったら、
    「なぜ?」
    と問いかけてあげてください。
    そして、親が何かに夢中になっている姿を見せてあげること。
    それが子供たちに自然と勉強をやる気にさせ集中力を身につけさせる、最善の方法です。

    以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。

    あなたの子供が勉強をしない本当の理由

    DaiGo師匠は、教育や勉強法について相談されたり講演させてもらう機会も多く、その中で子育てや勉強に関する悩みを聞くこともよくありました。
    多くの親御さんが抱える一番の問題は、
    やはり子供が勉強しない
    ということです。

    あなたのお子さんは自分から勉強しますか?

    それとも、あなたや学校の先生などに強制されなければ、
    あるいは、
    テスト前など、期限が設けられていなければ勉強しないタイプでしょうか?

    本来、勉強というものは、
    大人や周りの人の強制がなくても、自分の好奇心から自然に行うものです。

    DaiGo師匠は、中学生の後半まではほとんど学校の勉強というものはしませんでした。
    親に怒られても、教師に強制されてもかたくなに拒否していたそうです。
    ところが、
    中2の終わり頃にちょっとしたきっかけで好奇心に目覚めて、自ら進んで勉強するようになりました。

    子供に勉強させたいのであれば、
    どうやって勉強させるかということを考えるよりも、
    どうすれば好奇心を持たせることができるのか、
    それを考える方がはるかに大切です。

    以前に、このような話をさせてもらった時に、自称教育ママさんはこう言いました。
    「それは正論だけどキレイ事です」と。

    それに対して、DaiGo師匠はこのように質問してみました。

    「あなたが一番最近読んだ本のタイトルを教えてください」

    驚いたことに、本のタイトルは1冊も出てこなかったので、さらに続けて聞きました。
    「では、最後に本を読んだのはいつですか?」

    すると、その方はこう答えました。
    「2週間から3週間ほど前です」

    2週間から3週間前に本を読んだけれど、そのタイトルすら覚えていないということはまずないでしょうから、この方は自称教育ママであるにも関わらず、おそらくほとんど本は読まない、勉強することはない方だったのではないかと思います。

    これでは当然子供は勉強しないでしょう。
    子供に勉強させる一番の方法は、
    あなたが勉強している姿を見せること
    これが重要です。

    自分で勉強もしないのに、本を読むこともないのに、
    子供に勉強しなさいというのは、
    全く仕事をしない上司に、「仕事をしろ!」と言われるようなものです。
    それではどう考えても反感しか生まれません。

    まずはあなたが、勉強を、学ぶことを楽しんでいる姿を見せてください。
    そして、子供が興味を持つまで待ってあげてください。

    例えば、子供に漢字の勉強をさせたいのであれば、
    まずは、あなたが子供の目の前で、毎日楽しそうに漢字を勉強している姿を見せてあげてください。
    別に一緒に勉強しようなどと言う必要もありません。

    子供が、
    「何をしているの?」
    「楽しそう!私も行ってみたい!」
    と自分から言ってくるまで待ってあげてください。

    大切なのは、
    「あなたの行動で、子供の好奇心を誘導する」
    このことを忘れないことです。

    経営と子育ての共通点

    いわゆる経営というものは、
    激しい生存競争をくぐり抜けて、磨かれた多くの知識を活用して、
    誰もが今まで解決できなかった問題を解決したり、新しい価値を生み出し続けるものです。

    そんな経営と子育てにはある共通点があります。
    それは、

    「人を育て、自分がいなくてもいい状態にすること」

    経営者は、会社を起こして事業を成功させ、それを後継者に託します。
    そして、その後継者がさらに後継者を育てることで、会社組織のシステムが完成していきます。
    会社を起こした本人がいなくても、ビジネスが勝手に回るようにしていくわけです。
    このシステムがしっかり回り続けているのが、100年以上の歴史を持つような大企業でもあります。
    会社を起こした本人がずっと経営に携わるような経営では、会社組織の完成はありえません。

    ここに子育てとの共通点があると思いませんか?

    親がずっと子供から離れない。
    子供の人生の決定に関わり続けてしまう。
    いつまでもそんな状態では子供の自立はありえません。

    もちろん、その時々で適切なアドバイスや援助も必要になる場合もあります。
    しかし、それは「自分がいなくなってもいい状態」
    つまり、「子供の自立」を目的としたものであるべきです。

    こう考えることができれば、いわゆる過干渉や過保護の問題を防ぐこともできるでしょうし、
    どこまで親が関わるべきか、これについての基準を持つこともできるようになります。

    自分がそのアドバイスを子供にすることで、
    子供の自立につながるだろうか?

    このような明確な基準を持つことができれば、
    自分自身も余裕を持った子育てや教育ができるようになるのではないでしょうか。

    Dラボを中心にDaiGo師匠は様々なテーマで知識を紹介しています。
    冒頭で軽く触れたように、自分には関係の内容だと決めつけたりシャットダウンするのではなく、時には全く興味のないテーマについても学んでみてください。

    子育てにまつわる基準が経営から学ぶことができたりするのと同じように、思いがけず活用できる知識が手に入ることもあるでしょうし、いつもと違う情報に触れることで、自分自身の好奇心が湧き上がることはよくあります。
    自分自身も自然と好奇心が浮き上がり、それにつられて子供も好奇心から自然と勉強が楽しくなる、そんな良い循環が生まれると日常をとても幸せに過ごすことができるのではないでしょうか。

    子育てにまつわるおすすめ本


    強みの育て方 「24の性格」診断であなたの人生を取り戻す

    米ペンシルベニア大学のマーティン・セリグマン博士を中心に開発された人の強みを見つけるVIAというテストがあります。
    このテストを使って、親が子供と一緒になって自分のいくつかある強みを見つけて、その中でも一番の強みを伸ばしていくと同時に、それを学校や家庭や習い事など日常の中で使うことができるようにしていくことができます。
    大人も子供も自分の強みの使い方も理解することができるので、自信を持って行動することもできるようになるとても素晴らしい本です。

    子供の強みと弱みを理解してそれを育てることができれば、子供がより良い方向に進むだけでなく、親としても子育てが楽になるという研究があります。
    子供にとっても大人にとっても、強みを理解することはとても重要なことです。


    成功する子 失敗する子――何が「その後の人生」を決めるのか

    教育や子育てについて考えるのであれば、やはりこの本は欠かせません。
    これらは子育てに関する研究では非常に定評のあるポール・タフさんという方の本で、非常に分かりやすく書いてくれています。

    ここから先は、自ら進んで勉強してくれる子供に育てるにはどうすればいいのか、そんな多くの親御さんが悩むであろう問題について、科学的な研究をもとにさらに踏み込んでみたいと思います。
    何も言わなくても自ら進んで勉強してくれる子供と、それが全くできない子供、この違いは何なのか?
    進んで勉強してくれる子供に育てるにはどうすればいいのか?
    そんな内容について解説していきます。ぜひチェックしてみてください。

     
  • 一問一答「人はいくら稼げば自信を持てるのか?」【若い時にすると人生変わること】

    2021-04-24 13:00  
    330pt
    あなたが、もっと早く始めておけばよかったと後悔していることはどんなことですか?
    あるいは、自分の子供や若い人にできるだけ早いうちにしておいた方がいいと勧めたいことはどんなことですか?

    今回は、自分に自信を持つことができず、その原因は社会的立場からくる感情だと考えて、仕事を頑張って年収をあげてみたものの、いつまでたっても自分に自信を持つことができないという方の相談をもとに、人生の早いうちにしておいたほうがいいこと、若いうちに始めておけば人生が変わることについてまとめてみたいと思います。

    Q. 「私は自信がなく、社会的立場からくる感情だと考えました。仕事を頑張り1000万を超えましたが、自信については変わりません。ずっとこの気持ちと戦うしかないのでしょうか。」

    という質問でした。
    これに対して、DaiGo師匠の答えは以下の通りでした。

    自信があるないということと収入は関係がありません。
    資産が100億とか1000億とかいった人でも、やはり自分に自信のない人はいます。
    関係ないだけでなく、別に自信がなくてもなんとかなります。
    重要なのは能力があるかどうかです。

    僕も自分に自信があるのかと聞かれたら、ある面ではあるけれどある面ではないと答えます。
    自信がないからといって問題があるのかといったら別に問題もありません。
    そう考えると、今のように僕が何も怖くないように思えるようになったのも、月収で5000万円超えた頃です。

    詳しく学びたい場合には、日本語版は絶版になっているので英語が読める方は英語版を読んでいただきたいですが、
    『Confidence: How Much You Really Need and How to Get It』
    日本語版:『自信のない人は一流になれる』
    こちらは素晴らしい本です。

    自信なんてなくていいと思える本です。
    大事なのは自信ではありません。
    僕は月に5000万円を超えた辺りからもういいかなと思えるようにはなりましたが、これは完全に病気だと思います。

    自信というものは、自分で自分を認める指標を持っているかどうかだけです。
    ですから、自信の正体はセルフコンパッションです。
    その点で考えるとこちらの本でもいいと思います。


    マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック

    人は成功することができたら自信を持つことができると思います。
    でも実際はそうではありません。
    自分でやっていることを認めて、それができるようになった時に初めて自信というものが生まれて、自分のしていることを自分で認められる技術がセルフコンパッションです。
    それがないと、どんなにお金を稼いでも自分を認めることはできません。 

    僕は大学生の頃に30歳までに年収1億円を超えたいと、よくわからない目標を立てていました。
    年収1億円というと、月収で考えると800万円は超えないといけないわけですから、月収800万円というと、誰かの年収に匹敵するぐらいですから結構めちゃくちゃな金額です。
    何の根拠もないのにそれを目標と考えて、年収1億になれたら毎年宝くじに当たっているようなものだから、それで生きていくことができると豪語していました。

    ありがたいことに僕はテレビに出始めた最初の年収が1億ぐらいでした。
    今の亮吾くんのようにたくさんテレビに出ていたので、年収1億を超えましたが、それで自分に自信を持つことができたかというと一切何も変わりませんでした。

    これができたら自信を持つことができると思っている人は、今の自分を否定していて、今の自分がたどり着けない目標を立てて、そこに行ったら自信を持てるかもと考えているわけで、自分を自分の力で苦しみ、迷い、考えながら認めるという作業を先延ばししているだけです。
    自分と向き合って、自分を自分の力で認めるということを先延ばししています。

    ところが、成功していくと徐々にですが追いついていきます。
    1億なんて無理だと思っていたのに1億稼いだら、また向き合わなければいけなくなります。そこでどちらにしても向き合わないといけなくなり、これは結構辛いものです。
    そうなると、やはり月収1000万円ぐらいないとダメなのではないかと考え始めます。
    結局いつまでたっても自信を持つことはできなくなります。

    ですから、自分と向き合って自分を認めるという作業を始めましょう。

    ということでした。

    結局、どんなに年収が上がったとしてもお金を稼ぐことができたとしても、自分と向き合って自分を認めるということをしないと自分に自信を持つことはできないということでした。

    自分に自信を持つということに関しては、こちらの一問一答でも以前に解説していますので、その点についてはこちらを参考にしてみてください。

    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「未来に不安を感じたら」【自信をつけるために捨てるべきもの】

    人が人生をより良く生きるためにも、成功するためにも、できるだけ若いうちにしておいた方がいいことはたくさんあります。
    自分を認めるという作業と同じように、結局向き合わなければいけない時が来るものもありますし、避けて通ることで、いずれその代償を追ってしまうようなこともあります。

    今回は、人生で出来るだけ早い段階でしておいた方がいいことについてまとめてみたいと思います。

    若い頃の失敗体験

    若い頃の失敗が将来の成功を左右するという研究があります。
    ノースウエスタン大学などの研究で、キャリアにおける早い段階での失敗というものが、実は長期的な視点で見た時に成功する確率と関係しているという結果が確認されています。

    つまり、若いうちにたくさんの失敗を経験しておくと、長期的に見た時には成功する確率が上がるのではないかということがいわれているわけです。

    この研究では、1990年から2005年にかけて、アメリカの国立衛生研究所にオファーされた助成金を調べています。研究者達は国に対して助成金を申請して、研究内容が認められたらその助成金は交付されます。世の中から認められるような研究をしていたり、評価の高い研究をしている人は、それに必要なたくさんの助成金がもらえるわけです。
    逆に言うと、その助成金がもらえないと研究者は研究ができないわけですから困ってしまう人もいます。
    このような助成金がもらえる人ともらえない人を調べて、その人たちが将来にどのような研究をするのかということまで調べれば、人は失敗をバネにして成功することができるのか、それとも、若いうちも助成金を貰い続けている人が、そのまま将来的にも良い研究と助成金を貰うことを続けることができるのかということが分かるであろうと考えたものです。

    ギリギリのところで助成金を獲得することができた人とギリギリのところで惜しくも助成金を獲得することができなかった人を比較しています。
    ですから、能力としてはそれほど変わらないはずなのに、ギリギリの境界線の近くにいる人たちを分けて、全ての研究者たちが、10年間の間にどのようなキャリアを形成し、どのような研究をするのかということを調べています。
    論文を発表した量や論文の影響力を測る指標にもなる引用回数も調べて、助成金を獲得できなかった失敗経験が将来の良い論文を書くために何かしらプラスに働くのかということを確認しようとしたものです。

    その結果、若い頃に助成金の獲得に失敗している経験者は、若い頃に助成金の獲得に成功している研究者たちよりも、10年間追跡してみたところ、影響力の高い論文を生み出す確率が6.1%も高かったということが分かっています。
    つまり、若い頃に失敗をしておくと、10年間など長期的な視点で見た時には実は成功しやすくなるということが示されたわけです。

    若いうちの失敗によって挫折したり、それによって仕事が嫌になってしまう人もいるかもしれませんが、若いうちに失敗している方が、同じ頃に成功している人達を置い抜ける確率も高くなります。
    もちろん、失敗したことでそこで諦めてしまっては何もなりませんが、若い頃の辛い体験や苦い経験というものは、その後もめげることなく努力を続けることができれば、10年ほど経った時には、それまで順風満帆に過ごしてきた人たちよりも、それを乗り越えた経験が大きな力になるかもしれないということです。
     
    失敗を乗り越える経験が長期的には大きな力に!

    このような悔しい経験や辛い経験が、実際に将来に生きたという人も少なくないはずです。

    このような現象について、研究チームのコメントとしては、もちろん、早い段階で失敗した人は離職率が上がるということで、結果的に能力が高い人だけが残ったことによって、成功確率にこれだけの差がついたのではないかという考え方もあるだろうけれど、データを詳しく見てみると、失敗した経験に負けることなく研究を続けた人達は、平均して、かつ長期的にずっといい成績を収め続ける確率が高くなる傾向があったということです。

    ですから、失敗したことで離職して絶対数が減るのではないかという指摘はもっともではありますが、実際には、失敗に負けることなく続けるということが、個人の能力やキャリアの違いに結びつくということを研究者たちは言っているわけです。

    長期的にその仕事を続けるのであれば、若いうちにはたくさん失敗をしておいた方が、そして、それを乗り越えるという経験を積んでいた方が、将来的には成功する可能性が高くなるということが示されたとても希望のある研究です。

    なぜ失敗がこのような違いに現れるのかということに関しては、詳しくは分かっていませんが、やはり、失敗することでもっと頑張ろうという気持ちが生まれたり、逆に、早い段階で成功してしまうと努力を怠ってしまうことにつながる可能性もあります。
    人生でもビジネスでも、長期的に見ると誰でも失敗はしますし、調子よく進んでいたこともうまくいかなくなってしまうことも必ずあります。
    このような時に、若い頃の辛いことや厳しいことを乗り越えた経験があると、例えば、あの頃に比べるとまだマシと考えることもできて、前に進むことができるようになるわけです。
     
    「人生の後半は人生の前半の努力で決まる」

    そういう意味では、若い頃の失敗体験というものは実は人生を通して財産になると言えます。

    失敗を糧にして粘り強さや努力を継続する癖を獲得することがとても重要なのではないかと思います。そのような癖があるかないかによって、将来的に見ると才能の違い以上の大きな差になるのではないかと思われます。

    偉人たちの名言でも、人生の前半においては生まれ持ったもので決まるけれど、人生の後半というものはその前半においてした努力によって決まると言われています。
    失敗を乗り越えていくという経験こそが重要だということです。

    念のために言っておきますが、だからといって意図的に失敗すればいいのかと言うとそういうことではなく、失敗するかしないかのギリギリのラインを攻めることが大切です。
    それにより万が一失敗してもそれはモチベーションが上がることに繋がるということを覚えておけば、失敗が怖くなくなるはずです。
    それによって挑戦することが怖くなくなりますし、万が一失敗してもモチベーションが失われずに済みます。

    どちらにしてもモチベーションを維持できる戦略を

    ですから、今回のこの研究結果や知識というものは、そんな時のモチベーションのために使った方がいいのではないかと思います。
    どちらに転んだとしても得をするような心理的な場合分けをしておくのがおすすめです。

    例えば、何かしらの仕事がうまくいったとしたら、自分の努力が実ったと考えて、もっと頑張ろうと自分を奮い立たせてそれをモチベーションに次に進み、逆に、失敗した場合には、失敗したけれどその挫折を乗り越えることによって、10年後の自分の成功確率が上がっていると考えて、それをモチベーションに次に進むわけです。

    そうすると、成功しても失敗しても、どちらにしてもモチベーションとして利用できて得をするようになります。
    このようにモチベーションを長期間にわたって保つためには、失敗を乗り越えていくことが必要で、その乗り越えるためには失敗が実は成功に繋がるということを知っておくことがとても重要です。

    若いうちももちろんですし、歳を重ねても失敗することは誰でもあります。
    すべてが順調に進んでいるように見えてもその中に失敗もあるわけです。
    人生の成功において重要なのは、このような成功や失敗の結果にかかわらず、どちらの結果が訪れたとしても、それをモチベーションに変えて、障害を乗り越えたり前に進むための戦略を身につけていくことができるかということで、これこそが長期的な成功を左右するものです。
    成功した時には油断せず
    失敗した時にはそれを乗り越える力をつける

    とはいえ、人は誰でも失敗した時にそれをモチベーションにつなげる方が難しいものです。

    これはレジリエンスといって、逆境を乗り越えるための力であり、それを鍛えておくことが必要です。これを鍛えておかないと、小さな失敗であってもふさぎ込んでしまって、必要な対策を打つことができなかったりより大きな失敗につながってしまうこともあり得ます。
    このレジリエンスを鍛えておくことが、失敗をたくさん乗り越えて行くための力にもなります。
    失敗を恐れたり失敗を隠そうとするのはメンタルが弱いからです。レジリエンスを鍛えておくということもとても重要です。

    失敗とは、学ぶことを放棄した過去のこと

    大事なのは、失敗するかどうかとか、挫折するかどうかということではなく、そこから何を学ぶかです。

    失敗とは、学ぶことを放棄した過去のことです。

    これはDaiGo師匠が、子供の頃のいじめ、受験の失敗、テレビの世界での人間不信と仕事の放棄、これらの挫折から学んだことです。
    師匠も、これらの挫折がなければ今はありませんでした。

    皆さんも過去の失敗なんてありません。そこから何を学ぶかです。
    窮地に陥ったら、そこから自分にとって一番大事なものは何なのか、全てを失った時に手元に残るものは何なのか、これを見極めるために窮地というものがあります。これを利用しないことは、とてももったいないことです。

    今まで挫折したことがある人、今挫折している人、あるいは、これから先に挫折するかもしれない人は、この話を思い出してください。
    きっとそこから答えが見つかるはずです。

    <子供も大人も効率よく学び成長するためのおすすめ本>

    学び方の学び方

    勉強をする時にこういうことを意識したら効率よく進められるとか、こういうやり方を使うと集中力が上がって勉強がはかどるとか、読書スピードが上がるというような、一貫した方法を自分で持っていない人に特におすすめの本です。
     
    例えば、勉強に対する集中力の本を読んで実践すれば、確かに集中力はつきます。
    ただそれは集中することができた時だけです。
    怠け癖があって手をつけることができなければ、いくら学んで実践しようとしても集中力を発揮することはできません。
    スタートが遅い人が集中力の本を読んで集中力を身につけたところで意味がありません。

    ですから、一通りの方法を理解して実践すれば、そこから自分に足りない部分やもっと高めたい部分は見えてきます。
    そこからひとつひとつの専門書に進めばいいわけです。
    このような内容の本は今まであまりありませんでした。
    実際に教えることがとても上手な先生が、内容をかなりシンプル化して学び方の本当に最低限の部分だけ、効率よく学ぶためにはどうすればいいのかということを教えてくれる本です。

    より良い人生のためにできるだけ早いうちにしておくべき行動とは?

    ここからは、若いうちにしておくと人生が変わる行動について解説していきます。

    これは大人になってから行なっても効果がないわけではありません。
    出来る限り人生の早めの時期に始めておくと、自分の人生において非常に有利な状況になる行動について紹介させてもらいます。

    今皆さんが何歳だったとしても、自分の人生をより良くしようとまず思った時に、まず一番最初に何から手をつけたらいいのかがわからないという人もいると思います。

    例えば、ダイエットをしようと思った場合でも、ある程度健康的な体型の人がよりバキバキな体まで絞りたいという時と、太っている人が健康的な体型まで痩せたいという時では、何から始めればいいのかということは当然変わってきます。

    まずは食事制限から始めた方がいいのか、食欲の暴走をまずは止めるためにプチ断食から始めた方がいいのか、それとも、筋トレで基礎代謝を上げるようにしたほうがいいのか、有酸素運動をメインに行った方がいいのかなど、人によっても違いますしライフステージや状況によっても違います。

    Dラボでも、人生を変えるテクニックとしてたくさんの知識を紹介してきましたので、逆に、多すぎてどこから手をつけたらいいのかがわからないという意見をいただくこともあります。

    ですから、今皆さんがこの瞬間から人生をより良い方向に変えたいと思うのであれば、まずは何から手をつければいいのか、あるいは、皆さんにお子さんがいるとか、皆さん自身がまだ人生の序盤の段階だというのであれば、今何をしておけば人生の後半で有利になるのかということを解説できればと思います。

     
    人生の挑戦・問題に向き合う際に基礎となる力

    今回紹介する行動のは、僕たちが人生を変えて行こうとか新しいことに挑戦しようと思った時に、その大元になる基礎を作ってくれるものです。
    最も大切になる土台の部分ですから、これがきっちりできていないと、砂の上に城を建てるようなものですから、いくら頑張ってもうまくいかないということになってしまいます。

    人間はどのような方向に進むかとかどんな人生を求めるのかといったことによって、当然ですが、求める知識は変わってきます。
    メンタルを強くした方がいいのか、集中力を高める方がいいのか、創造性を鍛えた方がいいのか、それとも性格を改善する方向に取り組んだ方がいいのか、それぞれ人生の目的に応じてたくさんあるわけです。

    ですが、今回紹介する知識に関しては最も重要になる基礎の部分ですから、全ての方におすすめしたい内容になります。
    この基礎をまずしっかり整えておけば、後がとても楽になります。

    まず、皆さんの人生を変えたりより良い方向に進めるために、まず、できるだけ人生の初期に行っておくべき行動は、それは読書です。
     
    ポイント:読書力をつけましょう

    読書の大切さについては師匠も何度も紹介してきました。

    読書については、読書によって頭が良くなるとか知識が手に入るとかメリットは理解していると思いますが、そのようなメリットだけではありません。

    実は、僕たちが人生で抱える問題のほとんどを、その読書による知識ではなく、読書という行動をとったことにより得ることができる副産物がたくさんあり、それが解決してくれるということです。
    ですから、読書がとても大切です。

    読書でどんな能力が手に入ると思いますか?

    読書は筋トレと同じで、最初から難しい本や分厚い本を読めるわけではありません。
    ですから、子供や今まであまり読書をしていなくて苦手な人は、最初は別に無理をする必要はなく薄い本から始めればいいわけです。
    英語の勉強を始める時も同じなはずです。
    最初は絵本に近いような本当に簡単な本から始めると思います。

    それと同じように徐々に徐々に鍛えて慣らしていくのが読書です。
    集中力や忍耐力を少しずつ身につけながら、徐々に徐々に難しい本や分厚い本も読めるようになり、専門書や哲学書などいろいろな本も読めるようになるわけです。

    「読書力」を早めに鍛えておく

    ですから、ただ読書が大切だということではなく、出来るだけ早めにこの読書力を高めておくことが大切です。
    人生のできるだけ早い段階から本を読むという練習を始めておいた方がいいです。
    早めに本を読む力を鍛えておくことによって、人生のさまざまな問題を解決しやすくなります。

    読書で得られるものとしては、読書により僕たちの人生の質が上がります。
    人生における幸福度や満足度が上がるということです。
    これはどんなジャンルの本でも構いません。本を読み切る能力を身につけることが大切だということです。

    本人だけでなく家族みんなに良い影響が!

    読書をすればするほど人生の質は上がるし、社交性も身につき、家族まで幸せになるということが分かっています。
    ですから、親も子供も本を読むことによって、その家族みんなの人生の質も上がるし、社交的になるので、家族の中でももちろんですが家族の外でも上手にコミュニケーションが取れるようになり、人間関係は良くなることで幸せになります。
    家庭において本を読むということはとても重要なことになるわけです。

    読書をすることにより年収が上がるとか、年収が高い人ほど読書をするといった研究はたくさんありますが、香港大学の研究で、過去に行われた読書と子供の発達に関する研究から質の高い19件の研究をピックアップしたメタ分析があります。

    これは家族単位で行われた研究で、子供だけでなく、その親や兄弟に対してもどんな影響が与えられるのかということまで調べています。
    3264組の家族を対象にしたもので、メタ分析ですから信憑性としては結構高めのものになります。

    それぞれの研究で対象になった家族は、15から584組の間に分かれていて、主には3歳から6歳の子供に本を読ませたらどんな影響があるのかということを追跡したものです。

    チェックしたポイントとしては、子供のメンタルの状態と同時に親や家族のメンタルの状態の他に、人生の満足度やストレスのレベル、授業中に騒いだりいじめをしたりといった問題行動がどれくらい起きるのか、人生の成功において必要になる能力そして以前にも紹介した感情のコントロール能力などをチェックしています。
    過去の研究では、読書をすることによって子供の学習能力が上がるとか、脳機能が高まることにより集中力が高まるおいたことが示された研究は、今更紹介するほどでもないぐらいにたくさんあります。
    読書によって学習能力が高まるとか脳機能が高まるというのは当然として、今回の研究では、読書により、その子供の人生や家族の人生がどれぐらい変わるのかということを調べようとしたわけです。
    読書で問題行動が減り問題解決能力も高まる
    読書でコミュニケーションが上手になり人間関係が良くなる

    その結果わかったこととして、子供が本を読めば読むほど、子供の問題行動はどんどん減っていき人生の質も高まり、問題解決能力も高まり、対人コミュニケーションが上手になることで人間関係も良くなっていたということが確認されています。

    どんなジャンルの本を読んでいたとしても、読書によって人生の質は高まるし問題解決能力も高まり、対人コミュニケーションも上手くなるということです。

    このような話をすると、時々極論を言ってきて全部漫画でもいいのかと言う人もいます。
    ですが、読書が好きな人は漫画だけを読むということはないと思いますので、いろいろな本を読むべきだとは思いますが、一応漫画でも問題はないと思います。
    この研究では少なくとも漫画だけという極端な状況は想定されていないとは思います。
    親や家族にとっても読書は大切!

    この研究では子供だけではなく親に対する影響も調べています。
    3歳から6歳の子供が対象になっていますが、親が一緒に読書をしたり親が読み聞かせをするということもあります。

    この一緒に本を読むということをした親や子供に読み聞かせをした親は、なんと自尊心が高まるという効果が確認されています。
    ここでいう自尊心というものは、いわゆるプライドのようなものではなく、簡単に言うと自分を認めることができる能力です。
    今の自分をそのまま認めることができる能力を心理学では自尊心と呼び、親のその力が読書によって高まったということです。

    ですから、親自身の適切な自信を身につけるためにも、子供に本を読み聞かせしてあげたほうがいいということです。
    子供に本を読んであげたり子供と一緒に本を読むことによって親の自尊心も高まります。

    子供が夢中になっている本や子供の課題図書をバカにせず親も一緒に読んでみるというのは、親にとってもプラスになるわけです。

    子供と一緒に読書をした親は自尊心が高まり、子供との関係もより良くなり、さらに人生の質も向上していたということも分かっています。

    忙しいとか疲れている親こそ読書をするべき!

    さらに、それだけではなく仕事に対しても良い影響が表れていました。
    仕事に忙しいお父さんもぜひ子供に読み聞かせをしてあげましょう。
    なぜかと言うと、それによって子供や家族との関係も良くなるというだけではなく、なんと毎日のストレスが減少してうつ症状まで軽くなったということが分かっています。

    ですから、忙しい人ほど、しんどい人ほど、仕事で疲れている人ほど、ママ友との関係や学校での関係や親戚との関係でストレスが溜まり悩みを抱えている人ほど、子供と一緒に読書を楽しんだり子供に読み聞かせをしてあげるべきです。
    これを毎日した方が、親は自分の行動や自分の人生に自信を持てるようになるし、当然子供との関係が良くなるだけでなく、周りの人との人間関係も良くなり人生の質も高くなる上に、ストレスが減って鬱になる可能性も減ります。

    読書とは家族みんなですべきことです。
    本を読む本人だけではなく、家族単位で調べているというのがこの研究の興味深いところで、読書というものが両親のメンタルにまでいい影響を与えるということが分かったわけです。

    当然ですが、メンタルにいい影響が与えられストレスが減ったり自尊心が高まるというのは、人間関係や仕事に対しても大きな影響を与えることですから、親子で一緒に本を読むという行為は、家族全員の幸福度を高める行為になります。

    この研究における効果量としては、激烈に大きな効果が出るという数字ではありませんが、確実に良い影響はあると言えるぐらいのデータになっています。
    いずれにしても読み聞かせや一緒に読書をするというのは、家族みんなにとって良いことなのは間違いないのではないでしょうか。
     
    子供向けの本や絵本からでも十分です!
    絵本も、子供の頃に読んだことがある絵本であっても大人になってから読むと、深いストーリーを感じたりすることもあると思います。
    例えば、『100万回生きたねこ』という絵本がありますが、これも大人になってから読むと考えさせられることも結構あります。
    ですから、絵本に限らず子供向けの本だからといってバカにせず読んでみるのも良いのではないでしょうか。

    100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

    大人になると、書類などの定型文やSNS などの短文しか読まなくなり、ちゃんとした本を読んでいない人も多いと思います。
    子供の本も結構バカになりませんので、読まないよりは絶対に読んだ方がいいと思います。
     
    読書のメリットは万人が得られるもの!

    そして、この読書というものの素晴らしいところとしては、読書のメリットは文化や収入や育ちに関わらず得ることができるものです。
    ですから、どのような育ちであっても、どんな文化圏で生まれたとしても、収入の高い人であってもそうでない人でも、変わらず読書のメリットは得ることができるということです。

    万人向けのメンタルや人間関係の改善のための方法としては、読書が最も最適だと言われています。

    読書のメリット:成功に必要な言語能力が高くなる!

    この論文で引用されている他のデータも結構興味深いものがあり、例えば、26人の子供を対象にした実験を見てみると、最先端のテクノロジーが使われたおもちゃで遊んでいる子供よりも、本や昔ながらのアナログなパズルやボードゲームで遊んだ子供の方が、言語能力が高くなったという結果が確認されています。

    ですから、人間が会話をしたりしゃべる能力に関しては、アナログなツールの方が鍛えることができるということです。
    これは、だからといってスマホを絶対に与えてはいけないということを言っているわけではありませんが、テクノロジーを使ったスマホやおもちゃを与えるよりも、読書や昔ながらのパズルを一緒に楽しんだ方が言語能力は高くなるということです。

    この言語能力が高くなるということは、人生においても成功しやすくなるということです。
    子供の人生の成功にも必要な言語能力を高めたいというのであれば、子供と一緒に読書をしたりアナログなおもちゃで一緒に遊ぶといいのではないでしょうか。

    読書のメリット:成功に必要な創造性が高くなる!

    他には、3歳から5歳の子供19人を対象にした実験を見てみると、これは小規模ではありますが、読書を行った後に子供たちの脳を MRI でスキャンしたところ、脳の創造性に関わる領域が大きく活性化をしていたということが確認されています。

    ですから、普段から読書をしている子供の方が創造性が高くなるということです。
    大人でも読書をすることによって創造性は高まりますが、この創造性が高くなるということは、新しいことを考えたり新しいことに適応していくためには絶対に必要な能力ですから、そこにはやはり読書は欠かせないということです。

    新しいことに挑戦していきたい大人も新しい環境に適応していこうとする若い人ももちろんですが、今の子供たちが大人になる頃には、今よりももっと変化が激しい時代になっているはずですから、そんな変化の激しい時代に対応して、新しいことに挑戦していきながら AI にたくさんの仕事が奪われる状況になっても、オリジナリティを発揮して価値がある人生を子供たちに送ってもらいたいと思うのであれば、読書をしておかないといけないのではないかということが今回の研究から示唆されたわけです。

    こんなにも読書というものは人生におけるたくさんの問題を解決してくれるということです。
    このような研究ではどんな本を読めばいいのかということまでは触れられていませんが、自分の好きな本を読めばいいと思います。
    大事なのは、1冊を読み通す能力をできるだけ早く鍛えておくことです。

    本を読むということに慣れておくことを人生のできるだけ序盤でしておくと、人生の後半においては大きなメリットが出てきて有利になります。

    大人でも活字が苦手だという人は今からでも全然遅くはありません。
    本を読むということに慣れれば慣れるほど、メンタルも安定して自尊心も高まり収入も上がるし人間関係も良くなります。
    皆さんもぜひ家族みんなで読書を楽しんでみましょう。

    人生を考えるために役に立つおすすめ本

    おすすめの本として、人生の初期の段階でしておくべき事や自分の人生や子供の人生を考えるために役に立つ本をいくつか紹介しておきます。

    人生は20代で決まる――仕事・恋愛・将来設計

    これは若いうちの行動が人生をどれぐらい決めるのかということを教えてくれる本です。
    若い人は今のうちに何をしておけば人生がイージーモードになるのかということを理解できますので、ぜひこちらを読んでみてください。
    すでに20代を超えてしまったという人も、読んでもらえれば自分の若い頃に何が足りなかったのかということを理解して、今からでも追いつくのも遅くないと思います。


    マインドフルネスストレス低減法

    瞑想は注意力のコントロールのためのものですが、この瞑想は読書ととても似ているものです。
    瞑想では自分の注意が余計なところにそれたらそれを戻すということを行うトレーニングですが、これは読書も同じで、読んでいて関係のないところに注意が逸れてしまった時には、それを本の内容に戻すということをすることにより読書力を鍛えることができるものです。

    ですから、この瞑想と読書を一緒に学ぶということを行うと、効率よく読書継続力を高めることができると思います。
    そのためにもこちらの本はおすすめです。

    脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方

    これは師匠の人生を変えた1冊でもありますが、運動をすることによって脳細胞を増やすという内容になっていて、師匠はこれを読んで運動するようになってから、実際に本を読むスピードも読んだ内容を記憶に残す力も、本の内容をまとめる力も格段に上がったので、まずはこの本を読んでみるのもいいと思います。


    非才!―あなたの子どもを勝者にする成功の科学

    いくら読書を頑張ったところで、それでもやはり天才には勝てないとか、生まれつきの優秀な人には勝てないというようなことを言う人もいると思います。
    そんな人はぜひこちらの本を読んでください。

    もちろん成功している人の中にはいわゆる本当の生まれつきの天才もいます。
    ですが、成功している人を見ると決してそんな天才ばかりではありません。
    では、どのようにして彼らは天才と呼ばれるような成功を成し遂げたり、生まれ持っての天才を超えるような成果を成し遂げたのかということを理解できる本です。

    ここまでは、人生をよりよく進めるために、成功するために、できるだけ早いうちに経験しておいた方がいいことについて紹介させてもらいました。

    ここから先は、それにより具体的にできるだけ早いうちに始めておいた方がいいことについて解説していきます。
    今の自分が何歳であっても、自分の人生をより良く生きるために役に立つ内容ですし、もちろん、これは若い人や子供たちのためにも参考になる内容です。
    知りたい方は続きをどうぞ。
     
  • 一問一答「つい感情的になりいつも自己嫌悪」【自己コントロール能力と記録術】

    2021-03-18 12:00  
    330pt
    1
    あなたが最近つい感情的になったのはどんな時ですか?
    つい欲望に負けてしまった時はどんな時ですか?
    今回は、子育てでイライラして子供を怒鳴りつけてしまうことがあり、いつもその後自己嫌悪に陥ってしまうという女性の相談をもとに、そんな自分の感情だけでなく欲望をコントロールするための自己コントロール能力についてまとめてみたいと思います。
    Q. 「5歳の息子と二人暮らしのアラサーワーキングシングルマザーです。子供に行儀の悪さを何度も注意しても直してくれない時、どうしようもないぐらいイライラして怒鳴りつけてしまう時があります。その後は必ず泣きながら自己嫌悪に陥ります。どうしたら子供に寛容になれますか? ちなみにイライラと生理周期には関係がありません。」
    これに対してのDaiGo師匠の回答は以下のとおりです。
    これこそまさに瞑想を始めてほしいと思います。
    僕は以前に『子育ては心理学でラクになる』という本を出させてもらっていますが、ここでは僕は子育てをしたこともありませんので子供の育て方については書いていません。
    子供を育てるということに関してはお母さん達の方が当然詳しいですし、教育に関しても現場の人たちが僕よりもはるかに詳しいです。
    子供に対して頭ごなしに言ってはいけないとか怒鳴りつけてはいけないというのはみんな重々わかっているはずです。
    そんなことはみんな知っているけれど、それが出来ないから苦労しているわけです。
    僕は子育ての経験はありませんから偉そうなことは言えませんが、ただ子育てというハードな状況で一番必要になるのは自分の感情をコントロールする力です。
    自分の感情をコントロールすると言うと、ただガマンすることだと考える人がいますが違います。
    自己コントロール能力というものは鍛えるものです。鍛えなければガマン出来なくなるのは当然です。
    筋トレ初心者の人にとにかく気合いで200 kg のバーベルを持ち上げると言ってもそんなことは無理です。
    徐々に鍛えてそれを続けることで初めて持ち上げることができるようになります。
    自己コントロール能力もこれと同じです。
    「子供が出来たから大人になりなさい」「子供ができたから子供に対して怒らないで冷静に話をしなさい」そんなこと言われてもそもそも期待でなければ無理です。
    その鍛え方については、先ほどの僕の本かDラボで自己コントロール能力の鍛え方を学んでみてください。
    瞑想についてもDラボで紹介している動画があります。
    それにより自分の感情をコントロールするための基礎体力のようなものを身につけていただけたらと思います。
    Dラボ▶【減らない意志力】使えば使うほど強くなる意志の力を手に入れる方法
    ということでした。
    分かっているけれどできないということは誰にでもあるのではないでしょうか?
    分かっているけれど子供に対して感情的に怒ってしまう、
    ダイエット中なのにお菓子に手を出してしまう、
    お酒をやめようと思っているのについつい飲んでしまう、
    他人と比べてはいけないとわかっているけれど比べてしまう、
    付き合うべき人ではないとわかっているけれど離れられない、
    目標を決めても結局いつも先延ばししてしまう、
    貯金しようと思っているのについつい衝動買いをしてしまう、
    疲れて早く寝るべきだとわかっているのにだらだらと夜更かしをしてしまう、
    勉強するべきだとわかっているのについついスマホを見てしまう、
    何かしら思い当たることがある人も多いと思います。
    これら全て自己コントロール能力の欠如によるものです。
    今回は自分の行動をコントロールできるようになり、そこから良い人生を選んでいくために自己コントロール能力の鍛え方についてまとめてみます。

    自己コントロール能力を回復させる動画とは?
    いわゆる意志力が減るものなのかどうなのかということについてはいろいろと議論がありますが、子育てや家事で大変な状況に追われたり、仕事終わりの疲れている時や大きな我慢をしたあとに、ついつい誘惑に負けたり感情に流されたりすることは結構あると思います。
    このような脳が疲れた状態になると自己コントロール能力は一時的に下がります。
    そんな自己コントロール能力が下がった時にどのようにして回復させることができるのかということについて参考になる研究があります。
    ニューサウスウェールズ大学の論文で、ある動画を見ることによって、下がってしまった自己コントロール能力を回復させることができて、その結果、やるべきことができるようになったり計画的に行動を取れるようになったり、感情に振り回されることが少なくなるということが分かっています。
    そんな動画とはお笑い動画です。
    実験では、70名の学生を対象にあまり意味を感じない単純作業を続けてもらい自己コントロール能力を一時的に低下させた上で、2つのグループに分けて、一方にはミスタービーンの映画の面白いワンシーンを見てもらい、もう一方にはイルカが泳いでいる綺麗な海の動画を見てもらいました。
    その結果、お笑い動画を見たグループは自然の動画を見たグループよりもその後に行われた作業に従事できる時間が倍にも伸びていたということが確認されています。
    つまり、特定の作業に対して向けられる自己コントロール能力を発揮する時間が2倍にも伸びていたということです。
    もちろん見すぎることはよくありませんが、仕事の合間や勉強の合間、家事の合間にお笑い動画やコメディアンのワンシーンを少しずつ見るということをすると、大変な状況で下がってしまった自己コントロール能力を回復させることができるかもしれないということです。
    お笑いは昔からメンタルやストレスに効果があるとされていました。
    お笑い動画を見た後というのはやはりストレスが発散されていると思います。お笑いでストレスが緩和されると、他人とコミュニケーションをとりたくなることがあると思います。
    実際にコミュニケーションを促進するという効果も確認されています。それが健康やストレス発散に繋がるという効果も期待できます。
    さらに、無駄な脳の緊張や疲れやストレスというものもお笑い動画により和らぎますので、落ちていた集中力も戻ってくるのではないかともされています。
    例えば、YouTube の5分程度のお笑い動画を1本だけと決めて、勉強する前や仕事をする前、家事をする前に5分だけ見るようにしてみるのもいいと思います。
    それが終わってから作業を始めると決めておくと意外と集中できたりするとも思います。
    自己コントロール能力を回復させるためにも発揮するためにもお笑い動画は役に立つということです。
    筆記開示:エクスプレッシブ・ライティングで自分を受け入れる
    今回の一問一答の相談を頂いた方のように、感情的になってしまった後に自己嫌悪に陥ってしまう人も少なくないと思います。
    そんな人は正しく自分を受け入れるための自己肯定についても取り組んでみてもらいたいと思います。
    感情に流されたり欲望に流されたりすると、「自分はなんてダメなんだ 」「やはり自分がそんなことをしても意味はない」と自分を否定してしまい、それにより自らの行動を制限したり可能性を制限することに繋がってしまうことが少なくありません。
    自己肯定がある人は、失敗からちゃんと学ぶことができるし失敗にめげずに前に進むことができます。
    そんな正しい自己肯定感を持ち、自分の感情をコントロールできるようになるためには、自分の感情を定期的に紙に書き出すというのも良い方法です。
    人間には気分一致効果というものがあり、嫌な気分の時には全ての事が嫌に見えてしまいますし、逆に、気分がいい時には全てがいいことのように見えるものです。
    感情の浮き沈みと、自分の行動が良かったか悪かったかという自分の行動の肯定否定は全く関係ありません。
    その思考からまずは逃れて、自分自身を冷静に見る必要があります。
    それができるようになるためのおすすめの方法が筆記開示です。自分のネガティブな感情もポジティブな感情も、悩みも苦しみも後悔も全て紙に書き出してください。
    ここでは深く考えず思いつくままに感情をそのまま紙に書きます。その時に考えていることをそのまま紙に書けばいいだけです。この筆記開示を8分から20分ぐらいを行ってください。これは8分以上で4日間以上続けないと効果は出ません。
    2日に1回とか週に1回でも結構ですが、できれば毎日1日に8分だけその時間を確保するようにしてみてください。
    自己コントロール能力や感情をコントロールする役割を司っている脳の前頭葉にはネガティブな感情を処理する機能もあり、紙に書き出すことによってその感情をクリアにすることができます。
    特に、今回の相談者のように自己嫌悪に陥りやすい方にはぜひ行なってもらいたいテクニックになります。

    悪い友達による自己コントロール能力の低下
    自分のやるべきことができないとか努力が続かないという人の中には、人間関係がその原因になっている人も結構います。
    自己コントロール能力を高める方法は色々とありますが、最も手軽で簡単な方法としては人間関係を変えるという方法です。
    人間の性格というものは周りにいる人でかなり変わります。
    自己コントロール能力のためには、人間の性格特性の中で物事をコツコツと続けたりするために必要な誠実性が重要になると言われています。
    自己コントロール能力は周りの人間の影響をかなり受けやすいものですから、例えば、仕事でも勉強でも、自己コントロール能力が高く自分の決めた習慣を必ず守り物事をコツコツと続けることができる人の隣で仕事や勉強するだけでも、仕事や勉強を進める能力は20%ほど高くなると言われています。
    そんなにも人は知らないうちに周りの人からの影響を受けているということです。
    自分の自己コントロール能力がないというのは自分のせいだけではないかもしれません。
    あなたがやるべきことができないとか努力が続かないというのであれば、それは自分のせいだけでなく、あなたが選んでいる周りの人間関係のせいかもしれません。
    この人間関係の整理のためには、今ある人間関係をリセットして余計な関係をなくすということと同時に、新しい人間関係を手に入れるということも考えるようにしてください。
    新しい人間関係を手に入れるということをせずに、今ある人間関係だけを削っていくとどんどん人間関係は少なくなり不幸になってしまいます。
    とはいえ、人間関係を整理する能力がないまま、新しい人間関係だけを増やしていくと人間関係のストレスに押しつぶされてしまうことになりかねません。
    ですからこの2つは必ず同時に必要になるものです。

    『人間関係をリセットして自由になる心理学」』

    『コミュ障でも5分で増やせる超人脈術』
    失敗と後悔の連鎖に対処し止める
    誰でも失敗することもありますし、なんでこんなことをしてしまったのかと自己嫌悪に陥りそうになることはあります。
    ですが、気をつけておかないとその失敗や後悔というものは連鎖してしまうことが少なくありません。例えば、ダイエットで挫折してしまうと仕事でも失敗しやすくなるということもありますし、人間関係でも失敗しやすくなるということもあるかもしれません。
    この連鎖的な失敗とは、何かのジャンルで失敗した時に自暴自棄になってしまい、他のジャンルに対しても自己コントロール能力を発揮することができなくなってしまうという現象によるものです。
    例えば、毎日朝早く起きて筋トレをしようと思っていたのにある日それを忘れてしまったとします。そうすると、どうせ筋トレを忘れてしまったし、ラーメンを食べても構わないだろうとか、仕事もあるけれど別に明日頑張ればまたいいとどんどん考えてしまうようになり、そこで上司にもしに飲みに誘われたとしたら、明日さらに早起きして今日のぶんも筋トレを頑張ろうと思っていたけれど、それはまた今度でいいとずるずると妥協してしまうようになります。
    いわゆる「もうどうにでもなれ効果」と呼ばれるものですが、人間は正しく対処しておかないと失敗が失敗を呼ぶようにできているということです。失敗することも後悔することも誰でもあるものですが、正しくそれを止めておかないと続いてしまいます。そして、その方法を理解しておけば失敗も怖くなくなります。失敗はひとつぐらいの失敗をしたとしても、それに対処した上で改善すれば良いだけです。
    どうにでもなれ効果を防ぐ3つの方法
    その1 :長期目標を作る 
    目標はできるだけ長く幅を持たせるようにしてください。ダイエットでも貯金でもできるだけ長期的な目標にした方が、もうどうにでもなれ効果を防ぐことができますし、感情や欲望に流されそうになった時には、その目標を思い出すことで落ち着くこともできます。長期目標というものは自分の頭を冷静にしてくれるものです。
    その2 :やめる目標をやる目標にする
    例えば、お菓子を食べないという目標ではなく、摂取カロリーを減らすという目標にすれば辞める目標ではなくやる目標にできます。
    その3 :失敗から立ち直った回数を数える
    失敗は誰にでもあります。その失敗を力に変えることができない人の特徴は、その失敗から目を背けようとして失敗した回数さら覚えていないということです。
    ですから、自分の失敗を記録してください。失敗の記録となると怖い気もするかもしれませんが、それは何年かすると立ち直りの記録になります。
    失敗から立ち直った回数を数えるということが、もうどうにでもなれ効果を防いで失敗の連鎖を止めるために最強な方法です。
    取り返した、立ち直ったという感覚を得ることを意識して、失敗と失敗から立ち直った回数を記録してください。すぐにその失敗をリカバリーすることができればもちろんそれで結構ですが、リカバリーできなかったとしても時間が経てば人間は失敗から学ぶことができるものです。

    記録の力で自己コントロール能力を鍛える
    記録することで自己コントロール能力を鍛えることができるのではないかということが様々な研究により示唆されています。
    肥満の人を対象にした実験では、痩せたいと思っている人は自分の食べたものを記録するというだけで、食事やエクササイズの指導を受けた人よりも2倍も痩せていたという結果が確認されています。
    これはダイエットだけでなく応用が利く知識です。
    勉強であれば自分の勉強の記録をつけるようにしてください。自分が今日テキストで何ページ勉強したという記録をつけてもいいでしょうし、読書で読んだページ数や読んだ冊数を記録するというのもいいと思います。
    このような記録をするだけで客観的に自分を振り返ることができるようになります。
    おすすめとしては、Google カレンダーに毎日同じ時間に記録する予定を入れておいて、その時間が来たら、その日に自分が考えたことや悩んだこと、失敗した事や立ち直ったこと、思いつくまま簡単にスマホで記録してみてください。
    自己コントロール能力は高い人ほど社会的にも成功しやすくなりますしお金を稼ぐこともできるといわれています。
    自己コントロール能力というのは人生のさまざまな場面において重要になる万能能力ですが、それは様々な方法により鍛えることができる力です。
    DaiGo師匠も言っていたように、いきなり200 kg のバーベルを持ち上げるのは難しいですし、毎日の子育てや育児も大変だと思いますし。
    毎日の仕事や勉強も新しい挑戦も何かと難しい状況の人もいるでしょうが、紹介させてもらったテクニックも参考にしてもらいながら少しずつ毎日自分をコントロールする力を鍛えて、いつかラクにそれをこなすことができるようになっていただけたらと思います。
    ここから先は、さらに自己コントロール能力を高めるための実践的なトレーニングについてと、記録の力のより具体的な使い方について解説していきます。
    知りたい方は続きをどうぞ。
     

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  • (再配信)子供を金持ちにする7つの方法【大人も使える】

    2020-03-25 11:50  
    306pt
    今回は、どうすれば子供が稼げる大人になるのかという内容です。
    これは、自分の子供に将来お金に困らないようになってもらいたいと思う場合にも使えますし、あるいは、大人になってから、自分には子供の頃このような体験が足りなかったなと考え直してみることで今後に繋げるということにも使える内容です。
    ▼幼児期の行動と成人後の年収
    大人は子供に対して、こんな子供になってもらっては困るとか色々な事を心配すると思いますが、よくあることとしては協調性を気にする人も少なくないのではないでしょうか。
    実際に将来の年収やお金を稼ぐことができる大人になるために、最も気にしないといけないのはどのような点でしょうか。
    幼児期の行動と年収に関する研究によると、幼児期に乱暴だったり注意散漫が目立つ場合には年収が下がる傾向があるということが分かっています。
    これは1985年のモントリオール大学を中心とした研究で、カナダのケベック
  • 成功に必要な7つの能力【セルフレギュレーション】〜成功ルートの科学#4

    2020-03-13 11:50  
    306pt
    成功するためには7つの能力が必要です。
    その7つの能力をどのようにして鍛えていくのかという成功のルートの科学シリーズの本編に入っていきます。
    初回である今回はその7つの能力を一通り簡単に紹介させてもらい、それらの能力が成功にどのように寄与していて、どのようにそれぞれを鍛えていけばいいのかという話に入っていきたいと思います。

    1. 衝動抑制力:自分の衝動や欲求をコントロールする能力
    2. 感情の安定力:気分のアップダウンを減らしてコンスタントに自分の感情を扱う能力
    3. グリット:粘り強く物事に取り組む能力
    4. 楽観性:楽観的に物事を考えるための能力
    5. 好奇心:興味を持って自発的に物事を探求する能力
    6. IQ:認知能力
    7. 幸運:巡り合わせのよさ

    衝動抑制力
    今回は、この内の「衝動抑制力:自分の衝動や欲求をコントロールする能力」について紹介します。
    1、お金と名誉を手に入れる人
  • 子供を金持ちにする7つの方法【大人も使える】

    2019-11-25 16:00  
    306pt
    今回は、どうすれば子供が稼げる大人になるのかという内容です。
    これは、自分の子供に将来お金に困らないようになってもらいたいと思う場合にも使えますし、あるいは、大人になってから、自分には子供の頃このような体験が足りなかったなと考え直してみることで今後に繋げるということにも使える内容です。
    ▼幼児期の行動と成人後の年収
    大人は子供に対して、こんな子供になってもらっては困るとか色々な事を心配すると思いますが、よくあることとしては協調性を気にする人も少なくないのではないでしょうか。
    実際に将来の年収やお金を稼ぐことができる大人になるために、最も気にしないといけないのはどのような点でしょうか。
    幼児期の行動と年収に関する研究によると、幼児期に乱暴だったり注意散漫が目立つ場合には年収が下がる傾向があるということが分かっています。
    これは1985年のモントリオール大学を中心とした研究で、カナダのケベック
  • (マインドマップを追加し再配信)努力がクセになる性格に変わる「成長マインドセット」入門

    2019-09-25 11:50  
    306pt
    努力がクセになる性格に変わる「成長マインドセット」入門
    <目次>
    努力の天才と言われる人たちの性質を手に入れる成長マインドセットと硬直マインドセット(以下、有料枠)成長マインドセットを手に入れて努力の天才になる方法(前半)1. 才能よりも努力に目を向ける2. 結果と結びついた努力を探す成長マインドセットを手に入れて努力の天才になる方法(後半)3. 努力しても全てが報われるわけではない4. 進んでいる感覚を持つようにする5. 成長マインドセットを維持するかなり長い内容です。初回配信時には2記事に分けていたものを纏めております。まずは、マインドマップにて軽く整理を〜▼マインドマップが拡大できない場合はこちらをhttps://bmimg.nicovideo.jp/image/ch2640412/674843/a83bd9c383d3cb7ecb9c3e87507ad47fa9bd8075.jpg天才と戦って勝てるのか?
    努力は天才に勝ると言われますが、結論としては無理です。
    ですが、勝つ方法が一つだけあります。
    元々の天才は、それを伸ばしていけばいいですが、そうではない人が、天才と戦おうとするとなかなか難しいものです。
    どうすれば自分の能力を伸ばしていき、長期的に見た時に天才に匹敵するようなことができるのかということを調べた研究があります。
    これを調べた研究があり、キャロル・S・ドゥエック博士が非常に有名です。



    マインドセット:「やればできる!」の研究
    posted with amazlet at 19.03.02

    草思社 (2016-05-18)売り上げランキング: 1,496

    Amazon.co.jpで詳細を見る




    マインドセットとは、人間の考え方や信念のようなものですが、マインドセットには2種類あります。

    硬直マインドセット
    成長マインドセット

    硬直マインドセットは、人間の才能は生まれつき決まっていて性格や能力を後から変えることはできないという考え方です。
    成長マインドセットは、人間は努力や自分の意思によって自分の人生を変えていくことができるという考え方です。
    この成長マインドセットに自分を変えていくことができれば、生まれつきの絶大な天才にはなれなくても、それに匹敵するような力も発揮できるようになるし、自分の力を伸ばしていくことができるということが証明されていて、成長マインドセットは、いわゆる「努力の天才」と呼ばれた人たちが持っている性質です。
    自分で努力や行動をすれば自分も世の中もいい方向に変わっていくもの。頑張ればその分上手くいくのだから信じて頑張ろうとすることができます。
    僕が、常に工夫をしてもっと上手くできる方法はないかなと考えているのは、この成長マインドセットを持っているからと、もうひとつは超面倒くさがりだからです。
    「やればできる」と信じなさいと言われても、そんなわけないと疑問を持つ人の方が多いでしょうが、このマインドセットの考え方を身につけると、人間の脳は後からでも変えていくことができて、成績も上がるし人生も大きく変わっていくということが腑に落ちると思いますので詳しく紹介します。
    人間はどんどん変わっていけるしなやかな脳を持っていて、実際にトレーニングにより変わっていきます。
    例えば、ロンドンのタクシーの運転手等を調べた実験で覆った事実があります。
    ニューロプラスティシティ(=神経可塑性)という考え方があり、昔は人間の脳は生まれた瞬間が脳細胞が一番多くて、そこから歳をとるにつれて減っていくといわれていましたが、これは間違っていて、使えば使うほど特定の領域が増えたりします。
    ロンドンのタクシーの運転手たちを調べた実験では、タクシードライバー歴が長く当然年齢も高くなった人ほど脳の空間認識をする部位が大きくなっていたということがわかっています。
    人間の脳にはまだまだ可能性が隠れていて、考え方次第で僕たちはいくらでも成長できるということです。
    であれば、できるだけ早い段階から人間はいくらでも変わっていくことができるし人生は自分で選んでいくことができるものだという感覚を身につけることが大事です。
    その感覚を身につけるための内容が今回の記事です。
    これは、ご自身にはもちろんですがお子さんのおられる方には特に実践して欲しいものです。
    子供を育てることで親が子供にしてあげられることは、好奇心を養ってあげることと、この成長マインドセットを身につけさせてあげることぐらいです。そのほかは、環境を整えることぐらいで、親があれこれと注意したりしたところで、子供は基本的には変わりません。親の育て方や声のかけ方で子どもの人生がどれくらい変わるのかという研究も色々とされていますが、その影響は6%程度と言われています。
    そのような意味でも、環境を整えることやこのマインドセットを身につけてもらうことの方がはるかに大事です。
    学習効率を高めるためにも、しなやかなマインドセット、つまりは成長マインドセットを持つことが大事だということも様々な研究でも証明されています。
    昔はこのマインドセットは自分でトレーニングすることは難しいと言われていましたが、例えば、2018年のスタンフォード大学が行なった研究を参照してみると、50分程度の介入によりマインドセットは変えることができるということがわかっています。
    自分で人生は変えていけるということを説明する動画を見せるマインドセット介入(考え方を認識してもらう)をするだけで、実際にマインドセットが変わったという研究結果が出ています。
    マインドセットとは長期的なセラピーを受けたりする必要もなく、意外と短時間でも変えることができるものです。
    この研究内容を紹介すると、スタンフォード大学の研究チームは14〜15歳の12,542名の学生を集めて全体を2つのグループに分けました。

    マインドセットを解説する25分の動画を20日間程度の間隔をあけて2回(同じ内容)見せる
    脳の構造について解説する25分の動画を20日間程度の間隔をあけて2回(同じ内容)見せる

    その結果、マインドセットについての脳は変えていくことができるという動画を見たグループは、そうではないグループに対して、平均で0.03ポイント成績が上がり、さらにマインドセットを意図的に変えて、自分は成長マインドセットに変わるんだと意識して頑張った学生たちは、0.08ポイントも成績が上がりました。
    つまり、普通にただマインドセット解説動画を見た学生よりも3倍近く成績がよくなったわけです。
    さらに、マインドセットの解説動画を見たグループは、赤点をとる確率がそうではないグループに比べて3%も低くなっていました。
    数値としてあまり変わっていないように感じる人もいると思いますが、たった50分程度の介入で、実験には20日程度しか経っていないということを考えると、これを続けて行くことで大きな差になります。
    僕も最近思うことですが、人間は若いうちはあまり差は出ないものです。最初のうちは、確かに「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」なわけです。ですが、人生において勉強する人としない人、物事から学ぶ人と学ばない人で大きな差になってきます。それが収入や生活の差になってしまいます。
    勉強だけでなくやるべきことをやって、見た目に関しても老化につながるような行動はできるだけしないようにしていますので、同級生達とあったとしても、見た目に関しても比較的若く見える方だと思います。あらゆる面で積み重ねてきたものが、人生の後半になると大きな差になるものです。
    何がその差に繋がるのかというと、この成長マインドセットを持っているかどうかが、関わってくるということです。
    例えば、僕がテレビに出始めてから、これで生きていくしかないとそれだけを考えてしまっていたら硬直マインドセットになってしまい成長はありませんし、今もありませんでした。
    ところが、僕は一番得意なのは諦めることですから、今やっていることはいつ止めてもいいと思っています。そう思うことによって次のこと、その次のことを考えることができるようになるので、成長マインドセットを持っていると、取り組んでいる事は、どんどん変わっていても、成果を上げていくことができるわけです。
    ちなみに、パフォーマーとしての成長もあったのではないですかという人がいますが、パフォーマンスとしての業界の市場規模を考えると分かると思います。例えば、今僕は動画配信や作家業など色々としていますが、その全てのマーケットを合わせたのに対して、パフォーマンスの市場規模は全く違います。このような業界の市場規模は調べればすぐわかります。もちろん僕が死ぬほどパフォーマンスが好きだと言うのであれば別ですが、元々の市場規模が100倍も200倍も差がある状況で頑張るのは効率が悪すぎます。例えば、一個20万円の白トリュフを探そうと思えばすぐ探すことはできます。ところが、一個20万円の芋を探そうと思うとこれはかなり難しいです。どうせならば市場として大きな可能性があるほうがいいのではないかと考えたわけです。
    ところが、僕の場合は大きすぎるマーケットはそれはそれで嫌でした。大きなマーケットひとつよりは、それなりの規模のマーケットをいくつか掛け持つというのがベストだと考えました。
    ですから、同級生たちが就職活動をしている時に思っていたのは、就活セミナーに行くのも大事かもしれませんが、そんな暇があるのであればまずは、マーケットリサーチをするべきではないのかなと考えていました。
    自分が行く業界を決めるのに、なぜ会社の有名度だけで決めてしまうのでしょうか。その会社の属する市場がどのように成長しているのかとか、どれくらいの市場規模があるのかということで決めた方が明らかに将来性はあるはずです。
    飽きっぽい人も、この成長マインドセットを持つことがとても重要です。
    なぜかと言うと、飽きてしまうということは次に進むしかないわけです。僕も飽きっぽいので工夫して次に次に進んで行かないといけないし、さらには面倒くさがりです。いかに手順を減らすかということばかり考えています。
    成果自体を増やす努力と同時に、いかに手順を減らして同じ成果を保つかということを常に同時に考えています。
    飽きっぽい人も面倒くさがりな人も、その気質を活かして成長マインドセットに繋げればいいわけです。飽き性で面倒くさがりな人は、僕と全く同じですから成長マインドセットを身につけてもらえば、大きな成果につながる可能性もありますので、是非実践してもらいたいと思います。
    成長マインドセットを手に入れて努力の天才になる方法 
    大きく分けて5つのポイントがあります。この科学的に証明された5つのポイントに対して、僕はどのようなことをしてきたのかという話も含めて、わかりやすく紹介していきます。
    色々なことにたくさん挑戦して、失敗してもへこたれることなく、たくさん挑戦していく中で成長して新しいことを掴んでいく、そして、新しいことを掴んでも慢心することなく、さらに、その先へ挑戦を続けていけるような人になりたいのであれば、成長マインドセットは何歳からでも遅くはありません。出来るだけ早めに身につけることをお勧めします。
    続きの内容は・・・成長マインドセットを持つと人生がイージーモードに!褒めるべきは努力と戦略と選択努力を続けるために他 
  • (再配信)努力がクセになる性格に変わる「成長マインドセット」入門 #2

    2019-07-16 17:00  
    306pt
    努力がクセになる性格に変わる「成長マインドセット」入門 #2
    <目次>
    #1努力の天才と言われる人たちの性質を手に入れる成長マインドセットと硬直マインドセット(以下、有料枠)成長マインドセットを手に入れて努力の天才になる方法(前半)1. 才能よりも努力に目を向ける2. 結果と結びついた努力を探す#2成長マインドセットを手に入れて努力の天才になる方法(後半)3. 努力しても全てが報われるわけではない4. 進んでいる感覚を持つようにする5. 成長マインドセットを維持する#1(前半)にて、成長マインドセットを手に入れて努力の天才になるための、具体的なテクニックとして・・・1. 才能よりも努力に目を向ける2. 結果と結びついた努力を探すまでを解説させていただきました。今回の#2では、後半の残り3つのテクニックを紹介させてもらいます。 
  • (再配信)努力がクセになる性格に変わる「成長マインドセット」入門 #1

    2019-07-16 11:50  
    306pt
    努力がクセになる性格に変わる「成長マインドセット」入門 #1
    <目次>
    #1努力の天才と言われる人たちの性質を手に入れる成長マインドセットと硬直マインドセット(以下、有料枠)成長マインドセットを手に入れて努力の天才になる方法(前半)1. 才能よりも努力に目を向ける2. 結果と結びついた努力を探す#2成長マインドセットを手に入れて努力の天才になる方法(後半)3. 努力しても全てが報われるわけではない4. 進んでいる感覚を持つようにする5. 成長マインドセットを維持する天才と戦って勝てるのか?
    努力は天才に勝ると言われますが、結論としては無理です。
    ですが、勝つ方法が一つだけあります。
    元々の天才は、それを伸ばしていけばいいですが、そうではない人が、天才と戦おうとするとなかなか難しいものです。
    どうすれば自分の能力を伸ばしていき、長期的に見た時に天才に匹敵するようなことができるのかということを調べた研究があります。
    これを調べた研究があり、キャロル・S・ドゥエック博士が非常に有名です。



    マインドセット:「やればできる!」の研究
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    マインドセットとは、人間の考え方や信念のようなものですが、マインドセットには2種類あります。

    硬直マインドセット
    成長マインドセット

    硬直マインドセットは、人間の才能は生まれつき決まっていて性格や能力を後から変えることはできないという考え方です。
    成長マインドセットは、人間は努力や自分の意思によって自分の人生を変えていくことができるという考え方です。
    この成長マインドセットに自分を変えていくことができれば、生まれつきの絶大な天才にはなれなくても、それに匹敵するような力も発揮できるようになるし、自分の力を伸ばしていくことができるということが証明されていて、成長マインドセットは、いわゆる「努力の天才」と呼ばれた人たちが持っている性質です。
    自分で努力や行動をすれば自分も世の中もいい方向に変わっていくもの。頑張ればその分上手くいくのだから信じて頑張ろうとすることができます。
    僕が、常に工夫をしてもっと上手くできる方法はないかなと考えているのは、この成長マインドセットを持っているからと、もうひとつは超面倒くさがりだからです。
    「やればできる」と信じなさいと言われても、そんなわけないと疑問を持つ人の方が多いでしょうが、このマインドセットの考え方を身につけると、人間の脳は後からでも変えていくことができて、成績も上がるし人生も大きく変わっていくということが腑に落ちると思いますので詳しく紹介します。
    人間はどんどん変わっていけるしなやかな脳を持っていて、実際にトレーニングにより変わっていきます。
    例えば、ロンドンのタクシーの運転手等を調べた実験で覆った事実があります。
    ニューロプラスティシティ(=神経可塑性)という考え方があり、昔は人間の脳は生まれた瞬間が脳細胞が一番多くて、そこから歳をとるにつれて減っていくといわれていましたが、これは間違っていて、使えば使うほど特定の領域が増えたりします。
    ロンドンのタクシーの運転手たちを調べた実験では、タクシードライバー歴が長く当然年齢も高くなった人ほど脳の空間認識をする部位が大きくなっていたということがわかっています。
    人間の脳にはまだまだ可能性が隠れていて、考え方次第で僕たちはいくらでも成長できるということです。
    であれば、できるだけ早い段階から人間はいくらでも変わっていくことができるし人生は自分で選んでいくことができるものだという感覚を身につけることが大事です。
    その感覚を身につけるための内容が今回の記事です。
    これは、ご自身にはもちろんですがお子さんのおられる方には特に実践して欲しいものです。
    子供を育てることで親が子供にしてあげられることは、好奇心を養ってあげることと、この成長マインドセットを身につけさせてあげることぐらいです。そのほかは、環境を整えることぐらいで、親があれこれと注意したりしたところで、子供は基本的には変わりません。親の育て方や声のかけ方で子どもの人生がどれくらい変わるのかという研究も色々とされていますが、その影響は6%程度と言われています。
    そのような意味でも、環境を整えることやこのマインドセットを身につけてもらうことの方がはるかに大事です。
    学習効率を高めるためにも、しなやかなマインドセット、つまりは成長マインドセットを持つことが大事だということも様々な研究でも証明されています。
    昔はこのマインドセットは自分でトレーニングすることは難しいと言われていましたが、例えば、2018年のスタンフォード大学が行なった研究を参照してみると、50分程度の介入によりマインドセットは変えることができるということがわかっています。
    自分で人生は変えていけるということを説明する動画を見せるマインドセット介入(考え方を認識してもらう)をするだけで、実際にマインドセットが変わったという研究結果が出ています。
    マインドセットとは長期的なセラピーを受けたりする必要もなく、意外と短時間でも変えることができるものです。
    この研究内容を紹介すると、スタンフォード大学の研究チームは14〜15歳の12,542名の学生を集めて全体を2つのグループに分けました。

    マインドセットを解説する25分の動画を20日間程度の間隔をあけて2回(同じ内容)見せる
    脳の構造について解説する25分の動画を20日間程度の間隔をあけて2回(同じ内容)見せる

    その結果、マインドセットについての脳は変えていくことができるという動画を見たグループは、そうではないグループに対して、平均で0.03ポイント成績が上がり、さらにマインドセットを意図的に変えて、自分は成長マインドセットに変わるんだと意識して頑張った学生たちは、0.08ポイントも成績が上がりました。
    つまり、普通にただマインドセット解説動画を見た学生よりも3倍近く成績がよくなったわけです。
    さらに、マインドセットの解説動画を見たグループは、赤点をとる確率がそうではないグループに比べて3%も低くなっていました。
    数値としてあまり変わっていないように感じる人もいると思いますが、たった50分程度の介入で、実験には20日程度しか経っていないということを考えると、これを続けて行くことで大きな差になります。
    僕も最近思うことですが、人間は若いうちはあまり差は出ないものです。最初のうちは、確かに「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」なわけです。ですが、人生において勉強する人としない人、物事から学ぶ人と学ばない人で大きな差になってきます。それが収入や生活の差になってしまいます。
    勉強だけでなくやるべきことをやって、見た目に関しても老化につながるような行動はできるだけしないようにしていますので、同級生達とあったとしても、見た目に関しても比較的若く見える方だと思います。あらゆる面で積み重ねてきたものが、人生の後半になると大きな差になるものです。
    何がその差に繋がるのかというと、この成長マインドセットを持っているかどうかが、関わってくるということです。
    例えば、僕がテレビに出始めてから、これで生きていくしかないとそれだけを考えてしまっていたら硬直マインドセットになってしまい成長はありませんし、今もありませんでした。
    ところが、僕は一番得意なのは諦めることですから、今やっていることはいつ止めてもいいと思っています。そう思うことによって次のこと、その次のことを考えることができるようになるので、成長マインドセットを持っていると、取り組んでいる事は、どんどん変わっていても、成果を上げていくことができるわけです。
    ちなみに、パフォーマーとしての成長もあったのではないですかという人がいますが、パフォーマンスとしての業界の市場規模を考えると分かると思います。例えば、今僕は動画配信や作家業など色々としていますが、その全てのマーケットを合わせたのに対して、パフォーマンスの市場規模は全く違います。このような業界の市場規模は調べればすぐわかります。もちろん僕が死ぬほどパフォーマンスが好きだと言うのであれば別ですが、元々の市場規模が100倍も200倍も差がある状況で頑張るのは効率が悪すぎます。例えば、一個20万円の白トリュフを探そうと思えばすぐ探すことはできます。ところが、一個20万円の芋を探そうと思うとこれはかなり難しいです。どうせならば市場として大きな可能性があるほうがいいのではないかと考えたわけです。
    ところが、僕の場合は大きすぎるマーケットはそれはそれで嫌でした。大きなマーケットひとつよりは、それなりの規模のマーケットをいくつか掛け持つというのがベストだと考えました。
    ですから、同級生たちが就職活動をしている時に思っていたのは、就活セミナーに行くのも大事かもしれませんが、そんな暇があるのであればまずは、マーケットリサーチをするべきではないのかなと考えていました。
    自分が行く業界を決めるのに、なぜ会社の有名度だけで決めてしまうのでしょうか。その会社の属する市場がどのように成長しているのかとか、どれくらいの市場規模があるのかということで決めた方が明らかに将来性はあるはずです。
    飽きっぽい人も、この成長マインドセットを持つことがとても重要です。
    なぜかと言うと、飽きてしまうということは次に進むしかないわけです。僕も飽きっぽいので工夫して次に次に進んで行かないといけないし、さらには面倒くさがりです。いかに手順を減らすかということばかり考えています。
    成果自体を増やす努力と同時に、いかに手順を減らして同じ成果を保つかということを常に同時に考えています。
    飽きっぽい人も面倒くさがりな人も、その気質を活かして成長マインドセットに繋げればいいわけです。飽き性で面倒くさがりな人は、僕と全く同じですから成長マインドセットを身につけてもらえば、大きな成果につながる可能性もありますので、是非実践してもらいたいと思います。
    成長マインドセットを手に入れて努力の天才になる方法 
    大きく分けて5つのポイントがあります。この科学的に証明された5つのポイントに対して、僕はどのようなことをしてきたのかという話も含めて、わかりやすく紹介していきます。
    色々なことにたくさん挑戦して、失敗してもへこたれることなく、たくさん挑戦していく中で成長して新しいことを掴んでいく、そして、新しいことを掴んでも慢心することなく、さらに、その先へ挑戦を続けていけるような人になりたいのであれば、成長マインドセットは何歳からでも遅くはありません。出来るだけ早めに身につけることをお勧めします。
    続きの内容は・・・成長マインドセットを持つと人生がイージーモードに!褒めるべきは努力と戦略と選択努力を続けるために他