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  • 一問一答「あなたが、今年こそ成し遂げたいことはどんなことですか?」【1月から始めると人生変わること】

    2023-01-05 12:00  
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    あなたが、今年こそ成し遂げたいことはどんなことですか?

    今回は、どうしても仕事に行きたくない時があるという方の相談をもとに、1月から始めると人生が変わることと続ける方法について解説させてもらいます。

    「Q. 仕事にすごく行きたくない時があります。休んでしまうこともあります。お金も貯めたいのでここで頑張りたいのですが、仕事前のテンションを上げる方法はあるでしょうか?」

    嫌なことを問題なくできるようにしたり習慣化したいのであれば「誘引バンドル」というテクニックがおすすめです。
    これは嫌なことをする時に、自分にとって良い事が同時にできるようにしておく方法です。

    例えば、自分がとても好きな美味しいチョコレートがあるとしたら、それを玄関に置いておいてください。
    そのチョコレートを食べることができるのは、仕事に出る準備をして玄関に行きドアを開けた時だけと決めておいてください。

    どうしてもやりたいこととやりたくないけどしなくてはいけないことをセットにしてください。
    そうするとモチベーションが上がると思います。

    以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。

    1月から始めると人生変わることTOP5

    今年何か新しいことを始めましたか?
    新しい年を迎えると何か始めたい気分になると思います。
    とはいえ、どこから手をつければいいかがわからないまま時間だけが過ぎてしまうということも結構あるのではないでしょうか。
    このどこから手をつければいいのか分からないということを解決するためのノート術については、先日こちらの一問一答で解説させてもらっています。
    ぜひこちらも参考にしてみてください。
    一問一答「あなたは、来年どんなことを始めてみたいですか?」【即スタートできるノート術】

    ちなみに、男性ホルモンの代表であり、いわゆる「男性らしさ」を構成するために重要なテストステロンと、女性ホルモンの代表であり、いわゆる「女性らしさ」を構成するための重要なエストロゲンには周期があります。

    ワイズマン科学研究所の行った調査で、およそ4600万人の大規模なデータセットを用いて、20歳から50歳の間の男女に対して毎月血液検査を行っています。
    その結果 、男性のテストステロンは1月にピークを迎え、8月に最も下がりました。
    女性のテストステロンは4月にピークを迎え、夏頃に下がっていました。
    一方で、男性のエストロゲンは4月にピークを迎え、夏頃には下がっていました。
    女性のエストロゲンは1月にピークを迎え、8月に最も下がりました。

    これは進化の過程から考えると、男性が1月にパートナーを求め、その時期に合わせて女性は最も魅力的な状態であるようになっているのではないかと考えられます。
    それがもっとも子孫を残すことに効果的だったからだと考えられます。

    そういう意味では、男性は1月に挑戦するべきで、女性は4月に挑戦するべきとなりますが、女性の場合は、1月から女性らしさが高まる時期でもありますので、健康やスキンケアについて考えてみたり、そこにつながる新しい行動を始めてみるのもいいと思います。

    1月は新しいことを始めるタイミング
    1月はとても重要なタイミングです。
    特に、様々な心理学的な研究を見てみても、1月は新しいことを始めるには非常に適している季節だと言われています。

    例えば、フレッシュ・スタート効果というものがあります。
    1年の切り替わりや節目の年齢など、自分にとって何かしらの節目だと感じられるタイミングで行動を始めると、その行動の達成率が2倍から3倍にもなると言われています。

    ですから、皆さんが何か新しいことを始めたいと思うのであれば、1月中に始めてもらい一定以上の成果を感じておくことが重要です。
    とはいえ、ビジネスでも副業でも同様ですが、いきなり何か新しいことを1月に始めて、1月中にいきなり成果や結果を掴むことは難しいです。

    成果に繋がりそうだけれど続けることが難しいこと、始めれば結果に繋がるような気がするけれど、手をつけるのがなかなか難しいこと、このようなことがたくさんあると思います。
    これらを1月中に習慣化しておいてください。
    2月や3月になった頃にはみんなやる気がなくなってライバルも減ります。5月や6月ぐらいになると、ほとんどの人は脱落しています。

    また、1月に目標を立てても1月に始めていない人が結構います。
    これはとってももったいないことで、1月に始めることが重要です。
    ほとんどの目標は始めても3日坊主で終わり続きません。
    ただ、1月にその行動を始めない場合は達成率は10%以下ですが、1月にその行動を始めていた場合には20%の確率になります。
    なかなか続けることが難しいわけですが、そんな中でも1月に行動を始めた場合には達成率はかなり違ってきます。
    この確率をさらに30%40%と高めていくにはどうすればいいのかということも後半では解説させてもらいます。

    ちなみに、今回のランキングからは外しましたが、仕事に行く前のルーティンや寝る前のルーティンを固めることはとても重要です。
    朝仕事に行く前から、自分の中で決めている何かをやりきった感覚があるだけで、1日のパフォーマンスが上がります。
    過去の研究を見てみると、これは本当に些細なことでも構いません。
    朝起きてベッドメイキングをするだけでもその日1日が大きく変わります。

    寝る前の行動が決まっていない人も多いですが、これも絶対に大切です。
    寝る前の行動が決まっている人の方が、眠りにつくのも早いですし睡眠の質も向上します。
    昔は人は日が沈んだら寝るとなっていましたが、現代人にはこれがありません。
    旅先に行くと眠れないという人もいると思いますが、これも寝る前のルーティンをいつも通りにしておくと、普段通りに気持ちよく寝られます。

    1日の始まりと終わりの行動を固定するというのは絶対にした方がいいです。

    1月に始めると人生が変わることランキング

    第5位 :1月の間だけ◯◯を禁止する
    1月に何かをやりきった感覚があると、人は「いい年になりそうだ」と予想します。
    これだけでその1年間モチベーションが続いたりすることがあります。
    ですから、1月は確実にやり切ったと実感できることをやるべきです。

    ダイエットでも貯金でも、どんなことでも同じですが、僕たちが本当にそれを行ってよかったと思える行動はほとんどがスパンが長い長期戦です。
    半年とか1年とか、内容によっては3年とか5年というスパンで考えないと実感できるだけの結果を得ることができません。

    この1月の1ヶ月だけでいいので何かをやめてください。
    今までなかなかやめられなかった大好きなこと、どんなことでも構いません。1月だけでいいので何かをやめてください。

    これは別に悪い習慣をなくしてほしいと言っているわけではありません。
    例えば、この1月だけ禁酒をしたとしても、大抵の場合、2月に入ってまたお酒が増えて自己嫌悪に陥ったりしますから、お酒の中でも特定のお酒だけでもいいですし、チョコレートでも白米でも、二度寝でもラーメンでも、どんなものでも構いません。
    自分が大好きでやめるのが難しいと思っていることを1ヶ月だけでいいのでやめてください。

    自分がそれだけ大好きだったことを1ヶ月やめることができたという実感が、今年1年色々なことができるだろうというモチベーションに繋がります。

    もちろん、タバコのようにやめた方が間違いなくいいことであれば、2月以降も長期的にやめてもいいですが、1ヶ月だけ我慢してください。
    DaiGo師匠の場合は、今までにお酒やチョコレートや牛肉をやめたこともあります。
    アニメを1ヶ月見ないということでもいいと思います。
    これによって何のメリットもありませんが、達成感を感じることが重要です。
    1ヶ月だけでいいので、自分が頑張ったと達成感を感じられるようなことをやめてください。

    途中で誘惑に負けそうになった時には
    なかなかやめられない悪い習慣を直すことについては、今までにも様々な研究が行われていますが、そんな中でも簡単で強力なテクニックとしては、「すぐに行動を変える」という方法があります。

    例えば、自分が勉強しないといけないのに気がついたらネットを見ていたとしたら、その場ですぐやめて勉強を始めてください。
    すぐその行動をやめて、行動を変えるだけでも結構効果があると言われています。

    代替プランニングという方法もあり、自分がやめたい行動があるのであれば、その行動と同時にできない行動に置き換えるというものです 。
    禁煙をするのであればガムを噛むとか、代替プランニングが効果的ですが、もっと簡単な方法もあります。

    例えば、1ヶ月白米を食べるのをやめるとしていたのについ食べてしまったとします。
    1口だけ食べてしまったことに気づいたら、「白米を食べたくなったことを忘れろ」と自分に強く命令してください。
    食べた後に気づいたとしても構いません。
    その場合には、「食べたくなったことを忘れろ」と何度も自分に命令してください。

    我慢したり悪い習慣をやめたい時に一番問題になるのは、その行動をついしてしまった時の自己嫌悪です。
    1口ぐらい食べたところで大きな影響はありませんが、自分は誘惑に負けた駄目な人間だと自分を責めるのでその後に余計に誘惑に弱くなります。

    そのうっかりしてしまった行動を忘れるのではなく、「その行動をしたくなった」ということを忘れてください。
    これを自分に言い聞かせるだけでも、悪い行動を繰り返してしまうことを減らすことができます。
    自分がしてしまった行動は今さら変えることはできませんが、その後、同じ過ちを繰り返さなければいいだけです。

    さらに、良い習慣を身につけて悪い習慣をなくしたいという方は、習慣化のテクニックについてまとめたこちらの本を使ってみてください。
    こちらはオーディオブックであれば無料で聞くことができるキャンペーンの対象になっています。
    まだの方はチェックしてみてください。

    短期間で〝よい習慣〟が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術

    第4位 :断食
    先ほどの何かをやめるということが思いつかない人もいると思います。
    どうせ何かをやめるのであれば、肉体的精神的メリットが欲しいという方におすすめなのが断食です。
    ローマ時代の頃から断食は治療の一環として使われていたものでもあります。

    断食は、1日に最低でも12時間から14時間の何も食べない時間を作るようにしてください。
    痩せたいとか体を絞りたいと思うのであれば16時間から18時間ぐらいになります。
    女性の場合には、ホルモンバランスの問題もありますので体調を見ながらになりますが、12時間から14時間の断食ぐらいまでにしておいた方がいいと思います。
    水とお茶とコーヒーだけは口にしても構いませんが、断食中は基本的にカロリーがあるものは口にしないようにしてください。

    これは1ヶ月行うだけでも脳の食欲の暴走をかなり抑えることができます。
    そうすると、断食中でも別に何かを食べたいとは感じなくなります。

    断食を行うと、様々なメリットを得ることができます。
    まず集中力が上がります。
    食べ物が入ってこない時間が確保されることによって、人間の体は血糖値を一定に保つようになります。
    お腹が減った感覚やお腹がいっぱいで頭が回らないというようなこともなくなります。

    さらには、当然時間の節約にもなりますし、お金もかなり節約になります。
    1月から始めていただければ、夏の頃にはほぼ間違いなくかっこいい体になっています。
    運動とも組み合わせていただけると、夏の頃には腹筋も割れていると思います。

    断食を行うと最初の1週間か2週間は確かにきついですが、それを超えてくると体が慣れてきて食欲を無駄に感じることもなくなります。
    ですが、断食をしたことがない多くの人は、よく断食に耐えられるなと評価してくれたりします。
    これが自分の行動次第で周りの評価は変わるという感覚に繋がり、自己効力感を高めることにもなります。
    断食は自己効力感や達成感を得るためにもいいと思います。

    第3位 :1日1リスク
    人間は毎日リスクを感じる行動をとったりクリエイティブな行動することによって、かなり幸福度が高まるということがわかっています。

    ですから、毎日今までにしたことがないクリエイティブなことや、ちょっとしたリスクや怖さを感じるような行動を行うようにしてください。
    これは毎日思いつきでしようとすると、いつのまにか続かなくなってしまうと思いますので、1月が終わるまでの日数ぶん最初に決めてください。
    リストアップしたことは完璧に行わず取り掛かっただけでも構いません。

    自分が恵まれているとか幸せに過ごしているという感覚は、人間のメンタルにとってもモチベーションにとってもいいものです。
    自分が幸せに生きているという感覚をフラリッシュと言いますが、このフラリッシュの感覚を増やすことで人生は良い方向に進むと言われています。

    自分にとって嫌なことやツラいこともあります。
    それでも自分がワクワクするような感覚を定期的にもつことができれば、そんな経験を乗り越えることもできます。

    そんなフラリッシュについて調べてくれた研究があり、オタゴ大学が658人の学生を対象に、13日間の毎日の体験と感情の変化を記録しています。
    その結果、フラリッシュの感覚を作ってくれたものは、自分が何かをアウトプットする行動だったそうです。
    クリエイティブなことや新しいことにチャレンジしたり、自分の経験や思いつきというものを、自分なりのやり方や他人に役に立つ方法でアウトプットすることでフラリッシュの毎日の感覚が増えていました。

    別に大きなことや難しいことでなくても構いません。
    行ったことがない場所やお店に行ってみるだけでもいいですし、普段であればすれ違うだけの人に挨拶をするということでもいいと思います。

    元の研究によるとクリエイティブな活動であればあるほど効果が高いそうです。
    日常的な行動をクリエイティブにしてみるということでもいいと思います。
    例えば、普段着る服をもっと素早く着る方法はあるのかということを考え、毎日試してみるというのもいいと思います。
    タイムを測って、パンツを履いてから T シャツを着るのと、T シャツを着てからパンツを履くのではどっちの方が早いのか、ワイシャツのボタンは上からはめる方が早いのか下からはめる方が早いのか、そんな日常的な行動でも構いません。

    第2位 :朝HIIT
    HIITは、短時間全力で動いて心臓を追い込み軽いジョギングをして、それからまた短時間全力で動く、このようなトレーニングを繰り返す運動です。
    これは体内の発電所と言われる重要な器官であるミトコンドリアに喝を入れることができて、脂肪燃焼効率が上がったり細胞へのエネルギー供給の効率が良くなります。
    それにより若返ったり肌が綺麗になったり沢山のメリットがあります。

    これをモーニングルーティンにして頂けると、1日中モチベーションが高いまま続くようになります。
    DaiGo師匠はこれを朝行った場合と行わなかった場合で比べてみたところ、1日の活動のレベルや集中力が段違いに違っていました。

    タバタ式トレーニングであれば、20秒全力で動く/10秒休む×8回繰り返すということになりますので、長くても4分で終わるトレーニングです。
    人間はダラダラ長くてきついことを乗り越えるよりも、瞬間的にきついことを乗り越えた場合の方がモチベーションが上がります。
    血行も良くなり、冬で寒いからやる気が出ないとか布団から出たくないという感覚もなくなります。
    HIITを行なった方が体が温まると体も理解するので、ダラダラするよりも早くトレーニングをしたくなります。

    さらに、疲れにくい体を手に入れることもできます。
    ストレス耐性も高まりますのでとてもおすすめです。

    第1位 :朝 英会話のトレーニング
    英語を勉強しようと思う時には、英語の文法を理解したり文章が読めるようになりたいと考えるでしょうが、メンタル面でのメリットだけを考えるのであれば会話だけでも十分です。

    もちろん英語を学ぶことのメリットとしては、それによりコミュニケーションの幅や情報の幅が増えるということがありますが、日本語とは違う言語の思考パターンを学ぶということのメリットがとても大きいです。

    英語でネイティブの人と会話をしようとすると、日本語の常識は通用しませんし、これまでの経験の中で常識として理解していることが阿吽の呼吸では伝わりません。
    相手にとってもわからないことを伝えるために説明したり置き換える力が身につきます。

    多くの人が日常の中で「あいつはなぜわかんないんだ」「わからない方がおかしい」というようなことを言いがちです。
    これがすべてなくなります。
    わかってもらえないというストレスは、「わかってくれる」という前提がなければ生じないストレスです。

    特に柔軟性と発想力の向上はかなり期待できます。
    僕は去年から発音を直したいと思い英会話を始めましたが、一番効果を実感できたのは仕事に対するインパクトでした。
    新しいことを思いつくスピードがかなり早まったので、脳の違う場所を定期的に使うということはやはりとても重要なことのようです。

    実際に過去の研究でも、言語を学んだり異文化に触れることで、クリエイティビティが上がったり感情のコントロールがとても上手になるということが確認されています。
    クリエイティビティも感情のコントロールの上手さも仕事やビジネスではとても大切になります。

    もちろん英語以外の言語でも構いません。
    今までに触れたことがない異国の言語に挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。

    DaiGo師匠が続けている英会話のリンクも紹介しておきます。
    他の英会話も色々と試してみましたが、続く人と続かない人の調査などを見ても、続けるための条件は5つぐらいあったので全てクリアしたのがこちらの英会話でした。
    DaiGo師匠が続けることができた5つのポイントも紹介しておきます。

    ポイント1 :テキストなしでもどこでもレッスンができる
    スマホ1台あればどこにいてもできるというのが結構重要ですが、意外と英会話のレッスンではこれを満たすのがあまりありませんでした。

    ポイント2 :半強制があること
    好きな時にアプリを開けばいつでもレッスンが受けられるというのはやめたほうがいいです。
    今やらなくてはいけないこと以外は、人間は全て先延ばしにしてしまいがちです。

    ポイント3 :対人間であること
    アプリ系の英会話も試してみましたが、アプリ系の英会話はサボっても通知が来るぐらいです。
    ところが相手が人間となると、それだけで申し訳ない感覚にもなりサボりづらい状況になります。

    ポイント4 :予習復習がないこと
    学校では予習復習が大事だと言われていたと思います。
    人間はやらなくてもいいことをできるだけやらずに、強制力がある時にだけ必要な内容がまとまっている必要があります。

    ポイント5 :検索練習が99%以上
    これが最も重要なポイントです。
    人間は苦労してなかなか思い出せない経験をすればするほど記憶に残ります。
    忘れたことをもう一度思い出したり、問題集やクイズを解いたり、何度も何度も思い出せない悔しさを味わうことが大切です。

    ところがほとんどの英会話はフリートークが多かったりします。
    喋れるようになりたいのであれば検索練習がほとんどであることが重要です。
    この5つのポイントを満たすのはAQUESの英会話ぐらいでした。

    1️⃣なんだかんだ1年くらい続けているAQUES


    今回は1月に始めるべき5つの行動について紹介させてもらいました。
    ここから先は続けるためのルールを解説していきます。ぜひ今回のおすすめの動画からチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「あなたの今年の抱負は何ですか?」【成功する目標設定】

    2023-01-03 12:00  
    330pt
    あなたの今年の抱負は何ですか?

    あけましておめでとうございます!

    今回は生きる理由をどこに求めるべきかという相談をもとに、倒れない新年の抱負の立て方について解説させてもらいます。

    「Q. 生きる理由を他人に求めるのはいけないことでしょうか?」

    人間は他人のために生きるから頑張ることができます。
    人間には2つの目標の作り方があります。
    自分の目標に対して誰かを絡めて他人のために頑張るという目標の立て方と、自分だけの目標を立てるという立て方があります。

    例えば、ダイエットを頑張ろうとした時に、モテたいから痩せるという目標を立てた人と、娘にお父さんかっこいいと言われたいから痩せるという目標を立てた人がいたとします。
    自分ももちろん得をする目標だけれど、それが他人を喜ばせることもできる他人を絡める目標を立てた人の方が、当然ですが達成率が高くなります。

    自分がゴールを達成したことにより喜んでくれる人がいる人間の方が強いわけです。
    ですから、自分の目標達成や生きる意味を他人に求めるのは醜い行為だと言う人もいるかもしれませんが、それはシンプルに間違っています。

    以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。

    最高の1年を作り出す抱負の立て方とは?

    まずは、去年を振り返り、次の3つのことを紙に書き出してください。
    ・達成したこと
    ・できなかったこと
    ・新たにやりたいこと

    新年の抱負が非現実的になってしまうと、達成できないばかりか、「自分はできないやつだ」という負の暗示にかかってしまうので、かえってよくありません。
    新年の抱負は低めに設定し、必要に応じて上方修正していくのがいいと思います。
    上方修正のタイミングは3ヶ月毎にやるのがおすすめです。3ヶ月後には上方修正できるのだから、最初はなるべく低めに設定しておこう、という意識が持てるからです。

    「達成したこと」をもとにして、新たな目標を考える
    去年、達成したことから新たな目標を立てましょう。
    キーワードは「継続」「発展」「変更」です。

    今年の抱負として、新しい目標を次々と立てる方がいますが、やったこともないことをゼロからやるのはかなりの意志力を必要とします。
    そこで、去年達成したことを元にして、新しい目標を立てます。
    こうすると、去年できた!ということを念頭においた目標となるので現実的になりますし、モチベーションも上がりやすいです。

    去年達成したことをもとにして、
    それを継続するのか?
    それを発展させるのか?
    それを変更するのか?
    を考えてみましょう。

    例えば、達成できたことが、「毎朝、筋トレをする」ということだとします。これは良い習慣ですから、継続して今年の目標にしてもよいでしょう。
    あるいは、発展させるなら、「朝晩、筋トレをする」とか、「少しハードなトレーニングを入れるなど、少し発展させた目標にするのもいいです。1年間毎朝筋トレをできたのだから、多少発展させてもできるだろう!という意識が重要です。

    一方、達成できたことが「15kgのダイエットに成功」だったらどうでしょうか?
    もちろん、個人差はありますが、15kgの減量に成功した人が、さら15kg落とすというのはかなり至難の業です。
    こういった場合は、「変更」を選択します。体重を落とすという目標から、体重を維持するという目標に変更し、「毎朝のランニング」「毎日筋トレ」「食べ過ぎを防止するために食事を記録する」などの新しい目標を設定します。

    「できなかったこと」は知識の助けを借りる
    去年やりたかったけれどできなかったことは、多くの人があると思います。
    そして、先ほど書いてもらったリストの中で、一番多くなるのもこの部分ではないでしょうか?

    「できなかったこと」に関しては、今年もやる必要があるなら継続して目標にしてもいいですが、去年と同じ目標にすると失敗しやすいです。
    そこでは、知識の力を借りましょう。

    例えば、「できなかったこと」が早起きすることだとします。
    まずは、早起きできない理由を書き出してみましょう。思いつくものは全部書き出します。
    ・夜更かしして寝るのが遅い
    ・寝付きが悪い
    ・いくら寝ても寝た気がしない
    ・目覚ましに気がつかない
    ・8時間以上寝ないとだめ

    と、こんな感じでしょうか。
    思いつく限りの原因を並べると、具体的な対策が見えてきます。上の例なら「眠りの質が悪いのでは?」と考えるかもしれません。

    その方法は本やネットでも調べることができます。
    ・夜の食事は脂肪分を控えると体温が下がり寝付きが良くなる
    ・風呂はぬるめの風呂に入り、副交感神経を活性化させると寝付きが良くなる
    ・寝る1時間前には部屋の電気を暗めにし、TVや携帯、パソコンの電源を切る
    ・15分の昼寝を習慣にする(3時間の睡眠に匹敵する効果がある)

    などなど・・・ちょっと調べるだけでもたくさんの強力な知識が手に入ります。
    もちろん、これについてはDラボで様々な知識を紹介しています。
    気になるキーワードで検索もしてみてください。
    そして、手に入れた知識を元に、目標を再設定します。

    15分の昼寝をして、夜の脂肪分は控えめ、寝る1時間前に部屋の明かりを暗めにして、ゆっくり風呂にはいる。
    自分の自制心だけでなく、科学や先人たちの知識に頼り、達成できる目標に変えていきましょう。

    新しい目標を達成するためのコツ

    今まで全くやったことがない分野にチャレンジする、そういった目標を立てる場合のコツをご紹介します。

    それは、関連性を見出すことです。

    新しい目標を立てたら、自分が去年、あるいは今までに達成したことと共通の部分や、関連性がある部分を探してみてください。
    未知のものや新しいものを怖がる新奇恐怖に対抗するために、どんな小さな関連性・類似性でもかまわないので共通点を探します。
    例えば、飲食業から急に証券会社に転職したとします。どんな共通点があるでしょうか?
    飲食で培った接客、対人コミュニケーションの技術が証券の営業でも利用できるのでは?などと、こじつけでも構わないので、全く新しいもの、ではなく、今までの自分が達成してきたことが利用できるということを考えてみてください。
    こうすれば、不安や恐怖を感じるのではなくモチベーションを上げることができるので、まさに新年の抱負としてはうってつけの方法です。
    ぜひ、今年が素敵な1年になるような抱負を立ててください。

    倒れない抱負の立て方 5つのポイント

    目標の達成率を高めるためのポイントが心理学的にわかっていますので、毎年毎年、来年こそはと目標に挫折している人が、どうすれば無理することなく目標を達成することができるのかということも紹介させてもらいます。

    計画の立て方に関しては、DaiGo師匠の著書『倒れない計画術』では、一番最初に計画するべきなのは、「挫折・失敗・サボり」だとしています。
    昔から言われているような計画の立て方やスケジュールの使い方をしている限りは、昔からと同じような成果しか出せないわけです。
    その方法を少し変えたり、目標の設定の仕方を変えて、この「挫折・失敗・サボり」をあらかじめ計画に組み込んでみるというようなちょっとした工夫をするだけで、目標の達成率は2倍以上も変わってきます。

    お正月の三が日にはゆっくり休める人も多いでしょうが、わりとダラダラと過ごしてしまいがちなのではないでしょうか。
    そうではなく、お正月からスタートダッシュを図り、例えば、皆がダラダラと過ごしたりしている間に、自分の今年の目標に必要な知識になるであろう本をすでに自分は正月に読んでいるという感じになると、自分が前に進んでいるという感覚が最初から生まれます。
    そのため、年末の間に目標を立てたり計画を見直すべきだと師匠はいつも言っています。

    この前に進んでいる感覚というものが、心理学的には一番モチベーションを作ってくれるということがわかっています。
    そういう意味では、僕たちが一番良いモチベーションを作るのであれば、仕事納めのあたりからまずはざっくりとした計画を立てて、年越しは楽しく過ごしてもらった上で、1月からスタートするか、もしくは、例えば、31日の夜は年越しだからゆっくりするけれど、午前中は目標に向けて少し手をつけてみるというように、他の人やこれまでの自分よりもスタートダッシュが速いという感覚を作ることができれば、勉強でも仕事でも手をつけ始めると一気に進むのと同じように、始めたモチベーションによって、お正月の休みも無駄にすることなくそれ以降も一歩進んでいる感覚を持つことができるようになります。

    5つのステップ
    1. 目標設定
    2. 現実化
    3. 挫折と対策
    4. 進歩の記録
    5. 定期的な修正

    基本的に目標を立てる時には、自分の理想を思い描いて「自分はこうなるんだ!」ではなく、疑問を持つことが大事です。
    例えば、「副業を始めて年収を100万円アップする!」ではなく、「副業始めて年収を100万円アップすることができるだろうか?」と考えてください。
    全ての目標に対して「〜だろうか?」という疑問を付け加えるということが一番の肝になります。

    これは2010年にイリノイ大学が行った研究で判明しているものですが、自分に向かってポジティブな目標を立てて「〇〇になるんだ!」ということを考えるよりも、「〇〇になれるだろうか?」「〇〇な人生を歩めるだろうか?」「この目標を達成することができるだろうか?」というように、自分に対して疑問を与えていくことで、自分の思考を疑問形に変えるということです。

    この方法を行った人たちは、そうでない人たちに比べて計画をうまく立てることができるようになり、目標の達成率やタスクの達成率が非常に高まったという結果が確認されています。

    この理由としては、疑問形を使うと意味が変わってくるからです。
    例えば、皆さんが来年は年収を100万円上げたいと思ったとして、年収が100万円上がった自分を想像するとそれで終わりますが、そうではなく、年収を100万円アップさせることができるだろうか?と疑問として考えると、その時点で、どうすれば100万円アップさせることができるのかということを考え始めているかと思います。
    これが大事になるわけです。

    疑問形で考えることによって、それは具体的な思考に結びつきます。
    ほとんどの人が計画や目標というものを立てますが、それがただ単に夢や理想と結びついています。
    理想になるとそれは行動につながりません。
    ですから、そもそも目標の立て方がおかしいということです。
    目標というものは疑問形で立てるというのが、この研究からわかることです。

    自然と自分がどのようなことをするべきなのかということが見えてくるので、疑問形で考えることがとても重要になります。

    まず、目標というものは常に疑問形で立てるということを前提として、今回紹介する5つの方法を理解してください。

    ここから先は具体的な目標設定のポイントについて解説していきます。
    ぜひ続きもチェックしてみてください。